77 / 190
第二章 藍と学校
73. 甘やかされて育ったクズと殴られて育ったクズ a Spoiled Garbage and an abused Garbage
しおりを挟む
クレジェンテは愛情に包まれる。
あの日カーテンの隙間から見た木洩れ日に――
……静かな声が、でも確かな声聞こえた。
春の陽だまりのような声――
夜のような黒髪がクレジェンテの前で流れている。
夜が視界の全てを抱擁していた。
夜に包まれているような気がした。
だが膝を抱え丸くなる寂しい“独りの夜”ではなく、鼻歌でも口ずさんでしまいそうな“心地良い一人の夜”だった。
◇◆◇
「――わたくしが、助けます。
クレく……カタルシスさん。
ごめんなさい、お嫌だとは思いますが、今はわたくしの、愛のなかにいてください。」
「……アイ……ちゃん……?」
顔見えない、だがしなだれた紫陽花に育花雨の降ったような声がした。
「わたくしを、また……そう呼んでくださるのですか……?こんな罪深きわたくしを。」
アイちゃんが振り返って、教室のカーテンの隙間を流るる幼い光のように微笑んだ。
「安心してください。そこはわたくしの、愛のなかは“絶対安全領域”だと誓います。貴方以外のどんな者にもその場所は犯させません。」
母のように笑う。
あんしんなお母さんのお腹のなかに還ったような気がした。
「そのなかにいれば痛みも和らいでいくので、あんしんな気持ちでいてくださいね――
――よぉ、糞売女。
……よくもおれのクラスメイトをいたぶってくれたなぁ?あぁ?
テメェの目をくり抜いてぶっ潰してやるよ。塵滓野郎が……。」
前を向いたアイの顔には、もう慈しみはなかった。
慈悲も愛慕もやさしさも。
そこにはただ闇があった。
黒き怒りの闇が瞳を染めあげて、漆黒に光っていた。
「アンタ……ウチにこんな事をして只ですむとでも思っとんか……!
いきなり顔を蹴りつけるなんて、ミルヒシュトラーセ家は随分と高尚で高貴な教育をしてはるんやねえ……?」
ハナシュが顔を抑えて怒りに満ち満ちた声音で嫌味を言う。
「あぁ?人語が話せたのかよ。ゲロ糞の臭いがプンプンしてるから、てっきり糞かと思ってたぜぇ。でもクセェからペラペラ喋んな滓が。
……おれがミルヒシュトラーセって分かってるってことは、もうどうなるか分かってるよなぁ?」
アイは嫌味ではなく、直接的な罵倒を返す。母にいつもそうされて育ってきたからだ。
「あらあら、そないな可愛らしい顔をしてはるから、性格は悪いちゃうかと思ったら……性格も口もよくてうらやましいわぁ。やっぱり育ちがいいといいなぁ……。
ミルヒシュトラーセ家の忌み子は言うことも素晴らしゅうてかなわんわぁ……。」
「あぁ?“人語は話せる”のに、“言葉は解せねぇ”ってどういうことだよ?『クセェから喋んな』っつったよなぁ?おれぁよ。
テメェの面ぁ見てればわかるぜぇ。随分と親に愛されてきたみてぇだなぁ……?
だからそんなゲロカスみてぇになっちまったんだよなぁ?可哀想になぁ。誰にも愛されねぇテメェに、俺だけは“共感”してやるぜぇ?」
人差し指と中指をクイクイと丸めて、嗤いながら、共感という言葉で煽る。
「……あらあら、恵まれた
“アイ・エレクトラーヴナ・フォン・ミルヒシュトラーセ様”
にウチの気持ちが分かるかなぁ……?
あぁ!ごめんなさいねぇ、母親に捨てられて、今は
“アイ・サクラサクラーノヴナ・フォン・ミルヒシュトラーセ様”
にってしまはったんやったねぇ……?うっかりしとったわぁ、堪忍なぁ?
それとも“売女マグダラのサクラの子”アイ・ミルヒシュトラーセとお呼びしたほうがお好みやろか?」
「親のことなんか知らねぇよ、産みの母親はおれを売り、育ての母親はおれを捨てた。いや、もう母親じゃあなくなったが。……父親は……おれを殴って育ててきた。
――そんな塵滓がおれだ。」
ハナシュがここぞとばかりにまくしたてる。
「あらあらあらっ!急にそないな話ししてもうて!どうしたん?よしよしと慰めたろかぁ?同情でもされたいのぉ?
惨めな人間の自分語りが一番心地良いわぁ……!惨めな阿呆はなぁ、どいつもこいつも
『自分は被害者です~』
って顔で親の悪口を言うからおもろいんや。
一番の被害者はアンタはん達みたいな、人間まがいの出来損ないつかまされた親やぁ言うのも分からずになぁ!!
……ふふふっ。
まさか他の子たちみたいに可愛らしゅうて愛する価値のある子供が生まれると思ったら、アンタらみたいなぁ人間未満の残りカスが生まれるとはなぁ?ほんまに親の気持ちを思うと可哀想で涙ちょちょぎれるわぁ。」
「……ああ、そうだな。」
アイの語気が弱まる。しかしそれはハナシュの言葉に何かを感じたからではなかった。そんなの産まれたとしから母親に何千回と言われてきた。他のことに“心を配って”いたのだ。
「あははっ!何も言えなくなっちゃってぇ!アンタはんみたいなヤツらの阿呆なとこはなぁ?
いつまでも何歳になっても、
『親がー、親がー』
って言ってるとこやねん。
アンタもう5歳やろ?
あと数年で成人やん?
みっともないで~成人したヤツがいつまでも、
『親に虐待されてたからー』
『親にお金をかけてもらえなかったからー』
って言ってんの。もうすぐ成人の5歳が言うてるだけでもう気色悪ぅてかなわんわぁ。
やめときや?いつまでもでなんもかんも親のせいにすんの。」
アイが落ち着き払って応える。
「――人はな、暴言を吐くときは、無意識に自分が一番傷つくことを言うらしいぜぇ?
こころが勝手になぁ。自分には効くんだったら相手も傷つくだろうってなぁ?」
「あらあらあらっ!そんなことしか言えなくなっちゃって!
ごめんやけどウチは愛されてお金もかけて育っててもらったからなぁ?なんでもお願い聞いてくれたわぁ。欲しいものはなんでも買ってくれたしなぁ?したいって言ったことはさせてくれたし。」
アイは得心が言ったようにポンと掌の上に握った手を落とす。
「……あぁ。それでか、オマエがそんな感じになっちまったのは。
つーか、“もうすぐ成人の5歳”っておれのことを馬鹿にしたが、テメェこそ今までの人生で人を嗤いすぎて、“嗤いジワ”が隠せてねぇぜ?そのクソ厚化粧でもなぁ?」
アイの言葉はハナシュの逆鱗に触れた。口撃はどうやらアイの勝ちのようだ。
「黙れ誰れ黙れ……!!アンタら、此奴を殺せ!!今すぐに!!!」
部下達が当惑したようにかえす。
「でも……命令はこのアイ・ミルヒシュトラーセの――」
「――そうです!“この兵器の鹵獲”が俺たちの任務では!?」
「黙れ!!今すぐ殺せ!じゃなきゃあアンタらも爆弾にして殺してやるからなぁ……!はよう殺せ!!」
「「「はっはい!」」」
だが3人は一步踏み出した瞬間に倒れた――
――光の心によって――!!
「……ジョンウぅ……この裏切り者がぁ……!」
「ハァハァ……先に俺たちを裏切ったのはアンタたちでしょう?
俺を後ろから刺していたぶったのは許せても、コイツラがザミール様の理想を嗤ったのは許せねぇ……!!ゲホっ……!!」
「この……死にぞこないがぁ!!」
◇◆◇
「――余所見してていいのか?」
アイが嗤いながら言う。
「何やアンタまだウチに勝てるとでも思っとんか……?戦闘経験も上、心と技術も上……それに“こころが籠もったことば”まで使える。それに比べてアンタは?こころをもつものであるだけで、只の士官学生がウチに勝てるとでも?」
「――確かに俺は心の量以外の全てでテメェに劣ってる100回闘ったら100回負けんだろうなぁ……。
じゃあ何で戦うと思う?
絶対に負けるのに。
なんで生きてると思う?
