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マシロが養女(仮)になりました
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*すみません。更新がうまくいかなくて、再度掲載直しました><
当然だけど、マシロが人ではない、というところは完全に隠された。
一応の理由としては、俺によく似た孤児を見つけて、俺たち(主にクリス)に情が湧いたから娘として引き取った……ってことにするらしい。
名前は……どうしようもない。
子猫がマシロって名前だってことを知ってるのは一部の人だけだから、なんとかなるだろ…っていうクリスの楽観視に俺も乗った。考えるのが面倒だったとは口が裂けても言わない。
今後のことも考えて、魔水晶に見えるものを作るか作らないか…って話になったけど、俺自身も魔水晶は持ってないから、おいおいってことになった。
第二王子が養女を迎えたことを周知するのは、春の三の月の一の日。
この日、ティーナさんご懐妊の発表もあるから、一緒にしてしまえ、ってことらしい。
お披露目も一緒。
ティーナさんは身重だから、パーティーとかではなくて、明るいサロンのような部屋で、昼間に行われる挨拶だけのお披露目会だ。
「……と、いうわけで。マシロ」
「あぃ!」
おはよーのちゅうを覚えた日の翌日。
「これからティーナさんと会うからね?これ以上驚かせたらだめだよ?」
「う!」
旅行のお土産はお兄さんを通して渡してもらった。
ティーナさんは俺たちが『養女を迎えた』と聞いて驚いていたらしい。でも、その養女がマシロだということは伝わっていない、はず。
「義姉上は大丈夫だろ」
「ほんとに…?」
「ああ」
何かあっても困るので、クリスとお兄さんを交えたお茶会だ。
陛下も何故か来たがったけど、クリスとお兄さんが却下してた。
事情も事情なので、給仕にはメリダさんがついてくれて、お茶会の会場である庭園の中にはオットーさんとザイルさんが護衛に立つ。お兄さんたちの護衛である近衛騎士さんたちは、庭園の外での警備だ。なんかごめんなさい。
マシロの小さな手を握る。
今日は膝くらいの丈の薄いピンク色のワンピース。腰にまかれてるのは赤いリボン。瞳色とあっていて可愛い。
ふわふわの白い髪はハーフアップで、青色のレースで縁取られた黒色のリボンを結んでいる。
色的にどうなんだろう……とは思ったけど、そんなにチグハグ感もないからまあいいか。
俺の右手とクリスの左手を握るマシロは、すごく機嫌がいい。良すぎて隠してた尻尾がスカートの裾からにゅっと出てきてちょっと慌てた。
「マシロ、尻尾っ」
「はわ」
ひょこひょこしてた尻尾が消えた。
尻尾と耳は可愛いんだけどね……。獣人がいないこの世界じゃ目立ちすぎるし明らかに人外だとわかってしまうから。
後ろではザイルさんが笑ってる。
俺たちの前を歩いてるオットーさんは、ちらっと振り返って口元だけに笑みを浮かべてすぐに前を向いた。
お茶会はいつもの庭園だ。俺が大好きな場所だから。
天気がよくてよかった。
庭園に続く扉前にはもう騎士さんが立っていて、俺たちに気づくと、敬礼してから扉を開けてくれた。
春の柔らかい色の花が咲く庭園の中の一角に、お兄さんとティーナさんがいた。テーブルではもうメリダさんがお茶のポットとかを用意してる。
「アキラさん!」
最初に気づいたのはティーナさん。
お腹を締め付けないドレスに、ゆったり結ばれた髪。うん。元気そう。
「ティーナさん!」
左手で手をふる。
今日は抱きついたりしないよ。
四人で挨拶なんかを終わらせる。正式なお茶会ではなくて、報告会みたいなノリだから、主催とかはないんだよね。
