烙印騎士と四十四番目の神・Ⅰ 転生者と英雄編 

赤星 治

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一章 英雄と魔女と災禍の主

Ⅰ ビンセントに憑いたモノ

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 これはジェイク達が転生する三か月前の、ある英雄の災難から始まる。


 大湖の東から南東に位置する大国・レイデル王国。この国の東、海に近い平地に禍々しい魔力が漂う巨大な石積みの円錐塔が聳えていた。周辺はゾグマと呼ばれる悪性の強い魔力に侵されてしまい、草木も生えない荒野と成り果てている。魔女が住むと伝えられているこの塔は、通称【魔女の塔】と呼ばれていた。
 魔女の塔へは容易に近づけず、十五階ある塔を上るのは困難を極めた。そんな塔の最上階、魔女の部屋の扉前にて、戦士・ビンセント=バートンは辿り着き、荒い呼吸を整えていた。
 今日この日、長い旅の終着となる魔女討伐目前である。

 ここに至るまでは苦難の連続であった。
 噂、伝説、古代遺跡、古文書に至るまで、あらゆる地での情報収集。巫術、唱術、魔術など、術に関する実力がある仲間と協力し、魔女に対抗する武器防具、薬品や道具を集めて準備を整えた。ここに至るまでおよそ三年。
 協力関係を築いた十人の仲間は途中の階でビンセントに意志を託して残り、魔女が放つ魔獣の群れと交戦している。
(……これで、最後だ)
 旅の記憶や仲間の言葉が思い出され、”全てを終わらせる”と心中で意気込み扉を開いた。


 魔女との決着は数分で済ませなければならない。いくら魔力を防ぐ装備を身に纏っていても密度の濃いゾグマの前では持久力は著しく減る。切迫した時間もビンセントを焦らせる要因であった。

 魔女の部屋へ入ったビンセントが目撃した景色は、数秒間思考を止めるようなものであった。月並みな言葉で表現するなら『不思議で奇妙』。
 月光が硝子窓から注がれ、薄暗い部屋の空間は歪み、波打つ様に揺れている。
 帆布(キャンバス)に多くの色違いの絵の具で塗りたくった絵が、空中に描かれている。
 丸いシャボン玉のような球体が、優雅に跳ねまわっている。
 全てがまともでない空間。ただ一か所、その一点。扉から直線状に、仰々しく、裾や襟やスカート部分の丈が長く揺らめいて、黒と紫を重視したドレスを着用している者が佇んでいた。
 人間のようにも見えるが、それは輪郭だけで、顔も手足も形を成していない。

 ビンセントが宿敵と判断すると、剣を構えて駆けだした。
 相手の言葉を聞かない。迷わずに斬れと忠告があった。
 出方を伺うな。手を翳すだけで強力な術を放たれると教えられた。
 怯むな、迷うな。ここまで来たのだ、自らの実力を信じろ、と意思を託された。
 一突きで仕留める。その強い意志を固めて突き進む。

 ビンセントに気づいた魔女が手を突き出し、様々な色合いの魔力の球体を乱発した。さらに周囲に漂う球体や絵の具も帯のようなものを飛ばし、ビンセントを襲う。しかしそのどれ一つとして、標的に掠りもしない。妖精の加護が与えられたとされる数点の装飾品の効果が、全ての攻撃の軌道を逸らした。
 やがて、無傷のまま魔女の元へ辿り着いたビンセントは、咆哮し、突進の勢いのまま胴を貫いた。

「ヒギャャャャァァァァ――!! アアアアアアア――!!」
 耳を塞ぎたくなる程の甲高い悲鳴が響き渡る。
 絶命する気配が感じられないと悟ったビンセントは、即座に剣を引き抜いて振り上げ、渾身の一撃を見舞った。
 傷が深かったのだろう、魔女の悲鳴も完全に絶えた。
 次第に部屋の奇妙な景色も、元の石積みの広間へと風貌を変える。
 一方、魔女の容姿は不気味なまま残る。本当に人間かどうか疑わしい。死体から広がる真っ赤な血から人間かもしれないのだろうが。

 窓の向こうは、空が夕日に染まった風景であった。
 塔に挑んだのは、まだ周囲が薄暗い明朝であった。どう考えても時間経過が狂っている。
 疲れ切ったビンセントは、それらの異変も魔女の影響によるものと決めつけた。
 数多くの苦難、激戦を潜り抜け、ビンセント=バートンは長年の旅の終着、魔女討伐を見事に達成したのであった。