絶対に負けるのに。
……何でおれがテメェみてぇなゲロクセェ“対話”する価値もねぇ糞売女とベラベラ喋ってたと思う?」
そこでアイは間を置いて言った。
「絶対に敵わねぇヤツに勝つ準備をしてたからだよ。
テメェはもう既に負けている。」
「何故ならおれは――」
あの日カーテンの隙間から見た木洩れ日に――
……静かな声が、でも確かな声聞こえた。
春の陽だまりのような声――
夜のような黒髪がクレジェンテの前で流れている。
夜が視界の全てを抱擁していた。
夜に包まれているような気がした。
だが膝を抱え丸くなる寂しい“独りの夜”ではなく、鼻歌でも口ずさんでしまいそうな“心地良い一人の夜”だった。
◇◆◇
「――わたくしが、助けます。
クレく……カタルシスさん。
ごめんなさい、お嫌だとは思いますが、今はわたくしの、愛のなかにいてください。」
「……アイ……ちゃん……?」
顔見えない、だがしなだれた紫陽花に育花雨の降ったような声がした。
「わたくしを、また……そう呼んでくださるのですか……?こんな罪深きわたくしを。」
アイちゃんが振り返って、教室のカーテンの隙間を流るる幼い光のように微笑んだ。
「安心してください。そこはわたくしの、愛のなかは“絶対安全領域”だと誓います。貴方以外のどんな者にもその場所は犯させません。」
母のように笑う。
あんしんなお母さんのお腹のなかに還ったような気がした。
「そのなかにいれば痛みも和らいでいくので、あんしんな気持ちでいてくださいね――
――よぉ、糞売女。
……よくもおれのクラスメイトをいたぶってくれたなぁ?あぁ?
テメェの目をくり抜いてぶっ潰してやるよ。塵滓野郎が……。」
前を向いたアイの顔には、もう慈しみはなかった。
慈悲も愛慕もやさしさも。
そこにはただ闇があった。
黒き怒りの闇が瞳を染めあげて、漆黒に光っていた。
「アンタ……ウチにこんな事をして只ですむとでも思っとんか……!
いきなり顔を蹴りつけるなんて、ミルヒシュトラーセ家は随分と高尚で高貴な教育をしてはるんやねえ……?」
ハナシュが顔を抑えて怒りに満ち満ちた声音で嫌味を言う。
「あぁ?人語が話せたのかよ。ゲロ糞の臭いがプンプンしてるから、てっきり糞かと思ってたぜぇ。でもクセェからペラペラ喋んな滓が。
……おれがミルヒシュトラーセって分かってるってことは、もうどうなるか分かってるよなぁ?」
アイは嫌味ではなく、直接的な罵倒を返す。母にいつもそうされて育ってきたからだ。
「あらあら、そないな可愛らしい顔をしてはるから、性格は悪いちゃうかと思ったら……性格も口もよくてうらやましいわぁ。やっぱり育ちがいいといいなぁ……。
ミルヒシュトラーセ家の忌み子は言うことも素晴らしゅうてかなわんわぁ……。」
「あぁ?“人語は話せる”のに、“言葉は解せねぇ”ってどういうことだよ?『クセェから喋んな』っつったよなぁ?おれぁよ。
テメェの面ぁ見てればわかるぜぇ。随分と親に愛されてきたみてぇだなぁ……?
だからそんなゲロカスみてぇになっちまったんだよなぁ?可哀想になぁ。誰にも愛されねぇテメェに、俺だけは“共感”してやるぜぇ?」
人差し指と中指をクイクイと丸めて、嗤いながら、共感という言葉で煽る。
「……あらあら、恵まれた
“アイ・エレクトラーヴナ・フォン・ミルヒシュトラーセ様”
にウチの気持ちが分かるかなぁ……?
あぁ!ごめんなさいねぇ、母親に捨てられて、今は
“アイ・サクラサクラーノヴナ・フォン・ミルヒシュトラーセ様”
にってしまはったんやったねぇ……?うっかりしとったわぁ、堪忍なぁ?
それとも“売女マグダラのサクラの子”アイ・ミルヒシュトラーセとお呼びしたほうがお好みやろか?」
「親のことなんか知らねぇよ、産みの母親はおれを売り、育ての母親はおれを捨てた。いや、もう母親じゃあなくなったが。……父親は……おれを殴って育ててきた。
――そんな塵滓がおれだ。」
ハナシュがここぞとばかりにまくしたてる。
「あらあらあらっ!急にそないな話ししてもうて!どうしたん?よしよしと慰めたろかぁ?同情でもされたいのぉ?
