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~皇国レミアムへの道~

~皇国レミアム復活編~ 鼓動

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 ゼイフォゾンの待遇は予想以上に良かった。だが、これまでの自由さはなく、ほとんど軟禁状態のそれと変わりがなかった。自分がこの様子だと、エミリエルは退屈を通りこして何か別の趣味にでも目覚めそうな……そういった暇であった。ゼイフォゾンは城の中を、エルフェレイム城の中を自由に歩いていい事になっていた。なので、ゼイフォゾンはまた玉座の間まで行く事にした。玉座の間は自分のいた部屋よりもそう遠くなかった。しかし不思議なもので、このエルフェレイム城の城内にいる魔神たちや人間は、ゼイフォゾンを見ても全く動じなかった。そればかりかゼイフォゾンを見ながら談笑している魔神がいるくらいには気軽だった。ゼイフォゾンが目指している玉座の間まであともう少しの所で、ある女性につかまった。それはエミリエルとはまた別の意味で美しい女性で、黒いゴシック調のドレスを身に纏っていた。その碧眼はゼイフォゾンを見透かしているように思えた。エミリエルとは姉妹なのだろうか、それともまったく別の女性なのだろうか。それを考えるには時間がなかった。その女性はゼイフォゾンを見ても物怖じしなかった。逆に興味をそそられたようで、ぐいぐいと前へ出てくる。ゼイフォゾンは早く玉座の間まで行きたかったが、そんな事はお構いなしの様子で、その美しい女性はゼイフォゾンをまじまじと見た。そして、女性は初めて口を開いた。


「私、サリエッタ。サリエッタ・ルゲール・ヲルバ。この皇国レミアムの将軍、あなたは一振りの剣と聞いた。あなたは一振りの剣?それともゼイフォゾン?どうしてここまで来たの?」

「私はゼイフォゾンだ。一振りの剣と呼ばれるのは好きではない、サリエッタよ。ここを通してもらえないか?私は帝王ゴーデリウス一世に会わねばならぬ」

「答えて」

「私は、私の存在理由を探しにここまで来たのだ。皇国レミアムまで来れば、それが見付けられると思ったのだ。それでは不十分か?」

「そう……それが残酷な意味でも勝手に絶望しないでね。じゃ、またね。ゼイフォゾン」


 あの女性はサリエッタと名乗った。サリエッタの風貌は将軍というより、一国の姫君に思えた。身のこなしも優雅で、それでいて繊細だった。サリエッタがどのような力を持って将軍にまでなったかは分からないが、秘められた実力は相当なものであろう。エミリエルを基準にして考えると、皇国レミアムの将軍とは皆途方もない力を持っているのかも知れない。現にアルティスという青年は、エミリエルが言うには自分よりも遥か先を行く武人の頂点だと言っていた。皇国レミアムの将軍というのは、いったいどこまで強くて、どこまでが限界なのであろう。ゼイフォゾンは自分が未だ無力な事について、少し悩んでいた。これから軍略の勉学もしなければいけないし、後は何をするべきだろうか。考えがまとまらないので、ゼイフォゾンは玉座の間まで急いだ。

 玉座の間は衛兵として配置されている魔神と准将として配置されている強力な人間で構成されていた。ゼイフォゾンが中に入ろうとすると、魔神と人間がゼイフォゾンに武器を向けた。ゼイフォゾンは彼らの総力を前にしてたじろいだ。今のままでは勝てない……そればかりか自分は殺されてしまうだろう。そういう恐怖がゼイフォゾンを支配していた。唯一無二の力を手にしていても、皇国レミアムの精鋭を相手にするとなると、こういう事が起こる。ゼイフォゾンは自分の非力を呪ったが、そうしている場合ではなかった。ゴーデリウス一世と話がしたいだけであった。そうしているうちに、目の前からある男がやってきた。ゼウレアー・ジ・オードである。この皇国レミアムの元帥……皇国レミアムの軍部の頂点に君臨する男。ゼウレアーが近づいてくるだけで、空間そのものが歪む。それだけの重圧が感じられた。ゼウレアーが衛兵の行動を止めると、ゼイフォゾンを自由にした。玉座の間まで通してくれるらしい。衛兵は自分の持ち場に戻った。


「ゼイフォゾン、良く来た。帝王もお前を待っていたのだ」

「まるで私が来る事を予知していたかのようだな」

「その通りだ。帝王は全てを見通す力を持っておられる」

「なるほどな。どうやら私は想像以上の超越者と会話ができるらしい」

「不遜な態度はお前だから許すのだ。帝王もそれを承知している。私はここで待つ。心して話をするのだな……自分がどのような存在なのか、じっくりと聞くがいい」

「分かった」


 ゼイフォゾンは玉座に座る帝王ゴーデリウス一世を認めると、その目の前で跪いて、言葉を発した。


「帝王ゴーデリウス一世、私はあなたと話をしに来ました。聞かせてください。私の真実を」

「跪いて話すのはよせ。頭を上げ、顔を見せてくれないか?ゼイフォゾン・ディア・ミレニア……」

「ディア・ミレニア……?」

「美しく生まれたものだな。その姿、まさしく神のようだ。余の肉体も元々は神のものだったが、ゼイフォゾンよ。汝の肉体はその鎧と一体化しているのだな。純白と漆黒のその姿、魔神とも、邪神とも違う……そればかりかディア神族とも取れるし、ミレニア神族とも取れる。錬金術による奇跡と大罪が混在しているとも言えよう。見せてくれ、その力の一端を」

「この神剣ランゼイターの事を言っているのでしょうか」


 帝王ゴーデリウス一世に促されるがまま、ゼイフォゾンは神剣ランゼイターを召喚した。相変わらず、その剣は何よりも神々しく、何よりも禍々しかった。漆黒に染まったその力は、あらゆる生命を否定するような気がしてきた。それを見た帝王ゴーデリウス一世は、何か確信に似た表情をしていた。それはまるで元々自分の物であると主張しているかのような目で、神剣ランゼイターを見つめていた。そして、帝王ゴーデリウス一世は玉座から立ち上がった。その姿は、まるで伝承にしか登場しない冥王のような姿。そう、現に、帝王ゴーデリウス一世とは冥王であった。冥界と魔界全土を支配している神であった。生と死の狭間を司る絶対者であり、古代文明覇者と呼ばれる者。七英雄最強を自負する皇国レミアムの初代帝王にして最後の支配者。その偉容は、ゼイフォゾンに劣らず神々しかった。身長は、ゼイフォゾンと比べて少し高いぐらいである。帝王ゴーデリウス一世が、ゼイフォゾンの目の前まで来ると、神剣ランゼイターを指でなぞりながら触った。そして、こんな事を口にした。


「ランゼイター……あらゆる奇跡を否定する魔剣の皇帝、まさしく、正しくミレニア神族が欲しがった得物。本当に見れるとは思わなかったぞ」

「魔剣の皇帝?」

「そうだ。ランゼイターはあらゆる奇跡を否定する。生きている事象さえも、死ぬ救いからも追放してしまう。森羅万象にそれを刻み込む事で、全ての生物は消え失せてしまうのだ」

「この剣はあらゆる生命の魂を喰らうのではなかったか?」

「違う。そう思うのは、戦いを重ねる度に汝が成長していくからに他ならない。力が増している証拠として、経験値が上がっているだけなのだ。ゼイフォゾンよ、汝が斬ってきた全ての生命は森羅万象から解脱し、永遠を彷徨っている事だろう」

