俺は過去に戻り青春をやり直す

希望

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卒業式で過去に想いを馳せる

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桜の花びらがヒラヒラと舞うなか俺は校門潜った。あーとうとうこの日が来たか。結局後悔しか残らず卒業することになったな。3年生なってからはほぼぼっちだったな。たの思想ながら寂しそうに談笑をする生徒たちの間を通り俺はクラスに向かった。クラス名とは涙を流しながら友達とはなしている。俺はそいつらにたいして羨望の眼差しを向けながら自分の席に座った。とりあえず始まるまで寝るか。俺は腕を枕にしながら寝た。

「おーい池田卒業式の前くらい起きろよ。そんなんだと大学に行っても友達できないぞ」

俺はその声で起きる。失うぐらいなら友達なんかいらない。またあの喪失感を感じたくはないからな。後大声で起こすなよ。クラス名とこっちをみながらクスクスと笑っているだろう。この教師はなにかと俺のことを気にかけてくれたが相手の気持ち全く考えないからこうやって公開処刑みたいになる。

ちなみに俺の進路は浪人だ。ぼっちになりやることもなく現実逃避をしたくてラノベを読みまくっていたら勉強をしなくなって大学受験に落ちた。きっと浪人しても大学には受からないだろう。希望を大学に見出だせないからだ。つまり俺はお先真っ暗である。

そして先生は黒板の前で感極まって泣いている。毎年泣いていると先輩方は言っていた。俺は高2の頃に野球部に一時期いたのでいくらかの先生の特徴は知っている。

だが感極まって泣いていても俺はなにも感じない。やがて泣きながら先生の長い話しは終わり体育館に移動することになり俺たちは立ち上がり出席番号順に並び体育館に向かった。

体育館に着くと在校生が拍手で向かえる。何人かの野球部の後輩は俺を可哀想なものを見る目でみてくる。やめてクレソンな目でみられたら余計に惨めになる。椅子に座ると校長先生が前にでた。校長先生の長い話を終え、今度は在校生代表でねるがでてきた。そう俺が下の名前で読んでいるってことは薄々気づきかもしれないが俺の幼馴染みだ。今は彼氏持ちである。高2の頃はよく一緒に居て俺のことを好きだったんじゃないかと彼氏がてきてから気づいたが、既に遅かった。

ねるは堂々とみんなの前で話し盛大な拍手が送られる。特にファンクラブのメンバーからは嗚咽混じりの感動の声が聞こえる。

すると卒業証書が授与され始めた。俺は一組なのですぐに順番が回ってきた。眠る暇さえなかったわ。最初のほうだとみんな見てるから視線かきついんだよな。

壇上に上ると校長先生が少し残念そうに話しかけてきた。

「君は池田くんだね。私は君に期待をしていたんだがね」

期待ね。期待をしても無駄だと思うが。俺は親に期待されなからも大学受験は落ちて落胆されて親は卒業式に来てない。

「俺に期待すること何てありますか?大学受験は落ちてぼっち期待する要素がありませんよ」

すると悲しそうな笑みを浮かべた。

「君には主人公になれる資質があると思ったんだがね」

主人公か、確かに一時期可愛い妹もいるし、仲のいい女友達もいるし何よりも誰よりも可愛い幼馴染みがいるから俺は主人公じゃねと思ったことはあった。たからなにもしなくても彼女はできると思っていた。だがそのうぬぼれた考えが今の現状を現している。

「期待されたところ残念ですが、その役目はねるの彼氏である守田が務めますよ」

俺はそう言ってささっと卒業証書を受け取り壇上を降りた。戻るときに校長先生が悲しそうな顔をしていたが俺には気にする余裕がなかった。壇上からねるの楽しそうな笑みを俺の知らないやつに向けていたからだ。ねるが遠くに感じた。

俺は席に着くと、心が荒れていたが、それを静めるために眠ることにした。ねるを見ると後悔が次から次へと沸いてくるからな。眠る前に誰かの視線を感じたか寝た。

ラストの生徒が終わり先生の起立という声で俺は起きた。どうやらラストまで寝ていたようだ。

卒業式が終わりクラスメイトは各々写真をともたちと撮っている。俺はそれを横目で見ながら帰る用意をする。今日は奮発して寿司でも食べに行こうか。

俺は教室を出た。するときゃきゃウフフとしたカップルが横で騒いでいる。ちっリア充め砕け散れよ。

大学に入ったら疎遠になり別れるくせにいつか結婚しようね見たいな会話をするのがなぞだ。子供にいつか見せようねってとかどんだけお花畑なんだよ。

新しい生活になったら高校の友達とは疎遠になる。つまり人間関係はリセットしたところからスタートするのだ。みんなぼっちからのスタートである。俺は浪人だから余計に厳しい立場からのスタートだが一人はもう慣れたし、特に問題はない。

俺は卒業式という立て看板と写真を撮った。ぼっちの卒業式とかツウィターに載せたらバズりそうだな。まぁ身バレするから載せないけど。

俺学校を見て楽しかった日々を思い出す。遠い昔のように感じた。隣にはねるがいて、いつまでも変わらないと思っていた。

....帰るか

俺は駅に向かって歩を進めた。

駅に着くとちょうど流鉄が来たのでそれに乗った。席はたくさん空いていたので端っこに座った。なんか辛いものが食べたくなってきた。ひとつ前の駅で降りるか。シャカシャチキンでも久々に食べるか。

駅についてマックによるとたくさんの制服を着た高校生がいた。たぶん在校生の人たちだろう。卒業生はまだ話しに花を咲かせてるところだろうし。

注文をするとすぐにシャカシャカチキンができてクルーが俺に手渡しをしてきた。

「ありがとうございます」

クルーだろうが店員だろうが感謝を伝えてと妹に言いつけられているのでそれを守っている。妹が彼氏ができてからだが。そういえば美波にも言われたな。あいつは天国で楽しくやっているだろうか。俺の現状を見てきっと悲しんでるだろう。ずっとそばにいてくれると言ったのにな。俺はそんな美波を守れなかった。過去を考ええても仕方がない。俺はマックを出て食べながら駐輪場に向かった。



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