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2.起承転結ではなく、転結。
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2.起承転結ではなく、転結。
「ざまぁ」と「婚約破棄」は多くの方に認知されています。なので、短い作品を書こうとされている方は、起承転結の「転」から書いてください。作品の大事な物の順番で行くと「タイトル」「あらすじ」「タグ」そして、「本文の冒頭」です。長い作品だと、それはあくまで「プロローグ」として、「転」を紹介した後、「起承」に戻るパターンもありますが、読者も「お約束(テンプレ)」に慣れていますので、あえて過去を深く遡らなくてもいいです。推理ドラマなら「殺人現場目撃」「推理ショー」、御奉行様や裁判の話なら「決定的な証言」と「判決」で十分です。いや、何言ってんの、それはそれで「起承転結だから」と言う方もいらっしゃると思いますが、それも正論です。
これも私の悪い癖なので忠告しますが、「自信がない人ほど、理屈っぽくなったり、言い訳をします」
それは誰のためでしょうか?
自己防衛のためになっていないでしょうか?
相手が求める以上の説明文はショートショートで書くと読みづらいと思いませんか?
もちろん、ロジックを求める方もいらっしゃいます。なので、私も「相手が求める以上」なんて書き方で少しずるい逃げ方をしています。ごめんなさい。ただ、いいアイディアが浮かんだ書き手の皆さんが批判を恐れて書けないことは私は悲しいですし、新たなエンターテインメントを人に届けているという意味でも応援したいと思っています。(まぁ、強力なライバルが増えると思うと少し怖いですけど、それでも私は応援します)
1で「読者目線で書こう」と言いましたが、読者全員のためは一流作家でも難しいかと思います。なので、「あなたのターゲット層はどこなのか」、「どの程度まで表現すれば多くの方が楽しんでもらえるのか」というのを意識して省略することをお勧めします。(つまり、深く考えて作り込む作業時間のカットにもなり、あなたも読者もウィンウィン)もちろん、あなたが書き手として読者全員を楽しませるという棘の道でありながら、尊い作品を完成させたのであれば、私はあなたを尊敬します。
おっと、脱線し過ぎましたね。
本題に戻りますと、「転」から入り、「結」まで持っていく。「起承」の部分を省略しても読者の中で補完してもらえて、あまり苦ではない。逆に、それが説明文臭くて長いと読者そっちの方が面倒だと思う人も多い。それでも、作者として読者に申し訳ないと感じたり、自分は短い文章で「起承」を表現できない場合は、「あらすじ」欄に書くことをお勧めします。気になる方、じっくり読みたい方は、あらすじが長くても読む、時間が無い方は「あらすじ」は雰囲気だけ読んで本文に行くかと思います。
何度も言いますが、優しさが余計なお世話になることなんて実社会でよくあるかと思うので、ショートショートではフランクな関係でもいいのでは? と一意見を提案させていただきます。(自分に言ってます)
「ざまぁ」と「婚約破棄」は多くの方に認知されています。なので、短い作品を書こうとされている方は、起承転結の「転」から書いてください。作品の大事な物の順番で行くと「タイトル」「あらすじ」「タグ」そして、「本文の冒頭」です。長い作品だと、それはあくまで「プロローグ」として、「転」を紹介した後、「起承」に戻るパターンもありますが、読者も「お約束(テンプレ)」に慣れていますので、あえて過去を深く遡らなくてもいいです。推理ドラマなら「殺人現場目撃」「推理ショー」、御奉行様や裁判の話なら「決定的な証言」と「判決」で十分です。いや、何言ってんの、それはそれで「起承転結だから」と言う方もいらっしゃると思いますが、それも正論です。
これも私の悪い癖なので忠告しますが、「自信がない人ほど、理屈っぽくなったり、言い訳をします」
それは誰のためでしょうか?
自己防衛のためになっていないでしょうか?
相手が求める以上の説明文はショートショートで書くと読みづらいと思いませんか?
もちろん、ロジックを求める方もいらっしゃいます。なので、私も「相手が求める以上」なんて書き方で少しずるい逃げ方をしています。ごめんなさい。ただ、いいアイディアが浮かんだ書き手の皆さんが批判を恐れて書けないことは私は悲しいですし、新たなエンターテインメントを人に届けているという意味でも応援したいと思っています。(まぁ、強力なライバルが増えると思うと少し怖いですけど、それでも私は応援します)
1で「読者目線で書こう」と言いましたが、読者全員のためは一流作家でも難しいかと思います。なので、「あなたのターゲット層はどこなのか」、「どの程度まで表現すれば多くの方が楽しんでもらえるのか」というのを意識して省略することをお勧めします。(つまり、深く考えて作り込む作業時間のカットにもなり、あなたも読者もウィンウィン)もちろん、あなたが書き手として読者全員を楽しませるという棘の道でありながら、尊い作品を完成させたのであれば、私はあなたを尊敬します。
おっと、脱線し過ぎましたね。
本題に戻りますと、「転」から入り、「結」まで持っていく。「起承」の部分を省略しても読者の中で補完してもらえて、あまり苦ではない。逆に、それが説明文臭くて長いと読者そっちの方が面倒だと思う人も多い。それでも、作者として読者に申し訳ないと感じたり、自分は短い文章で「起承」を表現できない場合は、「あらすじ」欄に書くことをお勧めします。気になる方、じっくり読みたい方は、あらすじが長くても読む、時間が無い方は「あらすじ」は雰囲気だけ読んで本文に行くかと思います。
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