マシロはなんとなく俺の足にしがみついてる。ティーナさんとは何度も会ってるけど、幼児姿では初めてだから、マシロ的に大人しくしようと決めたらしい。
「その子が養女の?」
「うん。……マシロ、おいで」
「マシロ?」
ティーナさんが驚いてお兄さんやクリスを何度も見る。
「マシロ、ご挨拶。練習したよね?」
「あぃ」
マシロは俺の足から手を離すと、スカートの裾をちょこんともって、ぺこっと頭を下げた。色々中途半端だけど、これがまた可愛らしくて好評だ……(主に陛下から)。
「ましろ、れす。よしく、おぇがいしぁしゅ」
「ん、よくできました」
「う!」
一日頑張った挨拶。
抱き上げて頬をスリスリしたら、きゃあきゃあと喜ぶ。
「マシロ……って」
「うん。あのね、ティーナさん」
あのマシロなんだよね。
詳しい説明とかはしない。
負担をかけないためにと、ティーナさんには俺が拐われたこととか知らされてないし。
だから、結論だけ。
「……まぁ」
ティーナさんは口元を手で抑えてやっぱり驚いた顔をしていたけど、すぐにふふって笑ってくれた。
「そうなの。だからこんなにアキラさんに似てるのね。マシロちゃん、ご挨拶してなかったわ。私はティーナよ。よろしくお願いします」
スカートをつまみ上げて、軽く膝を折る完璧で綺麗な挨拶。
マシロが見入っているから地面におろしたら、ティーナさんの真似をしようとしたんだけど…、わからなくなったらしくて首を傾げてた。
可愛くてたまらないよ……マシロ。
「可愛い、マシロちゃん」
「かぁい?」
「ええ。とっても可愛い。……このドレス、もしかして、私の?」
「うん。宰相さん……お父さんが、ティーナさんが着てたものを持ってきてくれて」
「そうなの。お父様ったら……私に一言伝えてくれてもいいのに。抜け駆けなんて狡いと思わない?」
「父上も同じことを言ってたよ」
そんな和気藹々な雰囲気で、すんなりと受け入れられたマシロ。
嬉しいらしくてティーナさんのスカートの裾をぎゅっと握ってる。
「さあさ、皆様、お茶にいたしましょう」
メリダさんの声に、俺たちは椅子に座った。立ちっぱなしはティーナさんにも悪いよね。
マシロはクリスの膝の上に座ったけど、じ…っとティーナさんのお腹を見てる。…魔力を持った子供がいること、わかるんだろうか。
「マシロ?」
「あのね」
「うん」
クリスの膝から俺の膝の上に移動してきたマシロ。
「ましろね、おなじのがね」
「う、ん?」
「あか、なって、うごかなく、なって」
「マシロ」
「ちぁぅひと、ぃたいことして」
何を思い出して、何を感じているのか。
はっきりとわからなくても、マシロの表情を見てたらわかる気がした。
「お前の母親がお前を守ってたんだ」
「は、は?」
「そう。守られていたから、お前はアキと会うことができたんだろ?」
「は、は」
マシロはクリスの言葉に頷いた。
俺の膝から降りて、ティーナさんのところに向かう。
「はは」
ティーナさんを見上げて。
それから、ティーナさんのお腹に手を当てて。
「おなじ?だいじ?」
って、ティーナさんに聞いた。
「ええ。とっても大事。マシロちゃんのお母さんもマシロちゃんを守ってくれたのね。この子もマシロちゃんと同じ。私が守るし、とっても大事な子なの」
「だいじ」
「ええ。だから、生まれたら、マシロちゃん遊んでくれる?」
「う!」
「ふふ。嬉しい」
「ましろも、ぅれし!」
多分、人に囚われたときのことを話してたマシロ。ティーナさんのお腹に子供がいることがわかって、自分に重なったのかな。守らなきゃ!って気持ちが伝わってくる。
ティーナさんのお腹に手を当てていたマシロから、ふわりと優しいものが溢れた。
それは魔力とは違っていて、多分精霊としての力。
いつの間にかスカートの裾から尻尾が見えていて、それを何度も揺らしてる。
「だいじ」
溢れたものは光になって、ティーナさんに降り注ぐ。
それはまるで、神官の祝福の光のようだった。
*****
精霊の祝福です
当然だけど、マシロが人ではない、というところは完全に隠された。
一応の理由としては、俺によく似た孤児を見つけて、俺たち(主にクリス)に情が湧いたから娘として引き取った……ってことにするらしい。
名前は……どうしようもない。
子猫がマシロって名前だってことを知ってるのは一部の人だけだから、なんとかなるだろ…っていうクリスの楽観視に俺も乗った。考えるのが面倒だったとは口が裂けても言わない。
今後のことも考えて、魔水晶に見えるものを作るか作らないか…って話になったけど、俺自身も魔水晶は持ってないから、おいおいってことになった。
第二王子が養女を迎えたことを周知するのは、春の三の月の一の日。
この日、ティーナさんご懐妊の発表もあるから、一緒にしてしまえ、ってことらしい。
お披露目も一緒。
ティーナさんは身重だから、パーティーとかではなくて、明るいサロンのような部屋で、昼間に行われる挨拶だけのお披露目会だ。
「……と、いうわけで。マシロ」
「あぃ!」
おはよーのちゅうを覚えた日の翌日。
「これからティーナさんと会うからね?これ以上驚かせたらだめだよ?」
「う!」
旅行のお土産はお兄さんを通して渡してもらった。
ティーナさんは俺たちが『養女を迎えた』と聞いて驚いていたらしい。でも、その養女がマシロだということは伝わっていない、はず。
「義姉上は大丈夫だろ」
「ほんとに…?」
「ああ」
何かあっても困るので、クリスとお兄さんを交えたお茶会だ。
陛下も何故か来たがったけど、クリスとお兄さんが却下してた。
事情も事情なので、給仕にはメリダさんがついてくれて、お茶会の会場である庭園の中にはオットーさんとザイルさんが護衛に立つ。お兄さんたちの護衛である近衛騎士さんたちは、庭園の外での警備だ。なんかごめんなさい。
マシロの小さな手を握る。
今日は膝くらいの丈の薄いピンク色のワンピース。腰にまかれてるのは赤いリボン。瞳色とあっていて可愛い。
ふわふわの白い髪はハーフアップで、青色のレースで縁取られた黒色のリボンを結んでいる。
色的にどうなんだろう……とは思ったけど、そんなにチグハグ感もないからまあいいか。
俺の右手とクリスの左手を握るマシロは、すごく機嫌がいい。良すぎて隠してた尻尾がスカートの裾からにゅっと出てきてちょっと慌てた。
「マシロ、尻尾っ」
「はわ」
ひょこひょこしてた尻尾が消えた。
尻尾と耳は可愛いんだけどね……。獣人がいないこの世界じゃ目立ちすぎるし明らかに人外だとわかってしまうから。
後ろではザイルさんが笑ってる。
俺たちの前を歩いてるオットーさんは、ちらっと振り返って口元だけに笑みを浮かべてすぐに前を向いた。
お茶会はいつもの庭園だ。俺が大好きな場所だから。
天気がよくてよかった。
庭園に続く扉前にはもう騎士さんが立っていて、俺たちに気づくと、敬礼してから扉を開けてくれた。
春の柔らかい色の花が咲く庭園の中の一角に、お兄さんとティーナさんがいた。テーブルではもうメリダさんがお茶のポットとかを用意してる。
「アキラさん!」
最初に気づいたのはティーナさん。
お腹を締め付けないドレスに、ゆったり結ばれた髪。うん。元気そう。
「ティーナさん!」
左手で手をふる。
今日は抱きついたりしないよ。
四人で挨拶なんかを終わらせる。正式なお茶会ではなくて、報告会みたいなノリだから、主催とかはないんだよね。
マシロはなんとなく俺の足にしがみついてる。ティーナさんとは何度も会ってるけど、幼児姿では初めてだから、マシロ的に大人しくしようと決めたらしい。
「その子が養女の?」
「うん。……マシロ、おいで」
「マシロ?」
ティーナさんが驚いてお兄さんやクリスを何度も見る。
「マシロ、ご挨拶。練習したよね?」
「あぃ」
