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「あ!どうも!」
「ど、どうも…」
別荘に戻ると、そこには何人もの見知らぬ人達がいて、楽しみにしていた別荘の中を見ることよりも私はそっちに気を取られてしまった。
「樹君、あの人達、誰?」
「あとでゆっくり紹介するね!
パーティの準備のために、何人かに早めに来てもらったんだ。
あ、そういえば、あやちゃんの友達は何人くらい来るの?」
なんですと…?
今夜は樹君と二人っきりじゃなかったの!?
「わ、私の友達は誰も…」
「そうなの?
ここ、ちょっと遠いからね。
じゃ、地元でやった方が良かったかな?」
「う、ううん。
私はここで嬉しいから…」
な、なんだ…
二人っきりじゃなかったのか…
ちょっぴり残念に思いつつも、わざわざ友達まで呼んでくれたことに感謝。
「だいたいは整ったから、早く服着替えておいでよ。」
「う、うん!」
どうも落ち着いて考え事をする時間はなさそうだ。
お待たせしちゃ悪いから、私は、慌てて身支度を整えた。
この日のために樹君がプレゼントしてくれたピンクのワンピに着替えると、なんだかそれだけでまた私のテンションは盛りあがり、さっきのことなんてどうでも良いような気分になっていた。
「あ!どうも!」
「ど、どうも…」
別荘に戻ると、そこには何人もの見知らぬ人達がいて、楽しみにしていた別荘の中を見ることよりも私はそっちに気を取られてしまった。
「樹君、あの人達、誰?」
「あとでゆっくり紹介するね!
パーティの準備のために、何人かに早めに来てもらったんだ。
あ、そういえば、あやちゃんの友達は何人くらい来るの?」
なんですと…?
今夜は樹君と二人っきりじゃなかったの!?
「わ、私の友達は誰も…」
「そうなの?
ここ、ちょっと遠いからね。
じゃ、地元でやった方が良かったかな?」
「う、ううん。
私はここで嬉しいから…」
な、なんだ…
二人っきりじゃなかったのか…
ちょっぴり残念に思いつつも、わざわざ友達まで呼んでくれたことに感謝。
「だいたいは整ったから、早く服着替えておいでよ。」
「う、うん!」
どうも落ち着いて考え事をする時間はなさそうだ。
お待たせしちゃ悪いから、私は、慌てて身支度を整えた。
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