 ◇◇◇◇◇

 魔女は無事に討伐した。周囲に悪影響を及ぼした強大で巨悪な存在。苦難の果ての勝利である。
 しかし疑問が残る結果であった。死者の数、魔女の力量、時間経過だ。
 魔女存命時、レイデル王国の各地では治療困難な病気を蔓延し不審死事件を発生させる程であった。だが、討伐に当たった者達は誰も死んでいない。実力があった、の一言で片付けるには悩ましいものであった。
 ビンセントは密かに疑問を抱いた。魔女討伐があまりにも呆気なさすぎると。討伐後に全て朽ち果てたが、加護の掛かった装備品を備えているからとされているが、”凶悪で強力と謳われた存在”にしてはその程度なのかと。
 討伐後、ビンセント達は救援隊に事情を聞き三日経過していたと知った。疲弊から、時間経過に影響を及ぼしたと決めつけていたが、魔女の影響と括っていいものかと悩む。
 謎ばかりが残り、旅での苦労に比例しない呆気なさすぎる結末であった。


 魔女討伐後、豪華な祝勝会を催してもらった。この時、ビンセントは我が身に生じている異変など知るよしも無かった。

 歓喜の余韻も薄まった五日後。
 自分はこれから何をしようか悩んでいるビンセントは、魔女退治の興奮も冷め、寝床に就いて天井を何気なく眺めていた。
(随分退屈そうだな英雄殿)
 声に驚き飛び起きたビンセントは周囲を見回した。しかしどれだけ見回しても誰もいない。
「誰だ!?」
 ついつい大声で返す。
(まあ、そんなに驚くな。そして怒鳴るな)
「誰だ! 出て来い!」
 声は聞こえど姿は見えない。すぐ傍から聞こえているのに。
 ”人外の何かによる異変”と判断したビンセントは、目を閉じて声に集中した。

(さすが武人か。精神統一というやつかな?)
「……もう一度訊く」
 言いつつ分析を図った。声は男性。年齢的には三十後半か四十代。高くも低くも無い声である。
「お前は誰だ?」
 落ち着いて訊いた。
(なんだ忘れたのか? 酷い英雄殿だ)
「誰だ。俺はお前の様な奇妙な知り合いはいないぞ」
(おいおい、豪快に俺様の腹を掻っ捌いてよく言う)

 腹を捌く。その言葉に思い当たる節は無い。
 どういう術かは分からないが、言葉を話す時点で相手が人間なのだろうが、”人間の腹を捌いた”などという表現から蘇るのは、戦場で相手したならず者達の姿。全て討ち死んでいる。
 咄嗟に浮かんだ可能性は術師。しかし術の知識が乏しいビンセントには、『そういう術があるかも』といった漠然とした思いしかない。
 余談だが、仲間に説明を受けてもさっぱり頭に残らないので、術師としての素質は無いと自負している。

「どういう経緯か知らんが、術を用いて他者の寝込みに踏み込むとは不敬だぞ。姿を現わせ」
(姿姿というが、お前さんが斬って潰したくせによく言う)
「……? なんの話だ」
(俺様はお前さんが斬った魔女だ)


 声の主は元・魔女。名は【ルバート】。本人が豪語するようにビンセントが斬った魔女である。
 ルバートの正体を聞いてからというもの、ビンセントの動揺が治まらない。
(とにかく落ち着け。俺様はお前さんに遺恨はない。むしろ感謝してるぐらいだ)
「白々しい嘘を。お前を斬った奴に恨みが無いと信じる奴がいるか」
 語気は荒く、剣を握る手の力も緩まない。
 互いに感情の温度差が縮まらないままだが、ルバートは事情を説明した。
 ルバートは魔女である。だが声や話し方から分かるように人間の男だ。それが魔女となった経緯は、【呪い】に手を出したからだと言う。

 呪いとは他者を恨む感情を増大させた怨念ではなく、ある土地に燻って存在する魔力の残骸が集結した淀み地帯を指す。術師用語の呪いはこれを指す。
 ルバートは魔女のいた地に燻る呪いを手に入れようとしたが、予想外の惨事に見舞われて呪いを浴びてしまった。そして人外の存在となったルバートが、魔力と呪いを用いて作り上げたのが魔女の塔である。
 ビンセントが退治した魔女の遺体は、呪いで汚染されて壊れたルバートの遺体と分かる。
「つまりお前は幽霊という事だな」
(おいおい、聖書を読まれれば消えてしまうような脆い存在と一緒にするなよ。俺様はもう一次元も二次元も先を行く存在となった素晴らしい術師だ)
 飄々とした雰囲気を漂わせる声の加減から本気さが伺いにくく、俄かには信じ難い。

「ふざけるな! 魔女の残りカス風情が俺の身体に入って悪事を働こうとしているのは目に見えている。幽霊なら都合がいい。近くに司祭様がいらっしゃるから成敗してくれるわ!」
 部屋を出ようとするも、ルバートは焦って止めようとせず溜息を吐いた。
(無駄な事はやめとけ)
「うるさい。お前がいると俺が眠れん。早々に――……」家を出てすぐ、不思議な事に気づいた。
 街灯に照らされた夜道を行きかう者達が全て静止していた。いや、動物も止まり、草木も風に揺れている最中に止まっている。匂いは普段の匂いとして残っているが、風も感じず、音は恐ろしく静か。ビンセントが動かない限り、音というものが消失している。

