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「えっ!?こ、これが私…?」
まだ傷は残っていたけれど、顔の歪みもずいぶんましになり、潰れた鼻も人並みに戻っていた。
怪物から人に戻れたような気がして、感動で胸が熱くなった。
「これから、もっと良くなりますからね。
頬の傷だって、ほとんど見えなくなりますよ。」
「ほ、本当なんですか!?」
「ええ…本当です。必ず綺麗になります。
それで、この間話した件ですが…」
「ええ、良いんです!」
手術の前に元の顔を知りたいと言われたのだけれど、私はとにかく絶望していて、どうせ元の顔に戻ることも出来ないと思い込んでいたから、自分の画像を渡すことはしなかった。
ただ、なんとか綺麗にしてくれと言ったせいか、元の顔とは少し雰囲気が変わったような気もする。
でも、そんなことは少しも気にならなかった。
とにかく、人として見られる顔になればそれで良い…私はそう思っていた。
その後、私は何度かの整形手術を受けた。
手術を受ける度に、元の顔からは離れて行き、私の心境にも変化が生まれていた。
もう十分見られる顔になったというのに、もっと綺麗になりたいという気持ちが強くなったのだ。
その頃には体もずいぶん良くなり、傷はまだ残ってはいるものの、心配していた後遺症もほとんど残らない程に回復していた。
「えっ!?こ、これが私…?」
まだ傷は残っていたけれど、顔の歪みもずいぶんましになり、潰れた鼻も人並みに戻っていた。
怪物から人に戻れたような気がして、感動で胸が熱くなった。
「これから、もっと良くなりますからね。
頬の傷だって、ほとんど見えなくなりますよ。」
「ほ、本当なんですか!?」
「ええ…本当です。必ず綺麗になります。
それで、この間話した件ですが…」
「ええ、良いんです!」
手術の前に元の顔を知りたいと言われたのだけれど、私はとにかく絶望していて、どうせ元の顔に戻ることも出来ないと思い込んでいたから、自分の画像を渡すことはしなかった。
ただ、なんとか綺麗にしてくれと言ったせいか、元の顔とは少し雰囲気が変わったような気もする。
でも、そんなことは少しも気にならなかった。
とにかく、人として見られる顔になればそれで良い…私はそう思っていた。
その後、私は何度かの整形手術を受けた。
手術を受ける度に、元の顔からは離れて行き、私の心境にも変化が生まれていた。
もう十分見られる顔になったというのに、もっと綺麗になりたいという気持ちが強くなったのだ。
その頃には体もずいぶん良くなり、傷はまだ残ってはいるものの、心配していた後遺症もほとんど残らない程に回復していた。
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