最近の詩

小池竜太

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街に一人で

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街に、一人でたたずんでいると、
ふとあの頃の一人で過ごした稲城の空を、
思い出す。



一人でいれば悲しくても、
二人でいれば辛くとも、

青空の下であなたに、キスをすれば、

きっと·····二人は幸福になれる。

別れは辛い。けれども永遠の似合うあの人も
言っていた。

『別れは永遠ではないから····別れて、また出会うのよ』

そう、そうでありたい。

かつてたしかに恋をした。だからきっとまた貴女に·····

恋をして、二人は幸福になるのだろう·····
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