「何故、私にこのような不遜な力があるのです?」

「話さねばなるまい。教えてやろう、汝の疑問を解き明かす時が来た」

「はい……」

「余は皇国レミアムを建国した張本人だ。右腕たるゼウレアーと共にな、その折にこの国を錬金術で栄える国にしようと決めたのだ。しかしその中である秘宝を二つ、入手した。神の物質であるランゼイターとエデンズフューリー、この二つを手に取った時、余は気付いた。この物質だけは絶対に悪用されてはならぬと。しかし、余は未来を見通せる。この物質はどうあがいても悪用されてしまう宿命になる。そう見通した余は窮極の術を以て、この国が助かる方法を取った。皇国レミアムをこの世から切り離し、魔界に転移させる事によって、人民を冬眠させる事によって、復活を試みた。この皇国レミアムの邪教、サペオレは予定通りランゼイターとエデンズフューリーを錬金術にかけ、禁断の錬成を行った。その後、皇国レミアムは転移に成功したが、しかし周辺諸国はその錬成の犠牲になった。汝が生まれるのに必要だった生命の総数はおよそ六億。皇国レミアムの人民を足したなら二十六億に達した事だろう」

「サペオレは何故、この私を生み出したのです?」

「余に献上するための一振りの剣を生み出し、邪教から正教会に格を上げようとしたからに他ならない。その私利私欲が、汝を生み出した。しかし、未来を見通しても未然に防げなかった余の罪は重い。しかし、この時、この瞬間、汝は余の前に姿を現した。汝は心から平和を祈っている事は見れば分かる。サペオレが祈った邪な考え方を持ち併せてはおらぬ。それが良かったのだ。皇国レミアムは汝を迎え入れる準備があるのだ」

「私は……六億にも及ぶ犠牲を払って生み出されたのですか。生まれる前から罪を背負っていたのですか!生まれる事そのものが間違っていたのですか!」

「それは、そうだとしか言えぬ。汝は魔物でもなければ名を連ねる神の一柱でもない。一振りの剣だ」

「やはり……望まれていなかったのか。私は……」


 ゼイフォゾンは絶望した。幾億の生命が失われて初めて生まれたのが自分だと知った時、絶望した。死を撒き散らすだけの存在なのが自分だと思った時、それついて自分に失望もしたが、何の罪もない人々が六億も生贄になって自分というものが生まれたのだ。その無限ともいえる憎悪が、自分を形作っていたのだ。ゼイフォゾンは神剣ランゼイターを眺めながら、その力の意味を知った。あらゆる奇跡を否定するその不遜な力を否定したくなった。サペオレという邪教が創造した身勝手な存在、それが自分。そう考えただけでゼイフォゾンは死にたくなった。でもこの肉体は滅ぶばかりか力を強めてきている。一振りの剣……その力を猛威として振るうその姿はまさしく神の裁きであったが、自分は神でもない。帝王ゴーデリウス一世は自分を大罪人と呼んでいたが、自分はどうであろう。生まれてきた事そのものが罪なのである。誰からも必要とされていなかった。ただ、この世に異物として生まれてきたのだ。

 だが、帝王ゴーデリウス一世はエデンズフューリーという名前を口にした。ランゼイターとどう違うのだろうか。それが気になった。奇跡を否定するだけの存在ならば自分はいらない。だが、その正反対ならばどうであろうか。帝王ゴーデリウス一世ならば知っているかも知れない。だが、正直言ってこれ以上の力はもういらなかった。自分を構成しているのがランゼイターとエデンズフューリーならば、何故、ランゼイターのみが顕現しているのだろうか。それが分からなかった。七英雄最強の古代文明覇者はどう答えるのだろうか。ゼイフォゾンは投げかけた。


「私を構成しているエデンズフューリーとは何なのです?」

「ランゼイターとはミレニア神族が創造した究極の聖遺物。その力はあらゆる奇跡を否定する。エデンズフューリーとはディア神族が創造した至高の聖遺物。その力はあらゆる奇跡を可能とするもの。汝はその二つの力を有している。しかしエデンズフューリーは覚醒を促すのに時間がかかる。徳を積まなければ、その道は開かれない。ゼイフォゾンよ……汝はその資格は既にある」

