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終 章 宿願のフィナーレ
第二十話 努力の果てに
嫌な気持ちを忘れたくて、無我夢中に司法試験の勉強をしていました。
今の私の子の心境は中学二年生の頃の貴斗が私達幼馴染に何も告げてくれませんで、渡米してしまった後の香澄のそれに似ているかもしれません。
今日は10月4日、月曜日。
試験まで凡そ二週間。毎日毎日一生懸命に頑張ってまいりました。
「頑張っているみたいですね、藤宮さん」
「神無月先輩、こんにちは」
顔を上げまして、無理に笑顔をお作りして、その先輩にご挨拶をしました。
「こんにちは、根を詰めるのはいいですけどお体は大事にしてくださいね、倒れてしまっては藤原君が心配しますから」
今の貴斗の事をお知りにはなっていないでしょう先輩の口から、貴斗の名前があがったのです。私の表情は沈み、そして翳りを見せてしまいました。
「若しかして、私、何か余計な事を言ってしまったのでしょうか?」
神無月先輩は冷静な言葉とは裏腹にしまして、表情で心配してくださいました。
「良かったら、お聞かせ願えないでしょうか?」
先輩は私にそう優しい言葉をお掛けしてくれました。そんな先輩の優しさに負けてしまい全てを彼にお話ししたのです。
「・・・・・・という訳です、先輩」
「最近、藤原君の姿が見えないと思ったら・・・、なるほど、それは難儀ですね。まったく、藤原君にも困ったものです。こんなにも可愛らしく、才識あふれる令嬢を困らせるなんて」
「かっ、神無月先輩、からかわないでください」
「イエ、イエ、からかっているつもりありませんけど、気分を害しましたか?まぁ、それは置いておいて」
先輩は勝手にお話を進めていく。
「藤原君が三年間の記憶のすべてを取り戻すことに懸けるしかないでしょう。過去の記憶を取り戻すことが出来たのであれば、然り今までの記憶だって取り戻せるはずです。彼のあの性格なら、思い出せば必ず藤宮さんに振り返ってくれますよ、色々な意味で」
神無月先輩はさも当然、自分を疑う事無くそのようにお言いになりました。
先輩はどのような意味で〝色々な意味で〟と口にしたのでしょうか?
私には理解できません。
矢張り、男の方の気持ちは男の方にしか分からないのでしょうか?女である私に完全なる理解は出来ないのでしょうか?
「だから藤宮さん、試験頑張りなさい」
「ありがとう御座います。御陰さまで気分が少し軽くなりました」
先輩に貴斗の事をお話ししました事でちょっぴり傾いていました私の気持ちも体勢を立て直し始めました。
「いえ、私は言いたい事を言っただけですよ。ァあ、そうそう、民法や民事訴訟法には色々と良い事が書かれています全部目を通しておく事をお薦めしますよ。試験勉強にもなるだろうし」
その後、先輩に色々と試験の対策を施してもらいまして、今日が過ぎたのです。
それと明日からも卒業研究で忙しいはずの先輩は出来る限り試験勉強の手伝いをしてくれるとお約束してくださったのです。
どうしてそこまで神無月先輩は親切に私に接してくれるのでしょうか?いまだに疑問ですし、その真意をお聞きしても答えを返してはくれませんでした。
~ 2004年10月26日、火曜日、最終司法試験 ~
試験会場でした浦安から自宅へと向かっていました。
貴斗の誕生日以来一度も彼と顔を会わせてはいません。
お会いしてしまえば私の試験へと臨みます姿勢が揺らいでしまうのではと思いまして。
ですから、試験の合格だけを目指しまして、ひたすら勉強に勤しんできたのです。でも、それも今日で終わり。
今日で全ての試験日程が終わったのです。
あとは来月の合格発表を待つばかり。
ソロソロ、私の家が見えてきます頃ですけね?