「……どうなって……」
(ふん。これぞ俺様の術の一端よ)
 何故か自信満々といった声だ。
「お前が……これを?」
(分かったら、まあ部屋に戻れ。落ち着いた場所の方が話しやすい)
「街のみんなは元に戻るんだろうな」
(優先順位は他者を。か? 英雄様々ではないか。心配いらん、小一時間程で元に戻る)
「すぐ戻せ! お前の力なんだろ!」
(あぁ、正確には呪いの余韻を利用した節約術だが)
「今、自分の魔術の一端って言っただろうが!!」

 責めてはいるが、ルバートは惚けてやり過ごしてしまう。こんな事を続けていても現状では何一つとして進展も解決もない。ルバートの手のひらの上で遊ばれてると気付いたビンセントは諦めて戻り、慌ただしい心境も落ち着かせた。

「それで……お前は一体何をしたいんだ」
 ベッドに腰掛けるまでに混乱と興奮は落ち着いた。とはいえ、既に疲れ切っている。
(ん? お前さんが理解するのに困難な事だからな。ここは、”時が来るまでこのままだ”でいいだろ)
 憤りが再発する。
「いいわけあるか! 俺の身体を貸してるんだ! ちゃんと説明する義務がお前にはあるんだぞ!」
(分かったから怒鳴るな。お前さんの悪い癖だな)
 相変わらずの落ち着き具合に、ビンセントは苛立つ。
(『集合魔力思念しゅうごうまりょくしねん』それが今の俺様の状態だ)
 途端、ビンセントは冷や汗をかいた。
(これは並の術師がなろうと思ってなれるものではない。本来なら人間一生分の鍛錬を用いてもなれる存在ではなく、なろうと試すにはまさに命懸け。一世一代の人体実験として行わなければならん秘術が必要となる。俺様は呪いを回収し、『有性改魔体ゆうせいかいまたい』として形作り、『転換変性陣てんかんへんせいじん』を用いて呪いを俺様のものとして集合魔力思念に必要となる魔力の底上げを繰り返していた。まあこれも、一度行うと徐々に転換された呪いが俺様から外へ滲み出て行くため、一度、有性改魔体にしてしまうと次の呪いを探し回らんとならん。でないと全てが滲み出てしまい――)
「もういい! 訳が分からん! つまりどういう事だ!」
(だから言ったんだ、お前さんには理解に苦しむって)
「もっと常人にも分かるような説明をしろ! 専門用語ばかりで意味が分からん!」

 また、ルバートの溜息が聞こえた。

(分かりやすく言うなら、魔力による肉体を築き、神性な術師となる事が俺様の成そうとする偉業だ)

 まるで神にでもなろうとする、途方もない行動だと思わせた。奇天烈な事を成そうとするなら、術師界隈でルバートの存在は知れ渡っているはず。現に、この国の術師や魔女退治の同行者には、異常な程に”術師関連の情報”を知っている者がいた。しかしルバートという名を耳にしたこともなく、彼がやろうとする情報は聞いたことがない。

「ふん。出鱈目だな。そんな情報は聞いたことがない」
(そりゃ、お前さんが術師という存在を知らなさすぎるだけだ)
 ビンセントは、「え?」と、言葉を漏らした。
(探求と研究を繰り返す術師は秘密主義と嘘が際立っている。全てがそうではないし、常日頃から嘘や秘密を貫いている訳でもない。だが自分の行っている作業に関して言えば死にもの狂いで隠し通す生き物だ)
「なぜだ。それ程隠す必要があるのか?」
(行いが特殊すぎる。善行悪行様々で、生きてるモノなら動物や人まで使い、俺様みたく、呪いや魔力に干渉しようとする奴らまで。死体を研究してるやつもいるから、全てが公になれば気の狂った犯罪集団が相次ぐだろうな)

 仲間の術師と照らし合わせて考えてみるも、俄かには信じがたい。

(まだ疑ってるなら明日見せてやろう。とにかく、今日はもう寝ろ)
「命令するな。明日見せるって、お前は今、俺の中だろ」
(お前さんが塔を出た時からずっといたんでな、色々目星はついている。それにこんな状態だが眠い。寝るぞ)
 その言葉を最後に、頭に纏わり付いているような感覚が不思議と消えた。
 『すっきり』という表現が合う程に解放されたような、詰まっていた何かが抜けたような感覚である。

 その後、何度もルバートの名を呼んだが一切返事はなく、暫くしてビンセントも寝台に横になった。
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