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第五話 想いを伝えたい幽霊を追い出せ!
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若い女性の幽霊が来てから一週間が経った。俺のお店には毎日夜になると幽霊が来店するようになっていた。ただ、人間のお客は来ない。今日も来ないであろう人間のお客の為にお店の準備をする。
準備をしているとアルバイト(?)の幽霊が元気よく挨拶をしていた。
「いらっしゃいませー!」
あまりにも元気よく挨拶するものだからお客の幽霊は少しびっくりしていた。うちの店に居ついている幽霊は基本的に陽気なのだが、幽霊というものは基本的に陰気なのである。うちの二人がおかしいのだ。
「あっ、スミマセン…」
「はい!こちらのお席にどうぞ!」
お客の幽霊を席に案内する。一週間も毎日やっているので接客が上手になっていた。幽霊はゆっくり椅子に腰を下ろす。幽霊は椅子をすり抜けるので空気椅子だが。
「ご用件は何でしょうか?」
元気よく用件を聞く。うちは飲食店だが、飲食を提供しても幽霊は食べられないので、用件を聞くことにしている。
「こ、ここに来たら、な、悩みを聞いてもらえると聞いたんですが…」
幽霊の悩みを聞いてアドバイスしていたら、幽霊の間でお悩み相談所として有名になってしまったみたいだ。幽霊を追い出すつもりが逆に集まってきてしまっている。昔から困っている人を放っておけない性格なので、相談に乗っていたらこうなってしまった。
「はい!店長が相談に乗ります!お呼びしますね!てんちょー!お客さんでーす!」
大声で呼ばれる。元気のいいことで…
「はい呼ばれました店長です」
軽く挨拶をして幽霊の前に座る。目の前に座っているのはいかにも幽霊って感じの陰気臭い男だった。
「お悩み相談ですか?」
「はい…」
「では聞きましょう」
男はおどおどしながら口を開いた。
「わ、私には、好きな人がい、居たんですが、こ、告白することも出来ずに死んでしまいまして…」
「落ち着いてください。ゆっくりでいいですよ」
男は深呼吸してもう一度話し始めた。
「もしできることなら成仏する前に想いを伝えたいのです」
「なるほど。その子はどこにいるんだ?」
「それは…ちょっと…」
「分からないか…」
そもそも伝えられるか分からないが、居場所が分からなければどうしようも無い。
「その子とはどんな関係だったんだ?」
少し言い渋った後に答える。
「配信者とリスナー…です」
「配信者は分かるがリスナーってなんだ?」
「リスナーって言うのは配信を見ている人の事です…」
「ほう」
おどおどした男の幽霊は見た感じ二十歳くらいに見える。なるほどおっさんには分からない現代っ子の悩みだな。
「配信者かぁ…」
「どうしようも…無いですよね…」
こればっかりはどうしようもない。一応配信者の名前だけでも聞いておくか、もしかしたら来店する幽霊に知っている人が居るかもしれない。
「その配信者の名前はなんていうんだ?」
「ミルキィちゃん…です」
「ミルキィちゃんね。おーい、ちび助~!ミルキィちゃんって知ってるか?」
俺は勝手にアルバイトをしている幽霊をちび助と呼んでいる。単に小さいからだ。
「いやぁー知らないですね…」
「そうか。マッチョ君はどうだ?」
「俺は筋トレ系配信者しか見ないので知らないっす。すんませんっす」
まぁ、仕方ない。記憶喪失の幽霊は記憶喪失なので知らないだろう。今日も店の隅っこに居る。
「うちに知っている人は居ないみたいだ」
「そうですよね…そこそこ登録者は居ますが、めちゃくちゃ有名ってわけではないですから…」
そこそこいるのか。俺は今どきの子のことは全然分からない。配信は見たことも無いし、動画は料理動画しか見ない。さてどうしたものか。
「てんちょー!一回そのミルキィって人の配信見てみましょうよ!」
「そっか、そうだわな!」
そうだ、一回配信を見てみればいいんだ。やっぱ最年少は違うね!頭の凝り固まったおっさんとは違うよ!
「あの…」
依頼者の男の幽霊が小さい声で話を遮る。
「ん?」
「まだこの時間は配信やってないです…いつも20時から配信してます…」
「あっ」
まだ17時台なので俺たちはしばらく待つことにした。暇なのでミルキィちゃんがどんな配信者なのか聞くことにした。
「俺配信とか見た事無いんだけどミルキィちゃんってどんなことするの?」
「基本はゲームの実況をやってます。ゲームしながら雑談することが多いですね」
「ゲームしながら雑談か。器用だな」
「てんちょーはゲームとかするんですか?」
「昔ちょっとだけだな」
最近のゲームは分からない。俺がやったことがあるのは世界的に有名な配管工のゲームだけだ。
「俺の話は置いておいて、あんたはミルキィちゃんのどこが好きなんだ?」
「えっ、それは…」
「てんちょー?ダメですよ、デリカシー無いですよ!」
「いや、好きなところ聞くくらいいいじゃないか」
ちび助に怒られてしまった。なぜ起こられたのか分からない。今は亡き妻だが、好きなところはいくらでも言える。純粋にどこに惚れたのか気になっただけだ。
「えっとですね…ひたむきな…ところとかですかね…」
「ほう」
俺とちび助はにんまりと笑って続きを聞く。
「昔からなんです。やるって決めたことは自分が納得するまでやる、どんなにつらくても弱音を吐かない。強いんです。彼女は」
「いいねぇ、青春だねぇ」
「向こうはどう思ってるかは分かりませんが…」
「そんなもん伝えてみないと分からんよ。あぁでもどうやって伝えたらいいんだ?」
「てんちょーのスマホから配信を見てコメントを打てばいいんです」
「配信って生配信だろ?コメントとか打てるんだな」
「てんちょーはあんまりそういうの詳しくないんですね…私が教えますのでアプリを開いてください」
言われるがまま動画アプリを開いて操作する。最新機器についてはかなり疎い方だとは思うが、幽霊にいろいろ教えてもらうとは不思議な体験だ。
「ここでこうやってコメントを打ったらすぐ向こうの人も見てくれます。この配信者さんは人気の人なのでコメントも多くて拾ってくれるかは分かりませんが、試しに打ってみてください」
「なんて打てばいいんだ…」
「何でもいいんです!応援してますとか、初見ですとか」
「じゃ、じゃあ」
画面の中でハイテンションな女の人がゲームをしながらしゃべっている。コメントを打つのは初めてなので緊張する。「初めて拝見します。頑張ってください」と打って送信した。
「いやー今のは惜しかったね!次は勝とう!もう一戦!おっ、○○さんコメントありがとー!初見さんだね!ゆっくりしていってね!」
コメントを打ったらすぐに反応が返ってきた。反応が返ってくると結構嬉しいもんだなと思いながら配信の続きを見ていたが、知らないゲームなので何をしているのかはあんまり分からなかった。そのあと、マッチョ君イチオシの筋肉配信者の動画を見せられたが、こっちもあんまりよく分からなかった。
そうこうしているうちにミルキィちゃんの配信の時間になった。
「始まったな」
「おまえらー!待たせたな!」
ミルキィちゃんもなかなかハイテンションだった。落ちもの系?のゲームをやりながらいろいろ話している。ずっと喋っていてよく話題が尽きないなと感心した。
「やべ、なんて送るのか全く考えてなかった。そういやあんたはなんて伝えたいんだ?」
「そうですね、居なくなってしまってごめんなさい。頑張ってる君が好きだったって伝えてもらえますか?」
居なくなってしまってごめんなさい?どういうことか分からないが、言われたとおりに打ち込む。
「これだけでいいのか?」
「はい。それだけで大丈夫です」
俺は「初めまして、私は友人からあなたに伝言を預かっておりますので、それを伝えます。居なくなってしまってごめんなさい。頑張ってる君が好きでした。とのことです。急にこんなことを言って申し訳ありません」と送った。
