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不思議なキノコ
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(う、うわっっ!)
目が覚めて、車の外に出ようとした時…
俺は、少し離れた所にいる大きな熊を発見して思わず身を隠した。
野生の熊を見たのなんて、当然初めてだ。
鼓動がいつもの倍くらい速くなっていた。
そーっと窓から様子を窺ってみると、熊は何かを夢中で食べていた。
どうやら、俺のことにはまったく気付いていないようだ。
やがて腹がいっぱいになったのか、熊は不意に俺の方に顔を向けた。
俺は慌てて顔を引っ込める。
しばらくしてまたのぞいてみると、熊はスタスタと森の奥へと歩いて行った。
それにしても、あの熊は一体何を食べていたのだろう?
俺は、あたりを見回し警戒しながら、熊がいた場所に行ってみた。
そこにあったのは、キノコだった。
俺はそこで信じられない光景を目にした。
熊が食べ散らかしたキノコが生えていたであろう場所に、また新たにニョキニョキとキノコが生え始めていたのだ。
恐るべき成長速度だった。
しばらくすると、俺を怖れることもなく、一頭の雌鹿が傍に来てキノコを食べ始めた。
食べられると、またすぐにその場所に新たなキノコが生え始める。
まるで、ビデオテープの早回しみたいだ。
俺はその光景に目を奪われた。
目が覚めて、車の外に出ようとした時…
俺は、少し離れた所にいる大きな熊を発見して思わず身を隠した。
野生の熊を見たのなんて、当然初めてだ。
鼓動がいつもの倍くらい速くなっていた。
そーっと窓から様子を窺ってみると、熊は何かを夢中で食べていた。
どうやら、俺のことにはまったく気付いていないようだ。
やがて腹がいっぱいになったのか、熊は不意に俺の方に顔を向けた。
俺は慌てて顔を引っ込める。
しばらくしてまたのぞいてみると、熊はスタスタと森の奥へと歩いて行った。
それにしても、あの熊は一体何を食べていたのだろう?
俺は、あたりを見回し警戒しながら、熊がいた場所に行ってみた。
そこにあったのは、キノコだった。
俺はそこで信じられない光景を目にした。
熊が食べ散らかしたキノコが生えていたであろう場所に、また新たにニョキニョキとキノコが生え始めていたのだ。
恐るべき成長速度だった。
しばらくすると、俺を怖れることもなく、一頭の雌鹿が傍に来てキノコを食べ始めた。
食べられると、またすぐにその場所に新たなキノコが生え始める。
まるで、ビデオテープの早回しみたいだ。
俺はその光景に目を奪われた。
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