主人公の幼馴染みを好きになってしまった話

希望

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テスト勉強特に理系はいやだ

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 「そろそろ帰るか、家まで送っていくぞ」

 「ありがとう。よろしくね!」

 俺達は長濱さんの家に向かった。長濱さんの家に入りたいなぁー。文化財になるほどの家だし、さぞ高級そうな木を使っていることだろう。家財にも徳川の家紋とか入ってそうだ。お願いしたら、家に入れるだろうか?いや付き合ってもいないのに無理か。一応聞いてみるだけ聞いてみるか。

 「長濱さん今度家に行っていいか?」

 「いいよー楽しめるか分からないけど」

 よっしゃー文化財になるほどの家を見れるし、長濱さんと遊ぶ約束までできたぜ。一石二鳥だな。

 そのあと日本史談義で盛り上がりながら、長濱さんの家に向かっていると、あっという間に家に着いた。

 いつ見ても立派な屋敷だな。この中にはいれる日が来ると思うと、わくわくするな。俺は日本史とか好きだからな、古い家とかかなり好きなんだ。将来的には武家屋敷に住みたいと思っているレベル。

 「バイバイまた学校でね」
 
 長濱さんはそう言って、手を振った後に門を開き家に入っていった。

 それじゃ俺も帰るかね。梨香このぬいぐるみ気に入ってもらえるかね。俺はくまさんのぬいぐるみを見ながらそう思った。

 駅からまぁまぁの距離があるので、俺は帰りながら、今日の出来事を振り返っていた。しのぶが長濱さんの推しメンで、頑張ってそれを取って、ナンパされてるところを助けてたな。これ好感度上がったんじゃね?それと長濱さんが男をごみを見るような目で見たことには驚いた。俺もクラスメイトじゃなかったら、話しかけてもあの目で見られた可能性があったてことだよな。神様には感謝しないと。

 駅に着くと、俺は改札をスイカでタッチして通り、電車が来たので、それに乗った。馬橋まで向かった。それにしても長濱さんの目を細めた笑顔を見れたのは良かった。あの笑顔森田以外に見せたことないからな。俺のこと少しは意識してくれたんだろう。そう考えると、嬉しすぎて、小躍りしそうだ。  

 そんなことを考えていると、馬橋駅に着いたので、俺は駅内をでて、自転車に乗り家に向かった。やっぱり自転車は楽だな。これからは自転車で学校に行こうか。でもそうすると、長濱さんに通学途中に会えない可能性があるからやめよう。俺は家に着くと、鍵で開けて、家に入った。

「ただいまー」

すると奥の方から、とことこと歩く音が聞こえた。

「お帰りーお兄ちゃん」

梨香は弾けるような笑顔で俺を向かえた。やっぱり梨香の笑顔はアイドル級の破壊力があるな。俺の天使だ。さぞ学校でも勘違いする男を量産して、モテているのだろう。梨香はうちの学校内に名前が知れわたっている。妹じゃなかったら、梨香と関わることもなかっただろう。神様に感謝しよう。こんな可愛い子を妹にしてくれて。  

「あ、そうだお土産持ってきたぞ」

俺は手に持っていた袋を梨香に渡した。すると梨香はなにかなといいながら、ワクワクしたように袋を開け
た。

「可愛い!くまさんだ。部屋に飾っとくね」
 
梨香は優しく、くまさんを抱き締めて、階段を登り自分の部屋に入った。さて俺も部屋に行って、授業の復習でもするか。一週間後にテストだし。俺はテストめんどくさいなと思いながら部屋に入った。

そして次のになり、テスト週間の土曜日になった。俺の学校は県内でも偏差値上位の進学校だから、テストの難易度は高い。だから勉強してないと、赤点を取ってしまう。頭いいやつは別だろうが、それでも進学校なだけあって頭良くても勉強をしている。

中学のときは大して難しくなかったから、一日2時間くらいしか毎日やってなかった。理系を含めてだ。だが今は理系は付いていくので精一杯だ。文系科目はクラスでも上位にはいるんだが。特に俺は数学が苦手である。数学を高校の必修科目にしたやつ恨んでやるからな。数学なんて、ほとんどの人間には関係ないだろ。私立文系は経済学部と商学部以外数学とか使わない。私立文系を目指している俺は数学は試験にない。だから俺は数学は放棄して他の科目で点数を稼ぐ。

コンコン

「お兄ちゃん入るよ」
 
「いいぞ」

すると梨香は外出用のおしゃれな格好で俺の部屋に入ってきた。梨香は真面目だから、この時期に遊びに行ったりしないだろう。恐らく友達と勉強をするんだろうな。 

「お兄ちゃん私友達と勉強するから、お昼は買って食べてねー」

やっぱりか、でも買いに行ってまた家に戻ってくるのは面倒なんだよなー。そうだ長濱さんを誘って、食べながら勉強すればいいじゃん。グッとアイデアだな。この前連絡先交換したし、誘ってみるか。 

「分かった。勉強頑張れよー」
 
「お兄ちゃんも数学いい加減やりなよ」
 
「いいんだよ。数学なんてやらなくても。俺は私立文系に行くんだから」

「お兄ちゃんこの前も数学II赤点で、次取ったらヤバイんじゃないの?」

なんで知っているんだよ。俺数学ヤバイなんて誰にも教えてないぞ。誰がばらしたんだ?いや俺に教えるような友達いないな。なんだか無性に悲しくなってきた。


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