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四章 虚空を統べる者
68話
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エリスの周囲に倒れる冒険者は、例外なく即死だった。
喉元を切られて、声を上げる暇もなく命を奪われた。
ではビャクヤは?彼女はどうなった?
今は確かめる時間もなく、余裕もない。
ただ目の前には、狂ったように笑い声を上げ続けるハイゼンノード。
絶え間なく耳を打つその声を聞いて、目の前が赤く染まる。
ふつふつと湧き出るどす黒い感情が、頭から徐々に冷静さを奪っていく。
他の感情を食い殺し、肥大化するこの感情を抑えられない。
ふと口の中に鉄の味が広がった。気づけば自分の唇を噛み切っていた。
この感情はあの時と同じだ。
ヴァンクラットと最後に対峙した、あの時と同じだ。
「ちょ、ちょっと! ファルクス! どこに行くのよ!」
どうやら、ひとりでエリスの元へ向かおうとしていたらしい。
咄嗟にそれを止めたのだろう。
アリアは俺の右手をしっかりと握って捕まえていた。
「アリア。 お前には悪いが、この戦いは俺が直接、終わらせる」
「そりゃ願ったり叶ったりね。 それで? あのエリスとかいう化け物じみたゴーレムをどうにか出来る方法が見つかったの?」
「あぁ。 正面から、叩き潰す」
「本気で言ってるなら、貴方を一度叩いて正常に戻す必要がありそうね」
「冗談じゃない。 俺が終わらせる」
アリアは冗談と受け取っているようだった。
だが不思議と体の調子は良かった。
先ほどまでの魔力枯渇の影響も消えている。
残っているのは酷い頭痛と、抑えようのない怒りだけだ。
握られた手を振りほどくためにアリアへ視線を向ける。
すると彼女はなぜか、蒼い大きな目を見開いた。
「貴方、左目が……。」
左目が、どうなっているのか。
自分ではわからないが、きっと普通ではないのだろう。
なぜなら、俺の感情も普通ではなくなっていたのだ。
「俺から奪おうってのか、お前」
仲間を奪われる。
そう考えただけで、目の前が赤く染まる。
殺意が湧き出て、殺すという事に躊躇がなくなる。
もはやハイゼンノードを殺すことしか、頭に残っていなかった。
◆
冒険者達がエリスを破壊しようと試みるていたが、思うような成果は出ていなかった。
それどころか傷ひとつ付けることもできず、犠牲者が増え続けている。
血みどろのエリスを傍に置いたハイゼンノードは、俺の姿を見て再び笑い声を上げた。
「あははは! 君も殺されに来たのかい? そうだろう? そうに違いない! さっきの君の、仲間の様にね!」
安い挑発だ。
もはや話を聞く気はない。
周囲に視線を走らせて、周囲にある武器の数を数える。
そして右手で引き抜いた剣を、標的に向けて転移させた。
凄まじい金属音が鳴り響き、エリスが空中に打ち上げられる。
俺の一撃では流石に傷を付けるのが精いっぱいだ。仕留めるには至らない。
それを理解しているのか、ハイゼンノードが得意げに語りだす。
「そんな攻撃、エリスには通用しないよ! そうさ! そうだとも!」
「そうか? なら、その眼で確かめろ。 くだらない玩具の最後の姿をな」
一撃で仕留められないなら、何度でも攻撃するだけだ。
空中に放り出されたエリスをしり目に、魔法を起動させる。
「多重転移、虚空之檻」
瞬間、数十本の武器がエリスに切っ先を向けた。
短剣。剣。槍。斧。メイス。多種多様の武器が周囲を埋め尽くす。
無念にも散った者。負傷して撤退した者。
そんな者達の残した武器が再び蘇る。
風切羽の様に、刺突に特化した武器ではない。
その多くが一般に流通している武器だ。
だがそれが数十という数で襲い掛かればどうなるか。
俺の魔法で加速された武器が、これだけの数揃えばどうなるか。
聡明なハイゼンノードならば即座に理解できたに違いない。
「や、やめ、やめろぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」
ハイゼンノードの絶叫は、凄まじい金属音にかき消された。
亜音速で飛び交う武器の五月雨を、空中で避ける術はない。
数十の武器が転移を繰り返し、数百、数千の連撃となり、エリスを打ち付ける。
そして数秒も経たずに、エリスに異変が起こる。
数本の武器が強固だったエリスに突き刺さる。
エリスを貫く武器は一瞬ごとに増え続け、そして数秒後。
もはやエリスは原形を留めてはいなかった。
地面に落下したエリスは、体中を貫いた武器によって動く事すらままならない。
だからと言って、手心を加えるつもりは、毛頭ないが。
「砕けろ」
合図と共に、数十本の武器がエリスもろとも地面を穿った。
地面に打ち立てられた様々な武器の下で、エリスがどんな姿になったかなど確かめる必要もない。
「あぁ、あぁぁああああああ!!」
そのハイゼンノードの叫び声を聞けば、容易に判断がつく。
ただエリスを失い戦意を喪失したのか、ハイゼンノードはぶつぶつと何かを呟いたまま動かなくなっていた。
周囲を見てもゴーレムが静止している。主が戦いを止めるよう命令をしたのか、それとも思考を放棄したためか。
冒険者達も怪訝な表情で俺とハイゼンノードを見比べていた。
詳しいことは分からないが、重要なのは勝敗が決したということだ。
ハイゼンノードへと歩み寄り、地面に突き刺さった自分の武器を引き抜く。
地面に散らばったエリスの残骸を抱えて、そのまま動かなくなったハイゼンノードは、逃げる素振りすら見せない。もし見せたとしても、逃がすことは絶対にないが。
つまりハイゼンノードはもう全てを諦めているのだ。この場で自分がどうなるかも理解しているに違いない。
なら無駄に恐怖心を増長させても、意味はないだろう。
「終いだ。 消えろ」
剣を振り上げたその時。
「待つんだ! ファルクス君!」
声に振り返ればパーシヴァルがそこにいた。
傷は完治していないがそれでも一人で歩けるまでには回復した様子だ。
ただ彼もまた、俺の目を見て動揺を隠せずにいた。
「君、その眼は……。 いや、それよりも、少し待ってほしい。 ハイゼンノードには、色々と聞かなければならないことがある」
「お前を殺そうとした相手だ。 この街をここまで破壊した相手だ。 それでもか?」
「それでもだ。 彼には彼なりの、利用価値がある。 それはきっと、『僕達』のこれからの戦いに役立つはずだ」
僕達。つまり冒険者としても、そして使徒としても、ハイゼンノードの技術は利用価値があるという事か。
確かに、ハイゼンノードの魔素への研究成果は、黄昏の使徒と戦う上で役に立つ可能性がある。魔素という存在への理解が深まれば、使徒の真の狙いにも近づけるかもしれない。
そもそもハイゼンノードは使徒ですらない可能性が高い。いや、ほぼ確実に使徒ではないだろう。
アリアの話を信じるなら、ハイゼンノードは研究をするために高額で魔素をどこかから手に入れている様子だった。
使徒ならば自分で魔素を作り出し、研究をする。つまりハイゼンノードは純粋に自分の研究のために魔素を集めていた可能性が高い。それだけでここまで自分の技術に取り込めるだから、そうとうな研究を重ねているに違いない。
その情報があれば、深刻な情報不足な黄昏の使徒との戦いに有利に立てる。
頭では理解している。
しかしこの男は、ビャクヤを――
「ファルクス!」
不安を溶かす声が響く。
弾かれたように、声の元へと視線を向けた。
そこには、肩口に酷い傷を負ったビャクヤが立っていた。
命に支障のある怪我は、していないようだ。
少なくとも見た限りは。
「そうか、なら……。」
怒りで振り上げた剣を、そのまま腰に戻す。
ビャクヤが無事なら、相手を殺す必要もない。
肩から力が抜けて、そして急激に視界が狭まった。
意識が遠のき、立っていることすらままならない。
力が抜け、やけにゆっくりと体が崩れ落ちる。
倒れると自覚した、その時。
暖かな物に受け止められた。
深い闇の中に沈んでいく意識の最中。
心地よい暖かさと、真っ白な髪の毛が目に焼き付いていた。
喉元を切られて、声を上げる暇もなく命を奪われた。
ではビャクヤは?彼女はどうなった?
