43 / 100
三章 人形と復讐の行方
43話
しおりを挟む
その建物に入った瞬間、熱気が体を包み込んだ。
奥の溶鉱炉は目が痛くなる程に紅く輝く炎を灯している。
思わず顔をしかめるが、隣のビャクヤは涼し気な顔をしていた。
ウィーヴィルが誇る最大級の鍛冶屋。それがこのグラーフ工房だった。
街の外れ、運河のほとりに建てられたこの鍛冶屋には、かつてより世話になっている。
一時は街を離れていたこともあり、なじみの鍛冶師は俺の顔を見て少しばかり驚いていた。
「ファルクスじゃねえか! えらく久しぶりだな、おい!」
「少し街を離れてたからな。 爺さんも元気そうで何よりだよ」
「聞いたぜ? アーシェの嬢ちゃんと別れたんだってな! なに、女なんて星の数ほどいるってもんだ! 気落ちする必要はねぇぜ? ワシも嫁と結婚する前は随分と……。」
グラーフ工房の鍛冶師、ガスク。高齢だが、その知識と経験で品質の良い武具を生産してくれる。
ただ唯一の欠点は、やたらと無駄な話が長いことである。
ガスクが聞きたくもない話を始めたところで、隣のビャクヤが唐突に口を開いた。
「ふむ、ファルクス。 一つ聞きたいのだが、良いか?」
「あぁ、そうだったな。 こっちはガスク爺さんと言って、俺がこの街に来た時からずっと世話になってる鍛冶師だ。 あの剣聖アーシェの剣を拵えた程の腕前だから、技術は保証する」
剣聖となったアーシェには相応の剣が必要になった。
最初こそ大量生産品を使っていたが、アーシェの実力に耐え切れず歪んだり、折れたりしてしまったのだ。
その為、この工房で一品物を打ってもらったことがある。
あの剣聖の武器を、である。そんな実績があればビャクヤも不安はないだろう。
そう思っていたのだが、ビャクヤは小さく首を横に振って、言った。
「いや、そうではないのだ。 アーシェというのはお主の幼馴染と聞いていたのだが、その実は恋仲だったのか?」
「こっ!? い、いや! 俺達はそういうのじゃない」
「だが、お主と会う者は口を揃えてアーシェ、アーシェと言っている。 本当になにもなかったのか?」
心なしか、ビャクヤの口調が冷たい物に感じるのは気のせいだろうか。
今まではなかった問い詰めるような物言いに気圧されながら、俺とアーシェの関係を説明する。
「勘違いしているみたいだが、俺とアーシェは家族みたいなものだったんだよ。 冒険者になってからも俺とアーシェはふたりで活動してたから、ここの街の人達はそういう風に見てたってだけだ」
「だがお主は成長し、この街に戻った。 求められれば、アーシェの元に戻るのか? 聞かせろ、ファルクス」
「ち、ちょっと待て! ビャクヤ、急にどうしたんだ!?」
今にも掴みかかりそうなビャクヤの勢いに、思わず後ずさる。
そこでようやく彼女も我に返ったのか、灰色の瞳が伏せられる。
「わからぬ。 我輩も、わからぬのだ」
弱々しく、ビャクヤはつぶやいた。
明快な物言いのビャクヤが迷う事は珍しい。
いや、本人でさえその感情がどういった理由で生まれているのか理解していないのかもしれない。
つまり彼女は、俺がアーシェと組みなおすことを危惧しているのだろう。
俺が追い出された原因はレベルが低く、戦いに付いていけないと判断されたからだ。
しかしワイバーンを討伐できるまでに力を付け、レベルも十分に上がった。
そこで今、アーシェに呼び戻されれば、俺が簡単に向こうへ戻るのではないかと心配しているのだ。
アーシェとは家族も同然。その言葉がビャクヤを不安にさせたのかもしれなかった。
だがそこまで最低な男になった覚えはない。
「言っただろ、俺達は相棒だ。 相棒を見捨てて、どこかへ行ったりしない」
「そうか。 ならば、安心だ」
真白な髪を揺らして弱々しく笑うビャクヤに一瞬、心臓が跳ねる。
普段は活発な彼女なだけにこうして脆い一面を見せられるのは、こちらとしても反応に困るものがある。
言葉に困っているといつの間にか無駄話を終わらせたガスクが俺達を見ていた。
この時ほどガスクの口が軽くて助かったと思ったことはない。
「くー! 見ちゃいられねぇぜ! まぁ口出しするだけ無粋ってもんか。 それで、今日はどんな要件だ?」
「あ、あぁ。 実を言うと武器に魔法文字(ルーン)を刻んで欲しいんだ」
その名の通り、武器に刻み込むことで魔法と同じ効果を発現させる。それがルーンだ。
魔法武器が必要になった経緯を説明すると、ガスクは二つ返事で請け負ってくれた。
「構わねぇが、相応の武器と資金が必要だぞ? それにただの武器じゃあ、ルーンの力に耐えきれん」
「それはわかってる。 そこで、これにルーンを刻んで欲しいんだ」
腰に下げていた真新しい武器、ワイバーンの素材を使った武器を取り出しガスクへ渡す。
それを受け取ったガスクは驚いた様子で此方を見返した。
「ワイバーンウェポンか! いつの間にこんな物を手に入れやがったんだ!?」
「色々あってな。 頼めるか?」
「頼めるもなにも、これならルーンを刻むことなんざ簡単だ! それで、どんな効果がお望みだ?」
「依頼を受けて、アストラル系の魔物と戦うかもしれないんだ。 対処できるよう、調整を加えてほしい」
「うーむ、出来なくはないが……前に打ってやった剣は持ってるか?」
「大切に使わせてもらってる。 とはいえ使い過ぎて、ガタが来てるけどな」
大きな鍛冶屋がなかったため、元々使っていた剣を修理する事が出来ていなかった。
そんな状態で無理をさせ続けていればどうなるか、想像するまでもない。
背中の荷物の中から取り出した剣は刃こぼれや刀身の歪みなど、散々な状況だ。
しかしそれを受け取ったガスクは驚くでもなく、状態をチェックすると小さく頷いた。
「こいつにも改良を加えておく。 そっちの嬢ちゃんはどうする? 今なら安くしておくが」
「……では、頼む。 我輩の武器は、ひたすら頑丈にしてくれ」
そう言ってビャクヤもワイバーンの素材を使った薙刀を渡す。
受け取ったガスクはそれらを武器を見て、自信に満ちた笑みを浮かべて、言った。
「じゃあ、数日後にまた来な! 最高の武器を見せてやるぜ!」
奥の溶鉱炉は目が痛くなる程に紅く輝く炎を灯している。
思わず顔をしかめるが、隣のビャクヤは涼し気な顔をしていた。
ウィーヴィルが誇る最大級の鍛冶屋。それがこのグラーフ工房だった。
街の外れ、運河のほとりに建てられたこの鍛冶屋には、かつてより世話になっている。
一時は街を離れていたこともあり、なじみの鍛冶師は俺の顔を見て少しばかり驚いていた。
「ファルクスじゃねえか! えらく久しぶりだな、おい!」
「少し街を離れてたからな。 爺さんも元気そうで何よりだよ」
「聞いたぜ? アーシェの嬢ちゃんと別れたんだってな! なに、女なんて星の数ほどいるってもんだ! 気落ちする必要はねぇぜ? ワシも嫁と結婚する前は随分と……。」
グラーフ工房の鍛冶師、ガスク。高齢だが、その知識と経験で品質の良い武具を生産してくれる。
ただ唯一の欠点は、やたらと無駄な話が長いことである。
ガスクが聞きたくもない話を始めたところで、隣のビャクヤが唐突に口を開いた。
「ふむ、ファルクス。 一つ聞きたいのだが、良いか?」
「あぁ、そうだったな。 こっちはガスク爺さんと言って、俺がこの街に来た時からずっと世話になってる鍛冶師だ。 あの剣聖アーシェの剣を拵えた程の腕前だから、技術は保証する」
剣聖となったアーシェには相応の剣が必要になった。
最初こそ大量生産品を使っていたが、アーシェの実力に耐え切れず歪んだり、折れたりしてしまったのだ。
その為、この工房で一品物を打ってもらったことがある。
あの剣聖の武器を、である。そんな実績があればビャクヤも不安はないだろう。
そう思っていたのだが、ビャクヤは小さく首を横に振って、言った。
「いや、そうではないのだ。 アーシェというのはお主の幼馴染と聞いていたのだが、その実は恋仲だったのか?」
「こっ!? い、いや! 俺達はそういうのじゃない」
「だが、お主と会う者は口を揃えてアーシェ、アーシェと言っている。 本当になにもなかったのか?」
心なしか、ビャクヤの口調が冷たい物に感じるのは気のせいだろうか。
今まではなかった問い詰めるような物言いに気圧されながら、俺とアーシェの関係を説明する。
「勘違いしているみたいだが、俺とアーシェは家族みたいなものだったんだよ。 冒険者になってからも俺とアーシェはふたりで活動してたから、ここの街の人達はそういう風に見てたってだけだ」
「だがお主は成長し、この街に戻った。 求められれば、アーシェの元に戻るのか? 聞かせろ、ファルクス」
「ち、ちょっと待て! ビャクヤ、急にどうしたんだ!?」
今にも掴みかかりそうなビャクヤの勢いに、思わず後ずさる。
そこでようやく彼女も我に返ったのか、灰色の瞳が伏せられる。
「わからぬ。 我輩も、わからぬのだ」
弱々しく、ビャクヤはつぶやいた。
明快な物言いのビャクヤが迷う事は珍しい。
いや、本人でさえその感情がどういった理由で生まれているのか理解していないのかもしれない。
つまり彼女は、俺がアーシェと組みなおすことを危惧しているのだろう。
俺が追い出された原因はレベルが低く、戦いに付いていけないと判断されたからだ。
しかしワイバーンを討伐できるまでに力を付け、レベルも十分に上がった。
そこで今、アーシェに呼び戻されれば、俺が簡単に向こうへ戻るのではないかと心配しているのだ。
アーシェとは家族も同然。その言葉がビャクヤを不安にさせたのかもしれなかった。
だがそこまで最低な男になった覚えはない。
「言っただろ、俺達は相棒だ。 相棒を見捨てて、どこかへ行ったりしない」
「そうか。 ならば、安心だ」
真白な髪を揺らして弱々しく笑うビャクヤに一瞬、心臓が跳ねる。
普段は活発な彼女なだけにこうして脆い一面を見せられるのは、こちらとしても反応に困るものがある。
言葉に困っているといつの間にか無駄話を終わらせたガスクが俺達を見ていた。
この時ほどガスクの口が軽くて助かったと思ったことはない。
「くー! 見ちゃいられねぇぜ! まぁ口出しするだけ無粋ってもんか。 それで、今日はどんな要件だ?」
「あ、あぁ。 実を言うと武器に魔法文字(ルーン)を刻んで欲しいんだ」
その名の通り、武器に刻み込むことで魔法と同じ効果を発現させる。それがルーンだ。
魔法武器が必要になった経緯を説明すると、ガスクは二つ返事で請け負ってくれた。
「構わねぇが、相応の武器と資金が必要だぞ? それにただの武器じゃあ、ルーンの力に耐えきれん」
「それはわかってる。 そこで、これにルーンを刻んで欲しいんだ」
腰に下げていた真新しい武器、ワイバーンの素材を使った武器を取り出しガスクへ渡す。
それを受け取ったガスクは驚いた様子で此方を見返した。
「ワイバーンウェポンか! いつの間にこんな物を手に入れやがったんだ!?」
「色々あってな。 頼めるか?」
「頼めるもなにも、これならルーンを刻むことなんざ簡単だ! それで、どんな効果がお望みだ?」
「依頼を受けて、アストラル系の魔物と戦うかもしれないんだ。 対処できるよう、調整を加えてほしい」
「うーむ、出来なくはないが……前に打ってやった剣は持ってるか?」
「大切に使わせてもらってる。 とはいえ使い過ぎて、ガタが来てるけどな」
大きな鍛冶屋がなかったため、元々使っていた剣を修理する事が出来ていなかった。
そんな状態で無理をさせ続けていればどうなるか、想像するまでもない。
背中の荷物の中から取り出した剣は刃こぼれや刀身の歪みなど、散々な状況だ。
しかしそれを受け取ったガスクは驚くでもなく、状態をチェックすると小さく頷いた。
「こいつにも改良を加えておく。 そっちの嬢ちゃんはどうする? 今なら安くしておくが」
「……では、頼む。 我輩の武器は、ひたすら頑丈にしてくれ」
そう言ってビャクヤもワイバーンの素材を使った薙刀を渡す。
受け取ったガスクはそれらを武器を見て、自信に満ちた笑みを浮かべて、言った。
「じゃあ、数日後にまた来な! 最高の武器を見せてやるぜ!」
0
あなたにおすすめの小説
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる