15 / 22
第 三 章 過ぎる時の中で
第十五話 misgivings
~ 2004年8月7日、土曜日、春香病室前 ~
春香がお目覚めした日から三日後、今日の午前、時間が取れましたので彼女のお見舞いに行くことに決定しました。彼女の病室の扉をノックしましてから自分の名前を告げますとその中から懐かしいお声が聞こえてきました。
「いらっしゃい、詩織ちゃん」
「お見舞いに来ましたよ、春香ちゃん」
三年経ちました今では人前で彼女の事を敬称付けしてお呼びする事はなかったのですが、お目覚めしたばかりの春香に突然、その様に申すのも変だと思いましたから昔と同じ様に呼びかけました。ですけど、私のその行為は適切なことであると、のちに知る事になるのです。
入室しますと見知ったお顔が三人・・・。
春香と翠ちゃん。そして、柏木君。どうして彼がここに?そう疑問に思ってしまいました。今の彼にその様な事をなさる義理も義務もないはずですのに。
貴斗が?それとも春香のご両親のどちらかが彼に連絡をお入れしたのでしょうか?翠ちゃんが連絡するとは思えないし。
「せんぱぁい?どうしたんですか」
私の表情をお読み取りしたのか彼女は私にそうお言いになりました。
「何でもないです。お気になさらずに」
「詩織ちゃん、せっかくアナタのご両親のコンサート・チケット、貰ったのに無駄にしちゃってゴメンね」
「いいのですよ、春香ちゃんがご無事でいてくれたのなら、その様な事を私は気にしなくてよ」
「本当にゴメンね、そして有難う」
〈・・・何かがおかしいです?〉
* * *
私を含めた四人で少しの談笑をした。翠ちゃんのお笑いする表情は何か取り繕いましたものを感じます。多分、それは柏木君がいらっしゃる所為。
柏木君が春香と接しますそれは、今の香澄といる時のような表情だったのです。
見ていられませんでした、理解できませんでした。どうして、柏木君がその様なお顔が出来ますのか。
その場に感じる雰囲気に耐えられなくなりまして、この場から離れる事にしたのです。
「私、これから用事がありますのでそろそろ帰らせてもらいますね」
「若しかして、詩織ちゃん、私と宏之君に気を遣ってくれているのかなぁ?」
「その様なことありませんわ、本当に用事がありますから」
半分、似たようなものですけど、もう半分の意味はけして口には出しません。
「それじゃ、また来ますから、春香ちゃん」
「うん、アリガトネ。デモ、こんどは貴斗君と一緒に来てくれるといいな」
彼女はそのような事をお願いしてきました、なぜか貴斗を苗字ではなく名前でお呼びしながら・・・、・・・、・・・。
私は手を振ってその場から退席させてもらった。
ゆっくりと廊下を歩きながら病院の外へと向かう。春香との会話中、何度か変な違和感を覚えました。それが何であるかよく判断できませんでしたけれど。しかし、その様な疑問も直ぐに解決する事になったのです。
私を追ってきましたその人によって。傍に一つの影が追いつきますと、声をお掛けして来ました。
「センパァイ、これから貴斗さんのところへ行くんですか?」
「えぇ、そうですよ」
「貴斗さんのところに行く前にちょっとお話したい事があるんですが」とそこで一呼吸し、
「いいですかぁ?」と翠ちゃんは告げてきたのです。
「急いでいるわけではないので、大丈夫ですよ」
私達は病院の外へと出るのでした。外は未だ明るく、蒸し暑いです。それでも病院の中にお戻りすること無く翠ちゃんのお話しを聞きました。
その内容は春香のご容態の事でした。
彼女、お目覚めしたのは良いのですが、今が彼女の事故から三年お経ちしている事を認識できていない様です。
現実把握能力の欠如と言います物でしょうか。
明日にでも貴斗とご一緒して、春香のお見舞いに来訪しようと思いましたけど・・・、・・・、とても出来そうにありません。だって、この事を貴斗がお知りになったらまた彼がどう考えてしまうか、なんとなくわかってしまいましたから・・・、だから出来ません。
~ 2004年8月9日、月曜日 ~
今、貴斗のご自宅にいます。
「ネェ~~~、貴斗!翠ちゃんからお電話です」
電話が鳴りましたので彼の代わりにそれに出ました。
そのお相手は翠ちゃんからでした。
彼に受話器をお渡しすると勉強を再開・・・。
暫くして、再び私の手に受話器が渡され、翠ちゃんと二時間近くも会話に華を咲かせながら長電話。
「ゴメンなさい、長電話してしまって」
本当に申し訳なくおもいまして彼に謝ったのです。
「気にしなくて良い、詩織なら家の電話、幾ら使っても構わないさ」
「本当にいいのですか?」
彼のそんなお気遣いが嬉しくなって表情を綻ばせてしまいました。彼は私のそんな表情をお無視しになって言葉を掛けてくるです。
「詩織、何で涼崎さんの所へ行った事、隠してたんだ」
彼にその様な問いに対しまして内心ヒンヤリとしてしまいました。
「隠していたつもりないのですけど・・・、それに貴斗、お聞きしなかったじゃない」
本心をお隠ししましてそれとは逆の言葉を彼にお返ししたのです。
「そうだけど」
「明日はご一緒しましょうね、貴斗」
そうは言いますものの本当は彼をお連れしたくはなかった。ですが彼が決定した事。
私が変に拒否してしまえば、彼は私の事をどう思いになるか心配になってしまいまして。ですから、今は彼にお従いするのでした。
~ 2004年8月10日、火曜日 ~
+ 春香の病室前 +
「貴斗、アナタはここでちょっとお待ちくださいね」
「なぜだ」
「いいですから、おねがいします」
彼にそう言い残しますとお先に病室へと入りました。
病室には―――――――――――――――、柏木君が今日もいらっしゃるようです。
翠ちゃんは部活から直接ここへお寄りになりましたのでしょう部活の時に使っていますスポーツ・バッグが隅に置いてありました。
彼女が着ています制服・・・、聖陵の物ではありません。
彼女にその理由を小声でお聞きしましたら、今、春香の中で流れます時間は夏休みも終わり新学期の始まりと言います状態。しかも三年前の。
そのような春香に貴斗をお連れした事を告げるのでした。
演技・・・、どこまで出来ますでしょうか?
そう思いつつも、貴斗に春香の事を苗字でお呼びするようにご忠告しましてから彼をお招きしたのです。
「貴斗君、もう入ってきても構いませんよ」
「こんちは、涼崎さん!」
「藤原くんぅ、酷いよぉ~~~皆、来てくれたのに、藤原君だけちっとも来てくれないんだもん」
「詩織先輩、コンニチハァ。ついでに、貴斗さんも」
「お前も来たのか?」
「ヒっ」
柏木君のその存在にどう思われたのか貴斗は驚いたような口調で柏木君をお呼びしようとしましたから、その様な彼のお口を押さえ小さく呟くのです。
「貴斗、そんな驚いた声で柏木君の名前、呼ばないで。普通に会話して」
「如何して?」
「お願いですッ!」
「わかったよ」
渋る彼を強要しましてどうにかその場をやり過ごしました。
その様な貴斗との遣り取りを春香は気にする風もなくただ、ボーっとどこかをお眺めしていただけでした。
暫くしまして、貴斗が翠ちゃんと私に退室するよう求めてきました。
彼の眼が怖かったのでその要求を拒みます事が出来ず・・・、今、病室の外にいるのでした。彼はとても怖い顔で翠ちゃんに事の顛末をお尋ねしていました。
「答えろ、みどりぃー」
「よして下さい、貴斗!翠ちゃん、怯えていますわ」
貴斗を諌めます様に彼の行動を止めに入りました。
「アッ、ゴメン翠ちゃん」
何とか彼は私の言葉に我にお返りになってくれました。
翠ちゃんは沈黙したままです。このまま貴斗が諦めてくれればと思いました。ですがタイミング悪く、春香の主治医のご登場で彼は総てをお知りになることになってしまうのです。
「そんな馬鹿な、せっかく、折角、目覚めたのに・・・、あんまりだ」
彼はそう言葉にしますと悲痛の色を顔にお浮かべになられた。
「貴斗、もう貴方が気に病む事ではないのですよ」
この前、彼がお話してくれました春香に対する思い。
それが貴斗の心の負担となっていました事を知りましたから、痛切なほど理解できましたから、ですからもう貴斗にとって春香が心の負担になります様な、彼にそんな思いをさせたくなかったのです。だからその様にお言葉を掛けたのです。しかし、私のその言葉は貴斗に余計に負の感情を与えてしまうものでしかなく・・・・・・・・・。
主治医の調川先生との会話中、先生のお言葉から彼の記憶喪失について少し触れていました。それは貴斗の心の問題だと口にしたのです。
彼にとって私の存在とは?一抹の不安が・・・。
* * *
翠ちゃんと私は今、貴斗が運転します車に乗りまして彼女のお家へと向かっていました。
その時の貴斗の表情少しだけ良くなっているみたいでした。
翠ちゃんの家にご到着しますまで今月半ばにある彼女の今年最後の大会の話題が浮上しました。
貴斗、最後に翠ちゃんにせがまれて彼女の御願いを渋々と聞き入れたようでした。
私も翠ちゃんに加勢してしまったせいでしょうか?
春香がお目覚めした日から三日後、今日の午前、時間が取れましたので彼女のお見舞いに行くことに決定しました。彼女の病室の扉をノックしましてから自分の名前を告げますとその中から懐かしいお声が聞こえてきました。
「いらっしゃい、詩織ちゃん」
「お見舞いに来ましたよ、春香ちゃん」
三年経ちました今では人前で彼女の事を敬称付けしてお呼びする事はなかったのですが、お目覚めしたばかりの春香に突然、その様に申すのも変だと思いましたから昔と同じ様に呼びかけました。ですけど、私のその行為は適切なことであると、のちに知る事になるのです。
入室しますと見知ったお顔が三人・・・。
春香と翠ちゃん。そして、柏木君。どうして彼がここに?そう疑問に思ってしまいました。今の彼にその様な事をなさる義理も義務もないはずですのに。
貴斗が?それとも春香のご両親のどちらかが彼に連絡をお入れしたのでしょうか?翠ちゃんが連絡するとは思えないし。
「せんぱぁい?どうしたんですか」
私の表情をお読み取りしたのか彼女は私にそうお言いになりました。
「何でもないです。お気になさらずに」
「詩織ちゃん、せっかくアナタのご両親のコンサート・チケット、貰ったのに無駄にしちゃってゴメンね」
「いいのですよ、春香ちゃんがご無事でいてくれたのなら、その様な事を私は気にしなくてよ」
「本当にゴメンね、そして有難う」
〈・・・何かがおかしいです?〉
* * *
私を含めた四人で少しの談笑をした。翠ちゃんのお笑いする表情は何か取り繕いましたものを感じます。多分、それは柏木君がいらっしゃる所為。
柏木君が春香と接しますそれは、今の香澄といる時のような表情だったのです。
見ていられませんでした、理解できませんでした。どうして、柏木君がその様なお顔が出来ますのか。
その場に感じる雰囲気に耐えられなくなりまして、この場から離れる事にしたのです。
「私、これから用事がありますのでそろそろ帰らせてもらいますね」
「若しかして、詩織ちゃん、私と宏之君に気を遣ってくれているのかなぁ?」
「その様なことありませんわ、本当に用事がありますから」
半分、似たようなものですけど、もう半分の意味はけして口には出しません。
「それじゃ、また来ますから、春香ちゃん」
「うん、アリガトネ。デモ、こんどは貴斗君と一緒に来てくれるといいな」
彼女はそのような事をお願いしてきました、なぜか貴斗を苗字ではなく名前でお呼びしながら・・・、・・・、・・・。
私は手を振ってその場から退席させてもらった。
ゆっくりと廊下を歩きながら病院の外へと向かう。春香との会話中、何度か変な違和感を覚えました。それが何であるかよく判断できませんでしたけれど。しかし、その様な疑問も直ぐに解決する事になったのです。
私を追ってきましたその人によって。傍に一つの影が追いつきますと、声をお掛けして来ました。
「センパァイ、これから貴斗さんのところへ行くんですか?」
「えぇ、そうですよ」
「貴斗さんのところに行く前にちょっとお話したい事があるんですが」とそこで一呼吸し、
「いいですかぁ?」と翠ちゃんは告げてきたのです。
「急いでいるわけではないので、大丈夫ですよ」
私達は病院の外へと出るのでした。外は未だ明るく、蒸し暑いです。それでも病院の中にお戻りすること無く翠ちゃんのお話しを聞きました。
その内容は春香のご容態の事でした。
彼女、お目覚めしたのは良いのですが、今が彼女の事故から三年お経ちしている事を認識できていない様です。
現実把握能力の欠如と言います物でしょうか。
明日にでも貴斗とご一緒して、春香のお見舞いに来訪しようと思いましたけど・・・、・・・、とても出来そうにありません。だって、この事を貴斗がお知りになったらまた彼がどう考えてしまうか、なんとなくわかってしまいましたから・・・、だから出来ません。
~ 2004年8月9日、月曜日 ~
今、貴斗のご自宅にいます。
「ネェ~~~、貴斗!翠ちゃんからお電話です」
電話が鳴りましたので彼の代わりにそれに出ました。
そのお相手は翠ちゃんからでした。
彼に受話器をお渡しすると勉強を再開・・・。
暫くして、再び私の手に受話器が渡され、翠ちゃんと二時間近くも会話に華を咲かせながら長電話。
「ゴメンなさい、長電話してしまって」
本当に申し訳なくおもいまして彼に謝ったのです。
「気にしなくて良い、詩織なら家の電話、幾ら使っても構わないさ」
「本当にいいのですか?」
彼のそんなお気遣いが嬉しくなって表情を綻ばせてしまいました。彼は私のそんな表情をお無視しになって言葉を掛けてくるです。
「詩織、何で涼崎さんの所へ行った事、隠してたんだ」
彼にその様な問いに対しまして内心ヒンヤリとしてしまいました。
「隠していたつもりないのですけど・・・、それに貴斗、お聞きしなかったじゃない」
本心をお隠ししましてそれとは逆の言葉を彼にお返ししたのです。
「そうだけど」
「明日はご一緒しましょうね、貴斗」
