7 / 9
赤ずきん2
しおりを挟む
お婆さんと仲良くなって数日が経った頃。
村から狼を倒すべく狩り人になると言い出した若者がいた。
村の人は彼を危ないからと止めたが、狩り人がいるのも事実だった。
数年前から狼が増え人を襲っていたのだ。
狩り人は、森の外れに住み村の人を守っていた。
狩り人は、赤ずきんに村に住む様にと言ったが赤ずきんは首を縦には振らなかった。
赤ずきんは、お婆さんが心配だし、村の人は優しいけれど本当の家族では無いものと元気よく言った。
狩り人は、ならばあなたは私が守りますと赤ずきんと約束をしてくれた。
そうして赤ずきんは、狩り人とも仲良くなった。
赤ずきんは、幸せだった。大事な人がどんどん増えていく事に。
そんなある日、いつもの様にお婆さんの家に行くために森を狩り人と一緒に歩いていると綺麗な格好の男の人が倒れていた。
赤ずきんは、慌てて家に運ばなくてはと男を持ち上げるが、赤ずきんの非力な力では運べ無かった。
赤ずきんは狩り人に頼み自分の家に運んでもらった。
狩り人は怪しいと警戒していたが、赤ずきんはただただ彼が心配だった。
家に着き間もなくして彼が目を覚ました。
目を覚まし混乱する彼に状況を簡潔に説明すると、彼は感謝したあと自分の事を話してくれた。
そして彼が王子である事を赤ずきんは知った。
赤ずきんにとって王子と過ごす時間はかけがえの無いものだった。
優しい王子は、姫の事を思い胸を痛めている様子だった。
赤ずきんは、王子に少しでも元気になってもらおうと常に笑顔で話をした。
その甲斐あってか、王子は日に日に元気になり王子と赤ずきんはとても楽しく暮らした。
そして赤ずきんは気がつく。自分が王子に恋している事に…
王子に悟られてはいけない。悟られれば、一緒にもう暮らしていけないかもしれない。赤ずきんは恐怖した。
そんなある日、王子が突然塞ぎ込んでしまった。
赤ずきんは、焦った。王子に自分の気持ちが悟られてしまったのでは無いかと…
村から狼を倒すべく狩り人になると言い出した若者がいた。
村の人は彼を危ないからと止めたが、狩り人がいるのも事実だった。
数年前から狼が増え人を襲っていたのだ。
狩り人は、森の外れに住み村の人を守っていた。
狩り人は、赤ずきんに村に住む様にと言ったが赤ずきんは首を縦には振らなかった。
赤ずきんは、お婆さんが心配だし、村の人は優しいけれど本当の家族では無いものと元気よく言った。
狩り人は、ならばあなたは私が守りますと赤ずきんと約束をしてくれた。
そうして赤ずきんは、狩り人とも仲良くなった。
赤ずきんは、幸せだった。大事な人がどんどん増えていく事に。
そんなある日、いつもの様にお婆さんの家に行くために森を狩り人と一緒に歩いていると綺麗な格好の男の人が倒れていた。
赤ずきんは、慌てて家に運ばなくてはと男を持ち上げるが、赤ずきんの非力な力では運べ無かった。
赤ずきんは狩り人に頼み自分の家に運んでもらった。
狩り人は怪しいと警戒していたが、赤ずきんはただただ彼が心配だった。
家に着き間もなくして彼が目を覚ました。
目を覚まし混乱する彼に状況を簡潔に説明すると、彼は感謝したあと自分の事を話してくれた。
そして彼が王子である事を赤ずきんは知った。
赤ずきんにとって王子と過ごす時間はかけがえの無いものだった。
優しい王子は、姫の事を思い胸を痛めている様子だった。
赤ずきんは、王子に少しでも元気になってもらおうと常に笑顔で話をした。
その甲斐あってか、王子は日に日に元気になり王子と赤ずきんはとても楽しく暮らした。
そして赤ずきんは気がつく。自分が王子に恋している事に…
王子に悟られてはいけない。悟られれば、一緒にもう暮らしていけないかもしれない。赤ずきんは恐怖した。
そんなある日、王子が突然塞ぎ込んでしまった。
赤ずきんは、焦った。王子に自分の気持ちが悟られてしまったのでは無いかと…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる