拳闘哀歌

人生真っ逆さま

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俺がユースティティアの息子だと!? 何の冗談だ…しかし、それがマークの死と何の関連があるんだ。

「雑然とした様子ですね、申し遅れました、私は、マイク・ジョーンズと申します。…話はここからです、よく聞いておくことです」

「改まって、なんだ…気味が悪いな――――マークの死も明かしてくれるんだろうな」

「ええ、当然です、率直に言います、今、ユースティティアは、ボスが寿命で亡くなったことで、亡きボスのナンバー2の男の派閥と新しくボスの子供を派閥とした派閥に別れたんです」

マイクが語るには、それぞれの派閥で争い、抗争に発展してるという、それを収めて元のマフィアとして穏健に活動したいという。
マークは元々、ユースティティアの下で働いてらしく、俺がボスの息子である噂を聞いてしまったらしく、新たな火種となるの避ける為、口封じに殺されたと…。

……………………………………………ッ!?

ふ        ざ        け        る         な

「テメェら……そんな事で、マークを!」

「下手人は、ナンバー2を担ぎあげてる連中です、我々は、謂わばどの派閥にも所属しない穏健派…誤解なきよう」

「へん、態々、人をこんなところまで連れて来ておいて、穏健派? どうせ、俺を都合のよい神輿にして、勢力争いに加わる魂胆だったんだろ? 」

「信じられないのは、承知です、ですが、我々には、これ以上、貴方に告げることがないのです」

「ああ、信じられないね、マイク、あんたは何を企んでやがる? 」 

「ですから、それは承知だと…」

「あんた、じゃないんか? 」

「な、何を根拠に…」





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