そうは言いますものの本当は彼をお連れしたくはなかった。ですが彼が決定した事。
私が変に拒否してしまえば、彼は私の事をどう思いになるか心配になってしまいまして。ですから、今は彼にお従いするのでした。
~ 2004年8月10日、火曜日 ~
+ 春香の病室前 +
「貴斗、アナタはここでちょっとお待ちくださいね」
「なぜだ」
「いいですから、おねがいします」
彼にそう言い残しますとお先に病室へと入りました。
病室には―――――――――――――――、柏木君が今日もいらっしゃるようです。
翠ちゃんは部活から直接ここへお寄りになりましたのでしょう部活の時に使っていますスポーツ・バッグが隅に置いてありました。
彼女が着ています制服・・・、聖陵の物ではありません。
彼女にその理由を小声でお聞きしましたら、今、春香の中で流れます時間は夏休みも終わり新学期の始まりと言います状態。しかも三年前の。
そのような春香に貴斗をお連れした事を告げるのでした。
演技・・・、どこまで出来ますでしょうか?
そう思いつつも、貴斗に春香の事を苗字でお呼びするようにご忠告しましてから彼をお招きしたのです。
「貴斗君、もう入ってきても構いませんよ」
「こんちは、涼崎さん!」
「藤原くんぅ、酷いよぉ~~~皆、来てくれたのに、藤原君だけちっとも来てくれないんだもん」
「詩織先輩、コンニチハァ。ついでに、貴斗さんも」
「お前も来たのか?」
「ヒっ」
柏木君のその存在にどう思われたのか貴斗は驚いたような口調で柏木君をお呼びしようとしましたから、その様な彼のお口を押さえ小さく呟くのです。
「貴斗、そんな驚いた声で柏木君の名前、呼ばないで。普通に会話して」
「如何して?」
「お願いですッ!」
「わかったよ」
渋る彼を強要しましてどうにかその場をやり過ごしました。
その様な貴斗との遣り取りを春香は気にする風もなくただ、ボーっとどこかをお眺めしていただけでした。
暫くしまして、貴斗が翠ちゃんと私に退室するよう求めてきました。
彼の眼が怖かったのでその要求を拒みます事が出来ず・・・、今、病室の外にいるのでした。彼はとても怖い顔で翠ちゃんに事の顛末をお尋ねしていました。
「答えろ、みどりぃー」
「よして下さい、貴斗!翠ちゃん、怯えていますわ」
貴斗を諌めます様に彼の行動を止めに入りました。
「アッ、ゴメン翠ちゃん」
何とか彼は私の言葉に我にお返りになってくれました。
翠ちゃんは沈黙したままです。このまま貴斗が諦めてくれればと思いました。ですがタイミング悪く、春香の主治医のご登場で彼は総てをお知りになることになってしまうのです。
「そんな馬鹿な、せっかく、折角、目覚めたのに・・・、あんまりだ」
彼はそう言葉にしますと悲痛の色を顔にお浮かべになられた。
「貴斗、もう貴方が気に病む事ではないのですよ」
この前、彼がお話してくれました春香に対する思い。
それが貴斗の心の負担となっていました事を知りましたから、痛切なほど理解できましたから、ですからもう貴斗にとって春香が心の負担になります様な、彼にそんな思いをさせたくなかったのです。だからその様にお言葉を掛けたのです。しかし、私のその言葉は貴斗に余計に負の感情を与えてしまうものでしかなく・・・・・・・・・。
主治医の調川先生との会話中、先生のお言葉から彼の記憶喪失について少し触れていました。それは貴斗の心の問題だと口にしたのです。
彼にとって私の存在とは?一抹の不安が・・・。
* * *
翠ちゃんと私は今、貴斗が運転します車に乗りまして彼女のお家へと向かっていました。
その時の貴斗の表情少しだけ良くなっているみたいでした。
翠ちゃんの家にご到着しますまで今月半ばにある彼女の今年最後の大会の話題が浮上しました。
貴斗、最後に翠ちゃんにせがまれて彼女の御願いを渋々と聞き入れたようでした。
私も翠ちゃんに加勢してしまったせいでしょうか?
あなたにおすすめの小説
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
久野真一
青春
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。
そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。
彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―
「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。
幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、
ある意味ラブレターのような代物で―
彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。
全三話構成です。