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一章
転生したら白髪ダンディー
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「どうしてまだここにいるんですか!?私ちゃんと全員を異世界に送り届けましたよ!!」
「そう言われても…」
「あれ?なんであなたシルエットなんですか?普通なら生きていた頃の容姿でここに現れるのに」
そういうと女神様は空中に手をかざし透明な画面を発現させる。
それを食い入るように確認した女神様は納得したような表情になる。
「なるほどそういうことですか」
「何かわかったんですか?」
「ええ、簡単に説明しますと生きていた頃の容姿をこの部屋で再現するには死体がある程度体の原型を保っているか血が残っている必要があるんですが、あなたはタンクローリーとバスに挟まれ死体は原型をとどめず爆発の熱で血が蒸発してしまって容姿が再現不可能だったらしいのです」
「だから他の人には俺が見えなかったんですね」
「そういうことです」
「俺だけ取り残されたのにも理由があるんですか?」
「はい、異世界に送られる時この部屋で再現された容姿で送られるのですがあなたの場合はそもそも容姿が再現できませんでした。なので異世界に送られずここに残ったのかと」
「そんな…なら俺はどうすればいいんだ」
「そうだ!いっそのこと新しい容姿を造ってしまいましょう!!」
「そんなことできるんですか!?」
「はい!女神ですから」
俺のためにそんなことまでしてくれるなんて優しい女神様なんだ。
あれ女神様?なんで右手にトンカチ左手にのこぎりを持ってるんですか?
こういうのって自分で造れるのでは?
「あなたはおじ様ってどう思いますか?」
「どうと言われても俺はなんとも思ってないですけど…」
「私はものすごくカッコイイと思うんです。今見ているドラマもおじ様が主役の西部劇系のストーリーなんですけど本当に素敵すぎて目が離せないんですよ。そんな素敵な男性を自分で造り上げれるなんて機会滅多にないですから存分に楽しませてもらいますね」
「ちょっと!?俺の意見は!?」
「そんなのは無視ですよ。グヘヘヘヘヘ」
やばい。
この女神やばい。
よだれを垂らしながらこちらに向かってくる。
逃げなきゃ!
「では始めます!!」
「やめてーーーーー!!!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ここをこうして」
カンカン
「ここら辺を削って」
ギコギコ
「ここに穴をあけて」
ドドドドドド
「いい感じになりました。そうだ!この声や口調もこの容姿に合うように改造しましょう!!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「最高の出来になりました!!これで問題なく異世界に送れます。元々持っているスキルを特別性にしてあげました。発現するまで少し時間がかかるかもしれませんが気にしないでください。服装や持ち物などの付属品もサービスしてあげます!ではどうかこれからの人生に幸あれ!!」
先ほどと同じ光が部屋全体を包む。
鳥の鳴き声と水の落ちる音で目が覚める。
寝ころんだ体を起き上がらせ周囲を確認する。
そこは緑豊かな森の中だった。近くには滝と川が流れておりそこに向かって歩き出す。
川の水面をのぞき込むとそこには…
白髪ダンディーなおじ様がいた。
「そう言われても…」
「あれ?なんであなたシルエットなんですか?普通なら生きていた頃の容姿でここに現れるのに」
そういうと女神様は空中に手をかざし透明な画面を発現させる。
それを食い入るように確認した女神様は納得したような表情になる。
「なるほどそういうことですか」
「何かわかったんですか?」
「ええ、簡単に説明しますと生きていた頃の容姿をこの部屋で再現するには死体がある程度体の原型を保っているか血が残っている必要があるんですが、あなたはタンクローリーとバスに挟まれ死体は原型をとどめず爆発の熱で血が蒸発してしまって容姿が再現不可能だったらしいのです」
「だから他の人には俺が見えなかったんですね」
「そういうことです」
「俺だけ取り残されたのにも理由があるんですか?」
「はい、異世界に送られる時この部屋で再現された容姿で送られるのですがあなたの場合はそもそも容姿が再現できませんでした。なので異世界に送られずここに残ったのかと」
「そんな…なら俺はどうすればいいんだ」
「そうだ!いっそのこと新しい容姿を造ってしまいましょう!!」
「そんなことできるんですか!?」
「はい!女神ですから」
俺のためにそんなことまでしてくれるなんて優しい女神様なんだ。
あれ女神様?なんで右手にトンカチ左手にのこぎりを持ってるんですか?
こういうのって自分で造れるのでは?
「あなたはおじ様ってどう思いますか?」
「どうと言われても俺はなんとも思ってないですけど…」
「私はものすごくカッコイイと思うんです。今見ているドラマもおじ様が主役の西部劇系のストーリーなんですけど本当に素敵すぎて目が離せないんですよ。そんな素敵な男性を自分で造り上げれるなんて機会滅多にないですから存分に楽しませてもらいますね」
「ちょっと!?俺の意見は!?」
「そんなのは無視ですよ。グヘヘヘヘヘ」
やばい。
この女神やばい。
よだれを垂らしながらこちらに向かってくる。
逃げなきゃ!
「では始めます!!」
「やめてーーーーー!!!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ここをこうして」
カンカン
「ここら辺を削って」
ギコギコ
「ここに穴をあけて」
ドドドドドド
「いい感じになりました。そうだ!この声や口調もこの容姿に合うように改造しましょう!!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「最高の出来になりました!!これで問題なく異世界に送れます。元々持っているスキルを特別性にしてあげました。発現するまで少し時間がかかるかもしれませんが気にしないでください。服装や持ち物などの付属品もサービスしてあげます!ではどうかこれからの人生に幸あれ!!」
先ほどと同じ光が部屋全体を包む。
鳥の鳴き声と水の落ちる音で目が覚める。
寝ころんだ体を起き上がらせ周囲を確認する。
そこは緑豊かな森の中だった。近くには滝と川が流れておりそこに向かって歩き出す。
川の水面をのぞき込むとそこには…
白髪ダンディーなおじ様がいた。
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