無属性でも最強だった! 〜ザコ属性持ち少年だって強いです〜

あずき/

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最高の仲間

第十二話 腹が減っては戦はできぬ

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 さて迷宮へ行こう!...

『ギュルル』

「お腹が空いてるみたいね。」

そういえばここ最近ニックさんからもらった保存食しか食べていない。

「大衆食堂にでもいきますか。」

こうして食堂にいくことになった。



 にぎやかで美味しそうな匂いが...

「こちらがメニューです。」

お店の人がメニューを持ってきてくれた。

「ファングウルフのステーキ...バジリスクのグリル...普通にトマトスープとかもあるんだ!」

「おすすめは...いつものね!」

「ええ、いつものですね。」

いつもの?

「ご注文は決まりましたか?」

「いつものを3つお願いします。」

いつもの?

「かしこまりました。いつものを3つですね。」

そう言ってお店の人は厨房の方に行ってしまった。

「いつものってなんですか?」

二人はキョトンっとしながら顔をあわせた。

「見ればわかりますよ。」

ええぇ...僕、困惑中。



「おまたせしました」

お店の人が来た。すごく嫌な予感がする...と思ったが、

「ミノタウロスのシチューです。」

めっちゃ美味しそう。

「い、いただきます...」

とりあえず肉を口へ...とろける...美味しい...

「どうだ!美味いだろ!」

「はい!美味しいです!」

じゃがいもはホクホクで...ニンジンは柔らかく...玉ねぎも甘く香ばしい...

絶☆品 だこれ。



 はぁ...おいし―――



『スパァン!!!!!』



いきなり斬撃が...横を見るとデカイ熊みたいなのが立っていた。

「ブラッドベアー!?なんでこんなところに...」

「おそらく誰かが討伐に失敗してつれてきてしまったのでしょう。相手はBランク、街に出れば被害が拡大します。なんとしてでも倒しましょう。」

床には落ちたシチューが散乱している。

「...ん?待てよ?ブラッドベアーはBランクだから...爪と骨入手できるじゃん!」

「確かにそうですが...アレンさん?どうしましたか?」

「...」

「アレン?どうした?爪と骨が手に入るんだぞ?」

「――シチュー...」

「シチュー?シチューがどうかされま――」

「シチューを返せぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」



『ズパァァァァン!!!!!!!』



 気がつくとブラッドベアーはぐったりと倒れていた。周りがガヤガヤ...というより歓声?をあげている。

「まさかブラッドベアーを一撃で倒すとは...あっ気が付きましたか?」

ルーナさんに声をかけられた。



 なんかわからないけど、こうしてブラッドベアー討伐は終わり、一応報酬をもらった。正規クエストではないためランクポイントはもらえなかった。

爪と骨が手に入ったのであとは魔鉱石と魔石だけだ。

「迷宮で爪と骨のついでに魔鉱石と魔石も回収するつもりでしたが...じゃあ明日迷宮に行きましょう。」

明日こそ迷宮に行くことにした。(このあともう一度シチューを食べました。)
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