家の玄関に男性二人が言い争い?していますのが見えたのです。
「オイ、貴斗、お前、あれほど姉ちゃんを泣かすなって言ったのに、どの面下げて現れてんだヨッ!」
「響、悪かったと思っている、すまない事をしたと思っている。詩織に対してとった行動は許されない事だとわかってる」
「すむ、すまないって問題じゃねぇんだよ。くそやろうがっ!お前が姉ちゃんの幼馴染みだ、ってのも許せない、恋人だ?チャンチャラ、可笑しいぜっ!さっさと消えろ、畜生以下。お前みたいな宇宙のごみ野郎なんか、姉ちゃんには絶対合わせないからなっ!」
「響、もう高校生だろ、馬鹿なこと言ってないで頼むから詩織に合わせてくれ?」
「姉ちゃんの名前を呼ぶな、汚らわしい、最低野郎」
「男のくせに嫉妬か?ガキだな、シスコンにも程があるぞ」
「あぁ、ガキで結構、シスコンがどうした!この大馬鹿クソッタレ蛆虫野郎よりは全然ましだってぇのっ・・・、・・・、・・・?何だよ、その目はよ。暴力でも振るうつもりなのか?警察、呼ぶぜ」
「俺が力で解決、そんな事すると思っているのか」
「さぁね?まぁいまのアンタにゃ負けはしないけどね・・・・・・。お前、姉ちゃんにいったいどれだけ酷い事したと思ってんだ?それに今のお前に姉ちゃんにいったい何が出来るってんだよ。言って見ろ!」
「それは・・・」
「ほら答えれねぇ。答えられうるわけないよな、お前見たいな似非優男なんかに」
唖然と彼等の会話を聞いていました。そして二人とも私の存在に気付くのです。
「ネッ、姉ちゃん」
「しオッ、グハッ・・・」
貴斗が私の名前をお呼びかけした途中でおなかを押さえまして、くの字になって倒れてしまったのです。
原因は響、弟が思いっきり彼を蹴り飛ばしたからです。
「ヒビキッ!アナタ一体何をっタッ、貴斗、大丈夫」
そう口にしまして、貴斗に近づこうとするのですが、全然罪の意識を感じていません平静な表情をしています弟の響に阻まれてしまいました。
「姉ちゃんお帰り、家に入るぞ」
そういって響は私を無理やり中へ連れ込もうとしました。
抵抗して見せましたが、今の響には何も通じません。
体格もがっちりしまして、身長も貴斗以上に大きいのです。
付け加えまして、テコンドーの高校優勝者でもある弟。抵抗むなしく家へと追いやられてしまいました。
外へ出ようとしますと玄関で仁王立ちしています弟が阻むのです。
その様な弟に対して、私は弟を睨みつけまして、凄みのある声で、
「響、どきなさい!」
「絶対いやだね、あんなろくでなしヤツに姉ちゃんを合わせるはずないだろ」
弟は澄ました顔でその様に言ってきました。
こんな時にお母さまがいればこんな響を叱ってくださるのに・・・、しかし、今お母さまの詩音はお父様の律と共に東京に出張中。
「貴斗、まだ入院中でしょ?どうして外にいるの」
「退院したんだろ」
そのような事ある筈がないです。
貴斗の怪我は全治五ヶ月。まだ二ヶ月しか経っていませんのに。ですが先ほどの彼には包帯ひとつ巻かれていませんでした。若しかして、無理をしまして出てきたのではと不安が過ぎるのです。
これ以上もう、私を苦しめないで。それでも抵抗もむなしく、今日という日は過ぎるのでした。
私が外を確認できました頃には貴斗、彼はすでにそこに居ませんでした。
貴斗の携帯に電話をお掛けしてみるものの繋がりません。ですから、翔子お姉さまに彼の事をお聞きしようと思いましてお姉様に会いに行きました。
* * *
翔子お姉様に藤原家のお屋敷に通されまして、応接室にてお姉様と会話をしていました。
「お今晩は詩織ちゃん」
「こんばんはです。翔子お姉さま」
「詩織ちゃんにはお気の毒な思いをさせてしまって申し訳ない気分です」
お姉様は貴斗と私の今の状態をお知りになっていますようでした。
「そんな、翔子お姉さまが謝ることはないですよ」
「貴斗ちゃんが私の事を思い出してくれて嬉しいと思っていたのですが。まさかこのような事態になってしまうとは思いもよりませんでしたので」
「それより、翔子お姉さま、貴斗のことですけど」
彼の今の状況についてご説明しえもらいました。
それによりますと尋常離れした回復力、新陳代謝の異常の速さによりほぼ全治に近い状態にあるといいます。
今日、仮退院されたばかりと言いますのを聞かされました。あくまでも〝仮〟何かあれば即刻、連れ戻すと調川先生がお言いになったそうです。
「貴斗ちゃん、ほら昔から強がりだから病院での生活が退屈でし方がなかったのでしょう。ですから、弟が調川先生に無理を申して退院したわけです・・・。ですが、詩織ちゃんを困らせるなんて、まったく、貴斗ちゃん何をお考えなのでしょうか私にも何も言ってくださいませんし」
「フフッ、貴斗らしいですね」
翔子お姉さまが口にしましたお言葉に微笑みながら相槌を打ったのです。
それから彼と私の食い違ってしまいました関係を案じくださいました翔子お姉さんは、
「私も貴斗ちゃんと詩織ちゃんの関係が戻るようにご協力したいのですけど」
と言葉にしてくださったのです。
「これは貴斗と私の事ですから、自分たちで解決します」
そういってお姉様の申し出を断りました。しかし、それはただ私の強がりでしかなかった。
今の私の子の心境は中学二年生の頃の貴斗が私達幼馴染に何も告げてくれませんで、渡米してしまった後の香澄のそれに似ているかもしれません。
今日は10月4日、月曜日。
試験まで凡そ二週間。毎日毎日一生懸命に頑張ってまいりました。
「頑張っているみたいですね、藤宮さん」
「神無月先輩、こんにちは」
顔を上げまして、無理に笑顔をお作りして、その先輩にご挨拶をしました。
「こんにちは、根を詰めるのはいいですけどお体は大事にしてくださいね、倒れてしまっては藤原君が心配しますから」
今の貴斗の事をお知りにはなっていないでしょう先輩の口から、貴斗の名前があがったのです。私の表情は沈み、そして翳りを見せてしまいました。
「若しかして、私、何か余計な事を言ってしまったのでしょうか?」
神無月先輩は冷静な言葉とは裏腹にしまして、表情で心配してくださいました。
「良かったら、お聞かせ願えないでしょうか?」
先輩は私にそう優しい言葉をお掛けしてくれました。そんな先輩の優しさに負けてしまい全てを彼にお話ししたのです。
「・・・・・・という訳です、先輩」
「最近、藤原君の姿が見えないと思ったら・・・、なるほど、それは難儀ですね。まったく、藤原君にも困ったものです。こんなにも可愛らしく、才識あふれる令嬢を困らせるなんて」
「かっ、神無月先輩、からかわないでください」
「イエ、イエ、からかっているつもりありませんけど、気分を害しましたか?まぁ、それは置いておいて」
先輩は勝手にお話を進めていく。
「藤原君が三年間の記憶のすべてを取り戻すことに懸けるしかないでしょう。過去の記憶を取り戻すことが出来たのであれば、然り今までの記憶だって取り戻せるはずです。彼のあの性格なら、思い出せば必ず藤宮さんに振り返ってくれますよ、色々な意味で」
神無月先輩はさも当然、自分を疑う事無くそのようにお言いになりました。
先輩はどのような意味で〝色々な意味で〟と口にしたのでしょうか?
私には理解できません。
矢張り、男の方の気持ちは男の方にしか分からないのでしょうか?女である私に完全なる理解は出来ないのでしょうか?
「だから藤宮さん、試験頑張りなさい」
「ありがとう御座います。御陰さまで気分が少し軽くなりました」
先輩に貴斗の事をお話ししました事でちょっぴり傾いていました私の気持ちも体勢を立て直し始めました。
「いえ、私は言いたい事を言っただけですよ。ァあ、そうそう、民法や民事訴訟法には色々と良い事が書かれています全部目を通しておく事をお薦めしますよ。試験勉強にもなるだろうし」
その後、先輩に色々と試験の対策を施してもらいまして、今日が過ぎたのです。
それと明日からも卒業研究で忙しいはずの先輩は出来る限り試験勉強の手伝いをしてくれるとお約束してくださったのです。
どうしてそこまで神無月先輩は親切に私に接してくれるのでしょうか?いまだに疑問ですし、その真意をお聞きしても答えを返してはくれませんでした。
~ 2004年10月26日、火曜日、最終司法試験 ~
試験会場でした浦安から自宅へと向かっていました。
貴斗の誕生日以来一度も彼と顔を会わせてはいません。
お会いしてしまえば私の試験へと臨みます姿勢が揺らいでしまうのではと思いまして。
ですから、試験の合格だけを目指しまして、ひたすら勉強に勤しんできたのです。でも、それも今日で終わり。
今日で全ての試験日程が終わったのです。
あとは来月の合格発表を待つばかり。
ソロソロ、私の家が見えてきます頃ですけね?
家の玄関に男性二人が言い争い?していますのが見えたのです。
「オイ、貴斗、お前、あれほど姉ちゃんを泣かすなって言ったのに、どの面下げて現れてんだヨッ!」
「響、悪かったと思っている、すまない事をしたと思っている。詩織に対してとった行動は許されない事だとわかってる」
「すむ、すまないって問題じゃねぇんだよ。くそやろうがっ!お前が姉ちゃんの幼馴染みだ、ってのも許せない、恋人だ?チャンチャラ、可笑しいぜっ!さっさと消えろ、畜生以下。お前みたいな宇宙のごみ野郎なんか、姉ちゃんには絶対合わせないからなっ!」
「響、もう高校生だろ、馬鹿なこと言ってないで頼むから詩織に合わせてくれ?」
「姉ちゃんの名前を呼ぶな、汚らわしい、最低野郎」
「男のくせに嫉妬か?ガキだな、シスコンにも程があるぞ」
「あぁ、ガキで結構、シスコンがどうした!この大馬鹿クソッタレ蛆虫野郎よりは全然ましだってぇのっ・・・、・・・、・・・?何だよ、その目はよ。暴力でも振るうつもりなのか?警察、呼ぶぜ」
「俺が力で解決、そんな事すると思っているのか」
「さぁね?まぁいまのアンタにゃ負けはしないけどね・・・・・・。お前、姉ちゃんにいったいどれだけ酷い事したと思ってんだ?それに今のお前に姉ちゃんにいったい何が出来るってんだよ。言って見ろ!」
「それは・・・」
「ほら答えれねぇ。答えられうるわけないよな、お前見たいな似非優男なんかに」
唖然と彼等の会話を聞いていました。そして二人とも私の存在に気付くのです。
「ネッ、姉ちゃん」
「しオッ、グハッ・・・」
貴斗が私の名前をお呼びかけした途中でおなかを押さえまして、くの字になって倒れてしまったのです。
原因は響、弟が思いっきり彼を蹴り飛ばしたからです。
「ヒビキッ!アナタ一体何をっタッ、貴斗、大丈夫」
そう口にしまして、貴斗に近づこうとするのですが、全然罪の意識を感じていません平静な表情をしています弟の響に阻まれてしまいました。
「姉ちゃんお帰り、家に入るぞ」
そういって響は私を無理やり中へ連れ込もうとしました。
抵抗して見せましたが、今の響には何も通じません。
体格もがっちりしまして、身長も貴斗以上に大きいのです。
付け加えまして、テコンドーの高校優勝者でもある弟。抵抗むなしく家へと追いやられてしまいました。
外へ出ようとしますと玄関で仁王立ちしています弟が阻むのです。
その様な弟に対して、私は弟を睨みつけまして、凄みのある声で、
「響、どきなさい!」
「絶対いやだね、あんなろくでなしヤツに姉ちゃんを合わせるはずないだろ」
弟は澄ました顔でその様に言ってきました。
こんな時にお母さまがいればこんな響を叱ってくださるのに・・・、しかし、今お母さまの詩音はお父様の律と共に東京に出張中。
「貴斗、まだ入院中でしょ?どうして外にいるの」
「退院したんだろ」
そのような事ある筈がないです。
貴斗の怪我は全治五ヶ月。まだ二ヶ月しか経っていませんのに。ですが先ほどの彼には包帯ひとつ巻かれていませんでした。若しかして、無理をしまして出てきたのではと不安が過ぎるのです。
これ以上もう、私を苦しめないで。それでも抵抗もむなしく、今日という日は過ぎるのでした。
私が外を確認できました頃には貴斗、彼はすでにそこに居ませんでした。
貴斗の携帯に電話をお掛けしてみるものの繋がりません。ですから、翔子お姉さまに彼の事をお聞きしようと思いましてお姉様に会いに行きました。
* * *
翔子お姉様に藤原家のお屋敷に通されまして、応接室にてお姉様と会話をしていました。
「お今晩は詩織ちゃん」
「こんばんはです。翔子お姉さま」
「詩織ちゃんにはお気の毒な思いをさせてしまって申し訳ない気分です」
お姉様は貴斗と私の今の状態をお知りになっていますようでした。
「そんな、翔子お姉さまが謝ることはないですよ」
「貴斗ちゃんが私の事を思い出してくれて嬉しいと思っていたのですが。まさかこのような事態になってしまうとは思いもよりませんでしたので」
「それより、翔子お姉さま、貴斗のことですけど」
彼の今の状況についてご説明しえもらいました。
それによりますと尋常離れした回復力、新陳代謝の異常の速さによりほぼ全治に近い状態にあるといいます。
今日、仮退院されたばかりと言いますのを聞かされました。あくまでも〝仮〟何かあれば即刻、連れ戻すと調川先生がお言いになったそうです。
「貴斗ちゃん、ほら昔から強がりだから病院での生活が退屈でし方がなかったのでしょう。ですから、弟が調川先生に無理を申して退院したわけです・・・。ですが、詩織ちゃんを困らせるなんて、まったく、貴斗ちゃん何をお考えなのでしょうか私にも何も言ってくださいませんし」
「フフッ、貴斗らしいですね」
翔子お姉さまが口にしましたお言葉に微笑みながら相槌を打ったのです。
それから彼と私の食い違ってしまいました関係を案じくださいました翔子お姉さんは、
「私も貴斗ちゃんと詩織ちゃんの関係が戻るようにご協力したいのですけど」
と言葉にしてくださったのです。
「これは貴斗と私の事ですから、自分たちで解決します」
そういってお姉様の申し出を断りました。しかし、それはただ私の強がりでしかなかった。
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