ノイジーセックス・ミックスビーンズ

片里 狛

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BEANS&.01

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 産まれて初めて観覧車というやつに乗った。
 そういえばデートで遊園地とか来たこと無かったなぁと思いつつ、テンション高ぶり過ぎて半回転して逆に静かなトキチカさんも個室だったらリラックスするかなぁと男二人で乗ったはいいものの、今度は『恋人と二人きりで観覧車』という少女漫画のクライマックスの様な状況に感動して声もでないような有様だった。
 まあ、可愛いし予想の範囲内の反応だけどさ。妙に手慣れた様子で手とか握られてきても困る。
「……疲れちゃいました? やっぱりこう、森の中のコテージとかのほうが良いっすかね」
 ゆっくりと地上から離れる個室の中で、ガッチガチに固まっているトキチカさんと向かい合って座る。園内はことごとく禁煙で、非常に生き辛い世の中を実感したしちょっといい加減煙草吸いたいけど、なんかもうそんなことよりトキチカさんのお世話で精いっぱいだった。
「え。いや、ええと、まあ、歩きまわったのでちょっとは疲れたけど、オレ楽しいっていうか感動しててもうだめなだけ……心配かけてごめん……」
「心配っつーか、なんつーか、結構無理やり拉致った感あったんでなんつーか」
 職場のいけすかない所長になぜか呼び出されたのは二週間前の出来事で、なんだ説教か最近おれは至極真面目に撮影助手してるぞと喧嘩腰で臨んだものの、渡されたのは某遊園地のチケット付き宿泊券だった。なんでも、会社の付き合いで無理矢理買わされたらしい。
 星野所長は確か所帯持ちだったが、小学四年生の娘はアイドルアニメに夢中で、ネズミも居ない遊園地には興味もないとのことだった。子供も随分世知辛くなったもんだ。
 そんなこんなで一番若いおれにお鉢が回って来た。
 おれだって別にきらきらした音楽でぐるぐる回る白い馬とか馬車とかコーヒーカップとかに興味は無い。だからと言って例のネズミの方にも興味無い。乗ったことはないけど絶叫アトラクションが有名な山梨の某テーマパークならちょっと行きたいかなぁと思う程度だ。しかもこのチケット、遊園地代はタダだが宿泊の金は取られるらしい。ホテルの策略じゃねーか。
 申し訳ないけど要らないっす、と、突き返そうとして、はたと自分の恋人の顔が浮かんだ。
 ……トキチカさん、遊園地にめっちゃ夢見てそう。
 そう思ったらもうなんかそわそわしちゃって、若干それが顔に出てしまったらしく大して仲良くもない所長に『彼女と楽しんで来いよ』とか言われてしまって最高に恥ずかしかったくっそ……。一連の流れを聞いたカヤさんは死ぬほど笑ってたけど。
 そんなわけで貴重な休日を、おれはそれなりの規模のアトラクションパークで過ごしていたわけだ。
 朝の待ち合わせからもうトキチカさんは吐きそうな程緊張していて、やっぱり寝れなかったと言った。なんとなく予想はしていたし、正直なところおれも若干寝れなかった。行く前からこんな調子じゃあ、並んでるうちに倒れそうだと危惧していたけれど、やっぱりトキチカさんは始終興奮相まって逆に無の境地みたいな顔だった気がする。
 人混みがあまり好きな人じゃない。
 その上ゲイだということを世界に知られたら死ぬと思っている傾向がある。隠したくて必死で、だからおれは隣を歩くのが申し訳ないなってたまに思う。
 すごく好きだと思う。大切にしたい。だから、できるだけ家でべたべたしているし、買い物に行く時も手を繋ぎたい気持ちを抑えてちょっと前を歩く。隣に並んでしまうと、冷たそうな指先を有無も言わさず自分のポケットにつっこんでしまいそうになる。
 今日もカップルとファミリーの中、ふらふらしてるトキチカさんの手を何度掴みそうになったことか。一回前から歩いてきたジュース持った子供にぶつかりそうになって、とっさに肘を掴んだけど、あとは肩すら触れ合ってない気がする。
 せっかく休みが被ったんだから、もうちょっと静かな人がいないペンションとかで写真とか撮りつつだらだらした方が良かったのかなぁって、ちょっとだけ不安になった。
 緊張して吐きそうになりながらも喜んでくれてることはわかる。それがすごくかわいいけれど、真っ青な顔でふらふらしてるのは、やっぱり見てて可哀想だ。
 珍しくおれがごねごねと考え込んでいると、トキチカさんは慌てたように腰を浮かせた。
