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ヨウガン島編
12話 心眼習得
しおりを挟むゴリ「まず心眼の発動条件はオーラの流れを落ち着かせ、安定させる、対象をしっかり見る!これが発動条件だ!」
ヤマト「オーラの流れを落ち着かせる方法は?」
ゴリ「深呼吸をして、落ち着いて安定した状態にするんだ!」
ヤマト,ダニー「(意外と簡単そうだな...)」
ゴリ「それじゃあ早速やってみよう!」
ヤマト「スゥー...ハー...」
ゴリ「違う!オーラの流れ安定していない!」
ダニー「スゥ...ハー」
ゴリ「お前は落ち着いていない!もっと深く深呼吸しろ!」
1時間後...
ヤマト「スゥー.........ハァー.........」(擬似心眼発動)
ゴリ「(ようやく安定したか...)ヨシっ!じゃあ、心眼で俺の隣にあるでかい数字を見てみろ!」
ヤマト「くっ!見えない...」
ゴリ「気持ちがまだ少し落ち着けていないんだ。もっと集中しろ!」
ヤマト「はい!」
2時間後...
ダニー「スゥ............ハァー...........」(心眼発動)
ゴリ「俺の隣にある数字はなんだ!?ダニー!」
ダニー「99です!」
ゴリ「ヨシっ!合格だ!」
ヤマト「スゥ............ハァー...........」(心眼発動)
ゴリ「俺の隣にある数字はなんだ!?ヤマトー!」
ヤマト「999です!」
ゴリ「ヨシっ!全員合格だー!!」
ヤマト,ダニー「やったー!!!」
ちょっと解説
心眼ができるのとできないのとでは、天と地ほどの実力差が生まれるのである。
マスター級以上のトレジャーハンター達は全員心眼ができる。
ゴリ「次はオーラ量を推定する修行だ!あそこに3体のプロ級のモンスターをつかまえている。そいつらのオーラ量をほぼ正確に推定するんだ!」
ヤマト,ダニー「はい!」
ダニー「けど師匠!基準がよくわからないので俺たちのオーラ量がどれぐらいか推定してくれません?」
ゴリ「わかった。まずヤマトは...1万2100オーラでダニーは1万6800オーラだな。」
ダニー「へぇーそれぐらい正確にわかるようになるんだ」
ヤマト「心眼スゲェーー!」
ゴリ「さぁモンスター達のところに行くぞ!」
ヤマト,ダニー「はい!」
モンスターをつかまえたところにまで移動中...
ヤマト「こいつらが...プロ級モンスターか...」
ダニー「推定してみよう!」
ヤマト「せーので、一緒に言ってみよう!」
ダニー「いいよー!」
ヤマト「①のモンスター、せーの」
ヤマト,ダニー「5万7900オーラ!」
ゴリ「正解!」
ダニー「②のモンスター、せーの!」
ヤマト,ダニー「7万9000オーラ!」
ゴリ「大正解!」
ヤマト「③のモンスター、せーの!」
ヤマト,ダニー「6万9800オーラ!」
ゴリ「超大正解!(こいつら才能あるかもな...)」
ゴリ「それじゃあ、今日の修行は終わりだ!宿に行くぞー!」
ヤマト,ダニー「はい!」
3人は宿に到着したら、晩御飯をささっと食べてすぐに寝た。
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