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ゆいぽん部活に入る
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教室に戻り、机を三人分くっつけて食べていた。ゆいぽんは満足そうに笑顔を見せなから食べている。食べてる姿も絵になるとはアイドルはやっぱり特別だ。
「それで桜木嬢よ。我の部活には入ってくれないか?」
アイドル活動をしながらだと厳しいと思うんだが。ライブがなくてもレッスンがあるし。そんなに余裕はないだろう。
「勇気も入っているんだよね?週二での参加でいいならいいよ」
「本当か!やはり我の部活は魅力があるんだな」
「自分の時間が少なくなるがいいのか?ただでさえ依頼は先生の雑用とかで、それ以外は不思議探索という意味のないことをやっているのに」
また生徒からの依頼は来てない。まぁ進学校だから自分で解決できるっていうのもあるが。それこそ抱えきれなくなったら先生に相談するはずだ。つまり俺達は間だ信頼されてないってことだ。そもそも生徒にこの部活の存在を知られているかどうかすら怪しい。
「大丈夫だよ。夜が空いているし。学業を優先して平日の一日と土曜日だけがライブだから」
他の日はレッスンもあるが、休みはあるみたいだな。ゆいぽんがこの部活に入るのは大歓迎だ。美少女をもう1人見てられるし。
「それならいいが無茶はするなよ」
あくまでアイドルを優先して欲しいからな。まぁそんな疲れる活動はしないと思うが。家康のことだし運動は嫌いだからな。部活の依頼でもこない限り。
「それで今日は大丈夫なのであるか?」
「大丈夫だよ。今日はレッスンないしね」
ゆいぽんの加入によって学校でも指折りの顔面偏差値の高いやつが集まったな。俺以外。なんか悲しい。ここまでルックスのいいやつが集まると俺だけ釣り合わないとか言われそう。まぁそもそも認知されてないから大丈夫か。
「そうかそうかそれなら我が部室に放課後案内しよう」
「カッコつけてるが本棚に本がぎっしりつまったぐらいの部室だが」
「なんか書斎みたい」
改めて思うことはあれを全部読破した中城先輩はすごいってことだ。あの量は俺でも読破できない。ひたすら部員がいなくて孤独を感じていただろう。そう考えると家康が来たのは幸運だったかもしれない。
そして俺達は食べ終り、ゆいぽんはカフェオレを飲んでいた。俺はもちろんこれマッカンだ。食後マッカンに限る。この暴力的な甘さが俺の体に染みる。ああこのために生きてるって言っても過言じゃない。
「なんかすごい勇気が幸せそうな顔してるけど」
「気にするでない。マッカンを飲むとか毎回ああなるのだ。糖尿病になるぞと言ってもやめないからなあやつは」
「マッカンを飲めないなら糖尿病になること選ぶ」
マッカンを飲めないとか人生の半分は損しているだろう。苦い人生なんだから飲み物くらい甘くていいだろう。じゃないと人生の辛さに耐えられないからな。
「糖尿病はきついぞ。我の親戚もなったことあるが、食事制限がきついと言っていたぞ。それに糖尿病になったらマッカンを飲めなくなるぞ」
そしたら俺の人生は終る。やっピり一日一本にするべきか。飲めないよりはましだし。
「一日に一本にしよう」
「勇気が我の言うことを聞いた!明日は槍が降るぞ」
「マッカンが飲めないのが辛いだけだ。カロリーの高いものばっかを食べているお前に言われたくないがな」
こいつ脂っこいものばっかりた経ていて野菜を取らないからな。無視こいつのほうが病気になるんじゃね?