「あのね、あの、オレすんごい楽しいし嬉しいのよ……! だからこう、余計に空回ってるっていうか楽しもうって意気込んじゃってるっていうか、しかも倉科クン今日なんかいつもと違う服だしいつもブルゾンなのになんで今日コートなの……!」
「……デート楽しみでつい買っちゃった」
「かわいい……っ! なにそれかわいいやめてよ死んじゃう!」
 確かにいつもの適当に着馴れた上着じゃない。まー何着たっておれはどうせ多少背の高い従者Aだってことは承知してるけど、ちょっと格好つけたくなるじゃん。
 あんまりこういうかっちり系の服って似合わないんだよなーと思ってたけど、最近知り合ったデザイン会社のイケメン社長様が見立ててくれたアウターは何故かばっちりキマってしまって、久しぶりに値札気にせず買った。
 コートに似合わないから、髪の毛は括って無い。トキチカさんがおれのシュシュ結び好きなの知ってるけど、アレ実は結構目立つの知ってるから遊園地ではちょっとなぁと思って自重した。
 ピンクの髪の毛で何言ってんだって話だけど。
 まあでも今日は案外ガン見されなかったと思う。みんな騒ぐ子供の世話に夢中で、カップルや友人連れも子供を避けることに夢中だった。
「ううぅ……倉科クンがめっちゃかっこいいのにかわいい吐く……萌えすぎて吐く……なんかもー、オレ自分ばっかり嬉しくて、心配ばっかりかけちゃって、もー……」
「いやおれは正直吐きそうな程喜んでくれてるのわかってるんでいいんです。ただ嬉しかろうが楽しかろうが実際吐きそうっていうこと自体はしんどいじゃんだから平気かなってそれだけ心配」
「……平気だよ。だってこんなに楽しいのに苦しいなんてことないよ。オレさー多分ばれてると思うけど、恋人と観覧車とかそういうのに乗るの、すんごい憧れてたの。だってさぁ、オトコノコってこういうのニガテじゃん? オレが好きになるのって、あんまりがっつりゲイって人じゃなくて、バイっていうか男思考っていうか……でもオレの為に一緒に乗ってくれる倉科クンがちょう好きだなぁって思って、もう涙出そう。吐きそうだし泣きそうだしでもそれすんごい好きって事だよ」
「トキチカさん……」
「……ね、隣に行っても、」
「だめ」
「…………え。え?」
 思わず言い終わる前に遮ってしまった。やばいつい本音が出た。そう焦ったが、一気に顔面蒼白になるトキチカさんをいたわってあげられる余裕が無い。
「え、え。え? ごめ、オレが吐くとか泣くとか言ったから気分悪く……? あ、大丈夫だよ吐くとか言ってるけど比喩に近めっていうか吐きそうだけど吐かないっていうか!」
「座ってください。落ち着いてください。揺らさないでください」
「………………」
「…………」
「……あれ? 倉科クンもしかして、高所恐怖症?」
 言われて思わず息を飲むが、それが表情に出ていたかはわからない。
 ちなみに、やせ我慢で乗り込んだというわけではない。正直なところ、自分が高いところが苦手らしい、ということに実は今さっき気がついた。
 思い返せば二十と少し生きてきて、そういやこんな高所に触れたことねーなってことに気がつく。
 観覧車には初めて乗った。別段家族仲が悪かったわけでもないけど、おれも姉貴もインドアで、二人で部屋に籠って絵を描いていることが多かった。家族旅行に行ったことはないし、観光もろくにしていない。
 中学の修学旅行は京都だったが、残念ながら有名な清水の舞台は行かなかった。それどころか途中で風邪でダウンしてほとんど寝てた。高校の旅行は多分行ってない。あの時は最強にグレていた。思い出したくない黒歴史だから実際あんまり覚えていない。
 今は仕事場と家の往復で、風景写真を撮るにしてもおれは自然よりも人工物の方が好きだ。故に断崖絶壁の海辺も、山肌が覗く渓谷も、そういえば行ったことがない、ような気がする。
 ゆっくりと地面が遠くなる様をできるだけ見ないように口元を押さえるのは、息を整えるためだ。流石に吐くとかそういう感じじゃないが、できれば目は閉じたい。でもせっかく観覧車うきうきしてるトキチカさんの前でそんな屑行為できるものかと踏ん張ったら涙目になったらしく、目の前の腰を浮かせたままのトキチカさんは萌えてんだか心配してんだか判断付かない顔してた。
 アンタほんと駄目なおれが好きっすね……まあ、おれも財布から小銭ぶちまけて涙目になってるトキチカさんとか萌えるけどさ。
「え、どうしよう、めっちゃ心配なんだけど、いや倉科クン無理せず目閉じたらいいんじゃないかな……!」
「……閉じたら逆に想像しそうで怖い。すげーこわい。やばい。ださい。すげえださい。ていうか言い訳しますけどおれまさか自分が高所恐怖症だなんて夢にも思ってなくてですね、ちょ、この乗り物揺れすぎじゃなっすか……!」
「か、観覧車って結構揺れるよねぇ。なんかほら、案外窓汚くてよかったよね……!」
 まあ確かに思っていたほど中は美しい状態ではない。遊園地のアトラクションなんてそんなもんだろうが、しかし残念ながら日が暮れてしまった冬のこの時期、世間様はイルミネーションとやらでわいわいと騒ぎだす。
 つまるところ、普段なら大して見えない地上ががっつり明るく照らされて、汚い硝子越しにも全力で見えてしまう。
 ロマンチックだね、なんて口説いてる余裕なんてない。
 さっきまでトキチカさんの体調を結構本気で慮っていたのにこのザマだ。最高にダサくて、恐怖とは別の意味で涙出そう。
「絶叫系平気なのに高いとこだめなのね倉科クン……」
「あー……なんで平気だったんすかね……あれはなんつーか、高さっていうか速さだから、かな……ちょ、トキチカさんこれなんで時々止まんの!?」
「いや多分頂上で絶景を満喫しなよタイムがちょこちょこ挟まるんじゃないかと……」
「余計なお世話すぎる……!」
「倉科クン落ち着いてそういう乗り物だから! 観覧車は義務果たしてるだけだから!」
 思わず壁を殴りそうになって、いやだめだ殴ったら揺れる余計に恐怖が増すだけだとぐっと拳を握りしめて耐えた。
 中腰でおろおろしていたトキチカさんが、そっとこちらに動き始めるのが見えて、でも頑張ってゆっくり動こうとしてるのがわかって制止できない。あと、隣に来てほしいのは事実だった。なんかこう、乗る前とは別の意味でほんと全力でトキチカさんを膝の上に座らせたい。ちょっとでも落ち着きたい。
 そっとおれの隣に腰を下ろそうとしているトキチカさんの手を取って、無理矢理膝の上に座らせたら結構揺れて死ぬかと思ったけど、その瞬間ぎゅっと抱きついてたから泣かなかった。
 あー……トキチカさんって偉大だ。いつもはおれがそう言われるのに、今日は立場が逆だ。
「……倉科クンにはめっちゃ申し訳ないけどなにこれめっちゃかんわいい……」
「わかる……わかるよおれだってさっきさー、あまっちょろいお化け屋敷にがくぶるしてたトキチカさん天使かって思って暗闇でにやにやしてたもん……」
「だって上から人形ががばってきたらそら、ギャアアアってなるでしょ。なんで倉科クン基本は石の心臓なのに高いとこだめなんだろうね」
「……石じゃないし。かっこつけてるだけだし。ほんとはいつだっておれ、トキチカさんに触りたいもん」
 弱々しい気分のままついうっかり本音がポロリしてしまって、トキチカさんが沈黙しちゃってる間にハッとした。いや発言は本心だけど流石に良い歳した従者Aが語尾『もん』はねーなって思って、どっから訂正しようってぐるぐるしてたら耳にちゅーされた。
 ……かんわいい。なんだそれ。初めてされた。耳たぶにちゅー。
 ちゅ、っていう甘いリップ音がダイレクトに響いて一気に熱が上がる。ついでにざっくりと下がっていた血液も上昇してきた気がした。冷たかった手に体温が戻る。
「え。なに、え……? なに、すんごいかわいい、んですけど、怖さ忘れようぜ的なサービス……?」
「それも、ある、けど、なんかもう、たまんなくて押さえきれなかった……しんどいしんじゃうくらしなくんかわいい死んじゃう地上数百メートルで幸せ死しちゃう……」
「わあ……語呂は素敵っすけど、個人的には地上で死にたいっすね。あとトキチカさん死んだら困るからおれ黙るわ……」
「え、かわいいのに。あ、いや、虐めたいとかじゃないんだけど。なんか弱気になってる倉科クン、ちょっと我儘っぽくて良いなーって思うのに。オレさァ、面倒くさいゲイだしさ、迷惑ばっかかけてるし倉科クンに人生レール正されてばっかだけどさー、ほら、年上だし、なんかこう、……たまにはおにーちゃんに甘えなよみたいな気分にもなっちゃったりしちゃったりするわけで」
「甘え出したら止まらなくなるよ。我儘ばっか言うよ、おれ。トキチカさんのことすんげーすきだもん。金があったら家から一歩も出さないのになぁって夜中に本気で考えるくらい」
「そういうのオレ結構嬉しいと思っちゃう駄目なゲイなんだけど。オレはもう倉科クンに甘えるの止めようとか思ってないよ」
 ねえ何がしたい? って言われて、その声がすんごい甘くて、ぎゅっと抱きしめながら声を捻りだした。
 本音を言う時って、滅茶苦茶恥ずかしいし怖い。絶対に拒否されないって知ってても、やっぱり、声は怖がってしまう。
「キスしたい」
「うん」