マシロは俺の足から手を離すと、スカートの裾をちょこんともって、ぺこっと頭を下げた。色々中途半端だけど、これがまた可愛らしくて好評だ……(主に陛下から)。
「ましろ、れす。よしく、おぇがいしぁしゅ」
「ん、よくできました」
「う!」
一日頑張った挨拶。
抱き上げて頬をスリスリしたら、きゃあきゃあと喜ぶ。
「マシロ……って」
「うん。あのね、ティーナさん」
あのマシロなんだよね。
詳しい説明とかはしない。
負担をかけないためにと、ティーナさんには俺が拐われたこととか知らされてないし。
だから、結論だけ。
「……まぁ」
ティーナさんは口元を手で抑えてやっぱり驚いた顔をしていたけど、すぐにふふって笑ってくれた。
「そうなの。だからこんなにアキラさんに似てるのね。マシロちゃん、ご挨拶してなかったわ。私はティーナよ。よろしくお願いします」
スカートをつまみ上げて、軽く膝を折る完璧で綺麗な挨拶。
マシロが見入っているから地面におろしたら、ティーナさんの真似をしようとしたんだけど…、わからなくなったらしくて首を傾げてた。
可愛くてたまらないよ……マシロ。
「可愛い、マシロちゃん」
「かぁい?」
「ええ。とっても可愛い。……このドレス、もしかして、私の?」
「うん。宰相さん……お父さんが、ティーナさんが着てたものを持ってきてくれて」
「そうなの。お父様ったら……私に一言伝えてくれてもいいのに。抜け駆けなんて狡いと思わない?」
「父上も同じことを言ってたよ」
そんな和気藹々な雰囲気で、すんなりと受け入れられたマシロ。
嬉しいらしくてティーナさんのスカートの裾をぎゅっと握ってる。
「さあさ、皆様、お茶にいたしましょう」
メリダさんの声に、俺たちは椅子に座った。立ちっぱなしはティーナさんにも悪いよね。
マシロはクリスの膝の上に座ったけど、じ…っとティーナさんのお腹を見てる。…魔力を持った子供がいること、わかるんだろうか。
「マシロ?」
「あのね」
「うん」
クリスの膝から俺の膝の上に移動してきたマシロ。
「ましろね、おなじのがね」
「う、ん?」
「あか、なって、うごかなく、なって」
「マシロ」
「ちぁぅひと、ぃたいことして」
何を思い出して、何を感じているのか。
はっきりとわからなくても、マシロの表情を見てたらわかる気がした。
「お前の母親がお前を守ってたんだ」
「は、は?」
「そう。守られていたから、お前はアキと会うことができたんだろ?」
「は、は」
マシロはクリスの言葉に頷いた。
俺の膝から降りて、ティーナさんのところに向かう。
「はは」
ティーナさんを見上げて。
それから、ティーナさんのお腹に手を当てて。
「おなじ?だいじ?」
って、ティーナさんに聞いた。
「ええ。とっても大事。マシロちゃんのお母さんもマシロちゃんを守ってくれたのね。この子もマシロちゃんと同じ。私が守るし、とっても大事な子なの」
「だいじ」
「ええ。だから、生まれたら、マシロちゃん遊んでくれる?」
「う!」
「ふふ。嬉しい」
「ましろも、ぅれし!」
多分、人に囚われたときのことを話してたマシロ。ティーナさんのお腹に子供がいることがわかって、自分に重なったのかな。守らなきゃ!って気持ちが伝わってくる。
ティーナさんのお腹に手を当てていたマシロから、ふわりと優しいものが溢れた。
それは魔力とは違っていて、多分精霊としての力。
いつの間にかスカートの裾から尻尾が見えていて、それを何度も揺らしてる。
「だいじ」
溢れたものは光になって、ティーナさんに降り注ぐ。
それはまるで、神官の祝福の光のようだった。
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精霊の祝福です
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