コメントを送った10秒後くらいだろうか、ゲームをするミルキィちゃんの手が止まる。
「うそ…」
少しの時間ミルキィちゃんは固まっていたが「そんなことないよね」と言ってまたゲームを再開していた。
ここまでくればいくら鈍い俺でもわかる。この二人は配信者とリスナーだけの関係ではないのだろう。少なからず面識はあるはずだ。
「おせっかいかもしれないけど、あんたはこれでいいのか?」
「いいんです。死んでしまった僕が、彼女に想いを伝えることが出来たのだから」
本来ならば伝えることは出来ない。死んでいるのだから。
「店長さんありがとうございました」
男は光り始めた。記憶喪失の幽霊に起きたのと同じだ。ゆっくり光が強くなっていく。
「あんたの未練はなくなったんだな」
「未練が無いと言えばうそになります。ですが現世でやり残したことはもうありません」
「そうか。良かったな」
「ありがとうございました」
それだけ言うと男は消えてしまった。
「消えちゃいましたね。これが成仏…!」
「バカ言え、記憶喪失の幽霊さんみたいに明日あたりひょっこり戻ってくるさ」
「そんな感じなんですかね~」
「お前らも早く成仏しろよ」
幽霊たちで賑やかなのも悪くないと思うが、成仏はしてほしいとも思う。幽霊にとって何が幸せなのかは分からない。
以降、男の幽霊が店に来ることは無かった。本当に成仏して消えてしまったのだろう。俺は迷える幽霊の手助けが出来てよかったと思う。だが最近思うのは妻の幽霊が現れない。何の未練もなく逝ってしまったのだろうか?幽霊が見えるのならば妻に一目会いたい。だがそれが叶わないなら叶わないでもいいとも思う。未練もなく成仏できたのならばそれでいい。俺が死んだらまた天国で会えるのだから。天国で妻に叱られないように日々しっかり生きようと思った。
準備をしているとアルバイト(?)の幽霊が元気よく挨拶をしていた。
「いらっしゃいませー!」
あまりにも元気よく挨拶するものだからお客の幽霊は少しびっくりしていた。うちの店に居ついている幽霊は基本的に陽気なのだが、幽霊というものは基本的に陰気なのである。うちの二人がおかしいのだ。
「あっ、スミマセン…」
「はい!こちらのお席にどうぞ!」
お客の幽霊を席に案内する。一週間も毎日やっているので接客が上手になっていた。幽霊はゆっくり椅子に腰を下ろす。幽霊は椅子をすり抜けるので空気椅子だが。
「ご用件は何でしょうか?」
元気よく用件を聞く。うちは飲食店だが、飲食を提供しても幽霊は食べられないので、用件を聞くことにしている。
「こ、ここに来たら、な、悩みを聞いてもらえると聞いたんですが…」
幽霊の悩みを聞いてアドバイスしていたら、幽霊の間でお悩み相談所として有名になってしまったみたいだ。幽霊を追い出すつもりが逆に集まってきてしまっている。昔から困っている人を放っておけない性格なので、相談に乗っていたらこうなってしまった。
「はい!店長が相談に乗ります!お呼びしますね!てんちょー!お客さんでーす!」
大声で呼ばれる。元気のいいことで…
「はい呼ばれました店長です」
軽く挨拶をして幽霊の前に座る。目の前に座っているのはいかにも幽霊って感じの陰気臭い男だった。
「お悩み相談ですか?」
「はい…」
「では聞きましょう」
男はおどおどしながら口を開いた。
「わ、私には、好きな人がい、居たんですが、こ、告白することも出来ずに死んでしまいまして…」
「落ち着いてください。ゆっくりでいいですよ」
男は深呼吸してもう一度話し始めた。
「もしできることなら成仏する前に想いを伝えたいのです」
「なるほど。その子はどこにいるんだ?」
「それは…ちょっと…」
「分からないか…」
そもそも伝えられるか分からないが、居場所が分からなければどうしようも無い。
「その子とはどんな関係だったんだ?」
少し言い渋った後に答える。
「配信者とリスナー…です」
「配信者は分かるがリスナーってなんだ?」
「リスナーって言うのは配信を見ている人の事です…」
「ほう」
おどおどした男の幽霊は見た感じ二十歳くらいに見える。なるほどおっさんには分からない現代っ子の悩みだな。
「配信者かぁ…」
「どうしようも…無いですよね…」
こればっかりはどうしようもない。一応配信者の名前だけでも聞いておくか、もしかしたら来店する幽霊に知っている人が居るかもしれない。
「その配信者の名前はなんていうんだ?」
「ミルキィちゃん…です」
「ミルキィちゃんね。おーい、ちび助~!ミルキィちゃんって知ってるか?」
俺は勝手にアルバイトをしている幽霊をちび助と呼んでいる。単に小さいからだ。
「いやぁー知らないですね…」
「そうか。マッチョ君はどうだ?」
「俺は筋トレ系配信者しか見ないので知らないっす。すんませんっす」
まぁ、仕方ない。記憶喪失の幽霊は記憶喪失なので知らないだろう。今日も店の隅っこに居る。
「うちに知っている人は居ないみたいだ」
「そうですよね…そこそこ登録者は居ますが、めちゃくちゃ有名ってわけではないですから…」
そこそこいるのか。俺は今どきの子のことは全然分からない。配信は見たことも無いし、動画は料理動画しか見ない。さてどうしたものか。
「てんちょー!一回そのミルキィって人の配信見てみましょうよ!」
「そっか、そうだわな!」
そうだ、一回配信を見てみればいいんだ。やっぱ最年少は違うね!頭の凝り固まったおっさんとは違うよ!
「あの…」
依頼者の男の幽霊が小さい声で話を遮る。
「ん?」
「まだこの時間は配信やってないです…いつも20時から配信してます…」
「あっ」
まだ17時台なので俺たちはしばらく待つことにした。暇なのでミルキィちゃんがどんな配信者なのか聞くことにした。
「俺配信とか見た事無いんだけどミルキィちゃんってどんなことするの?」
「基本はゲームの実況をやってます。ゲームしながら雑談することが多いですね」
「ゲームしながら雑談か。器用だな」
「てんちょーはゲームとかするんですか?」
「昔ちょっとだけだな」
最近のゲームは分からない。俺がやったことがあるのは世界的に有名な配管工のゲームだけだ。
「俺の話は置いておいて、あんたはミルキィちゃんのどこが好きなんだ?」
「えっ、それは…」
「てんちょー?ダメですよ、デリカシー無いですよ!」
「いや、好きなところ聞くくらいいいじゃないか」
ちび助に怒られてしまった。なぜ起こられたのか分からない。今は亡き妻だが、好きなところはいくらでも言える。純粋にどこに惚れたのか気になっただけだ。
「えっとですね…ひたむきな…ところとかですかね…」
「ほう」
俺とちび助はにんまりと笑って続きを聞く。
「昔からなんです。やるって決めたことは自分が納得するまでやる、どんなにつらくても弱音を吐かない。強いんです。彼女は」
「いいねぇ、青春だねぇ」
「向こうはどう思ってるかは分かりませんが…」
「そんなもん伝えてみないと分からんよ。あぁでもどうやって伝えたらいいんだ?」
「てんちょーのスマホから配信を見てコメントを打てばいいんです」
「配信って生配信だろ?コメントとか打てるんだな」
「てんちょーはあんまりそういうの詳しくないんですね…私が教えますのでアプリを開いてください」
言われるがまま動画アプリを開いて操作する。最新機器についてはかなり疎い方だとは思うが、幽霊にいろいろ教えてもらうとは不思議な体験だ。
「ここでこうやってコメントを打ったらすぐ向こうの人も見てくれます。この配信者さんは人気の人なのでコメントも多くて拾ってくれるかは分かりませんが、試しに打ってみてください」
