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聖女
「――その時です! ロベリア嬢に光属性の覚醒が起き、ケルビン男爵令嬢にあの素晴らしい伝説的な高位の聖魔法の封印を施したのです!! 闇属性と光属性の覚醒の瞬間を垣間見ることができるなど、なんたる幸運! なんたる幸せ!! その上、ロベリア嬢は一瞬にしてこの謁見の間にいる者すべてを浄化するその姿は、まさに聖女!! 私は聖女の誕生をこの目で見たのです!!!!」
どうやら椅子が並べられていたのは、この演説のような講義を受けるためだったらしい……。
物凄いテンションで国王陛下、王妃殿下をはじめ、私たちに力説するノルン辺境伯。
しかも、あの時、魅了や靄に侵されていなかったのは、ノルン師団長とクレリオ様だけということもあり、説明からは、辺境領で幽閉という名の領主業に勤しむクレリオ様と考察に花を咲かせたことが伺えた。
一方ランス様は、なぜかノルン師団長の説明が進むにつれて、どんどん愕然とした表情になっていく。
「……なぜ私はあの時、濃い靄になど包まれていたのでしょう。そんな素晴らしいロベリアの覚醒の瞬間を未来の夫である私が見逃すなんて……!!」
彼の発した「未来の夫」という言葉に頬が熱くなる。
なのに、勝手に盛り上がっている師団長は「照れる必要などありません! あなたはれっきとした聖女なのですから!」などと、明後日の方向の言葉をかけてきた。
(いや違う! そっちじゃない!)
私がそう心の中で全否定した時だった。
謁見室に見知った人物がよく知るかごを携えて入ってきた。
「ヘルマン? そのカゴはもしや……」
「グマー!!」
「クマクマー!!」
カゴから二匹の「くま吉」が飛び出し、私めがけて一目散に飛んでくる。
初めてこの二匹を見た国王陛下と王妃殿下は目を見開き、王妃殿下からは「まあ、可愛らしい」という声が上がった。
私の元まで辿り着いた二匹は、陛下に向かって礼を取る。
「クマ、クママ」
「グ、グマ、グママ」
どうやらルドのほうは少し緊張しているらしい。
微笑ましい様子に思わず見入ってしまいそうになり、慌てて陛下に二匹を紹介した。
「こちらのサファイアの目をした方がリアで、エメラルドの目をした方がルドです」
「ほぉ……リアにルドか……。可愛いな。この二匹は魔法で使役しておるのか?」
ジーッとリアトルドを眺め、名前を口にした後、陛下は意味深な笑みを浮かべながら一瞬ランス様を見た。
またすぐに二匹に視線を戻すと、構造が気になるのか、首をあちこち傾けながら二匹を見る。
「少し変わっているそうなのですが、この二匹は私の聖霊です」
「聖霊か……はて、ノルン師団長。聖霊とは声を発するものなのか? そなたの聖霊は喋った記憶はないのだが……」
「そうなのです!! 普通の聖霊は念話はできても、声を発することはできません! その上、ロベリア嬢の聖霊はしっかり意思疎通ができるような喋り方をするのです!!」
急に話を振られたにもかかわらず、待っていましたとばかりに師団長が答える。
陛下は陛下で、師団長の話を聞きながらも、心はすでにリアとルドへの関心でいっぱいのようで、目を爛々とさせながら二匹に手招きした。
一瞬こちらを振り向いた二匹は、私が頷くと、腹を決めたかのように手を繋いで陛下の元へ飛んでいく。
「クマ! クマクマ!」
「グ、グマ……グマママ……」
どうやらルドは、緊張しいのようだ。
動きまでロボットみたいにぎこちない。
けれど、そんなルドの様子も陛下にとっては可愛いらしく、王妃殿下と二人、手のひらにそれぞれ乗せて、頬を緩めながら眺めている。
幼い頃から婚約者として王宮には通っていたし、舞踏会などでお会いすることはあったけど、こんな陛下たちを私は知らない。
そう思うと、なんだかとても複雑な気持ちになった。
すると突然、陛下が驚きの発言をする。
「ロベリア嬢、私にも一匹聖霊を作ってもらうことはできぬか?」
「……えっとそれは……」
「それはできかねますよ。陛下」
返答に困っていると、私の背後に控えていたランス様が即答する。
「聖霊は動かすために魔力を消費するもの、それも魔術師団の中堅魔術師の半日分の魔力が必要になります。その量を毎日注ぎ続ける状態になるのです」
「そんなに魔力が必要なものなのか……では、無理強いはできんな」
「ご理解いただき、ありがとうございます」
「まあ、特別な聖霊は聖女が連れてこそ、その価値が伝わるというものか……では、ロベリア嬢。そなたを正式に『聖女』として認定する。近日中にお披露目もしよう」
「お披露目!? えっと、それは……」
突然の陛下の提案に思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。
承認されるだけでもザワザワするのに、お披露目なんて……そんな恥ずかしいことはしなくていい!!
そう思っていると、またもやランス様が口を挟む。
「お披露目は善意だけでなく悪意も引き寄せます。神殿などへの報告だけではダメなのでしょうか……。それにあの日この謁見室にいた宰相や大臣たちは既に知っているでしょうから、わざわざお披露目をしなくても問題ないと思うのですが……」
「なるほど……して、本音は?」
「……ロベリアに悪い虫が付きそうで嫌です」
どうやら陛下とランス様は旧知の間柄のようで、さっきから二人の会話が気安い。
不機嫌な顔で答えているのか、ランス様の声が拗ねていてなんだか可愛く思えてしまう。
(というか、ランス様!? 私に悪い虫が付きそうで嫌って……まだ出会っていない相手に嫉妬!? 嬉しいけど、それを陛下に言われると、なんだか複雑な気持ちになるわ……)
拗ねたランス様に陛下が笑い出して、和やかな雰囲気で、なんとかお披露目はなくなった。
ただし、その代わり、定期的に王宮にリアとルドを連れて魔力測定と属性確認に来ることを約束させられた。
どうやら椅子が並べられていたのは、この演説のような講義を受けるためだったらしい……。
物凄いテンションで国王陛下、王妃殿下をはじめ、私たちに力説するノルン辺境伯。
しかも、あの時、魅了や靄に侵されていなかったのは、ノルン師団長とクレリオ様だけということもあり、説明からは、辺境領で幽閉という名の領主業に勤しむクレリオ様と考察に花を咲かせたことが伺えた。
一方ランス様は、なぜかノルン師団長の説明が進むにつれて、どんどん愕然とした表情になっていく。
「……なぜ私はあの時、濃い靄になど包まれていたのでしょう。そんな素晴らしいロベリアの覚醒の瞬間を未来の夫である私が見逃すなんて……!!」
彼の発した「未来の夫」という言葉に頬が熱くなる。
なのに、勝手に盛り上がっている師団長は「照れる必要などありません! あなたはれっきとした聖女なのですから!」などと、明後日の方向の言葉をかけてきた。
(いや違う! そっちじゃない!)
私がそう心の中で全否定した時だった。
謁見室に見知った人物がよく知るかごを携えて入ってきた。
「ヘルマン? そのカゴはもしや……」
「グマー!!」
「クマクマー!!」
カゴから二匹の「くま吉」が飛び出し、私めがけて一目散に飛んでくる。
初めてこの二匹を見た国王陛下と王妃殿下は目を見開き、王妃殿下からは「まあ、可愛らしい」という声が上がった。
私の元まで辿り着いた二匹は、陛下に向かって礼を取る。
「クマ、クママ」
「グ、グマ、グママ」
どうやらルドのほうは少し緊張しているらしい。
微笑ましい様子に思わず見入ってしまいそうになり、慌てて陛下に二匹を紹介した。
「こちらのサファイアの目をした方がリアで、エメラルドの目をした方がルドです」
「ほぉ……リアにルドか……。可愛いな。この二匹は魔法で使役しておるのか?」
ジーッとリアトルドを眺め、名前を口にした後、陛下は意味深な笑みを浮かべながら一瞬ランス様を見た。
またすぐに二匹に視線を戻すと、構造が気になるのか、首をあちこち傾けながら二匹を見る。
「少し変わっているそうなのですが、この二匹は私の聖霊です」
「聖霊か……はて、ノルン師団長。聖霊とは声を発するものなのか? そなたの聖霊は喋った記憶はないのだが……」
「そうなのです!! 普通の聖霊は念話はできても、声を発することはできません! その上、ロベリア嬢の聖霊はしっかり意思疎通ができるような喋り方をするのです!!」
急に話を振られたにもかかわらず、待っていましたとばかりに師団長が答える。
陛下は陛下で、師団長の話を聞きながらも、心はすでにリアとルドへの関心でいっぱいのようで、目を爛々とさせながら二匹に手招きした。
一瞬こちらを振り向いた二匹は、私が頷くと、腹を決めたかのように手を繋いで陛下の元へ飛んでいく。
「クマ! クマクマ!」
「グ、グマ……グマママ……」
どうやらルドは、緊張しいのようだ。
動きまでロボットみたいにぎこちない。
けれど、そんなルドの様子も陛下にとっては可愛いらしく、王妃殿下と二人、手のひらにそれぞれ乗せて、頬を緩めながら眺めている。
幼い頃から婚約者として王宮には通っていたし、舞踏会などでお会いすることはあったけど、こんな陛下たちを私は知らない。
そう思うと、なんだかとても複雑な気持ちになった。
すると突然、陛下が驚きの発言をする。
「ロベリア嬢、私にも一匹聖霊を作ってもらうことはできぬか?」
「……えっとそれは……」
「それはできかねますよ。陛下」
返答に困っていると、私の背後に控えていたランス様が即答する。
「聖霊は動かすために魔力を消費するもの、それも魔術師団の中堅魔術師の半日分の魔力が必要になります。その量を毎日注ぎ続ける状態になるのです」
「そんなに魔力が必要なものなのか……では、無理強いはできんな」
「ご理解いただき、ありがとうございます」
「まあ、特別な聖霊は聖女が連れてこそ、その価値が伝わるというものか……では、ロベリア嬢。そなたを正式に『聖女』として認定する。近日中にお披露目もしよう」
「お披露目!? えっと、それは……」
突然の陛下の提案に思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。
承認されるだけでもザワザワするのに、お披露目なんて……そんな恥ずかしいことはしなくていい!!
そう思っていると、またもやランス様が口を挟む。
「お披露目は善意だけでなく悪意も引き寄せます。神殿などへの報告だけではダメなのでしょうか……。それにあの日この謁見室にいた宰相や大臣たちは既に知っているでしょうから、わざわざお披露目をしなくても問題ないと思うのですが……」
「なるほど……して、本音は?」
「……ロベリアに悪い虫が付きそうで嫌です」
どうやら陛下とランス様は旧知の間柄のようで、さっきから二人の会話が気安い。
不機嫌な顔で答えているのか、ランス様の声が拗ねていてなんだか可愛く思えてしまう。
(というか、ランス様!? 私に悪い虫が付きそうで嫌って……まだ出会っていない相手に嫉妬!? 嬉しいけど、それを陛下に言われると、なんだか複雑な気持ちになるわ……)
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