惨めな人間の自分語りが一番心地良いわぁ……!惨めな阿呆はなぁ、どいつもこいつも
『自分は被害者です~』
って顔で親の悪口を言うからおもろいんや。
一番の被害者はアンタはん達みたいな、人間まがいの出来損ないつかまされた親やぁ言うのも分からずになぁ!!
……ふふふっ。
まさか他の子たちみたいに可愛らしゅうて愛する価値のある子供が生まれると思ったら、アンタらみたいなぁ人間未満の残りカスが生まれるとはなぁ?ほんまに親の気持ちを思うと可哀想で涙ちょちょぎれるわぁ。」
「……ああ、そうだな。」
アイの語気が弱まる。しかしそれはハナシュの言葉に何かを感じたからではなかった。そんなの産まれたとしから母親に何千回と言われてきた。他のことに“心を配って”いたのだ。
「あははっ!何も言えなくなっちゃってぇ!アンタはんみたいなヤツらの阿呆なとこはなぁ?
いつまでも何歳になっても、
『親がー、親がー』
って言ってるとこやねん。
アンタもう5歳やろ?
あと数年で成人やん?
みっともないで~成人したヤツがいつまでも、
『親に虐待されてたからー』
『親にお金をかけてもらえなかったからー』
って言ってんの。もうすぐ成人の5歳が言うてるだけでもう気色悪ぅてかなわんわぁ。
やめときや?いつまでもでなんもかんも親のせいにすんの。」
アイが落ち着き払って応える。
「――人はな、暴言を吐くときは、無意識に自分が一番傷つくことを言うらしいぜぇ?
こころが勝手になぁ。自分には効くんだったら相手も傷つくだろうってなぁ?」
「あらあらあらっ!そんなことしか言えなくなっちゃって!
ごめんやけどウチは愛されてお金もかけて育っててもらったからなぁ?なんでもお願い聞いてくれたわぁ。欲しいものはなんでも買ってくれたしなぁ?したいって言ったことはさせてくれたし。」
アイは得心が言ったようにポンと掌の上に握った手を落とす。
「……あぁ。それでか、オマエがそんな感じになっちまったのは。
つーか、“もうすぐ成人の5歳”っておれのことを馬鹿にしたが、テメェこそ今までの人生で人を嗤いすぎて、“嗤いジワ”が隠せてねぇぜ?そのクソ厚化粧でもなぁ?」
アイの言葉はハナシュの逆鱗に触れた。口撃はどうやらアイの勝ちのようだ。
「黙れ誰れ黙れ……!!アンタら、此奴を殺せ!!今すぐに!!!」
部下達が当惑したようにかえす。
「でも……命令はこのアイ・ミルヒシュトラーセの――」
「――そうです!“この兵器の鹵獲”が俺たちの任務では!?」
「黙れ!!今すぐ殺せ!じゃなきゃあアンタらも爆弾にして殺してやるからなぁ……!はよう殺せ!!」
「「「はっはい!」」」
だが3人は一步踏み出した瞬間に倒れた――
――光の心によって――!!
「……ジョンウぅ……この裏切り者がぁ……!」
「ハァハァ……先に俺たちを裏切ったのはアンタたちでしょう?
俺を後ろから刺していたぶったのは許せても、コイツラがザミール様の理想を嗤ったのは許せねぇ……!!ゲホっ……!!」
「この……死にぞこないがぁ!!」
◇◆◇
「――余所見してていいのか?」
アイが嗤いながら言う。
「何やアンタまだウチに勝てるとでも思っとんか……?戦闘経験も上、心と技術も上……それに“こころが籠もったことば”まで使える。それに比べてアンタは?こころをもつものであるだけで、只の士官学生がウチに勝てるとでも?」
「――確かに俺は心の量以外の全てでテメェに劣ってる100回闘ったら100回負けんだろうなぁ……。
じゃあ何で戦うと思う?
絶対に負けるのに。
なんで生きてると思う?
絶対に負けるのに。
……何でおれがテメェみてぇなゲロクセェ“対話”する価値もねぇ糞売女とベラベラ喋ってたと思う?」
そこでアイは間を置いて言った。
「絶対に敵わねぇヤツに勝つ準備をしてたからだよ。
テメェはもう既に負けている。」
「何故ならおれは――」
30
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる