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「山田!二階を見てみようぜ。」
龍之介は、そう言うと、俺を待ちきれない様子で階段を駆け上がって行った。
「わぁ~!」
二階もまたずいぶん違ってた。
今までは二つ並んでた部屋が細い廊下で間仕切られ、なんと、今までにはなかったトイレと、ミニキッチンが出来てたんだ。
「こりゃあ良いな!」
龍之介の部屋の壁には、なにやら機能的な雰囲気の机や棚が作られていた。
「こういう本棚があると、本を探すのが楽になるな。」
龍之介もやはりすごく気に入ったようだった。
俺の部屋はと言えば…特にこれといった変化はない。
強いて言えば、やや明るくなっただけか…
「龍~!山田~!離れに行くよ~!」
「わかった~!」
名残惜しそうにする龍之介を引っ張って、俺達は階段を駆け下りた。
家の奥から、離れに続く渡り廊下が続いてた。
(あ、そうだ!
スタジオ!!)
スタジオのことを考えると、俄かに興奮が高まる。
「わぁ!!」
またも皆の声が揃った。
新しい居間は、明るくてとても気持ちの良い場所だ。
しかも、今までよりもずっと広い。
これなら、友達を呼んでちょっとしたパーティ…なんてことも出来そうだ。
「ねぇ、早乙女さん…スタジオは?」
待ちきれない俺がそう訊ねると、早乙女さんはにっこりと笑った。
「こっちですよ。」
階段を降りていくと、そこには俺の理想とも言えるスタジオがあった。
すでに、早乙女さんのドラムセットと、俺のギター達も置いてある。
そして、片隅にはミキサー台が…
あぁぁ~!夢みたいだ!!
「ここは完全な防音設備が施してありますから、どんなに大きな音を出しても大丈夫ですよ。」
「やったーーーー!」
こんなのが自宅にあったら練習し放題じゃないか!
自宅ライブだって可能だ!
俺の心は興奮と嬉しさでまさに噴火状態だった。
(だけど……)
嬉しさの裏側で、酷く冷静なもう一人の俺が囁いた。
『この改築…一体、いくらかかってるんだ?』
龍之介は、そう言うと、俺を待ちきれない様子で階段を駆け上がって行った。
「わぁ~!」
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「こりゃあ良いな!」
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龍之介もやはりすごく気に入ったようだった。
俺の部屋はと言えば…特にこれといった変化はない。
強いて言えば、やや明るくなっただけか…
「龍~!山田~!離れに行くよ~!」
「わかった~!」
名残惜しそうにする龍之介を引っ張って、俺達は階段を駆け下りた。
家の奥から、離れに続く渡り廊下が続いてた。
(あ、そうだ!
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「わぁ!!」
またも皆の声が揃った。
新しい居間は、明るくてとても気持ちの良い場所だ。
しかも、今までよりもずっと広い。
これなら、友達を呼んでちょっとしたパーティ…なんてことも出来そうだ。
「ねぇ、早乙女さん…スタジオは?」
待ちきれない俺がそう訊ねると、早乙女さんはにっこりと笑った。
「こっちですよ。」
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すでに、早乙女さんのドラムセットと、俺のギター達も置いてある。
そして、片隅にはミキサー台が…
あぁぁ~!夢みたいだ!!
「ここは完全な防音設備が施してありますから、どんなに大きな音を出しても大丈夫ですよ。」
「やったーーーー!」
こんなのが自宅にあったら練習し放題じゃないか!
自宅ライブだって可能だ!
俺の心は興奮と嬉しさでまさに噴火状態だった。
(だけど……)
嬉しさの裏側で、酷く冷静なもう一人の俺が囁いた。
『この改築…一体、いくらかかってるんだ?』
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