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思い込み
「ランスの婚約者はあなたではないと、何度言えばわかるのかしら?」
そう口にしながら、氷のように冷たくも美しい微笑みをたたえたルイーゼ様が部屋の中へと歩みを進める。
リリアーナ様は、ルイーゼ様に向かって振り返ると味方を得たとばかりにニヤリと微笑んだ。
そして、まるで私に虐められたかのように、シナを作ってルイーゼ様に駆け寄る。
「ルイーゼおば様!」
(なんだかつい最近どこかで見たような行動ね……)
「この方がランズベルト様のお側を離れないと、婚約者だと言い張るのですわ! 本当の婚約者であるわたくしを差し置いて。あんまりです! 何か言ってやってください!」
「ええ!? 私、そんなこと一言も……」
私が否定しようと言葉を発した途端、凍てつく笑顔で話を聞いていたルイーゼ様は一転、パァーっと華やぐ音が聞こえそうなほどの笑顔になり、リリアーナ様をしりぞけ、物凄いスピードで私の元へと駆け寄る。
そして、そのまま私の両手をガッシリ掴むと、満面の笑顔で私の名を呼んだ。
「ロベリア様……!」
「は、はい!」
(え!? 何!? なんなの!? この笑顔は一体何を意味しているの!?)
妙な緊張感が漂う中、キラキラと嬉しそうな目をしたルイーゼ様はなぜか身震いをしながら、さらに一歩私の側へと詰め寄る。
「……ついに、ついにランスの婚約者だとお認めになってくださったのね!!! しかも側を離れたくないだなんて!!」
「え、ええ!?」
思いもよらない展開に、思わず後ずさろうとするも、ルイーゼ様の力が意外と強い。
「大丈夫ですわ! 何も心配なさらないで!! 誰も二人を引き離したりなんていたしませんわ!! あなたはずーっとランスの側にいて良いのよ! いえ! むしろ、側にいてちょうだい!!!」
言い切ったルイーゼ様は私の手を握りしめたまま、満足そうに微笑んだ。
「えっと、あの、ルイーゼ様――」
私がルイーゼ様の圧にたじろいでいると、二人の様子を黙って伺っていたリリアーナ様が急に声を上げた。
「ちょ、ちょっと、どういうことですの!? 何をおっしゃっているの、ルイーゼおば様? ランズベルト様の婚約者はこのわたくしよ! お父様だってそうおっしゃったもの!」
一瞬戸惑いを見せたものの、自分が正しいのだと必死にまくし立てる。
すると、先ほどまで私に向けられていたルイーゼ様の笑顔が、再び凍てついたものに変わっていく。
そのまま振り返ったルイーゼ様は、リリアーナ様の前まで進むと、冷たく言い放った。
「リリアーナ。あなたなぜここにいらっしゃるのかしら?」
(そういえば、なぜ私がハーティス公爵邸にいるとわかったのかしら?)
ルイーゼ様の問いかけにリリアーナ様は先ほどまでの勢いはどこへやら、急に口ごもる。
「そ、それはその……昨日王宮の裏門で、ランズベルト様とこの方が、一緒にハーティス家の馬車に乗り込んだのをお見かけして……その……」
ルイーゼ様の顔色をチラチラ伺いながら言葉を選ぶ。
けれど、ルイーゼ様は「それで?」とさらに容赦なく攻め込んでいく。
「気になりましたの! ご一緒に馬車に乗ったというだけでも気になりましたのに、朝になって使いを出しましたら、お客様が滞在されていると、詳しく聞いてもはぐらかされたと言われて……わたくし、我慢ができなくて……」
リリアーナ様が必死に語れば語るほど、ルイーゼ様の凍てついた視線の温度がより下がっていく。
「だって…… 酷いじゃありませんか! わたくしという婚約者がありながら。しかも、よりにもよって、王太子殿下に婚約破棄をされた性悪女だなんて! ランズベルト様のお側にそんな女が寄り付くなんて許せませんわ!」
最後まで言い切ると、キッと私を睨みつけた。
すると、ルイーゼ様は冷たい視線のまま、リリアーナ様に再びあの言葉を投げかけた。
「ですから、ランスの婚約者はあなたではないと、何度言えばわかるのかしら?」
「え!? だって、お父様はわたくしがランズベルト様の婚約者だって、そうハッキリおっしゃいましたわ!」
初めて聞いたと言わんばかりの表情のリリアーナ様に、ルイーゼ様は大きなため息を落とす。
「はあ……あなたのお父様、サハウェイ公爵にも度々お伝えしていましたが、ランズベルトの婚約者にあなたを選ぶことだけは、絶対にあり得ません」
静かに、けれど重たく告げられたその言葉に、リリアーナ様は信じられないものを見たような顔になる。
「わたくしだけは、って一体どういうことですの……? だって、お父様が……わたくしは、ランズベルト様の、彼の婚約者で、ハーティス公爵夫人になるんだって……」
泣きながら小声でそう呟く声が響く中、ルイーゼ様の冷静な言葉が続く。
「確かにあなたたちが幼い頃、そんな話が持ち上がったこともありましたし、持ちかけられたこともありますが、我がハーティス公爵家は全てお断りしております。今回の件も含め、サハウェイ公爵家には抗議文を送らせていただきますわ」
「そんな! ルイーゼおば様!?」
ルイーゼ様の冷たい言葉に、リリアーナ様は縋り付くように駆け寄る。
けれど、ルイーゼ様はそれを許さない。
「サハウェイ公爵令嬢はお帰りだそうよ。馬車の準備を」
使用人たちにそう指示を出すと、泣きじゃくるリリアーナ様を部屋から退出させた。
二人の会話をただ黙って聞いていた私は、リリアーナ様の退場に思わず我に返る。
目の前にいる夫人の満面の笑みに、これからなんとか誤解を解かなければならないと、頭を必死にフル回転させるのだった。
そう口にしながら、氷のように冷たくも美しい微笑みをたたえたルイーゼ様が部屋の中へと歩みを進める。
リリアーナ様は、ルイーゼ様に向かって振り返ると味方を得たとばかりにニヤリと微笑んだ。
そして、まるで私に虐められたかのように、シナを作ってルイーゼ様に駆け寄る。
「ルイーゼおば様!」
(なんだかつい最近どこかで見たような行動ね……)
「この方がランズベルト様のお側を離れないと、婚約者だと言い張るのですわ! 本当の婚約者であるわたくしを差し置いて。あんまりです! 何か言ってやってください!」
「ええ!? 私、そんなこと一言も……」
私が否定しようと言葉を発した途端、凍てつく笑顔で話を聞いていたルイーゼ様は一転、パァーっと華やぐ音が聞こえそうなほどの笑顔になり、リリアーナ様をしりぞけ、物凄いスピードで私の元へと駆け寄る。
そして、そのまま私の両手をガッシリ掴むと、満面の笑顔で私の名を呼んだ。
「ロベリア様……!」
「は、はい!」
(え!? 何!? なんなの!? この笑顔は一体何を意味しているの!?)
妙な緊張感が漂う中、キラキラと嬉しそうな目をしたルイーゼ様はなぜか身震いをしながら、さらに一歩私の側へと詰め寄る。
「……ついに、ついにランスの婚約者だとお認めになってくださったのね!!! しかも側を離れたくないだなんて!!」
「え、ええ!?」
思いもよらない展開に、思わず後ずさろうとするも、ルイーゼ様の力が意外と強い。
「大丈夫ですわ! 何も心配なさらないで!! 誰も二人を引き離したりなんていたしませんわ!! あなたはずーっとランスの側にいて良いのよ! いえ! むしろ、側にいてちょうだい!!!」
言い切ったルイーゼ様は私の手を握りしめたまま、満足そうに微笑んだ。
「えっと、あの、ルイーゼ様――」
私がルイーゼ様の圧にたじろいでいると、二人の様子を黙って伺っていたリリアーナ様が急に声を上げた。
「ちょ、ちょっと、どういうことですの!? 何をおっしゃっているの、ルイーゼおば様? ランズベルト様の婚約者はこのわたくしよ! お父様だってそうおっしゃったもの!」
一瞬戸惑いを見せたものの、自分が正しいのだと必死にまくし立てる。
すると、先ほどまで私に向けられていたルイーゼ様の笑顔が、再び凍てついたものに変わっていく。
そのまま振り返ったルイーゼ様は、リリアーナ様の前まで進むと、冷たく言い放った。
「リリアーナ。あなたなぜここにいらっしゃるのかしら?」
(そういえば、なぜ私がハーティス公爵邸にいるとわかったのかしら?)
ルイーゼ様の問いかけにリリアーナ様は先ほどまでの勢いはどこへやら、急に口ごもる。
「そ、それはその……昨日王宮の裏門で、ランズベルト様とこの方が、一緒にハーティス家の馬車に乗り込んだのをお見かけして……その……」
ルイーゼ様の顔色をチラチラ伺いながら言葉を選ぶ。
けれど、ルイーゼ様は「それで?」とさらに容赦なく攻め込んでいく。
「気になりましたの! ご一緒に馬車に乗ったというだけでも気になりましたのに、朝になって使いを出しましたら、お客様が滞在されていると、詳しく聞いてもはぐらかされたと言われて……わたくし、我慢ができなくて……」
リリアーナ様が必死に語れば語るほど、ルイーゼ様の凍てついた視線の温度がより下がっていく。
「だって…… 酷いじゃありませんか! わたくしという婚約者がありながら。しかも、よりにもよって、王太子殿下に婚約破棄をされた性悪女だなんて! ランズベルト様のお側にそんな女が寄り付くなんて許せませんわ!」
最後まで言い切ると、キッと私を睨みつけた。
すると、ルイーゼ様は冷たい視線のまま、リリアーナ様に再びあの言葉を投げかけた。
「ですから、ランスの婚約者はあなたではないと、何度言えばわかるのかしら?」
「え!? だって、お父様はわたくしがランズベルト様の婚約者だって、そうハッキリおっしゃいましたわ!」
初めて聞いたと言わんばかりの表情のリリアーナ様に、ルイーゼ様は大きなため息を落とす。
「はあ……あなたのお父様、サハウェイ公爵にも度々お伝えしていましたが、ランズベルトの婚約者にあなたを選ぶことだけは、絶対にあり得ません」
静かに、けれど重たく告げられたその言葉に、リリアーナ様は信じられないものを見たような顔になる。
「わたくしだけは、って一体どういうことですの……? だって、お父様が……わたくしは、ランズベルト様の、彼の婚約者で、ハーティス公爵夫人になるんだって……」
泣きながら小声でそう呟く声が響く中、ルイーゼ様の冷静な言葉が続く。
「確かにあなたたちが幼い頃、そんな話が持ち上がったこともありましたし、持ちかけられたこともありますが、我がハーティス公爵家は全てお断りしております。今回の件も含め、サハウェイ公爵家には抗議文を送らせていただきますわ」
「そんな! ルイーゼおば様!?」
ルイーゼ様の冷たい言葉に、リリアーナ様は縋り付くように駆け寄る。
けれど、ルイーゼ様はそれを許さない。
「サハウェイ公爵令嬢はお帰りだそうよ。馬車の準備を」
使用人たちにそう指示を出すと、泣きじゃくるリリアーナ様を部屋から退出させた。
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