「我は野菜ジュースを飲んでるから大丈夫だ」
「本当にそれで大丈夫だと思っているならおめでたい頭してるな。本当にこの学校の生徒か?」
「我に対しての当たりがひどい」
なんでこいつに優しくしなきゃいけないんだよ。むしろ優しくしたらこいつは調子に乗るからしない。
「面白い会話だね」
ゆいぽんがウフフと笑いながら言った。そんなに面白いかね。思ったことを口にだしてるだけだが。遠慮しないで言えるからね。
「我が傷ついているだけなんだが」
そして昼休みの終わりのチャイムが鳴った。今日は華やかさがあって楽しかったな。始終男ににらまれていたが。下心がみえみえなんだよ。アイドルなんだから付き合えないことぐらい分かるだろう。
そして授業を終えて、放課後になった。最近中城先輩のファンクラブからいつ嫌がらせをされても可笑しくない状況なんだよな。それに加えてゆいぽんも部活に入れるだから、相当恨みを買いそうだ。
「はは、それじゃ部室に行くぞ」
家康は周りの目とか気にしないから大したことじゃないんだろう。ゆいぽんはワクワクした感じで鞄に教科書を入れている。
そして用意が終ると、俺達は周りの死線を浴びながら部室に進む。まさか俺が嫉妬される日がこようとは思わなかったわ。このままボッチで終ると思っていたし。ボッチの八幡も最終的にはモテていたし俺もモテるかもしれない。そんなことを考えていると部室に着いた。
「ここがSOS団の部室だ。歓迎するぞ桜木嬢」
そして家康が部室を開けると、既に中城先輩がいた。
「あ、こんにちは土御門くん達。それでゆいぽんが転校生だったんだね。ここにいるってことは入部希望かな?」
「そうだよー。それにしても本がいっぱいあるね。これ相当な金額したんじゃない。古文書とかもあるし」
「これはOBの人達が揃えたからどんくらいしたか分からないよ」
この古文書って本物なんじゃ家康公の筆跡だ。他にも島津家の記録書だったり色々ある。ここってもしかして文化財級のものがたくさんあるんじゃないか。
「これで部員はそろって正式に同好会から部活に変わるよ。予算もさらに増えるし、新しい本が買える」
「パソコンも買えるな。はは、最高のホームページを作ろうぞ」
この文化財もケースのなかで保護できるな。
「それで桜木嬢よ。我の部活には入ってくれないか?」
アイドル活動をしながらだと厳しいと思うんだが。ライブがなくてもレッスンがあるし。そんなに余裕はないだろう。
「勇気も入っているんだよね?週二での参加でいいならいいよ」
「本当か!やはり我の部活は魅力があるんだな」
「自分の時間が少なくなるがいいのか?ただでさえ依頼は先生の雑用とかで、それ以外は不思議探索という意味のないことをやっているのに」
また生徒からの依頼は来てない。まぁ進学校だから自分で解決できるっていうのもあるが。それこそ抱えきれなくなったら先生に相談するはずだ。つまり俺達は間だ信頼されてないってことだ。そもそも生徒にこの部活の存在を知られているかどうかすら怪しい。
「大丈夫だよ。夜が空いているし。学業を優先して平日の一日と土曜日だけがライブだから」
他の日はレッスンもあるが、休みはあるみたいだな。ゆいぽんがこの部活に入るのは大歓迎だ。美少女をもう1人見てられるし。
「それならいいが無茶はするなよ」
あくまでアイドルを優先して欲しいからな。まぁそんな疲れる活動はしないと思うが。家康のことだし運動は嫌いだからな。部活の依頼でもこない限り。
「それで今日は大丈夫なのであるか?」
「大丈夫だよ。今日はレッスンないしね」
ゆいぽんの加入によって学校でも指折りの顔面偏差値の高いやつが集まったな。俺以外。なんか悲しい。ここまでルックスのいいやつが集まると俺だけ釣り合わないとか言われそう。まぁそもそも認知されてないから大丈夫か。
「そうかそうかそれなら我が部室に放課後案内しよう」
