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厄介ごとを持ってくるなよ
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悪霊が恨めしぽく写っている。これはすぐにおたぎあげをしないと不味い。完全に呪うき満々だ。ふと家康を見ると後ろに憑いていた。
「家康とりつかれているから明日俺の神社に来い」
「そんな馬鹿な。我なにもしておらんぞ」
「悪霊はそこにいた奴を呪うんだよ。なにもしてなくてもな。明日祓ってやる」
死にはしないだろうが不幸に巻き込まれる可能性は高い。俺たちにも影響を及ぼすレベルで。
「怨霊は怖いからな。頼むぞ」
なら最初っから心霊スポット行くなよ。幽霊が見えない奴ほど行きたがるんだよな。幽霊の恐ろしさを知らないから。
「それより勇気たちの写真は大丈夫なのか?」
「これは大丈夫だ。木を切らない限り呪ってこないタイプだから」
危ない場所に中条先輩を連れて行ったりしない。祓うのが面倒というのもあるが。それに半妖のゆいぽんにびびっていたしな。幽霊と言っても低級だし。まぁかなりの数いたから集団になるとそれなりの呪いを発動するが。
「勇気よ見分け方を教えてくれ」
「そもそも見えないのに見分けるとか無理だろ」
「なら見えるようにしてくれ」
「嫌だよ。お前幽霊ナンパしそうだからな」
こいつ可愛ければ生きていなくてもいいという考えだからな。特にロリだとこいつは発狂して近づいてどいうことをしてでも家に連れ帰りそうだからな。
「生きてる人間にモテないから仕方がじゃないか」
「それはお前が中二病でオタク丸出しだからだろ」
こいつイケメンなのに勿体ない。せめて和服で外で過ごすのはやめろよ。目立つし、俺まで変人に見える。学校では指ぬきクローブをはめてるし木刀を持っている。もうすでにあいつは中二病と断定されていて最近俺まで同類じゃないかと思われていい迷惑なんだよ。
「我は家康の生まれかわりぞ。中二病なんかじゃないわ」
記憶ないのに生まれ変わり何てありえないだろ。名前が一緒なだけだろう。徳川家康は我慢強いが、家康は我慢しないですぐに戦況を変えようとするだろう。
「それはどうでもいいが。明日来いよ」
「そんなこととはなんだ!大切なことだぞ」
「客観視して中二病以外のなんでもないだろ。ほら後ろの悪霊も笑ってるぞ」
悪霊に笑われるってどんだけ中二病な行動を今までしてきたんだか。まぁ一人性が我だもんな古典的すぎるだろ。
「我幽霊にまで笑われてるのか」
がっくりと家康は項垂れている。まぁこの中二病はほっといて悪霊を見る。そこまで悪さをする奴じゃなさそうだ。いたずら程度か。だがいたずらでも骨折はするレベルだが。
「まぁあんだけナンパが撃沈すればな」
「なんで我がナンパをしたことを知ってるのだ?」
「いっつもナンパをしてるからだろう。アニメオタクを見つければナンパして。ナンパ成功したなら口調を直せよ」
あと中二病もな。まぁこれに関しては家康の生まれ変わりだと信じてる限り変えなそうだが。とりあえずこのくらいの怨霊なら祓うことは可能だ。ほんと家康は厄介ごとを持ってくるよな。不思議探索とか言って悪霊にとりつかれるなら不思議どころか、幽霊を刺激にいってるだけだ。
「でも祓えるの?悪霊って霊能者祓ってるイメージだけど」
「テレビに出ている奴は大抵力がないんですよ。本物だったらまずテレビの企画で心霊スポットには行かないですし。ああいうのは幽霊が一番怒るんですよ」
実際うちに祓ってくれとくる奴はYouTuberでどうが撮影したり、落書きしに行ったり、いたずらしに行ったりする奴が多かった。ほんと泣きつくなら最初っから行くなよと思う。行くなら荒らさないで行けばなにもしては来ない。ヤバイところじゃなければ。
「へぇそうなんだ。それにしても幽霊っていっぱいいるんだね」
そういうと目線を外に向けた。大量の男の幽霊が中条先輩を見ている。結界をはっといたからこっちには入れないが。
「なぬ!勇気よ中条先輩か幽霊を見えるようにしたのか!我はダメなのに。我もしてくれよ」
「はぁー一日だけだからな」
「本当か!ははこれで幽霊の彼女が」
一日で彼女が出来るはずないだろう。玉砕するのが見える。俺は家康の目に自分の血を滴し呪文を唱えた。
「開けていいぞ」
「おお見えるぞ、、、、なんであんなに男が群がっているのだ!」
「中条先輩に群がってきたんだろう。結菜霊力が高いからびびって近寄ってこないからな」
一回だけいかにもチャラそうで死んだばっかりの奴が近寄ってきたが、一発で成仏させたからな。あれはあの男に同情した。
「まるで私が怖いみたいじゃないですかぁー」
怖いだろ残酷な呪詛を得意としていて、それを幽霊に実験ですよぉーとか言いながら当てるんだから。幽霊からしたら恐怖の何物でもない。
「あざといくせにやることはえげつないからな」
「お兄ちゃんが甘いんですよぉー。幽霊に成仏を促しながら出来るだけ要望に答えるとか甘すぎです」
幽霊怒らすと、周囲に被害がいくから、要望に答えてるだけだ。まぁなにも思い残さず成仏してほしいと思っているが。
「ハードな人生を送った人もいるんだから、成仏するときぐらいわがままくらいいいだろう」
「だからってキスはないじゃないですかぁー。結局その幽霊成仏しないで、家に留まっていますし」