「なんて打てばいいんだ…」
「何でもいいんです!応援してますとか、初見ですとか」
「じゃ、じゃあ」
画面の中でハイテンションな女の人がゲームをしながらしゃべっている。コメントを打つのは初めてなので緊張する。「初めて拝見します。頑張ってください」と打って送信した。
「いやー今のは惜しかったね!次は勝とう!もう一戦!おっ、○○さんコメントありがとー!初見さんだね!ゆっくりしていってね!」
コメントを打ったらすぐに反応が返ってきた。反応が返ってくると結構嬉しいもんだなと思いながら配信の続きを見ていたが、知らないゲームなので何をしているのかはあんまり分からなかった。そのあと、マッチョ君イチオシの筋肉配信者の動画を見せられたが、こっちもあんまりよく分からなかった。
そうこうしているうちにミルキィちゃんの配信の時間になった。
「始まったな」
「おまえらー!待たせたな!」
ミルキィちゃんもなかなかハイテンションだった。落ちもの系?のゲームをやりながらいろいろ話している。ずっと喋っていてよく話題が尽きないなと感心した。
「やべ、なんて送るのか全く考えてなかった。そういやあんたはなんて伝えたいんだ?」
「そうですね、居なくなってしまってごめんなさい。頑張ってる君が好きだったって伝えてもらえますか?」
居なくなってしまってごめんなさい?どういうことか分からないが、言われたとおりに打ち込む。
「これだけでいいのか?」
「はい。それだけで大丈夫です」
俺は「初めまして、私は友人からあなたに伝言を預かっておりますので、それを伝えます。居なくなってしまってごめんなさい。頑張ってる君が好きでした。とのことです。急にこんなことを言って申し訳ありません」と送った。
コメントを送った10秒後くらいだろうか、ゲームをするミルキィちゃんの手が止まる。
「うそ…」
少しの時間ミルキィちゃんは固まっていたが「そんなことないよね」と言ってまたゲームを再開していた。
ここまでくればいくら鈍い俺でもわかる。この二人は配信者とリスナーだけの関係ではないのだろう。少なからず面識はあるはずだ。
「おせっかいかもしれないけど、あんたはこれでいいのか?」
「いいんです。死んでしまった僕が、彼女に想いを伝えることが出来たのだから」
本来ならば伝えることは出来ない。死んでいるのだから。
「店長さんありがとうございました」
男は光り始めた。記憶喪失の幽霊に起きたのと同じだ。ゆっくり光が強くなっていく。
「あんたの未練はなくなったんだな」
「未練が無いと言えばうそになります。ですが現世でやり残したことはもうありません」
「そうか。良かったな」
「ありがとうございました」
それだけ言うと男は消えてしまった。
「消えちゃいましたね。これが成仏…!」
「バカ言え、記憶喪失の幽霊さんみたいに明日あたりひょっこり戻ってくるさ」
「そんな感じなんですかね~」
「お前らも早く成仏しろよ」
幽霊たちで賑やかなのも悪くないと思うが、成仏はしてほしいとも思う。幽霊にとって何が幸せなのかは分からない。
以降、男の幽霊が店に来ることは無かった。本当に成仏して消えてしまったのだろう。俺は迷える幽霊の手助けが出来てよかったと思う。だが最近思うのは妻の幽霊が現れない。何の未練もなく逝ってしまったのだろうか?幽霊が見えるのならば妻に一目会いたい。だがそれが叶わないなら叶わないでもいいとも思う。未練もなく成仏できたのならばそれでいい。俺が死んだらまた天国で会えるのだから。天国で妻に叱られないように日々しっかり生きようと思った。
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