最近の詩

小池竜太

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かつて僕は

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かつて僕は恋をしていた。
その恋は、ほろ苦いけれども甘い恋だったが、

多くの痛みを伴い若い僕を打ちのめした。

なぜ人は苦しむのか?

その問いにおそらく答えなどないのだろう。


けれどもそう問いたくなるほど、激しく、・・・・・
僕は恋に落ちていた。


恋に落ちているときは、
いつも『貴女だけ』と想っている。
けれど別れて貴女の名を呼んで、
雨は激しく降り注いだ。


貴女はきれいだった。けれどかたくなだった。


僕に許していたのは、キスと音楽と、
甘い午後の一時だけだった。


けれどもそれだけで良かった。
それだけで・・・・・



僕は貴女を想うとき、
いつも心に太陽を感じる。

美しい貴女に出会えて、僕は幸せだった。


さようならI。また会う日まで・・・・・・
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