21 / 30
第 弐十 話 甦る禍つ神の皇
しおりを挟む
緩やかに安穏な日々を送り始めた武達の知らない所でそれは起こっていた。
天国津神や鬼神達によって命の火を消された筈の蜘蛛神、高位の者達。その炎は完全には消失することなく地表の下で小さく燻ぶっていた。蜘蛛神達との決戦の地、京都の嵐山。
その場所に行者風の姿をした一人の老人が現れた。其の者は暫し、厳しい視線で周囲を見回していた。目的の何かを察知した老いし男、右手を拝むように顔下まで上げ、左手で握る錫杖棍を巧みに頭上で旋回させた後、それを力強く、地面へと突き刺した。
「ここか・・・、アキヒサ、みきひさよ・・・・・・、フッ、いつまで土に還っている積りじゃ?ワシは異邦の地より帰ってきたのじゃぞ、迎えよ。姿を見せぬかっ!ぬしらが天津、国津の力で倒される訳がなかろうて。・・・、さあァ、その姿を見せぬか、彌蛇裸よ、志多羅よ。ワシは遂に見つけたのじゃぞぉっ!我等が神皇の命と言うべきこれを」
嵐山の地に現れたその老人はそう口にすると何かを地面につきたてた。そして、その行動の後に一陣の突風が吹き抜けるとその男の前に死んだはずの安倍陽久と賀茂幹久が姿を現したのだった。
「役小角、遂に見つけたかそれを!フフフフフッァアァアァッハッハッハッハッハ。見つけたか?やっと見つけおったか」
「これでとうとう僕等の計画が・・・、失った多くの同胞達が悲願した僕等の世界がやってくるのですね?僕らが態とあの者達に破れた事も知らずに・・・・・・。僕等の太祖の復活はもう無いと思っているあの者達の驚く顔が手にとるように分かる」
「小角、一体それをどこで見つけたというのだ?この地をすべて探したというのに・・・」
「そんなコトをしても見つかるはずが無いのじゃ。これはこの日本の南も南、海のど真ん中、海中深くの海の神の腹ン中にあったわ。其奴を倒すのに一年も掛かったぞ。幾度となく死にかけながらな。・・・、さあ、行くぞ。ワシ等が太祖の眠るその場所へ」
その三人が向かった場所は旧世の時代に神魂神社と呼ばれた処。生物が住まないその地域一帯、荒れ果てた神社の境内、崩れ落ちていている建物群。
小角達の一行は殆ど倒壊していた本殿を消し去るとその下にあった大きな穴倉の中に降り立っていた。
人一人が通るのには十分な広さの岩穴。所々、人の手が加わった様な形跡が有るその穴倉を下って突き進むと巨大な天然洞へと達する。
群生するヒカリゴケ、岩窟の何処からか差し込む僅かな光を浴び、原糸体が空間内に其の受けた光を反射させ仄かに三人の視界内に洞窟の背景を映らせていた。
陽久達は目に見える情景の圧巻さ等に目も向けず、唯只管、更にその中を奥に、奥にへと進行して行く。その歩みはゆっくりだった、何かをまるで楽しむように。
洞窟の最終地点に達するとそこには・・・!?
「貴様ッ!何故ここに」
「フんッ、この場所に張っていて正解のようだ。貴様ら蜘蛛がそう易々とこれの復活を諦める筈が無いのだからな。仕方がなく、姉上の命でここに居たのだよ。何奴かがそれを、俺が姉上に献上してやった筈のそれを持ってくるのを待ってな」
「クッ、八坂ッ!そうではなかったな。あの時の戦いで姿を見せぬと思ったらこのような所に身を潜めていたとは・・・、我とした事がぬかったわ。武甕槌などより、遥かにも力強い其方が嵐山に現れぬと思ったら。ぇええぇいっ、忌々しい奴よ」
「その男とはワシ、小角が相手をしてくれよう。二人はワシ等が太祖の復活の準備を急げ」
「クソ爺が粋がるんじゃねぇっ!俺に力で勝てると思ってんのか!愚かな。この俺に戦いを挑んだ事を冥府の都で悔やめよ」
「言ってくれるワっ、確かに素盞鳴よ、主の力はワシ等よりは強かろう、遥かにな。だが、力ではなかったらワシは主を凌ぐぞ。シン、ゼンッヌヲゥ、セッツルゥン、イヤァ、ワンヌ、ガァウワ」
役小角と呼ばれる老人は手を組み印を作り不可思議な言葉を唱え始めていた。
「念仏でも唱えているのか?姉上と大国主がいる今、仏羅譜摩の力などこの国では無意味だぞ。それが唱え終わる前に死に逝け」
素盞鳴尊はその場から動かずして洞窟が落盤しない程度の神気を込めた波動球を三つ作り蜘蛛神三体に投げつけていた。しかし、余りにも力を抑え過ぎた為それらには掠り傷程度しかつけることが出来なかった。
「チぃーーーッ俺独りだけでここを動かずして戦うのは無理か・・・」
天国津の中で最も強大な力を持つその神、それがその場を動く事が出来ない理由がある。それはその下には八岐蟒蛇の封印を解き放つ鍵穴が有るからだ。そして、それを開く鍵を持っているの者は陽久。互いに瞬間的に移動できる者達。素盞鳴尊がそれを使って陽久の前に出れば、陽久はその動きを予測し素盞鳴尊から逃れ、手に持つ鍵を封印の穴に突き刺すであろう事は素盞鳴尊にとって簡単に予想出来うることであった。
素盞鳴尊の化身、八坂はたいした力も使えずにただ、三人を睨む事しか出来なかった。
「クゥカァッカッカッカッか、ワシのこの力、仏の物ではないぞ・・・、ワシ等の勝ちじゃな。ワシと共に消えようぞ、素盞鳴よぉーーーっ!」
「ウッ、ぐワァーーーーーーッ!姉うえぇえぇえええぇぇえぇぇえぇえぇぇえっ」
役小角のなんらかしらの力によりその者と一緒に素盞鳴尊の姿はどこかに消え失せていた。そして、それを見てほくそ笑む陽久と幹久。安倍陽久は勝ち誇ったようにゆっくりと今まで素盞鳴尊が居た場所へ歩み寄り手にする彼の身長よりも長い真っ赤な紅蓮に輝く剣をそこに突き立てた。皇の復活。彼等の念願が今まさに叶おうとしてしまう。今、陽久達の見せる表情は嘸かし悦に満ち居るものであろう。
「さぁ~~~、我が太祖、八岐蟒蛇様よ。我々の前にその神々たる姿とその甚大なるお力を示してくれられよ」
「僕らに太祖の力の恩恵を・・・、この国すべての瘴気を取り込みそれを太祖、蟒蛇様の力に」
二人の言葉に呼応するように数回洞窟内が少し揺らぐ、その度に頭上からは小さな石や土砂が降り注いでいた。
『吾が名は・・・八州神乃邑智・・・・・・・・・、他者は吾を八岐蟒蛇と呼ぶ。吾が心臓を得てワレは悠久の時、幾星霜の刻みを隔て再び奈落の底から甦りし、この日本、真の支配者・・・、神皇邑智なり。吾等が子、蜘蛛よ、獣よ。己が摂理の侭に生きよ。この地に巣食う人どもよ、吾が意思聞えしならば己が本来の姿に還りその摂理の儘に走り至れ。吾が意思に逆らう者等、吾の怒りを受け、吾が大地の中に還れ。吾を犯せし愚かな天上人(天国津)。その愚かさ吾が力を持って知れ。我を堕せし奈落の世界へとワレに代わりて導かれるがよい・・・、汝等が産みし人間等と共に・・・・・・サア、吾が復活を祝え、ワレが甦りを喜べ吾が海よ、大地よ、空よ。木々草花よ、川よ、山よ。すべての自然よ。われの昇臨に歓喜せよ』
陽久の手によって復活を遂げた八州神乃邑智、その自らを神皇と名乗るそれは日本全体の禍々しく空気を震わすようにその者が抱く意思を伝えていた。
「我が子、彌蛇裸よ、志多羅よ。ワレが真にこの現世に姿を戻すには汝等の力が必要だ。ワレの中に還られよ、六王と共に・・・」
「我等が命は皇の為に・・・」
「神皇の願いは僕等の願い。土に眠りし六の王よ、再び僕等の太祖の御前に・・・」
葉月、陰暦の八月に八岐大蛇の復活により日本全土が揺らぐ。そして・・・。
天国津神や鬼神達によって命の火を消された筈の蜘蛛神、高位の者達。その炎は完全には消失することなく地表の下で小さく燻ぶっていた。蜘蛛神達との決戦の地、京都の嵐山。
その場所に行者風の姿をした一人の老人が現れた。其の者は暫し、厳しい視線で周囲を見回していた。目的の何かを察知した老いし男、右手を拝むように顔下まで上げ、左手で握る錫杖棍を巧みに頭上で旋回させた後、それを力強く、地面へと突き刺した。
「ここか・・・、アキヒサ、みきひさよ・・・・・・、フッ、いつまで土に還っている積りじゃ?ワシは異邦の地より帰ってきたのじゃぞ、迎えよ。姿を見せぬかっ!ぬしらが天津、国津の力で倒される訳がなかろうて。・・・、さあァ、その姿を見せぬか、彌蛇裸よ、志多羅よ。ワシは遂に見つけたのじゃぞぉっ!我等が神皇の命と言うべきこれを」
嵐山の地に現れたその老人はそう口にすると何かを地面につきたてた。そして、その行動の後に一陣の突風が吹き抜けるとその男の前に死んだはずの安倍陽久と賀茂幹久が姿を現したのだった。
「役小角、遂に見つけたかそれを!フフフフフッァアァアァッハッハッハッハッハ。見つけたか?やっと見つけおったか」
「これでとうとう僕等の計画が・・・、失った多くの同胞達が悲願した僕等の世界がやってくるのですね?僕らが態とあの者達に破れた事も知らずに・・・・・・。僕等の太祖の復活はもう無いと思っているあの者達の驚く顔が手にとるように分かる」
「小角、一体それをどこで見つけたというのだ?この地をすべて探したというのに・・・」
「そんなコトをしても見つかるはずが無いのじゃ。これはこの日本の南も南、海のど真ん中、海中深くの海の神の腹ン中にあったわ。其奴を倒すのに一年も掛かったぞ。幾度となく死にかけながらな。・・・、さあ、行くぞ。ワシ等が太祖の眠るその場所へ」
その三人が向かった場所は旧世の時代に神魂神社と呼ばれた処。生物が住まないその地域一帯、荒れ果てた神社の境内、崩れ落ちていている建物群。
小角達の一行は殆ど倒壊していた本殿を消し去るとその下にあった大きな穴倉の中に降り立っていた。
人一人が通るのには十分な広さの岩穴。所々、人の手が加わった様な形跡が有るその穴倉を下って突き進むと巨大な天然洞へと達する。
群生するヒカリゴケ、岩窟の何処からか差し込む僅かな光を浴び、原糸体が空間内に其の受けた光を反射させ仄かに三人の視界内に洞窟の背景を映らせていた。
陽久達は目に見える情景の圧巻さ等に目も向けず、唯只管、更にその中を奥に、奥にへと進行して行く。その歩みはゆっくりだった、何かをまるで楽しむように。
洞窟の最終地点に達するとそこには・・・!?
「貴様ッ!何故ここに」
「フんッ、この場所に張っていて正解のようだ。貴様ら蜘蛛がそう易々とこれの復活を諦める筈が無いのだからな。仕方がなく、姉上の命でここに居たのだよ。何奴かがそれを、俺が姉上に献上してやった筈のそれを持ってくるのを待ってな」
「クッ、八坂ッ!そうではなかったな。あの時の戦いで姿を見せぬと思ったらこのような所に身を潜めていたとは・・・、我とした事がぬかったわ。武甕槌などより、遥かにも力強い其方が嵐山に現れぬと思ったら。ぇええぇいっ、忌々しい奴よ」
「その男とはワシ、小角が相手をしてくれよう。二人はワシ等が太祖の復活の準備を急げ」
「クソ爺が粋がるんじゃねぇっ!俺に力で勝てると思ってんのか!愚かな。この俺に戦いを挑んだ事を冥府の都で悔やめよ」
「言ってくれるワっ、確かに素盞鳴よ、主の力はワシ等よりは強かろう、遥かにな。だが、力ではなかったらワシは主を凌ぐぞ。シン、ゼンッヌヲゥ、セッツルゥン、イヤァ、ワンヌ、ガァウワ」
役小角と呼ばれる老人は手を組み印を作り不可思議な言葉を唱え始めていた。
「念仏でも唱えているのか?姉上と大国主がいる今、仏羅譜摩の力などこの国では無意味だぞ。それが唱え終わる前に死に逝け」
素盞鳴尊はその場から動かずして洞窟が落盤しない程度の神気を込めた波動球を三つ作り蜘蛛神三体に投げつけていた。しかし、余りにも力を抑え過ぎた為それらには掠り傷程度しかつけることが出来なかった。
「チぃーーーッ俺独りだけでここを動かずして戦うのは無理か・・・」
天国津の中で最も強大な力を持つその神、それがその場を動く事が出来ない理由がある。それはその下には八岐蟒蛇の封印を解き放つ鍵穴が有るからだ。そして、それを開く鍵を持っているの者は陽久。互いに瞬間的に移動できる者達。素盞鳴尊がそれを使って陽久の前に出れば、陽久はその動きを予測し素盞鳴尊から逃れ、手に持つ鍵を封印の穴に突き刺すであろう事は素盞鳴尊にとって簡単に予想出来うることであった。
素盞鳴尊の化身、八坂はたいした力も使えずにただ、三人を睨む事しか出来なかった。
「クゥカァッカッカッカッか、ワシのこの力、仏の物ではないぞ・・・、ワシ等の勝ちじゃな。ワシと共に消えようぞ、素盞鳴よぉーーーっ!」
「ウッ、ぐワァーーーーーーッ!姉うえぇえぇえええぇぇえぇぇえぇえぇぇえっ」
役小角のなんらかしらの力によりその者と一緒に素盞鳴尊の姿はどこかに消え失せていた。そして、それを見てほくそ笑む陽久と幹久。安倍陽久は勝ち誇ったようにゆっくりと今まで素盞鳴尊が居た場所へ歩み寄り手にする彼の身長よりも長い真っ赤な紅蓮に輝く剣をそこに突き立てた。皇の復活。彼等の念願が今まさに叶おうとしてしまう。今、陽久達の見せる表情は嘸かし悦に満ち居るものであろう。
「さぁ~~~、我が太祖、八岐蟒蛇様よ。我々の前にその神々たる姿とその甚大なるお力を示してくれられよ」
「僕らに太祖の力の恩恵を・・・、この国すべての瘴気を取り込みそれを太祖、蟒蛇様の力に」
二人の言葉に呼応するように数回洞窟内が少し揺らぐ、その度に頭上からは小さな石や土砂が降り注いでいた。
『吾が名は・・・八州神乃邑智・・・・・・・・・、他者は吾を八岐蟒蛇と呼ぶ。吾が心臓を得てワレは悠久の時、幾星霜の刻みを隔て再び奈落の底から甦りし、この日本、真の支配者・・・、神皇邑智なり。吾等が子、蜘蛛よ、獣よ。己が摂理の侭に生きよ。この地に巣食う人どもよ、吾が意思聞えしならば己が本来の姿に還りその摂理の儘に走り至れ。吾が意思に逆らう者等、吾の怒りを受け、吾が大地の中に還れ。吾を犯せし愚かな天上人(天国津)。その愚かさ吾が力を持って知れ。我を堕せし奈落の世界へとワレに代わりて導かれるがよい・・・、汝等が産みし人間等と共に・・・・・・サア、吾が復活を祝え、ワレが甦りを喜べ吾が海よ、大地よ、空よ。木々草花よ、川よ、山よ。すべての自然よ。われの昇臨に歓喜せよ』
陽久の手によって復活を遂げた八州神乃邑智、その自らを神皇と名乗るそれは日本全体の禍々しく空気を震わすようにその者が抱く意思を伝えていた。
「我が子、彌蛇裸よ、志多羅よ。ワレが真にこの現世に姿を戻すには汝等の力が必要だ。ワレの中に還られよ、六王と共に・・・」
「我等が命は皇の為に・・・」
「神皇の願いは僕等の願い。土に眠りし六の王よ、再び僕等の太祖の御前に・・・」
葉月、陰暦の八月に八岐大蛇の復活により日本全土が揺らぐ。そして・・・。
0
あなたにおすすめの小説
悪役皇子、ざまぁされたので反省する ~ 馬鹿は死ななきゃ治らないって… 一度、死んだからな、同じ轍(てつ)は踏まんよ ~
shiba
ファンタジー
魂だけの存在となり、邯鄲(かんたん)の夢にて
無名の英雄
愛を知らぬ商人
気狂いの賢者など
様々な英霊達の人生を追体験した凡愚な皇子は自身の無能さを痛感する。
それゆえに悪徳貴族の嫡男に生まれ変わった後、謎の強迫観念に背中を押されるまま
幼い頃から努力を積み上げていた彼は、図らずも超越者への道を歩み出す。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
封印されていたおじさん、500年後の世界で無双する
鶴井こう
ファンタジー
「魔王を押さえつけている今のうちに、俺ごとやれ!」と自ら犠牲になり、自分ごと魔王を封印した英雄ゼノン・ウェンライト。
突然目が覚めたと思ったら五百年後の世界だった。
しかもそこには弱体化して少女になっていた魔王もいた。
魔王を監視しつつ、とりあえず生活の金を稼ごうと、冒険者協会の門を叩くゼノン。
英雄ゼノンこと冒険者トントンは、おじさんだと馬鹿にされても気にせず、時代が変わってもその強さで無双し伝説を次々と作っていく。
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。
最強超人は異世界にてスマホを使う
萩場ぬし
ファンタジー
主人公、柏木 和(かしわぎ かず)は「武人」と呼ばれる武術を極めんとする者であり、ある日祖父から自分が世界で最強であることを知らされたのだった。
そして次の瞬間、自宅のコタツにいたはずの和は見知らぬ土地で寝転がっていた――
「……いや草」
スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~
榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。
彼はその日から探索者――シーカーを目指した。
そして遂に訪れた覚醒の日。
「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」
スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。
「幸運の強化って……」
幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。
そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。
そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。
だが彼は知らない。
ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。
しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。
これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる