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第3章
第三十一話「解散」
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ダックさんと冒険者をして2ヶ月が経った。
俺は冒険者ランクDからBにまで上がった。
そして、それは呑尾蛇の解散を意味するものでもあった。
「よう、ヨウ。今日は何の依頼をするか?」
「ダックさん、少しお話が……」
「おう」
俺はダックさんを呼び2人で話し合うことにした。
俺とダックさんはギルドの横にある休憩酒屋で向かい合わせで座った。
「で、話ってなんだよ。」
「実は……俺、高等学院に行こうと思うんです」
俺が言い放った言葉はダックさんを少々困らせた。
「……そっか、まぁそれも1つの手か。よし、わかった。今日は最後に依頼を受けよう。それが終わった時は呑んで、解散の宴をあげようか」
ダックさんはやっぱ優しいな。
このまま冒険者として過ごせば10年は楽に過ごせるだろう。
でも、何故か
俺は学院に入りたいと10年も前から決めているから、そしてもう1つ、同い年の友達が欲しい!
まぁ、俺が学院に入りたい理由はそれぐらいしか見つからない。
つまらなかったら自主退学して冒険者に戻るのもありだな。
その時はまたダックさんと……
そんなことを思っているうちにダックさんは1つの依頼を持ってきた。
「〈不死鳥の原体調査〉?」
それはCランクの依頼だった。
「これが最後だ。ゆっくり話しながら現場に向かおうぜ。」
「……はい」
俺は最後なのにこんな依頼でいいのか考えてしまった。
そして、ダックさんは「夜になったら王都を出よう」と言い出した。
俺はそれを信じて夜になるのを待った。
夜
「おい、起きろ。出発だ。」
俺は少々寝ていたらしい。
ダックさんに起こされて俺は出発の支度をした。
「ほら、早くしろ。すぐに出発するからな」
「はい」
ダックさんは少し急いでいた様子で俺を急かしている。
出発の支度が済むとすぐに王都を出て山に登った。
険しい道だ。
「本当にここで合ってるんですか?」
「大丈夫。安心しろ。もうすぐで着くから」
酸素が薄れ、息を切らしながら登った先には1つの山小屋があった。
「ここだ、着いたぞ」
「ようやくか」
山小屋に入り、家主に銀貨3枚を渡し泊めてもらうことになった。
「ヨウ、荷物置いたら少し来い」
「はい」
荷物を自分の部屋に行き、ダックさんのところに行った。
「こっちだ」
連れてこられた先はベランダだった。
「うわぁ。綺麗~」
ベランダから見た景色はとても美しかった。
2つの月に満点の星空。
流れ星まで空を飛んでいる。
「驚くのはこれからだ」
ダックさんはそう言うと月の下を指さした。
「ん? あれは?」
「「ピエェェェェ!!」」
そこには星と共に空を駆ける1羽の鳥がいた。
羽は星の光で輝き、空を飛ぶ姿は美しく優雅だった。
「あれが不死鳥だ。」
「あれがですか」
「不死鳥は今頃になると夜の一定の時間だけ姿を見せるんだ。その姿はとても美しく優雅な物でね。俺もガキの頃よく見に来てたよ。」
「そうだったんですね」
「これが俺からの解散祝いだ。今までありがとう!」
「こちらこそ!」
俺とダックさんは固い握手を結んだ。
俺は冒険者ランクDからBにまで上がった。
そして、それは呑尾蛇の解散を意味するものでもあった。
「よう、ヨウ。今日は何の依頼をするか?」
「ダックさん、少しお話が……」
「おう」
俺はダックさんを呼び2人で話し合うことにした。
俺とダックさんはギルドの横にある休憩酒屋で向かい合わせで座った。
「で、話ってなんだよ。」
「実は……俺、高等学院に行こうと思うんです」
俺が言い放った言葉はダックさんを少々困らせた。
「……そっか、まぁそれも1つの手か。よし、わかった。今日は最後に依頼を受けよう。それが終わった時は呑んで、解散の宴をあげようか」
ダックさんはやっぱ優しいな。
このまま冒険者として過ごせば10年は楽に過ごせるだろう。
でも、何故か
俺は学院に入りたいと10年も前から決めているから、そしてもう1つ、同い年の友達が欲しい!
まぁ、俺が学院に入りたい理由はそれぐらいしか見つからない。
つまらなかったら自主退学して冒険者に戻るのもありだな。
その時はまたダックさんと……
そんなことを思っているうちにダックさんは1つの依頼を持ってきた。
「〈不死鳥の原体調査〉?」
それはCランクの依頼だった。
「これが最後だ。ゆっくり話しながら現場に向かおうぜ。」
「……はい」
俺は最後なのにこんな依頼でいいのか考えてしまった。
そして、ダックさんは「夜になったら王都を出よう」と言い出した。
俺はそれを信じて夜になるのを待った。
夜
「おい、起きろ。出発だ。」
俺は少々寝ていたらしい。
ダックさんに起こされて俺は出発の支度をした。
「ほら、早くしろ。すぐに出発するからな」
「はい」
ダックさんは少し急いでいた様子で俺を急かしている。
出発の支度が済むとすぐに王都を出て山に登った。
険しい道だ。
「本当にここで合ってるんですか?」
「大丈夫。安心しろ。もうすぐで着くから」
酸素が薄れ、息を切らしながら登った先には1つの山小屋があった。
「ここだ、着いたぞ」
「ようやくか」
山小屋に入り、家主に銀貨3枚を渡し泊めてもらうことになった。
「ヨウ、荷物置いたら少し来い」
「はい」
荷物を自分の部屋に行き、ダックさんのところに行った。
「こっちだ」
連れてこられた先はベランダだった。
「うわぁ。綺麗~」
ベランダから見た景色はとても美しかった。
2つの月に満点の星空。
流れ星まで空を飛んでいる。
「驚くのはこれからだ」
ダックさんはそう言うと月の下を指さした。
「ん? あれは?」
「「ピエェェェェ!!」」
そこには星と共に空を駆ける1羽の鳥がいた。
羽は星の光で輝き、空を飛ぶ姿は美しく優雅だった。
「あれが不死鳥だ。」
「あれがですか」
「不死鳥は今頃になると夜の一定の時間だけ姿を見せるんだ。その姿はとても美しく優雅な物でね。俺もガキの頃よく見に来てたよ。」
「そうだったんですね」
「これが俺からの解散祝いだ。今までありがとう!」
「こちらこそ!」
俺とダックさんは固い握手を結んだ。
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