ぼっちだったからあのときは衝撃的だったな。キスもあの一度きりだ。今は家の式神になって家事全般を任せている。なんであんなに美少女で、家事が上手いのに誰とも付き合わなかったんだろうな。
「家康とりつかれているから明日俺の神社に来い」
「そんな馬鹿な。我なにもしておらんぞ」
「悪霊はそこにいた奴を呪うんだよ。なにもしてなくてもな。明日祓ってやる」
死にはしないだろうが不幸に巻き込まれる可能性は高い。俺たちにも影響を及ぼすレベルで。
「怨霊は怖いからな。頼むぞ」
なら最初っから心霊スポット行くなよ。幽霊が見えない奴ほど行きたがるんだよな。幽霊の恐ろしさを知らないから。
「それより勇気たちの写真は大丈夫なのか?」
「これは大丈夫だ。木を切らない限り呪ってこないタイプだから」
危ない場所に中条先輩を連れて行ったりしない。祓うのが面倒というのもあるが。それに半妖のゆいぽんにびびっていたしな。幽霊と言っても低級だし。まぁかなりの数いたから集団になるとそれなりの呪いを発動するが。
「勇気よ見分け方を教えてくれ」
「そもそも見えないのに見分けるとか無理だろ」
「なら見えるようにしてくれ」
「嫌だよ。お前幽霊ナンパしそうだからな」
こいつ可愛ければ生きていなくてもいいという考えだからな。特にロリだとこいつは発狂して近づいてどいうことをしてでも家に連れ帰りそうだからな。
「生きてる人間にモテないから仕方がじゃないか」
「それはお前が中二病でオタク丸出しだからだろ」
こいつイケメンなのに勿体ない。せめて和服で外で過ごすのはやめろよ。目立つし、俺まで変人に見える。学校では指ぬきクローブをはめてるし木刀を持っている。もうすでにあいつは中二病と断定されていて最近俺まで同類じゃないかと思われていい迷惑なんだよ。
「我は家康の生まれかわりぞ。中二病なんかじゃないわ」
記憶ないのに生まれ変わり何てありえないだろ。名前が一緒なだけだろう。徳川家康は我慢強いが、家康は我慢しないですぐに戦況を変えようとするだろう。
「それはどうでもいいが。明日来いよ」
「そんなこととはなんだ!大切なことだぞ」
「客観視して中二病以外のなんでもないだろ。ほら後ろの悪霊も笑ってるぞ」
悪霊に笑われるってどんだけ中二病な行動を今までしてきたんだか。まぁ一人性が我だもんな古典的すぎるだろ。
「我幽霊にまで笑われてるのか」
がっくりと家康は項垂れている。まぁこの中二病はほっといて悪霊を見る。そこまで悪さをする奴じゃなさそうだ。いたずら程度か。だがいたずらでも骨折はするレベルだが。
「まぁあんだけナンパが撃沈すればな」
「なんで我がナンパをしたことを知ってるのだ?」
「いっつもナンパをしてるからだろう。アニメオタクを見つければナンパして。ナンパ成功したなら口調を直せよ」
あと中二病もな。まぁこれに関しては家康の生まれ変わりだと信じてる限り変えなそうだが。とりあえずこのくらいの怨霊なら祓うことは可能だ。ほんと家康は厄介ごとを持ってくるよな。不思議探索とか言って悪霊にとりつかれるなら不思議どころか、幽霊を刺激にいってるだけだ。
「でも祓えるの?悪霊って霊能者祓ってるイメージだけど」
「テレビに出ている奴は大抵力がないんですよ。本物だったらまずテレビの企画で心霊スポットには行かないですし。ああいうのは幽霊が一番怒るんですよ」
実際うちに祓ってくれとくる奴はYouTuberでどうが撮影したり、落書きしに行ったり、いたずらしに行ったりする奴が多かった。ほんと泣きつくなら最初っから行くなよと思う。行くなら荒らさないで行けばなにもしては来ない。ヤバイところじゃなければ。
「へぇそうなんだ。それにしても幽霊っていっぱいいるんだね」
そういうと目線を外に向けた。大量の男の幽霊が中条先輩を見ている。結界をはっといたからこっちには入れないが。
「なぬ!勇気よ中条先輩か幽霊を見えるようにしたのか!我はダメなのに。我もしてくれよ」
「はぁー一日だけだからな」
「本当か!ははこれで幽霊の彼女が」
一日で彼女が出来るはずないだろう。玉砕するのが見える。俺は家康の目に自分の血を滴し呪文を唱えた。
「開けていいぞ」
「おお見えるぞ、、、、なんであんなに男が群がっているのだ!」
「中条先輩に群がってきたんだろう。結菜霊力が高いからびびって近寄ってこないからな」
一回だけいかにもチャラそうで死んだばっかりの奴が近寄ってきたが、一発で成仏させたからな。あれはあの男に同情した。
「まるで私が怖いみたいじゃないですかぁー」
怖いだろ残酷な呪詛を得意としていて、それを幽霊に実験ですよぉーとか言いながら当てるんだから。幽霊からしたら恐怖の何物でもない。
「あざといくせにやることはえげつないからな」
「お兄ちゃんが甘いんですよぉー。幽霊に成仏を促しながら出来るだけ要望に答えるとか甘すぎです」
幽霊怒らすと、周囲に被害がいくから、要望に答えてるだけだ。まぁなにも思い残さず成仏してほしいと思っているが。
「ハードな人生を送った人もいるんだから、成仏するときぐらいわがままくらいいいだろう」
「だからってキスはないじゃないですかぁー。結局その幽霊成仏しないで、家に留まっていますし」
ぼっちだったからあのときは衝撃的だったな。キスもあの一度きりだ。今は家の式神になって家事全般を任せている。なんであんなに美少女で、家事が上手いのに誰とも付き合わなかったんだろうな。
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