「徳を積むなんて……私には到底無理です。このような死を撒き散らすだけの者に」

「それは違う、余は汝を高く評価している。余の娘であるエミリエルは汝をよく褒めていた。エミリエルが気に入る者は間違いなく大成する。汝には真の力を解放してもらう。エデンズフューリーを物にするのだ。そして真の神として皇国レミアムを支えてほしい……これは余の考えだが、このエルフェレイム城に住まう者の総意でもある。良いか、ゼイフォゾン・ディア・ミレニア……汝はこのドグマ大陸最大にして最強の存在となれる唯一無二の存在だ。余の積年の疑問を解き明かす神話の果ての存在なのだ。よく考え、よく行動するがよい。この皇国レミアムを見回るといい、真の平和を享受する民達をよく見るといい。今は戦争中だが、じきに終わる。時間を授けよう」

「は……はっ!」

「畏まらなくてよい。汝は余と同じ次元に存在する無辺の者ゆえに」


 ゼイフォゾンは皇国レミアムを自由に見る事が許された。それはゼイフォゾンにとって良い出来事だった。しかし、罪悪感に押し潰されそうであった。ドグマ大陸において最大の人類消失によって生み出された自分が堂々と闊歩していいのか、分からなかった。悪魔だと蔑まれないか。自分の存在を、皇国レミアムの民達は許してくれるのだろうか。帝王ゴーデリウス一世の巨大な器を前にして、ゼイフォゾンは平伏するしかなかった。エルフェレイム城の城内にいる魔神と人間は特別ゼイフォゾンを敵視しているようには思えなかった。それで良かったのかも知れない。その方がゼイフォゾンにとって良かったのかも知れない。それでもゼイフォゾンは寂しかった。こんな時にガトランがいたらどんな言葉をかけてくれるだろうか。涙は出るのか、それとも……。ゼイフォゾンは上を向いた、空が青い。この空の下、自分は誰と関りを持てばいいのだろうか。ゼイフォゾンの心は限界を迎えた。そうしたら涙が止まらなくなった。ゼイフォゾンは信じられなかった。自分が本当に涙を流すとは……。

 数えきれない絶望の数々。ゼイフォゾンは遂に心から限界を迎え、涙を流した。何故、自分はここまでの仕打ちを受けなくてはいけないのだろうか。自分で選択した道に自分が耐えられなくなっている。思えばこの皇国レミアムに真実を求めてやってきた。しかし、その真実は自分の真の名を得る代わりに、耐えきれないものばかりであった。帝王ゴーデリウス一世の言葉はそれほどまでに重かった。しかし、それを求めたのは自分である。後悔ばかりが襲ってくる。ゼイフォゾンは壊れそうだった。自分を保つのができなくなっていた。巨大なエルフェレイム城から出てすぐのところにある酒場の目の前で泣いていたゼイフォゾンを見つけたのは、アルティス・ジ・オードであった。アルティスはゼイフォゾンの隣に来て、肩に手を置いた。


「ゼイフォゾン、見ろ。この景色を……人々が行きかうこの景色を。彼らは幾多の苦難を乗り越えて今ここにいる。泣きもするし、怒りもする。それを否定しちゃいけない。俺はお前が好きだぜ?お前はどうだ?生きる事にすがりつく者達は好きか?それとも滑稽に思えるか?お前は悲しみを笑う事ができるのか?」

「私ひとりで泣いている訳ではない……そう言いたいのか?」

「その通りだ。生まれてまだ日も浅いお前でも分かるだろう。皆何かしら背負ってる。それを大切にしなくちゃ、生きてなんて到底できっこない。お前が陛下から聞かされた事は、俺達将軍格は知っている事だ。お前は罪によって生まれたかも知れないが、それを克服できる精神力が宿っている事も陛下は見抜いていた。でもお前は泣いている……どうしてだ?」

