4 / 4
ゴブリンとの闘い
しおりを挟む
ゴブリンの群れに向かって走っていく。
もちろん制限はONだ。
ゴブリンは、檻の中に執着していのか、俺に気づかないままだ。
喧嘩だと群れの頭を、ボスを倒すのがほぼ必勝パターン!
一番大きなゴブリンの背後に近づくと、力を込めて肩口から切りかかった。
「サクッ」
まるで豆腐でも切るようにゴブリンの体が斜めに、2つに分かれていく。どうやら一番大きなゴブリンですら簡単に切り倒すことができた。
周りにいるゴブリン達は何が起こったのか、分からず唖然としたまま固まっている。
「戦っている最中に呆けるなんて、お前ら終わってんぞ」
そのまま1匹、また1匹とゴブリンを切り倒していく。
3匹ほど切り倒したところでゴブリンは逃げ出していった。
ここまでの一方的な討伐劇で、返り討ちにあうことはないと思っているが、深追いする危険性と檻にいる2人の子供が心配だったので、檻に向かって歩いていく
「もう大丈夫だぞ」
安心するように声をかける
「お前たち以外に誰もいないのか?」
状況を詳しくしるために、話を続けていくが怯えたまま2人の子供はお互いに身を寄せ合っている。
「・・・うーん」
少し考えたが、制限ONの状態ならこの檻を破壊することも可能だろう。曲がっている柵を力を入れてこじ開けてみる。
簡単に人が出入りできる大きさまで曲げることが出来た
あ、制限ONのままで子供たちに触れると間違って傷つけてしまうかも・・・
すぐに制限をOFFにした。
檻に入っていき、再度声をかける。
「大丈夫か、安心しろ。
ただこのままここにいるとさっきのゴブリン達やモンスターが来る可能性がある。
助かりたいならとりあえず俺についてくるか」
コクコクと首を振っているので、ついてくるようだ。
檻から出て、倒したゴブリンから魔石を取り出す。
ゴブリンが持っていた武器は、錆びたり歯が欠けていたりしているが、一番大きなゴブリンがもっていた剣はよく見ると剣の鍔に魔石が4つ埋め込まれており、かなりの業物だと思われた。
そういえば、アイテムボックスというスキルがあったなと思い出し、制限をONにし、アイテムボックスに収納と思った瞬間、手に持っていた剣は突然消えた。
アイテムボックスの中身は・・・
アイテムボックス
魔剣 四石剣
ちゃんと剣が入っているが・・・魔剣って。
再度制限をOFFにし、子供たちに話しかける。
「お前たち名前は・・・」
「・・・」
「ん、どうした名前だよ」
子供たちは、自分の口を指さし、左右に手を振っている・・・
「もしかして喋れないのか」
コクコクと首を振って答えてくる。
喋れない子供が二人、奴隷だとは思うが・・・
一度町に戻って、ギルドに確認してみよう。
そう思い、多分こっちだったよなと町に向かって歩き出した。
だって、制限ONの時に走ったおかげで、ここがどこか分からないし、子供たちに聞いても答えられないし・・・
「はぁ、これからどうなるんだ」
もちろん制限はONだ。
ゴブリンは、檻の中に執着していのか、俺に気づかないままだ。
喧嘩だと群れの頭を、ボスを倒すのがほぼ必勝パターン!
一番大きなゴブリンの背後に近づくと、力を込めて肩口から切りかかった。
「サクッ」
まるで豆腐でも切るようにゴブリンの体が斜めに、2つに分かれていく。どうやら一番大きなゴブリンですら簡単に切り倒すことができた。
周りにいるゴブリン達は何が起こったのか、分からず唖然としたまま固まっている。
「戦っている最中に呆けるなんて、お前ら終わってんぞ」
そのまま1匹、また1匹とゴブリンを切り倒していく。
3匹ほど切り倒したところでゴブリンは逃げ出していった。
ここまでの一方的な討伐劇で、返り討ちにあうことはないと思っているが、深追いする危険性と檻にいる2人の子供が心配だったので、檻に向かって歩いていく
「もう大丈夫だぞ」
安心するように声をかける
「お前たち以外に誰もいないのか?」
状況を詳しくしるために、話を続けていくが怯えたまま2人の子供はお互いに身を寄せ合っている。
「・・・うーん」
少し考えたが、制限ONの状態ならこの檻を破壊することも可能だろう。曲がっている柵を力を入れてこじ開けてみる。
簡単に人が出入りできる大きさまで曲げることが出来た
あ、制限ONのままで子供たちに触れると間違って傷つけてしまうかも・・・
すぐに制限をOFFにした。
檻に入っていき、再度声をかける。
「大丈夫か、安心しろ。
ただこのままここにいるとさっきのゴブリン達やモンスターが来る可能性がある。
助かりたいならとりあえず俺についてくるか」
コクコクと首を振っているので、ついてくるようだ。
檻から出て、倒したゴブリンから魔石を取り出す。
ゴブリンが持っていた武器は、錆びたり歯が欠けていたりしているが、一番大きなゴブリンがもっていた剣はよく見ると剣の鍔に魔石が4つ埋め込まれており、かなりの業物だと思われた。
そういえば、アイテムボックスというスキルがあったなと思い出し、制限をONにし、アイテムボックスに収納と思った瞬間、手に持っていた剣は突然消えた。
アイテムボックスの中身は・・・
アイテムボックス
魔剣 四石剣
ちゃんと剣が入っているが・・・魔剣って。
再度制限をOFFにし、子供たちに話しかける。
「お前たち名前は・・・」
「・・・」
「ん、どうした名前だよ」
子供たちは、自分の口を指さし、左右に手を振っている・・・
「もしかして喋れないのか」
コクコクと首を振って答えてくる。
喋れない子供が二人、奴隷だとは思うが・・・
一度町に戻って、ギルドに確認してみよう。
そう思い、多分こっちだったよなと町に向かって歩き出した。
だって、制限ONの時に走ったおかげで、ここがどこか分からないし、子供たちに聞いても答えられないし・・・
「はぁ、これからどうなるんだ」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる