無属性でも最強だった! 〜ザコ属性持ち少年だって強いです〜

あずき/

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気まずい里帰り

第三十四話 王都インフォリウス

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「あの...タマエさん。」



「なんじゃ?」



「僕のこと見えなくできますか?」



「...無理じゃ。」



「えぇ...」



そうこうしているうちに門まで来てしまった。



「!、ニック様、お帰りになられたのですね!」



?、なんかすごい慕ってるような...



「コイツラは俺の連れだ。気にするな。」



「ではこちらへ...」



あっさり入れた...懐かしい。



ここのスープが美味しいんだよね。



「あのお店...まだあるかな...」



「アレン、来たことがあるのか?」



「ないです!」



「...怪しい。」







できるだけ顔を伏せて...



「とりあえずお城へ行くか。」



「いきなり!?」



お城は流石にまずい。まずいぞ。



「...しっかし...どこかで見たことあるんだよなぁ...アレンのこと。」



ニックさん。あなたは何も見てない。



「着いた。王都インフォリウスの城。」



やばいやばいやばいやばいやばいやばい!



「おお!ニック様!お帰りになられたのですね!では中へ。」



門番は気づいていないか



「着いたぞ。」



「こんにちはディラン陛下」そして僕達は頭を下げた



「よく来たな」



...気づいてないな。



「迷宮都市タルテイロから只今帰還しました」



「よし。その4人は何者か。」



「この者たちは私の連れでございます。」



「よかろう。報告感謝する。では。」



「はい。」



...もしや...覚えてない?







「アレン、ギルドへ行くぞ。」



「ええ、はい。」



「...すごい威厳だっただろう。」



「そりゃあねぇ...」



「...知ってたようだな。」



「ん?いや、すごいなぁって。」



「そうか。ほら、着いたぞ。」



タルテイロのギルドより数倍でかい...



「...来たか。...ん?そのガキ4人はなんだ。」



「ガ、ガキって...わらわは――」



「ストップ。」



「...ちぇっ」



「で、ニック。そいつらは。」



「連れだ。登録を頼む。」



「へいへい。カードは...あるな。...面白い、こいつは...へっ!」



この人...独り言が激しいタイプかな?



「とりあえず登録は完了した。街でも適当に回っとけ。」



「むむむ...なんじゃお前は――」



「はい、抑えて。」









「タルテイロのギルドのマスターの言ってたとおり...」



「悪いやつじゃないんだぜ?」



「...街、回りましょう。」



「おっ!なんか美味しそうな匂いが...」



「ここのスープがうまくてな...行くか!」



まだあったんだ!







「いらっしゃい!やあニック!ということは...アレか。」



「ああ、アレを5つ。」



でた、アレ。

でも今回は頼みたいものがある。



「あの!僕はこのミネストローネを!」



「あんた...わかったよ。アレを4つとミネストローネ追加チーズ,パセリ抜きね!」



それって...了解。



「...ミネストローネ、好きなんだな。」



「はい!しっかりトマトの食感も残りつつ汁だけでトマトってわかるところがたまらなくて...」



「...長くなるぞ、これ。」



僕は存分にミネストローネの魅力を話した。







「おまたせ!」



「みなさんのは...オニオンスープですか!」



「げっ!玉葱じゃ!」



「もしかして...玉ねぎきらい?」



「き、きらいじゃないわい!た、食べれるわ!べ、べべ別に辛くってシャキシャキしてるのが嫌なんじゃないからのぉ!」



笑いをこらえてるセイラさん。



「この玉ねぎは甘いし、柔らかいから大丈夫だぞ。」



「...誠か?」



「ああ、付属のパンを付けて食べるんだ。」



「これは...うまいのお...」



気に入ったみたいだ。



「アレンのは...いただき!」



「ちょっとセイラさん!」



「おお!アレンの言ってたとおり!」



「はぁ...良かったです。では僕も...」



うん。変わらない美味しさ。いいね!



【私も...そろそろお腹が...】



忘れてた。はい、どうぞ。



【...飽きてきました、この味。】



えぇっ!



「...試しにその団子、スープに付けたらどうだ?」



「せめてかけるようにします...」



【...これはっ!これが”味”ですか!?】



「そうじゃ。うまいじゃろう!」



なんであんたが威張ってんだ。



「...アレン、本当のことを話したらどうだ。」



うぐっ...



「ええと...僕の出身がこの辺りで...よくこのお店に来てたんですよ。」



ど、どうだ...



「そうか...なら始めから言ってくてくれよ!」



「す、すいません...」



ふう、よし!...何やってんだ僕。







 腹ごしらえを済ませ、僕らは宿へ行った。



「いろいろあったですね...」



「一応王家のものとして挨拶したほうが...」



「そうだな...明日、改めて行こうか。」



また行くの!?ええ...



そう思いつつ僕らは夜を過ごした。











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