Heart

星蘭

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第三十四章 勇者と星屑の美しき夢

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 「俺たち、そろそろ行くよ」

 いつものように、街外れの丘で訓練を終えた後、口を開いたのはリオニスだった。それを聞いた"教え子たち"の反応はそれぞれだった。考えてもみなかったというように目を見開く者、仲間と顔を見合せる者、寂しげに微笑む者……けれど誰一人とせず、その言葉を拒みはしなかった。

「そっかぁ」

 少し寂しそうに言うのは、一番幼い双子の兄弟。長く劇団で楽士をしていたロレンスに教えられた歌はどれも綺麗に歌うことが出来るようになっていた。幼いながら一生懸命に歌う姿とその歌声で、最近は少しずつ固定の観覧客も増えていると聞いていた。仕事として、と始めた歌だったけれど、彼らはそれを楽しんでいるようで、ロレンスもそれを喜んでいた。

「まだ教えてほしいこともたくさんあるけれど、仕方ないね。後は自分で頑張るよ」

 ルクバトはそう言って、自分にとって師になるユスティニアを見て微笑んだ。住んでいた場所の特性上、世間知らずな部分があるユスティニアではあるが、治癒魔法や応急処置の方法の知識は医者並みで、ちょっとした怪我や病気が生命の危機に繋がりかねない彼らにとっては重要な知識や技術を得ることが出来たと、ルクバトは喜んでいた。荒事が苦手な彼にとって、仲間のために戦うというのはハードルが高かったため、治癒と言う方向性で仲間を支えることが出来るのは幸福なことだ、と何度もユスティニアに礼を言っていた。

「ずっと居て、とは口が裂けても言えないよね。一応勇者様だもん」

 そう言ってくすくすと笑うのはシャウラだ。一応、と言うところを強調するのを聞いて、リオニスは露骨に顔を顰めた。

「一応って何だ、一応って」

 少し拗ねたような声で言うリオニスを見て、子供たちは小さく噴き出した。

「嘘だよ。リオは十分格好良い勇者様だ」

 けらけらと笑いながら、エニフは言う。それを聞いたリオニスは驚いたように目を丸くして……頬を紅に染めながら、ぼそりと呟いた。

「……それはそれで照れるな」
「なんだよー。褒めれば良いのか貶せば良いのかわからないだろー」

 可笑しそうに笑って、シャウラはリオニスの背を叩く。一生懸命訓練に取り組んだ彼女は十分に強くなった。女性として成長していく体では男性に劣る部分がどうしても出てきてしまうだろうけれどきっと大丈夫だとリオニスが思うくらい、彼女は努力家で剣術のセンスもある。今後は少しずつ、危険でない程度に街の人々の護衛を買って出ることが出来るだろう。

「仕事する上で必要なこともオズに聞けたしな!」

 ありがとな、とエニフはオズワルドに笑いかける。オズワルドは少し困ったように笑った。オズワルドは彼らに生きていく上で必要になる知識を伝えた。商売をしようにもただ闇雲にやれば良いという訳ではない。して良いこと、悪いこと、気を付けなければならないこと……それを伝えてやるのが年長者である自分の役目だとオズワルドは熱心に彼らに教え込んだ。魔法以外のことで役に立てる……それは、彼にとって幸福なことだった。

「……シュライク、ありがとう」

 アルフェラッツは言葉少なに、そう言った。出会った時よりずっと仲間達とも、勇者達とも言葉を交わすようになった不器用な少年。彼の精一杯の感謝の言葉を聞いて、シュライクは笑う。

「おう、がんばれよ」

 そう言って、シュライクは手を差し出した。困惑した顔をするアルフェラッツに、シュライクは"握手"と言った。暫し躊躇うように視線を揺らした後、アルフェラッツはそっと、彼の手を握った。シュライクはその手をしっかりと握り返して、ネモフィラ色の目を細める。
 良かった、と思う。今此処で彼らと出会えて、少しは……イーグルに貰ったものを、活かすことが出来たような気がして。一人で全てをこなした訳ではないからまだまだ彼のようになれたとは思わないけれど……

「俺も頑張るからさ。リオたちとの旅が終わったら、お前たちみたいな、俺みたいな奴らが安心して暮らせる、勉強できる場所を作るって決めてるんだ! お前たちはその教え子? 第一号ってことだな!」

 そんなシュライクの言葉にアルフェラッツは蜂蜜色の瞳を大きく見開いた。それから、少し照れたように表情を綻ばせる。

「誰かに、そんな風に言ってもらったことも思ってもらったこともないから、嬉しい」
 
 それは素直な言葉だった。嬉しい、と。そう告げた彼はそっとシュライクの手を握る自身の手に力を込めて、言った。

「いつか、ルビアに行くよ。シュライクに会いに。その時は、俺もきっと……」

 アルフェラッツが言葉を紡いだその刹那、不意に、爆発音のような音が響いた。驚いてそちらへ……街の方へ視線を向ける。濛々と、黒い煙が上がっているのが見えた。それを見て、一瞬言葉を失う。

「街の方だ……」
「行こう!」

 リオニスはそう声を上げる。それに頷いた勇者の仲間と子供たちは頷いて、街に向かって駆けだしたのだった。

  
***
 
 
 走って走って、やっとの思いで辿り着いた街は、見慣れたそれとは随分変わってしまっていた。一体何処にいたのかと思う程の無数の獣が通りを闊歩し、人々を襲っている。悲鳴を上げ逃げ惑う人々、家の中に逃げ込み震えている人々、地面に倒れ動かない人々……その凄惨な状況を見て、ユスティニアは口元を覆った。
 
「こんなに……っ」
 
 震える声で彼は呟く。何故こんなことになったのか、全くわからない。ほんの数時間前までは、獣の気配も何もなかったのに。

 一瞬茫然としていたリオニスはハッとすると、一度強く頭を振った。呆けている場合ではない。自分に、自分たちに出来ることをしなくては。原因を探るのも、考えるのも……死者を悼むのも後悔するのも全て後だ。そう思い直した彼は、素早く仲間たちに視線を向け、叫んだ。
 
「ロレンス、街の人たちの誘導を頼む! ユスティ、ロレンスと一緒に行ってくれ! 怪我人がいたら手当を!」

 鋭いリオニスの声に、毅然とした言葉に、仲間たちははっと息を呑んだ。リオニスはそんな彼らを見つめ、頷く。

「わかった」
「任せてください」
 
 色濃い動揺を瞳に灯していたユスティニアも気を取り直したように頷き、ロレンスも自身の魔道具である竪琴を取り出している。彼らに任せれば避難する人々の安全は守られるだろう。ほっと安堵の息を吐いたリオニスは視線を残りの仲間に向け、言った。
 
「オズ、シュライク、一緒に魔獣を倒しにいこう!」
「了解だ」
「おう!」
 
  力強く頷く二人を見て少し表情を緩めたリオニスは視線をまだ幼い子供たちの方へ向ける。
 お前たちは逃げろ……リオニスがそういうより早く。
 
「僕たちも行く!」

 そう叫んだのは、シャウラだった。驚き、目を見開くリオニスを見つめ、エニフは言う。

「今日までいろんなこと教えてもらったから大丈夫、俺たちも戦えるよ。何も出来ないままの子供じゃない」

 きっぱりとそう言うエニフを見て、リオニスは少し困ったような顔をした。確かに彼らは普通の子供よりは強い。リオニスから剣術を、シュライクから体術を、オズワルドから魔法を学んで居るのだから。
 けれど……だからといって、こんな戦いの場に放り込んで大丈夫だと言い切れるほど強い訳でもない。そんな彼の迷いを見抜いたように、静かな声でアルフェラッツが言った。

「役に立ちたいんだ。頼む」

 そんな言葉に、真っ直ぐな蜂蜜色の瞳に、リオニスは顔を歪める。そして一度目を伏せると……ふ、と一つ息を吐きだして、真っ直ぐに子供たちを見据えた。

「ティミラ、キラナ、二人は避難する人たちを落ち着かせるために優しい歌を歌ってやってくれ。ルクバトはユスティの手伝いをしてくれ。
 エニフ、シャウラ、アルフェはユスティたちと避難する人たちの護衛を!
 ただし無理はするな、やばいと思ったら逃げろ。ロレンスとユスティから離れるなよ!」

 最後の言葉を一番強く告げた。拙いと思ったのなら逃げろ、と。多くの人を助ける必要など、この子供たちにはない。自分の身を守ることを最優先にしろ、と。そんな真剣そのもののリオニスの顔を見て、子供たちは頷いた。

「わかった」

 任せて、と小さな双子も頷くのを見て、リオニスは小さく笑って一人ひとりの頭を軽く撫でた。そして、もう一度言葉を投げて、走り出す。

「絶対に、無茶はするな!」

 それが一番の思いだ。そう真剣な表情で告げるリオニス。子供たちはそれに力強く、頷いて見せる。

「リオたちもね!」
 
 魔獣を倒すために走り出すリオニスの背に、子供たちの声が届く。答えの代わりに剣を掲げて、リオニスは走り出した。
 

 
***
 
 
 
 必死に街を駆け抜ける。少しでも多くの人を守るために。少しでも多くの人を助けるために。街の人々はどれくらい避難できただろう。駆け抜ける街の中に残っている人影はもうまばらになっていた。凡その人間はユスティニア達と一緒に魔獣の居ない方へ逃げて行ったのだろう。残っている人々には其方へ逃げるように声をかけ、シュライクは逆に魔獣がまだ多く居る街の中心街に向かって駆けた。

 魔獣はどうしてこんなにも沢山居るのかと思うほど大量に出没していた。決して強くはない。リオニスの一太刀で、オズワルドの魔法一つで、シュライクの拳一つで倒せるようなものばかりだ。しかし戦闘に不慣れな人々にとっては、そんなことは関係ない。恐ろしい獣であることに違いはないのだ。何より、数が多い。
 繰り返し繰り返し拳を振るい、蹴りつけて魔獣を倒していく。

 荒く荒く、息を吐く。肺が痛い。思わず足が止まる。シュライクは確かに力が強い。しかし、まだその体は成長途上。体力は同じ年代の子供たちに比べればあるという程度で、大人には到底及ばない。
 悔しいな、と思う。もっと体が大きければ、もっと強くあれれば、と。
 
「あぁくそ、駄目だ、弱気になっちゃ」
 
 そう呟いて、シュライクは首を振る。一つ深く呼吸をすれば、酸欠で霞んでいた視界が、ぼやけていた音が、はっきりした。遠くで炎が弾ける音と剣戟が聞こえる。リオニスもオズワルドも戦っているのだ。自分が挫けている場合ではない。

 と、その時。ふらふらと魔獣から逃げる影を見つけた。小さな、影……まだ幼い少女だ。シュライクはそれに駆け寄って、声をかける。

「大丈夫か?!」
「わ、わたしは、だいじょうぶ……でも、でも、おにいちゃんが……」

 涙に滲んだ声で、少女は言う。

「お兄ちゃん?」
「蜂蜜みたいな目のお兄ちゃんが、助けてくれて……っ早く、逃げろって」

その言葉にシュライクは大きく目を見開いた。蜂蜜色の瞳の少年。それは、まさか。

「その兄ちゃんは何処だ?!」

 少女は震える指で一方を指さした。そこには幾つも魔獣の躯が転がっている。その中にまだ立っている一際大きな獣と、誰かが向き合っていた。

 赤茶の髪、蜂蜜色の瞳。自分と同じ、他人より強い力を持った少年……アルフェラッツだ。シュライクの声に気がついたのか、アルフェラッツと向き合っていた獣がこちらを向いた。凶悪な牙を覗かせ、獣は低く唸る。

「逃げろ!」
 
 シュライクは少女の背を強く押し、自分が走ってきた方を示した。此処に来る道にいた獣は全て屠った。その先には恐らく避難した他の人間と、防御と救護に優れた仲間が居るはず。闇雲に走るよりは幾らか安全だろう。
 少女はシュライクの言葉に頷いて、よろめきながら走っていった。それを見送って、シュライクは獣の方へ向き直る。

 獣と向き合っていた少年は、少女が逃げるのを見て安堵したように息を吐いていた。守れた、という安堵なのだろう。それと同時、ふらりと彼の体が傾いだ。獣はそれを見て、攻撃の姿勢を取る。シュライクは息を呑みながら、ネモフィラ色の瞳を大きく見開いた。

「ッ、やめろォオオオ!」
 
 叫んで、強く地面を蹴った。獣はシュライクの方を見て、一声吠えた。これは自分の獲物だと、そういうように。地面に倒れこんだ赤茶髪の少年は、動かない。
 シュライクはぎりっと唇を噛み締めると、大きく振りかぶった拳を、生き残っていた獣に叩き付けた。手加減など一切ない、殺すための拳。ぐしゃり、と頭蓋が潰れる音がして、地面に深紅が広がった。訪れた沈黙が、耳に痛い。

「は……はぁっ、はぁ……」

 荒く息を吐き、頬に跳んだ返り血を拭うこともせず、シュライクは ふらふらと、倒れたままの少年に歩み寄った。どくどくと、心臓が耳元にあるかのように煩い。
 
「シュライク……」
 
 掠れた声で、彼は呼ぶ。その声を聞いて、シュライクはほっとした顔をした。
 
「アルフェ、良かった、意識はあるな?! 今すぐユスティの……」
 
 そう声をかけながら、シュライクはアルフェラッツの体を抱き起こして……一瞬、呼吸をするのを忘れた。

 アルフェラッツの腹は深く抉れて、ぼたぼたと紅色が滴り落ちていた。先刻まで立って戦っていたとは到底思えないような重傷だ。

 驚いて言葉を失う彼を見上げながら、アルフェラッツは微笑んだ。
 
「さっきの、子は?」

 その問いかけに、シュライクは幾度か瞬いた後、答えた。

「あ、あぁ、大丈夫、逃がした、無事だ」
「よかった」

 シュライクの言葉に、アルフェラッツは安堵の表情を浮かべた。

 必死に守った、少女。多くの魔獣に囲まれていて、逃げられなくなっていた。必死で獣の群れを殴り、蹴り、彼女を助け出して、逃がしたのだと、彼は掠れた声で語った。結局自分が獣に囲まれて、数が多かった分さばききれずに傷を負ったけれど、彼女が無事でよかったと、アルフェラッツは満足気に笑う。

「教えて、くれただろ……守るために、使え、って。出来た、かな」

 ひゅ、と彼の喉から掠れた息が漏れる。それを聞いて、シュライクは顔を歪めた。しかしすぐに無理に笑顔を作った。

「っ、あぁ、すげぇよ、すげぇ!」

 シュライクがそういうと、アルフェラッツは嬉しそうに破顔した。褒めてもらえた幼い子供のように表情を緩めて、"良かった"と彼は呟く。その声があまりに弱弱しくて、シュライクは泣き出しそうな顔をした。

「すげぇから、きっと、仲間も守っていけるから、だから」

 その先の言葉が、紡げなかった。唇を噛みしめるシュライクに抱き抱えられたまま、アルフェラッツは言葉を紡ぐ。

「シュライクに、もっと、はやく……であいたかった、なぁ」

 強すぎる力。それを恐れられて、自分も恐れて、だから他者と距離を取った。ずっと仲間だと思ってくれていた人たちからも距離を取ってしまっていた。もっと早く、シュライクに出会いたかった。もっと早く、自分の力は役に立つのだと知りたかった。そうすれば、きっともっと……そんなことをまるで夢を見るような口調で呟くアルフェラッツの蜂蜜色の瞳はふわふわと、夢を見ているかのように揺れていた。

「喋るな、もう良いから……!」

 震える手で自分のシャツを裂いて、彼の傷口に押し当てる。強く押さえれば、血が止まるかもしれない。否、止まってくれ。そう願いながら。

「えにふ、しゃうら、るくばと、てぃみら、きらな……みんな、みんな、だいすきだったから……」

 もっと一緒に居たかった。守っていきたかった。ずっと憎んでいた自分の力で彼らを守っていきたかったのになぁ。化け物なんかじゃあないと気付けたのになぁ。
 つ、とアルフェラッツの頬を涙が伝って落ちる。少しずつ、彼の身体が冷たくなっていく。出血が多いのだ。傷口に押し付けた布切れは既に彼の血を吸って赤黒く染まっている。もう意味などないことが嫌でも理解出来てしまって。

「シュライク!」

 鋭い声が聞こえた。聞き慣れた仲間の、治癒術師の声。それを聞いてシュライクははっと顔を上げる。駆け寄ってきたユスティニアは橄欖石の瞳を大きく見開いた。

「アルフェ、姿が見えなくなったと思ったら……ッ」

 一緒に逃げていたはずだった。リオニスの言いつけ通りに、子供たちは避難する人々の護衛をしながら街はずれまで逃げて……そこで、アルフェラッツの姿が見えないことに気づいて、ユスティニアは怪我をしている人々の手当てをロレンスとルクバトに任せて探しに来たのだと言った。

「ユスティ、此奴、早く……血が、止まらないんだ」

 シュライクは祈るような声で言って、アルフェラッツの体を彼に預けた。治癒魔法の得意な彼ならばきっと何とかしてくれる。そう願いながら。

「……っ」
 
 彼の身体を抱きながらユスティニアは顔を歪め、唇を噛みしめた。 重たく、冷たくなりつつある体。自分をぼんやりと見上げる蜂蜜色の瞳を見つめ返して、ユスティニアは泣き出しそうな顔で微笑んだ。そのまま、優しく頬を撫でて……

「……スティラ・ポラリス」

 静かな声で紡がれた、彼の魔法の呪文。それはアルフェラッツの腹の傷を塞ぐことはなく……――
 
「お、い?」 

 シュライクは震える声でユスティニアを呼んだ。……理解は、出来てしまう。けれど聞くのが怖くて、みっともなく声が震えた。

「っ、無理です、もう……痛みを、麻痺させてあげることしか……」

 傷が深すぎた。内臓を傷つけ、抉った傷は今更塞げない。何より出血量も多く、仮に傷を塞げたとしてももうどうしようもないのだと、詳しく診察するまでもなくわかってしまった。出来るのはせめて苦痛を和らげることだけだとユスティニアは言う。その頬を、涙が伝い落ちていった。
 ごめんなさい、ごめんなさいと謝りながら、ユスティニアはアルフェラッツの頬を撫でる。撫でられているアルフェラッツはぼんやりと穏やかに微笑むばかりで。

 ぺたり、とシュライクはその場に座り込んだ。震える手でそっと、アルフェラッツの頬を撫でる。もう温もりを失いつつある手を握っても、それを握り返されることはなかった。

「……っくそぉお!」

 強く強く拳を握り、地面を叩きながら、シュライクは絶叫する。鋭く悲痛な泣き声が、誰も居なくなった街に響き渡っていた。


 
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