3 / 28
3
しおりを挟む
王家の紋章が入った馬車ではなく、アルベール公爵家の馬車に揺られ、私は久しぶりに我が家への帰路についていた。
パーティー会場から半ばつまみ出されるように退出し、公爵家からの迎えを待つ間、私は少しだけ残っていたサンドイッチを侍女に確保してもらっていた。
今はそれを頬張りながら、窓の外を流れる夜景を眺めている。
「…ニナ」
向かいの席に座るお父様が、絞り出すような声で私の名を呼んだ。
その顔は、普段の温厚な公爵のそれではなかった。
大地が揺れるほどの怒りを内に秘め、今にも火山が噴火しそうな気配を漂わせている。
隣に座るお母様が、心配そうにお父様の腕に手を置いた。
「あなた、落ち着いて。今はニナと話すのが先ですわ」
「落ち着いていられるか!我らが愛娘が、あのような衆人環視の中で…あのような屈辱を…!エドワードの奴、ただではおかんぞ!」
お父様はギリギリと歯ぎしりし、その手の中にある扇が哀れな音を立てていた。
「王家だろうが関係ない!明日にも我が騎士団を率いて…!」
「まあ、お父様。戦争はいけませんわ。お腹が空いてしまいますもの」
私がもぐもぐとサンドイッチを咀嚼しながら言うと、お父様は目を丸くしてこちらを見た。
「ニナ…お前、自分が何をされたのかわかっているのか?婚約を破棄され、王都から追放されるのだぞ!北の辺境の、あの厳しい修道院に…!」
「ええ、存じておりますわ。ですから、その準備をしなければと思いまして」
「準備だと?…そうか、わかった。すぐに国内最高の弁護士団を組織しよう。王家に正式に抗議し、今回の決定を覆させてやる!」
力強く宣言するお父様に、私はかぶりを振った。
「いいえ、お父様。そういうことではなくて」
私は最後の一口を飲み込むと、期待に胸を膨らませて両親に問いかけた。
「北の辺境では、どのような食材が手に入りますの?」
「…しょくざい?」
私の突拍子もない質問に、お父様だけでなく、お母様までぽかんとした顔になった。
「ええ!確か、あそこの森でしか採れない幻のキノコがあったはずですわ。それに、厳しい冬を越した猪のお肉は、それはもう絶品だと聞きますし…ああ、冷たい川で獲れるというお魚も!考えただけで、お腹が鳴ってしまいますわ!」
私の頭の中は、すでに未知なる美食のことでいっぱいだった。
私のあまりにも楽しそうな様子に、あれほど激怒していたお父様の肩から、すーっと力が抜けていくのがわかった。
屋敷に戻り、自室に入るやいなや、私は侍女たちを集めて大号令を発した。
「皆さん、旅の支度をしますわよ!」
侍女たちが用意したのは、豪華なドレスや宝石が詰まったジュエルケースだ。
「ニナお嬢様、辺境は寒いと聞きます。こちらの毛皮のコートをお持ちになっては」
「まあ、ありがとう。でも、それは必要ありませんわ」
私は侍女たちが差し出すドレスには目もくれず、部屋の奥にある巨大なウォーキングクローゼットの、さらに奥の扉を開けた。
そこは、私の秘密の宝物庫。
つまり、私専用のパントリー兼厨房道具置き場だ。
「まず、この大きなトランクに、スパイス類を全て詰めてちょうだい。乾燥ハーブも忘れないように。それから、私が樽で仕込んでいる秘伝のブイヨンもいくつか」
「お、お嬢様…?」
侍女たちは戸惑いの表情を浮かべている。
私は構わず指示を続けた。
「東の国から取り寄せた『ソイソース』と『ミソ』も必須ですわ。それから、こちらの岩塩と、あちらの香りが良い方のオリーブオイルも」
私の指示は、衣類や装飾品には一切及ばない。
「それから、調理器具ですわね。私の手に馴染んだこの包丁セットは必ず持っていきます。あと、この銅鍋は熱伝導が良いから、煮込み料理には欠かせませんわ」
次から次へと持ち出すものを指定する私に、侍女長が恐る恐る口を挟んだ。
「あの、お嬢様…ドレスは、どちらを…?」
「ドレス?そうね、動きやすいものを一着だけ入れておいてくだされば結構よ。それよりも、このパスタマシンをどうにかして詰められないかしら?」
「パ、パスタマシン!?」
侍女たちの悲鳴に近い声が部屋に響く。
しばらくして、私の旅支度の様子を心配したお母様が部屋を訪れた。
そして、トランクの中身を見て、静かに額に手を当てた。
トランクの中は、色とりどりのドレスではなく、茶色や緑の瓶や袋、そして銀色に輝く調理器具で埋め尽くされていたのだ。
「…ニナ。あなたは、修道院に行くのですよ?ピクニックに行くのではありませんわ」
「分かっておりますわ、お母様。ですが、辺境では、これらの調味料が手に入らないかもしれませんもの。食は、生活の基本ですわ。神に祈りを捧げるにも、まずは腹ごしらえをしませんと」
私が真剣な顔でそう言うと、お母様は深いため息をついた。
「…あなたのお父様が、最高の護衛と、一番大きくて頑丈な馬車を用意すると張り切っていましたわ。その理由が、今わかった気がします」
お母様は呆れたように言いながらも、その目には優しい笑みが浮かんでいた。
「まあ、素敵!それなら、この石窯も運べるかもしれませんわね!」
「それは、さすがに諦めなさい」
こうして、私の辺境への旅支度は、着々と、しかしどこか奇妙な方向へと進んでいった。
そして出発の朝。
公爵家の前には、私の大量の荷物――その九割が食料と調理器具――を積んだ、巨大な荷馬車が何台も連なっていた。
それを見送るお父様は、涙ながらに「何かあればすぐに飛んでいくからな!」と叫んでいる。
私は豪華な馬車の窓から顔を出し、両親に笑顔で手を振った。
(お父様、お母様、ごきげんよう。ニナは、美味しいものを探しに行ってまいりますわ!)
これから始まる新しい生活。
そこには、王子様も、窮屈な作法もない。
あるのは、広大な自然と未知なる食材たち。
私の胸は希望と、そして食欲ではちきれんばかりに膨らんでいた。
パーティー会場から半ばつまみ出されるように退出し、公爵家からの迎えを待つ間、私は少しだけ残っていたサンドイッチを侍女に確保してもらっていた。
今はそれを頬張りながら、窓の外を流れる夜景を眺めている。
「…ニナ」
向かいの席に座るお父様が、絞り出すような声で私の名を呼んだ。
その顔は、普段の温厚な公爵のそれではなかった。
大地が揺れるほどの怒りを内に秘め、今にも火山が噴火しそうな気配を漂わせている。
隣に座るお母様が、心配そうにお父様の腕に手を置いた。
「あなた、落ち着いて。今はニナと話すのが先ですわ」
「落ち着いていられるか!我らが愛娘が、あのような衆人環視の中で…あのような屈辱を…!エドワードの奴、ただではおかんぞ!」
お父様はギリギリと歯ぎしりし、その手の中にある扇が哀れな音を立てていた。
「王家だろうが関係ない!明日にも我が騎士団を率いて…!」
「まあ、お父様。戦争はいけませんわ。お腹が空いてしまいますもの」
私がもぐもぐとサンドイッチを咀嚼しながら言うと、お父様は目を丸くしてこちらを見た。
「ニナ…お前、自分が何をされたのかわかっているのか?婚約を破棄され、王都から追放されるのだぞ!北の辺境の、あの厳しい修道院に…!」
「ええ、存じておりますわ。ですから、その準備をしなければと思いまして」
「準備だと?…そうか、わかった。すぐに国内最高の弁護士団を組織しよう。王家に正式に抗議し、今回の決定を覆させてやる!」
力強く宣言するお父様に、私はかぶりを振った。
「いいえ、お父様。そういうことではなくて」
私は最後の一口を飲み込むと、期待に胸を膨らませて両親に問いかけた。
「北の辺境では、どのような食材が手に入りますの?」
「…しょくざい?」
私の突拍子もない質問に、お父様だけでなく、お母様までぽかんとした顔になった。
「ええ!確か、あそこの森でしか採れない幻のキノコがあったはずですわ。それに、厳しい冬を越した猪のお肉は、それはもう絶品だと聞きますし…ああ、冷たい川で獲れるというお魚も!考えただけで、お腹が鳴ってしまいますわ!」
私の頭の中は、すでに未知なる美食のことでいっぱいだった。
私のあまりにも楽しそうな様子に、あれほど激怒していたお父様の肩から、すーっと力が抜けていくのがわかった。
屋敷に戻り、自室に入るやいなや、私は侍女たちを集めて大号令を発した。
「皆さん、旅の支度をしますわよ!」
侍女たちが用意したのは、豪華なドレスや宝石が詰まったジュエルケースだ。
「ニナお嬢様、辺境は寒いと聞きます。こちらの毛皮のコートをお持ちになっては」
「まあ、ありがとう。でも、それは必要ありませんわ」
私は侍女たちが差し出すドレスには目もくれず、部屋の奥にある巨大なウォーキングクローゼットの、さらに奥の扉を開けた。
そこは、私の秘密の宝物庫。
つまり、私専用のパントリー兼厨房道具置き場だ。
「まず、この大きなトランクに、スパイス類を全て詰めてちょうだい。乾燥ハーブも忘れないように。それから、私が樽で仕込んでいる秘伝のブイヨンもいくつか」
「お、お嬢様…?」
侍女たちは戸惑いの表情を浮かべている。
私は構わず指示を続けた。
「東の国から取り寄せた『ソイソース』と『ミソ』も必須ですわ。それから、こちらの岩塩と、あちらの香りが良い方のオリーブオイルも」
私の指示は、衣類や装飾品には一切及ばない。
「それから、調理器具ですわね。私の手に馴染んだこの包丁セットは必ず持っていきます。あと、この銅鍋は熱伝導が良いから、煮込み料理には欠かせませんわ」
次から次へと持ち出すものを指定する私に、侍女長が恐る恐る口を挟んだ。
「あの、お嬢様…ドレスは、どちらを…?」
「ドレス?そうね、動きやすいものを一着だけ入れておいてくだされば結構よ。それよりも、このパスタマシンをどうにかして詰められないかしら?」
「パ、パスタマシン!?」
侍女たちの悲鳴に近い声が部屋に響く。
しばらくして、私の旅支度の様子を心配したお母様が部屋を訪れた。
そして、トランクの中身を見て、静かに額に手を当てた。
トランクの中は、色とりどりのドレスではなく、茶色や緑の瓶や袋、そして銀色に輝く調理器具で埋め尽くされていたのだ。
「…ニナ。あなたは、修道院に行くのですよ?ピクニックに行くのではありませんわ」
「分かっておりますわ、お母様。ですが、辺境では、これらの調味料が手に入らないかもしれませんもの。食は、生活の基本ですわ。神に祈りを捧げるにも、まずは腹ごしらえをしませんと」
私が真剣な顔でそう言うと、お母様は深いため息をついた。
「…あなたのお父様が、最高の護衛と、一番大きくて頑丈な馬車を用意すると張り切っていましたわ。その理由が、今わかった気がします」
お母様は呆れたように言いながらも、その目には優しい笑みが浮かんでいた。
「まあ、素敵!それなら、この石窯も運べるかもしれませんわね!」
「それは、さすがに諦めなさい」
こうして、私の辺境への旅支度は、着々と、しかしどこか奇妙な方向へと進んでいった。
そして出発の朝。
公爵家の前には、私の大量の荷物――その九割が食料と調理器具――を積んだ、巨大な荷馬車が何台も連なっていた。
それを見送るお父様は、涙ながらに「何かあればすぐに飛んでいくからな!」と叫んでいる。
私は豪華な馬車の窓から顔を出し、両親に笑顔で手を振った。
(お父様、お母様、ごきげんよう。ニナは、美味しいものを探しに行ってまいりますわ!)
これから始まる新しい生活。
そこには、王子様も、窮屈な作法もない。
あるのは、広大な自然と未知なる食材たち。
私の胸は希望と、そして食欲ではちきれんばかりに膨らんでいた。
51
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
【完結】剣聖と聖女の娘はのんびりと(?)後宮暮らしを楽しむ
O.T.I
ファンタジー
かつて王国騎士団にその人ありと言われた剣聖ジスタルは、とある事件をきっかけに引退して辺境の地に引き籠もってしまった。
それから時が過ぎ……彼の娘エステルは、かつての剣聖ジスタルをも超える剣の腕を持つ美少女だと、辺境の村々で噂になっていた。
ある時、その噂を聞きつけた辺境伯領主に呼び出されたエステル。
彼女の実力を目の当たりにした領主は、彼女に王国の騎士にならないか?と誘いかける。
剣術一筋だった彼女は、まだ見ぬ強者との出会いを夢見てそれを了承するのだった。
そして彼女は王都に向かい、騎士となるための試験を受けるはずだったのだが……
元婚約者からの嫌がらせでわたくしと結婚させられた彼が、ざまぁしたら優しくなりました。ですが新婚時代に受けた扱いを忘れてはおりませんよ?
3333(トリささみ)
恋愛
貴族令嬢だが自他ともに認める醜女のマルフィナは、あるとき王命により結婚することになった。
相手は王女エンジェに婚約破棄をされたことで有名な、若き公爵テオバルト。
あまりにも不釣り合いなその結婚は、エンジェによるテオバルトへの嫌がらせだった。
それを知ったマルフィナはテオバルトに同情し、少しでも彼が報われるよう努力する。
だがテオバルトはそんなマルフィナを、徹底的に冷たくあしらった。
その後あるキッカケで美しくなったマルフィナによりエンジェは自滅。
その日からテオバルトは手のひらを返したように優しくなる。
だがマルフィナが新婚時代に受けた仕打ちを、忘れることはなかった。
《完結》《異世界アイオグリーンライト・ストーリー》でブスですって!女の子は変われますか?変われました!!
皇子(みこ)
恋愛
辺境の地でのんびり?過ごして居たのに、王都の舞踏会に参加なんて!あんな奴等のいる所なんて、ぜーたいに行きません!でブスなんて言われた幼少時の記憶は忘れないー!
竜帝に捨てられ病気で死んで転生したのに、生まれ変わっても竜帝に気に入られそうです
みゅー
恋愛
シーディは前世の記憶を持っていた。前世では奉公に出された家で竜帝に気に入られ寵姫となるが、竜帝は豪族と婚約すると噂され同時にシーディの部屋へ通うことが減っていった。そんな時に病気になり、シーディは後宮を出ると一人寂しく息を引き取った。
時は流れ、シーディはある村外れの貧しいながらも優しい両親の元に生まれ変わっていた。そんなある日村に竜帝が訪れ、竜帝に見つかるがシーディの生まれ変わりだと気づかれずにすむ。
数日後、運命の乙女を探すためにの同じ年、同じ日に生まれた数人の乙女たちが後宮に召集され、シーディも後宮に呼ばれてしまう。
自分が運命の乙女ではないとわかっているシーディは、とにかく何事もなく村へ帰ることだけを目標に過ごすが……。
はたして本当にシーディは運命の乙女ではないのか、今度の人生で幸せをつかむことができるのか。
短編:竜帝の花嫁 誰にも愛されずに死んだと思ってたのに、生まれ変わったら溺愛されてました
を長編にしたものです。
【完結】廃墟送りの悪役令嬢、大陸一の都市を爆誕させる~冷酷伯爵の溺愛も限界突破しています~
遠野エン
恋愛
王太子から理不尽な婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢ルティア。聖女であるライバルの策略で「悪女」の烙印を押され、すべてを奪われた彼女が追放された先は荒れ果てた「廃墟の街」。人生のどん底――かと思いきや、ルティアは不敵に微笑んだ。
「問題が山積み? つまり、改善の余地(チャンス)しかありませんわ!」
彼女には前世で凄腕【経営コンサルタント】だった知識が眠っていた。
瓦礫を資材に変えてインフラ整備、ゴロツキたちを警備隊として雇用、嫌われ者のキノコや雑草(?)を名物料理「キノコスープ」や「うどん」に変えて大ヒット!
彼女の手腕によって、死んだ街は瞬く間に大陸随一の活気あふれる自由交易都市へと変貌を遂げる!
その姿に、当初彼女を蔑んでいた冷酷伯爵シオンの心も次第に溶かされていき…。
一方、ルティアを追放した王国は経済が破綻し、崩壊寸前。焦った元婚約者の王太子がやってくるが、幸せな市民と最愛の伯爵に守られた彼女にもう死角なんてない――――。
知恵と才覚で運命を切り拓く、痛快逆転サクセス&シンデレラストーリー、ここに開幕!
【完結】身代わりに病弱だった令嬢が隣国の冷酷王子と政略結婚したら、薬師の知識が役に立ちました。
朝日みらい
恋愛
リリスは内気な性格の貴族令嬢。幼い頃に患った大病の影響で、薬師顔負けの知識を持ち、自ら薬を調合する日々を送っている。家族の愛情を一身に受ける妹セシリアとは対照的に、彼女は控えめで存在感が薄い。
ある日、リリスは両親から突然「妹の代わりに隣国の王子と政略結婚をするように」と命じられる。結婚相手であるエドアルド王子は、かつて幼馴染でありながら、今では冷たく距離を置かれる存在。リリスは幼い頃から密かにエドアルドに憧れていたが、病弱だった過去もあって自分に自信が持てず、彼の真意がわからないまま結婚の日を迎えてしまい――
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる