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そもそも魔王城って何処だっけ?

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前回のあらすじ。
蓮がライトに殺られた。そして、ライトが仲間になった。

ブルー「えーとね、言い難いんだけど、」
私がそう言うと、2人は首を傾げた。
ブルー「魔王城って何処にあったっけ?」
2人は凄い呆れた顔で私を見た。
ライト「魔王城は…ここから南東にある…山脈の上…」
山脈の上、という事は、登らなきゃ行けないんだなぁ、と思った。体力はある方だけど、そこまですぐに登れるかどうか、
ライト「あ…だけど…ここから凄く遠いよ…それに…今すぐ行くのもあれだから…力をつけてから行かないと…」
確かにそうだ、このまま行ったらすぐにボコボコだ、それに、力が篭っている水晶も探さなきゃだし、仲間も探さないと、
ムーン「取り敢えず、水晶を探さねぇとな…あ。そーいや、俺。一つあてがあるんだよ。」
ここで情報があるのは嬉しい!ぜひぜひ聞きたい所だ!
ブルー「教えて!」
ムーン「えーと、確か、ブラスティとか言う街で珍しい魔力の篭もった水晶を掛けた大会があるとか、」
大会か、一応今でも力は少しはあるけど、決勝まで残れるかどうか、
あ、そういえば言ってなかったね!実は私は鬼なんだ!
元々別の能力があるんだけど、今は水晶が無いから本当の能力が使えないんだよね、今使える能力は、
妖力を操る能力。
これだけしかないんだ、だからあんまり強力な技は出せない、これで普通の人間は倒せるけど、人間じゃない奴は倒せるかどうか、なんだよねー、
ブルー「まぁ、多分そんな強い奴は出ないと思うし、取り敢えず行ってみよかー!」
ライト「そんな軽いノリで…大丈夫なのかな…」
ムーン「本人がそれでいいならなんも口出ししなくてもいいだろうな。」
そして、私達は大会に出るべく、ブラスティに向かった。

数時間後…

ブルー「やっどづいだぁぁ…」
ずっと歩いてばっっっかりで足がもうクタクタだよ、
ムーン「街に着いたからって休むなよ~。宿屋に行くまでは歩くぞ~。」
ライト「ブルー…頑張って…」
もう歩きたくないけど、、
ブルー「ええい!こうなりゃ焼けじゃ!行ってやる!」
そして私は、無事宿屋に着いた。
ブルー「つ、疲れたァァ、」
もの凄く疲れた。そして、私は椅子に座り、窓の外を見た。街はとても綺麗で、笑い声と笑顔で溢れている。お店も多い。楽しめそうだな!そう思って、私は休憩が終わったから、宿屋を出て少し散歩をした。すると、家と家の隙間から声が聞こえてくる。何だろうと思い、覗いて見たら、そこでは一人の男が大人数の男に殴られていた。私はいてもたってもいられず、そこに飛び込んでいった。
ブルー「あんた達!この人に手を出すのは辞めなさい!!」
そう言うと、男達は、
男A「そいつぁ無理な話だ!そいつは俺らのボスにぶつかってきたんだからな!」
ブルー「だからって、殴る必要ないでしょう!」
男C「なんだよお前!女の癖に!」
男B「お前もこいつと同じ目に合わせてやろうか!」
そう男が言った瞬間、私はブチッと来た。その瞬間、私は意識を失った。

ぼ、僕の名前は達也、さっき殴られてた男です。今、僕を助けてくれてるお姉さんがいます。
男B「お前もこいつと同じ目に合わせてやろうか!」
そう男が言った時、急にお姉さんは静かになってしまった。
男D「あ?こいつ気絶してるんじゃね?w」
男B「マジかよw今のうちに〇そうぜw」
男A「さんせーww」
男共がそう話した瞬間…
ブルー「うるせぇんだよ…てめぇら。」
そうお姉さんが言うと、急に目の前が明るくなって、目をつぶってしまった。そして、次、目を開けたら、男共は気絶していた。
一体…この人は何者なんだ…

次回に続く。
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