今は確かめる時間もなく、余裕もない。
ただ目の前には、狂ったように笑い声を上げ続けるハイゼンノード。
絶え間なく耳を打つその声を聞いて、目の前が赤く染まる。
ふつふつと湧き出るどす黒い感情が、頭から徐々に冷静さを奪っていく。
他の感情を食い殺し、肥大化するこの感情を抑えられない。
ふと口の中に鉄の味が広がった。気づけば自分の唇を噛み切っていた。
この感情はあの時と同じだ。
ヴァンクラットと最後に対峙した、あの時と同じだ。
「ちょ、ちょっと! ファルクス! どこに行くのよ!」
どうやら、ひとりでエリスの元へ向かおうとしていたらしい。
咄嗟にそれを止めたのだろう。
アリアは俺の右手をしっかりと握って捕まえていた。
「アリア。 お前には悪いが、この戦いは俺が直接、終わらせる」
「そりゃ願ったり叶ったりね。 それで? あのエリスとかいう化け物じみたゴーレムをどうにか出来る方法が見つかったの?」
「あぁ。 正面から、叩き潰す」
「本気で言ってるなら、貴方を一度叩いて正常に戻す必要がありそうね」
「冗談じゃない。 俺が終わらせる」
アリアは冗談と受け取っているようだった。
だが不思議と体の調子は良かった。
先ほどまでの魔力枯渇の影響も消えている。
残っているのは酷い頭痛と、抑えようのない怒りだけだ。
握られた手を振りほどくためにアリアへ視線を向ける。
すると彼女はなぜか、蒼い大きな目を見開いた。
「貴方、左目が……。」
左目が、どうなっているのか。
自分ではわからないが、きっと普通ではないのだろう。
なぜなら、俺の感情も普通ではなくなっていたのだ。
「俺から奪おうってのか、お前」
仲間を奪われる。
そう考えただけで、目の前が赤く染まる。
殺意が湧き出て、殺すという事に躊躇がなくなる。
もはやハイゼンノードを殺すことしか、頭に残っていなかった。
◆
冒険者達がエリスを破壊しようと試みるていたが、思うような成果は出ていなかった。
それどころか傷ひとつ付けることもできず、犠牲者が増え続けている。
血みどろのエリスを傍に置いたハイゼンノードは、俺の姿を見て再び笑い声を上げた。
「あははは! 君も殺されに来たのかい? そうだろう? そうに違いない! さっきの君の、仲間の様にね!」
安い挑発だ。
もはや話を聞く気はない。
周囲に視線を走らせて、周囲にある武器の数を数える。
そして右手で引き抜いた剣を、標的に向けて転移させた。
凄まじい金属音が鳴り響き、エリスが空中に打ち上げられる。
俺の一撃では流石に傷を付けるのが精いっぱいだ。仕留めるには至らない。
それを理解しているのか、ハイゼンノードが得意げに語りだす。
「そんな攻撃、エリスには通用しないよ! そうさ! そうだとも!」
「そうか? なら、その眼で確かめろ。 くだらない玩具の最後の姿をな」
一撃で仕留められないなら、何度でも攻撃するだけだ。
空中に放り出されたエリスをしり目に、魔法を起動させる。
「多重転移、虚空之檻」
瞬間、数十本の武器がエリスに切っ先を向けた。
短剣。剣。槍。斧。メイス。多種多様の武器が周囲を埋め尽くす。
無念にも散った者。負傷して撤退した者。
そんな者達の残した武器が再び蘇る。
風切羽の様に、刺突に特化した武器ではない。
その多くが一般に流通している武器だ。
だがそれが数十という数で襲い掛かればどうなるか。
俺の魔法で加速された武器が、これだけの数揃えばどうなるか。
聡明なハイゼンノードならば即座に理解できたに違いない。
「や、やめ、やめろぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」
ハイゼンノードの絶叫は、凄まじい金属音にかき消された。
亜音速で飛び交う武器の五月雨を、空中で避ける術はない。
数十の武器が転移を繰り返し、数百、数千の連撃となり、エリスを打ち付ける。
そして数秒も経たずに、エリスに異変が起こる。
数本の武器が強固だったエリスに突き刺さる。
エリスを貫く武器は一瞬ごとに増え続け、そして数秒後。
もはやエリスは原形を留めてはいなかった。
地面に落下したエリスは、体中を貫いた武器によって動く事すらままならない。
だからと言って、手心を加えるつもりは、毛頭ないが。
「砕けろ」
合図と共に、数十本の武器がエリスもろとも地面を穿った。
地面に打ち立てられた様々な武器の下で、エリスがどんな姿になったかなど確かめる必要もない。
「あぁ、あぁぁああああああ!!」
そのハイゼンノードの叫び声を聞けば、容易に判断がつく。
ただエリスを失い戦意を喪失したのか、ハイゼンノードはぶつぶつと何かを呟いたまま動かなくなっていた。
周囲を見てもゴーレムが静止している。主が戦いを止めるよう命令をしたのか、それとも思考を放棄したためか。
冒険者達も怪訝な表情で俺とハイゼンノードを見比べていた。
詳しいことは分からないが、重要なのは勝敗が決したということだ。
ハイゼンノードへと歩み寄り、地面に突き刺さった自分の武器を引き抜く。
地面に散らばったエリスの残骸を抱えて、そのまま動かなくなったハイゼンノードは、逃げる素振りすら見せない。もし見せたとしても、逃がすことは絶対にないが。
つまりハイゼンノードはもう全てを諦めているのだ。この場で自分がどうなるかも理解しているに違いない。
なら無駄に恐怖心を増長させても、意味はないだろう。
「終いだ。 消えろ」
剣を振り上げたその時。
「待つんだ! ファルクス君!」
声に振り返ればパーシヴァルがそこにいた。
傷は完治していないがそれでも一人で歩けるまでには回復した様子だ。
ただ彼もまた、俺の目を見て動揺を隠せずにいた。
「君、その眼は……。 いや、それよりも、少し待ってほしい。 ハイゼンノードには、色々と聞かなければならないことがある」
「お前を殺そうとした相手だ。 この街をここまで破壊した相手だ。 それでもか?」
「それでもだ。 彼には彼なりの、利用価値がある。 それはきっと、『僕達』のこれからの戦いに役立つはずだ」
僕達。つまり冒険者としても、そして使徒としても、ハイゼンノードの技術は利用価値があるという事か。
確かに、ハイゼンノードの魔素への研究成果は、黄昏の使徒と戦う上で役に立つ可能性がある。魔素という存在への理解が深まれば、使徒の真の狙いにも近づけるかもしれない。
そもそもハイゼンノードは使徒ですらない可能性が高い。いや、ほぼ確実に使徒ではないだろう。
アリアの話を信じるなら、ハイゼンノードは研究をするために高額で魔素をどこかから手に入れている様子だった。
使徒ならば自分で魔素を作り出し、研究をする。つまりハイゼンノードは純粋に自分の研究のために魔素を集めていた可能性が高い。それだけでここまで自分の技術に取り込めるだから、そうとうな研究を重ねているに違いない。
その情報があれば、深刻な情報不足な黄昏の使徒との戦いに有利に立てる。
頭では理解している。
しかしこの男は、ビャクヤを――
「ファルクス!」
不安を溶かす声が響く。
弾かれたように、声の元へと視線を向けた。
そこには、肩口に酷い傷を負ったビャクヤが立っていた。
命に支障のある怪我は、していないようだ。
少なくとも見た限りは。
「そうか、なら……。」
怒りで振り上げた剣を、そのまま腰に戻す。
ビャクヤが無事なら、相手を殺す必要もない。
肩から力が抜けて、そして急激に視界が狭まった。
意識が遠のき、立っていることすらままならない。
力が抜け、やけにゆっくりと体が崩れ落ちる。
倒れると自覚した、その時。
暖かな物に受け止められた。
深い闇の中に沈んでいく意識の最中。
心地よい暖かさと、真っ白な髪の毛が目に焼き付いていた。
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