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幼馴染み二人と冒険者になりました!
16 僕の仕事
しおりを挟む着替えが遅い…って、ディーが寝室に来るまで、お尻もおちんちんも舐められて舐められて、お尻の中はエルの硬くて太いのでぐちゃぐちゃにされた。
呆れてたディーもベッドに上がってきて、昨日からたくさん僕の中に入ってきてたディーの硬いものが、また入ってきて。
体をきれいにされて、頭の中がふわふわしたまま、服をきせられて、外套の下に胸当てをつけたディーに抱き上げられた。
左腕にお尻がしっかり乗った縦抱きで、くったりとディーの首にしがみつく。
いつもだったら恥ずかしいって言ってるけど、今日はだめ。まだお尻がじんじんしてるし。足にも力が入らないから、立てないし、歩けないし……。
……これから依頼……、冒険者のお仕事に行くのに、こんなんでいいのかな……。
今回は西町の門から出る。
その前にエルがいろいろなものを買い込んでいた。
僕はずっとディーに抱きついたまま。何もできなくてごめんね。
目的地は歩いて行ける距離。
でも、まだちょこっとだけ早い時間に出たのに、目的の森についたのはお昼を過ぎた頃だった。
森の中の一角の少し開けた場所に、エルがふかふかの敷物を敷いてくれた。ディーはその上に僕を降ろすと、エルと一緒に野営の準備を始める。
ちょっと大きなテント、焚き火の準備は倒木とかを適当な大きさに切って使う。
良さげな石があれば椅子代わりになるから、テントを設置する位置とかを調整したりする。
「フィー、おいで」
「ん」
またディーに抱き上げられた。
エルは僕が座っていた敷物を回収して、テントの中に持っていく。
「寒くないか?」
「うん。ディーは?」
「大丈夫だ」
ディーもエルも、僕より薄着に見えるのに。
秋月と言っても、そろそろ冬月になるから空気はひんやりしてきてる。
鍛えてるから寒くないのかな。冒険者の人たちってすごい。
「ディー、店主の情報通りみたい。もう数匹こっち見てる」
「ああ」
「……見てる?」
そういえば、僕詳しい話聞いてない。
「スノーラビットの討伐だ」
「スノー…ラビット」
「去年フィーの外套と部屋着作ったあの白い毛皮の持ち主かな」
「ほえ」
エルは大きな石の上にクッションを置いてくれて、その上に改めて座らされた。
僕を抱っこしないディーは、枯れ木とかを組み始めて、焚き火の用意を始める。
「エル」
「はいはい」
火種……と思ったら、エルが指を近づけたところで火花が散って、それが枯れ木に移っていった。
「ほぁ」
「フィーの仕事はとりあえずこの火を消さないように、少しずつ薪を足していって」
「うん」
「火傷に気をつけろよ」
「うん」
ディーは僕の手の届くところに枯れ木の薪を積んでくれた。
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