「私は……共に泣いてくれる友が欲しかった」

「なら俺が友になってやる。俺がお前を支える人間になってやるよ、お前にも友がいたんだろう?それをゲイオス王国に残して皇国レミアムにやってきたんだろう?エミリーから聞いた。寂しいよな、そういう時って。俺だったら泣くね」

「アルティス、私はどうすればよかったのだ……」

「今は何も考えるな。涙はこれからも尽きないさ」

「悲しみは私をより強くしてくれるのだろうか」

「悲しむときはちゃんと悲しめ。そうしなくちゃいつまでも引きずるぞ。ちゃんと悲しんだら、またエルフェレイム城に来い。兄上がお前と手合わせしたいようだからな」

「兄?ゼウレアーの事か?」

「そうだ。強いぞ……今まで戦った連中なんざ歯牙にもかけないレベルだろう。そういう男と戦えるのは貴重だ。この皇国レミアムの元帥の力、たっぷりと味わってこいよ」

「分かった。ありがとう、アルティス」


 アルティス・ジ・オードは初めて、皇国レミアムに来て初めての友となった。将軍という立場でありながら、誰とでも仲良くなれる才能を持っているのは、きっとアルティスぐらいかも知れないとゼイフォゾンは感じていた。厳しい言葉の中に、限りない優しさがあった。ゼイフォゾンはエルフェレイム城に帰った。自分の部屋に行く最中の廊下の空気が重くなったのを感じた。そこには、皇国レミアム元帥、ゼウレアーが待っていた。人間とも、魔族とも、魔神とも違うその威圧感は圧倒的で、ゼイフォゾンでも震えが止まらなかった。ゼイフォゾンはゼウレアーを無視していくように歩いていたが、それをゼウレアーが止めた。背にあるのは大剣である。その大剣もただの大剣ではないように感じられた。ゼイフォゾンはこう思っていた。手合わせをする前にゼウレアーは自分を殺しに来たのではないかと。しかし、ゼウレアーは一向に手を出してこない。ただ黙ってゼイフォゾンの目の前に立っていた。ゼイフォゾンの姿を観察しているように思えた。しばらくそうしていると、ゼウレアーがやっと口を開いた。


「加減はしてやる。しかし、貴殿は死ぬ気で戦うのだ、でないと命を落とす事になる」

「そのようだな。私はお前に殺される訳にはいかない、全力で戦おう」


 ゼウレアーの放つ闘気は空間を歪めるほど強く、ゼイフォゾンはこれほどの力を持つ者を知らなかった。強いて言えば、ラーディアウス・ロックハンスがその部類に入るのかも知れないが、ゼウレアーのそれは全くの異質であった。皇国レミアムの周辺諸国に存在する将軍が束になっても、多分これほどの力を持てるかと言われれば、それは無理かも知れない。皇国レミアムの軍の頂点を極める男とは、これほどのものなのか……ゼイフォゾンは初めて恐怖を覚えた。この闘気だって遊び半分で出しているのだとしたら、全力を出したゼウレアーとはいったいどれだけの闘気を放つのだろう。見当がつかなかった。帝王ゴーデリウス一世の右腕と呼ばれる者、ゼウレアー……それは皇国レミアムの武の象徴。ジ・オードの兄弟の長兄。その姿はゼイフォゾンに恐怖を与えた。手合わせは翌日、ゼイフォゾンはゼウレアーと別れて部屋に入った。眠る必要がなかったゼイフォゾンは眠らなかったが、それはゼウレアーも一緒だった。ゼウレアーもまた、眠る必要のない存在だった。そうしているうちに朝はやってきた。

この戦いが皇国レミアム全土に轟く伝説になる事を知るのは、帝王ゴーデリウス一世だけであった。
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