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2章 少年期
15話 実地試験
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━━━冒険者ギルド━━━
翌朝、今日もダンジョン講習会の参加するためにギルドまで来たカイト。
昨日と同じように整理券を貰いに行くと、ラーレが声をかけてくる。
「おはようヴァル君!今日も講習会?」
「はい」
「そうかぁ!勉強熱心で感心、感心」
笑顔でうんうん頷くラーレ。
「…ところで、整理券は……?」
「ああ、今日明日の講習会は整理券じゃなくて、冒険者カードが参加資格なの!…貸して」
「あ、はい…えっとどうやって出せば?…」
身体に冒険者カードが吸い込まれたのは分かっているが出し方が分からないカイト。
「出したいときは『リーヴ』。消すときは『ヴァニッシュ』と心で唱えるの」
(なるほど…リーヴ)
すると、カイトの前に冒険者カードが現れる。
それをキャッチしてラーレに渡すと、彼女はコンピューターみたいな機械にカードを差し込むと、何かを打ち込む。
そして、出てきたカードをカイトに返した。
「これでよし!…あ、そうだ!『リーヴ』の前に出したい場所を付けて唱えればそこにカードが現れるから、試してみてね~」
「あ、ありがとうございます」
「今日明日は、町の外で泊まり込みの試験形式だから1時間後に町の入り口に集合よ」
(どうしよう…泊まり込みなんて想定外だ…往復してたら間に合わないぞ!)
「ふふふ。…想定外って顔してるね?なんなら私から伝えといてあげようか?」
「お、お願いします!」
カイトはラーレにお礼を言って、集合場所に向けて走りだす。
幸い、道具などはカバンに入れっぱなしにしていたので準備は出来ている。
このカバンにも秘密が有るのだがそれはまた今度。
50分後なんとか間に合ったカイトは職員に冒険者カードをみせると、乱れた息を整える。
「皆さんおはようございます。今日明日と皆さんの講師を勤めさせてはいただきますロブと申します。」
筋骨隆々のザ・近接風の男性ロブの挨拶が終わると、ロブの先導で移動を始める参加者達。
━━━近くの森━━━
15分程歩いた先にある森の前に着くと、足を止めたロブが振り向き説明を始める。
「今日はこの森の中で冒険者に大切な野営の訓練をしてもらいます。もちろんパーティーで固まって野営してもらっても構いません」
(なるほど…昨日習ったことを今日ここで試せってことか…緊張するけど頑張らなくちゃ)
ロブの説明が終わると、参加者達は次々森の中に消えてゆく。
カイトも覚悟を決めて森の中に入っていった。
5分程散策し、川の近くを見つけたカイトはカバンからテントを引っ張り出して組み立て、野営の準備をする。
カイトのように講習会を真面目に受けていた者や、野営に慣れている者は2日目を無事に終えることが出来たが、適当に受けていた者達は野生の動物に悩まされてほとんど寝不足のようだった。
この時点で数名講習会を辞退し、職員に連れられて町に帰ってゆく。
「皆さんおはようございます。疲れの残っている方もいらっしゃるようですね。冒険者の厳しさを肌で感じれる良い機会だったのでは?…さて、今日は実際にダンジョンに潜って戦闘の仕方を学びます。よろしいですね?」
ゴクリ
参加者達の唾を飲み込む音が辺りに響いた。
翌朝、今日もダンジョン講習会の参加するためにギルドまで来たカイト。
昨日と同じように整理券を貰いに行くと、ラーレが声をかけてくる。
「おはようヴァル君!今日も講習会?」
「はい」
「そうかぁ!勉強熱心で感心、感心」
笑顔でうんうん頷くラーレ。
「…ところで、整理券は……?」
「ああ、今日明日の講習会は整理券じゃなくて、冒険者カードが参加資格なの!…貸して」
「あ、はい…えっとどうやって出せば?…」
身体に冒険者カードが吸い込まれたのは分かっているが出し方が分からないカイト。
「出したいときは『リーヴ』。消すときは『ヴァニッシュ』と心で唱えるの」
(なるほど…リーヴ)
すると、カイトの前に冒険者カードが現れる。
それをキャッチしてラーレに渡すと、彼女はコンピューターみたいな機械にカードを差し込むと、何かを打ち込む。
そして、出てきたカードをカイトに返した。
「これでよし!…あ、そうだ!『リーヴ』の前に出したい場所を付けて唱えればそこにカードが現れるから、試してみてね~」
「あ、ありがとうございます」
「今日明日は、町の外で泊まり込みの試験形式だから1時間後に町の入り口に集合よ」
(どうしよう…泊まり込みなんて想定外だ…往復してたら間に合わないぞ!)
「ふふふ。…想定外って顔してるね?なんなら私から伝えといてあげようか?」
「お、お願いします!」
カイトはラーレにお礼を言って、集合場所に向けて走りだす。
幸い、道具などはカバンに入れっぱなしにしていたので準備は出来ている。
このカバンにも秘密が有るのだがそれはまた今度。
50分後なんとか間に合ったカイトは職員に冒険者カードをみせると、乱れた息を整える。
「皆さんおはようございます。今日明日と皆さんの講師を勤めさせてはいただきますロブと申します。」
筋骨隆々のザ・近接風の男性ロブの挨拶が終わると、ロブの先導で移動を始める参加者達。
━━━近くの森━━━
15分程歩いた先にある森の前に着くと、足を止めたロブが振り向き説明を始める。
「今日はこの森の中で冒険者に大切な野営の訓練をしてもらいます。もちろんパーティーで固まって野営してもらっても構いません」
(なるほど…昨日習ったことを今日ここで試せってことか…緊張するけど頑張らなくちゃ)
ロブの説明が終わると、参加者達は次々森の中に消えてゆく。
カイトも覚悟を決めて森の中に入っていった。
5分程散策し、川の近くを見つけたカイトはカバンからテントを引っ張り出して組み立て、野営の準備をする。
カイトのように講習会を真面目に受けていた者や、野営に慣れている者は2日目を無事に終えることが出来たが、適当に受けていた者達は野生の動物に悩まされてほとんど寝不足のようだった。
この時点で数名講習会を辞退し、職員に連れられて町に帰ってゆく。
「皆さんおはようございます。疲れの残っている方もいらっしゃるようですね。冒険者の厳しさを肌で感じれる良い機会だったのでは?…さて、今日は実際にダンジョンに潜って戦闘の仕方を学びます。よろしいですね?」
ゴクリ
参加者達の唾を飲み込む音が辺りに響いた。
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