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A4の紙一枚で作れる!かわいいサイコロボックスを作ろう!

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A4の紙をものさしで計って線を引き、折るだけで、約4.5cm四方の、かわいいサイコロボックスが作れます。使う紙もA4のコピー用紙はもちろんのこと、包装紙、色画用紙、チラシ、新聞紙など身近にある紙で作れます。上の見本の作品の、下段右のボックスは、2023年(令和5年)5月24日(水曜日)の東京新聞に掲載の広告「ガウディとサグラダファミリア展  東京国立近代美術館」の部分を使わせていただいて作ったサイコロボックスです。美しい広告を使わせていただきありがとうございました。

用意するもの
・A4サイズの紙
(この作り方紹介では、ピンク色の色画用紙を使いました。)
・30cm以上の長さのものさし
・ボールペンまたはシャープペンシル
(色画用紙など少し厚い紙はボールペンを、新聞紙など薄い紙はシャープペンシルを、と、使い分けると作りやすいですよ。)


はじめに
A4サイズの紙は、横210mm×縦297mmです。この紙に42mm間隔で線を引きます。ものさしの目盛りとしては下の写真のようになり、横は、ぴったり5等分の目盛りに、縦は、7つの目盛りと3mmのあまりがでます。
紙にものさしを当て、印をつける時に、下の写真の数字を参照してください。



作りかた
1.
紙の上横辺にものさしを当て、「はじめに」の写真の寸法数字を参照しながら、紙に印をつけてゆきます。

紙の下横辺にも、同じように印をつけます。


同様に、紙の上縦辺にものさしを当て、印をつけてゆきます。

紙の下縦辺にも、同じように印をつけます。


2.
1.でつけた、印と印にものさしを当て、線を引きます。(この作り方見本のように少し厚い色画用紙の場合、ボールペンに筆圧をかけながら、ゆっくり線を引いておくと折りやすいです。)


すべての線を引き終わると、下の写真のようになります。


3.
2.で引いた線を一本ずつ、丁寧に折ってゆきます。


すべての線を折り終わると下の写真のようになります。
縦方向の3mmのあまりは、向こう側になるように紙を置いておきます。


4.
横方向3列目、縦方向4列目の、紙の真ん中にあたる正方形(写真で指差しているところ)が、ボックスの底になるところなので、わかりやすいように印を書いておきます。



5.
左から縦に、一列、二列と折ります。


底にあたる正方形を確かめて(上写真で指差しているところ)正方形の下の辺にぴったり合うように、紙をななめに折り上げます。

上の部分も同様に、正方形の上の辺にぴったり合うように、紙をななめに折り下げます。

開くと、このような折り目がついています。


6.
右側も同様に、縦二列を折り、底にあたる正方形の下辺、上辺にぴったり合うように、紙をななめに折ります。

開くと、このような折り目がついています。


7.
ボックスの形に組み立ててゆきます。
左右ともに縦一列を折ります。

紙を写真のように持ち、

折り線をたよりに、左、右と、三角を内側に折って重ね、


手前に出ている紙の部分(正方形二つ分)を、ボックスの中の、さきほど三角に折った部分のうえと底に折り込んで、ボックスの形にします。

8.
下の写真のように、上下を持ち替えます。

7.と同じ要領で、左、右と、三角を内側に折って重ねます。

3mmの、あまりの紙の部分を内側にしっかり折り、それにつづいている正方形を、ボックスの内側に入れて、ボックスを閉じます。


かわいいサイコロボックスの完成です!

紙の厚さや紙質により、フタの部分がぱくぱくして閉まらない場合は、テープなどを使ってとめてくださいね。

あなたの素敵なアイデアで、楽しく使ってくださいね。


サイコロボックスが出来たら、応用編で小さなお家の形の箱ができる「ハウスボックス」作りも、試してみてくださるとうれしいです。「ハウスボックス」はクリスマスの飾りなどにも合うので、これから作ってみる時期かなと思います。☺️

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