「カッコつけてるが本棚に本がぎっしりつまったぐらいの部室だが」
「なんか書斎みたい」
改めて思うことはあれを全部読破した中城先輩はすごいってことだ。あの量は俺でも読破できない。ひたすら部員がいなくて孤独を感じていただろう。そう考えると家康が来たのは幸運だったかもしれない。
そして俺達は食べ終り、ゆいぽんはカフェオレを飲んでいた。俺はもちろんこれマッカンだ。食後マッカンに限る。この暴力的な甘さが俺の体に染みる。ああこのために生きてるって言っても過言じゃない。
「なんかすごい勇気が幸せそうな顔してるけど」
「気にするでない。マッカンを飲むとか毎回ああなるのだ。糖尿病になるぞと言ってもやめないからなあやつは」
「マッカンを飲めないなら糖尿病になること選ぶ」
マッカンを飲めないとか人生の半分は損しているだろう。苦い人生なんだから飲み物くらい甘くていいだろう。じゃないと人生の辛さに耐えられないからな。
「糖尿病はきついぞ。我の親戚もなったことあるが、食事制限がきついと言っていたぞ。それに糖尿病になったらマッカンを飲めなくなるぞ」
そしたら俺の人生は終る。やっピり一日一本にするべきか。飲めないよりはましだし。
「一日に一本にしよう」
「勇気が我の言うことを聞いた!明日は槍が降るぞ」
「マッカンが飲めないのが辛いだけだ。カロリーの高いものばっかを食べているお前に言われたくないがな」
こいつ脂っこいものばっかりた経ていて野菜を取らないからな。無視こいつのほうが病気になるんじゃね?
「我は野菜ジュースを飲んでるから大丈夫だ」
「本当にそれで大丈夫だと思っているならおめでたい頭してるな。本当にこの学校の生徒か?」
「我に対しての当たりがひどい」
なんでこいつに優しくしなきゃいけないんだよ。むしろ優しくしたらこいつは調子に乗るからしない。
「面白い会話だね」
ゆいぽんがウフフと笑いながら言った。そんなに面白いかね。思ったことを口にだしてるだけだが。遠慮しないで言えるからね。
「我が傷ついているだけなんだが」
そして昼休みの終わりのチャイムが鳴った。今日は華やかさがあって楽しかったな。始終男ににらまれていたが。下心がみえみえなんだよ。アイドルなんだから付き合えないことぐらい分かるだろう。
そして授業を終えて、放課後になった。最近中城先輩のファンクラブからいつ嫌がらせをされても可笑しくない状況なんだよな。それに加えてゆいぽんも部活に入れるだから、相当恨みを買いそうだ。
「はは、それじゃ部室に行くぞ」
家康は周りの目とか気にしないから大したことじゃないんだろう。ゆいぽんはワクワクした感じで鞄に教科書を入れている。
そして用意が終ると、俺達は周りの死線を浴びながら部室に進む。まさか俺が嫉妬される日がこようとは思わなかったわ。このままボッチで終ると思っていたし。ボッチの八幡も最終的にはモテていたし俺もモテるかもしれない。そんなことを考えていると部室に着いた。
「ここがSOS団の部室だ。歓迎するぞ桜木嬢」
そして家康が部室を開けると、既に中城先輩がいた。
「あ、こんにちは土御門くん達。それでゆいぽんが転校生だったんだね。ここにいるってことは入部希望かな?」
「そうだよー。それにしても本がいっぱいあるね。これ相当な金額したんじゃない。古文書とかもあるし」
「これはOBの人達が揃えたからどんくらいしたか分からないよ」
この古文書って本物なんじゃ家康公の筆跡だ。他にも島津家の記録書だったり色々ある。ここってもしかして文化財級のものがたくさんあるんじゃないか。
「これで部員はそろって正式に同好会から部活に変わるよ。予算もさらに増えるし、新しい本が買える」
「パソコンも買えるな。はは、最高のホームページを作ろうぞ」
この文化財もケースのなかで保護できるな。
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