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2日目 猫とたわむれる日

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「さて、今日は何をしようか」

 部屋の中でわたしはつぶやく。

 今日は聞き手がいるので独身女の寂しい独り言ではない。

 喉をゴロゴロ鳴らす猫が、窓のそばで昼寝をしていたのだ。

 いい暇つぶし相手ができたと内心ウッキウキである。

 わたしは小躍りしながら近寄った。

「ヘイ猫。かむおん」

 赤い首輪がチャーミングな子猫をぺちぺち叩き、心地よい眠りからグッバイさせる。

 不機嫌そうだが知ったことか。余の暇つぶしに付き合うがよい。

「♯*〻\△≠~%~~~~~」

 言語化できない&したくない小っ恥ずかしい猫語を喉の奥からひり出して、子猫との対話を試みる。

 わたしは「いっしょに遊ぼう」という旨の発言をしたつもりだったが、発音が悪かったらしく、猫語で失礼にあたる言葉を発してしまったようだ。

 不機嫌を増した猫が渾身のツメトギ攻撃を仕掛けてきた。

 救急箱はどこだ!
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