「……そんで、これ降りたらイルミネーション見ながら手繋ぎたい」
「うん? え、そんなオトメな行為してくれんの? 倉科クン気ぃつかってない?」
「使ってないっすよおれが繋ぎたいの。ちゃんと恋人繋ぎじゃなきゃやですからね。流石に夜景をバックにキス、はどうかと思うんでリクエストしませんけど、おれテンション上がったらノリでしちゃうかもしれないんで今から謝っときますすいません」
 大人ぶってトキチカさんに遠慮するのも愛だけど、我儘言って甘えるのも愛かもしれないなってことに、地上百メートルで気がついた。出来れば地上でらぶらぶしながら気がつきたかった。
 めちゃくちゃ感動してたし、かわいいなどうしようかわいいなすきだなって気持ちはいっぱいあるのに同じくらい地上に降りたい気持ちと恐怖がある。
 膝の上の重さもあったかさも幸せなのに、背中と腰のあたりが落ち着かなくてそわそわする。後ろに椅子はあってそこに壁があるのはわかる。でもその外には何もない。想像するだけで乾いた笑いが出そうだ。
 一度苦手だと意識してしまうと、もう全部駄目だ。今日のホテル何階だっけと思いを巡らす。折角だからってちょっと上の方の部屋取ったような記憶がないようなあるようなもう忘れたけど窓辺に近寄んなきゃいいし、カーテン引きゃいいし、なんだった窓側のベッド使わなきゃいい話だ。
 おれのリクエスト通りに、トキチカさんはキスしてくれる。
 普段は結んでる髪に指を絡ませられて、ベッドの上に居るような気分になってしまう。
「……っ、……ふ、……くらしなくん、舌、つめたいきがする……」
「こわいの。これもしかして頂上? 一番上じゃないっすか? え、うそ止まった? だからそういうサービス余計なお世話だっつってんのにっ」
「キレないのーもうかんわいいなー今日の倉科クン。ねーじゃあキスしよってば。オレと高所とどっちが気になるのー」
「……両方気になります別の意味で」
「まあ素直。じゃあオレだけ見てくれるようにがんばっちゃろ」
 にゃははと笑って、なんだよその笑い方他のやつがしてたら絶対ムカつくのになんでトキチカさんそんなに天使仕様なのってとこまで結構マジで考えて、おれの頭の中が天国みたいだなって思った。まったく浮かれてる。いつもの生活区域から、ちょっとだけ天国に近いから……じゃないだろうなただ単にテンパってる上にトキチカさんが通常通りかわいいだけだ。
 柔らかい舌を絡ませながら、時々耳に響く甘い息を聞きながら、もうずっとこの人とキスしてればなんだって怖くないのかもなぁと思った。
 惚れてる、とか、もうそういう次元じゃないのかもしれない。
 すっかり溺れている気がする。傾く塔だと言っていた事を思い出し、いやそんな硬派なもんじゃないだろ沼だよアンタって胸の内だけでつっこむ。
 甘い沼はずぶずぶとおれを誘い込んで、今はもう息もしんどい。アンタがいないと息もしんどい。こんな筈じゃなかったんだけどなぁ、って、まあ、思わなくもないけど、別段後悔なんかはしてなかった。
「……倉科クン、観覧車また乗ろうね。めっちゃかわいいから」
「やです。絶対イヤ。トキチカさんが今日風呂プレイしてくれるならちょっとだけ考える」
「…………ハードル高い取引きたこれ……」
「コスプレか目隠しか風呂から選べる形式です。コスプレの場合は強制的にネコ耳になります」
「え。今日持ってきてるの?」
「ちげーんすよカヤさんが勝手に荷物につっこんできたんすわ。あの人遊園地っつったら耳付けてはしゃぐもんだと思ってるらしくてまあネタかもしんないんですけどだから黒のネコ耳はまさかの持参です。ネズミじゃないところが微妙な選択すぎて反応に困りました。ネコプレイにします? お風呂プレイにします? どっちでもいいですよ?」
「倉科クン元気じゃん……」
「トキチカさんは別腹。あ、動いた。あーやっと帰れる。もう絶対乗らない」
「えー。……お風呂でセックスしたら乗ってくれるんでしょ?」
 ちょっといたずらっぽく笑う顔がエロくてかわいくて、もーほんとにアンタはもー最高にかわいいんだからってでれでれしちゃって動き出した観覧車の恐怖もそこそこに熱い舌をまた絡ませてしまった。
 本当にお風呂でしてくれるのか知らんけど。なんにしても、おれはトキチカさんのお陰で地上に無事に帰れます。もう絶対乗りたくないけど、でもなんかトキチカさんのテンション戻ったしイルミネーション見ながら手繋ぎ約束取りつけたし、結果的にはまあ、悪くは、うん、と思うことにした。

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