1 / 90
国内編
第1話 転生
しおりを挟む
応援よろしくお願いまします!
伏線盛りだくさんっ!是非最後まで読んで見て下さいっ!
________________________________________________
身体のだるみが消えた。
もう死ぬのか・・・・・・
我が一生に悔いな・・・・・・いやあるわ。誰だよ人生100年時代とか言ったやつ、俺まだ20年しか生きていないぞ。
昔からテレビや新聞で〇〇人が亡くなりましたとか言っていても、「ふーん」とか「へー」とかで終わっていたけど、いざ自分の身に起きてみると結構辛い。
死ぬってこんな感じなんだな・・・・・・
前世の俺は・・・・・・
ってあれ?生前の記憶がない。
名前・・・名前・・・
あれー?何だったかな?
落ち着け、まずは死因から思い出そう。
確か俺こと、20歳の青年Aは・・・・・・
思い出せん。
おい!どーなってんだよ!死因ぐらい教えろよ!
神でも死神でもいいか・・・いや死神はいやだわ。
神様!!!出て来て!
多分なんかのミスで1つ魂がわけわかんない所で浮遊してんだけど!
おーい!
出てきて下さ~い!
・・・・・・
返答なし、清々しいのぐらい返答なし。
めっちゃ静かだ。
おーい!!!
全く返信が無く、そろそろ泣くぞって訴えようとしたその時、何処からか声が聞こえた。
【私を呼んでいるのですか?】
はい、そうです、あなたです。
というかどちら様ですか?
【誰かも分からず聞いたのですか?】
あはは~
と言いつつ、こっちは訳もわからずここでただ浮遊している身にもなってくれと逆ギレした。
【聞こえてますよ。】
まじかよ。聞こえているんかい。
【はい、私はあなたであり、あなたは私ですから。今、何言ってんだよこいつって思った事も全部わかっています。】
バレてんのかよ。いやだってそうでしょ?いきなりそんな風に言われても・・・・・・世間は許してくれやせんよ。
【・・・まぁそれはいいでしょう。結論から言いますと、ここが何処なのかは私にもわかりません。私が誰なのかというと・・・・・・そうですね、あなたのもう一つの人格といった感じでしょうか。】
もう一つの人格・・・・・・
俺が寝静まった後、ゆっくりと起きて、世界を救うために暗躍するもう1人の俺・・・
【いえ、別に世界を救うために暗躍などはしません。第一に、私はあなたが前世で死んだ直後に自分の存在を自覚しました。よって、私は生前のあなたを知りません。また、ここが何処なのかもわかりません。】
使えな。マジで使えな。
もしかしたら俺の方が情報量多いんじゃね?
【・・・・・・】
おいおい怒るなよ。
まぁとりあえずここから脱出する方法を一緒に考えようぜ。
【了解です。】
っと、2人で盛り上がったところまでは良かったが、本当に何もない。上も下もなければ右も左もない。
その日から俺は、このもう1人の自分と永遠にしりとりを行うのだった。
✳︎
そして、長い時間が経過した。
詳しい時間はわからない。でもまぁとりあえずたくさんだ。
下手したら1年近くが経過していたかもしれない。
その間何をやっていたかと言うと、ひたすらもう1人の自分とゲームで遊んだ。
序盤にやっていた『しりとり』だが、俺が忘れていた単語をもう1人の俺は全て知っているわけで、もう1人の俺に毎回ボコボコにされた。もう絶対やらない、って終わるたびに毎回言ってたけど結局リベンジして惨敗した。
全ての俺の攻撃を1秒未満で即答され、解答時間を設けても意味がなかった。
もう1人の俺は、前世で言うところのAIみたいなやつだった。
俺は、なんとか2人が公平にできるゲームを考えてスポーツで模擬戦を行うことにした。
スポーツでの勝負なら、例え行動を読まれたとしても、フィジカルでゴリ押せば勝てると考えたからだ。
当然、そんな考えは甘かった。スポーツでも、アホみたいな動きでボコボコにされた。
そして、何度も何度も負けを繰り返し、気の遠くなるような時間経過して俺は・・・・・・
「おお!生まれたぞ!元気な男の子だ!」
「まぁ可愛い。」
医者だと思われる男性と補佐の看護師が驚きの声を上げる。
やがて、俺は父親と思われる1人の男性の元へと渡された。
「おぉ、初めての息子だ。やったな、エリナ!」
「はい、あなた。名前は何にいたしましょうか。」
「レオルドだ、この子はレオルド・フォン・ハーンブルクだ!」
そう言って、父親だと思われる男に抱き上げられた。
俺は大声で泣きながら、転生してしまった事を自覚した。
✳︎
数ヶ月後
サーマルディア王国
王都ーサーマル
サーマル城城内
「聞いたぞ、ジル。男の子の赤ちゃんが産まれたんだって?」
「あぁ、俺の初めての息子だ。髪の毛の色はエリナと同じ紫色だが、顔は俺に似ている気がする。きっと、強い男になるだろうな。」
「ははは、そんなのまだ分かるわけないだろ?」
ジルと呼ばれた男は、まだ生まれて1年も経っていない息子にそんな事を言うなど、まさに親バカの鏡であった。
「冗談だ、だが息子というものは可愛いな。今まで娘しかいなかったからな、余計に可愛く感じてしまうようだ。」
「そうだな、だが親バカも程々にしろよ、私のようにあんまりくっ付き過ぎて嫌われないようにな、ハハハ」
「アレはお前がしつこすぎるのがいけないんだよ。」
「うぐっ・・・・・・余計な事は言わんでいい。」
自虐ネタで自分で傷ついている友人を笑う。たまに無茶な事をふっかけてくるこいつだが、何故か憎めないのだ。
笑いが収まると、男は最後に本題についつ話した。
「おっと、肝心な事を聞いていなかったなその子は魔力持ちなのか?」
「あぁ、まだ具体的な数値は測っていないが、結構多いと思う。魔法式があるかはわからないが、おそらくあるだろうな。」
「なら、彼が次期当主で決まりだな。」
「あぁ・・・」
レオルドの知らない裏で、密かに話は進んでいた。大陸の西の端にある中規模国サーマルディア王国に新たな英雄が誕生しようとしていた。
ちなみに、その時レオルドは寝る事が仕事という天国のような日々を過ごしていた。
________________________________________
どうでもいい話
本作は内政、戦略要素強めです。
伏線盛りだくさんっ!是非最後まで読んで見て下さいっ!
________________________________________________
身体のだるみが消えた。
もう死ぬのか・・・・・・
我が一生に悔いな・・・・・・いやあるわ。誰だよ人生100年時代とか言ったやつ、俺まだ20年しか生きていないぞ。
昔からテレビや新聞で〇〇人が亡くなりましたとか言っていても、「ふーん」とか「へー」とかで終わっていたけど、いざ自分の身に起きてみると結構辛い。
死ぬってこんな感じなんだな・・・・・・
前世の俺は・・・・・・
ってあれ?生前の記憶がない。
名前・・・名前・・・
あれー?何だったかな?
落ち着け、まずは死因から思い出そう。
確か俺こと、20歳の青年Aは・・・・・・
思い出せん。
おい!どーなってんだよ!死因ぐらい教えろよ!
神でも死神でもいいか・・・いや死神はいやだわ。
神様!!!出て来て!
多分なんかのミスで1つ魂がわけわかんない所で浮遊してんだけど!
おーい!
出てきて下さ~い!
・・・・・・
返答なし、清々しいのぐらい返答なし。
めっちゃ静かだ。
おーい!!!
全く返信が無く、そろそろ泣くぞって訴えようとしたその時、何処からか声が聞こえた。
【私を呼んでいるのですか?】
はい、そうです、あなたです。
というかどちら様ですか?
【誰かも分からず聞いたのですか?】
あはは~
と言いつつ、こっちは訳もわからずここでただ浮遊している身にもなってくれと逆ギレした。
【聞こえてますよ。】
まじかよ。聞こえているんかい。
【はい、私はあなたであり、あなたは私ですから。今、何言ってんだよこいつって思った事も全部わかっています。】
バレてんのかよ。いやだってそうでしょ?いきなりそんな風に言われても・・・・・・世間は許してくれやせんよ。
【・・・まぁそれはいいでしょう。結論から言いますと、ここが何処なのかは私にもわかりません。私が誰なのかというと・・・・・・そうですね、あなたのもう一つの人格といった感じでしょうか。】
もう一つの人格・・・・・・
俺が寝静まった後、ゆっくりと起きて、世界を救うために暗躍するもう1人の俺・・・
【いえ、別に世界を救うために暗躍などはしません。第一に、私はあなたが前世で死んだ直後に自分の存在を自覚しました。よって、私は生前のあなたを知りません。また、ここが何処なのかもわかりません。】
使えな。マジで使えな。
もしかしたら俺の方が情報量多いんじゃね?
【・・・・・・】
おいおい怒るなよ。
まぁとりあえずここから脱出する方法を一緒に考えようぜ。
【了解です。】
っと、2人で盛り上がったところまでは良かったが、本当に何もない。上も下もなければ右も左もない。
その日から俺は、このもう1人の自分と永遠にしりとりを行うのだった。
✳︎
そして、長い時間が経過した。
詳しい時間はわからない。でもまぁとりあえずたくさんだ。
下手したら1年近くが経過していたかもしれない。
その間何をやっていたかと言うと、ひたすらもう1人の自分とゲームで遊んだ。
序盤にやっていた『しりとり』だが、俺が忘れていた単語をもう1人の俺は全て知っているわけで、もう1人の俺に毎回ボコボコにされた。もう絶対やらない、って終わるたびに毎回言ってたけど結局リベンジして惨敗した。
全ての俺の攻撃を1秒未満で即答され、解答時間を設けても意味がなかった。
もう1人の俺は、前世で言うところのAIみたいなやつだった。
俺は、なんとか2人が公平にできるゲームを考えてスポーツで模擬戦を行うことにした。
スポーツでの勝負なら、例え行動を読まれたとしても、フィジカルでゴリ押せば勝てると考えたからだ。
当然、そんな考えは甘かった。スポーツでも、アホみたいな動きでボコボコにされた。
そして、何度も何度も負けを繰り返し、気の遠くなるような時間経過して俺は・・・・・・
「おお!生まれたぞ!元気な男の子だ!」
「まぁ可愛い。」
医者だと思われる男性と補佐の看護師が驚きの声を上げる。
やがて、俺は父親と思われる1人の男性の元へと渡された。
「おぉ、初めての息子だ。やったな、エリナ!」
「はい、あなた。名前は何にいたしましょうか。」
「レオルドだ、この子はレオルド・フォン・ハーンブルクだ!」
そう言って、父親だと思われる男に抱き上げられた。
俺は大声で泣きながら、転生してしまった事を自覚した。
✳︎
数ヶ月後
サーマルディア王国
王都ーサーマル
サーマル城城内
「聞いたぞ、ジル。男の子の赤ちゃんが産まれたんだって?」
「あぁ、俺の初めての息子だ。髪の毛の色はエリナと同じ紫色だが、顔は俺に似ている気がする。きっと、強い男になるだろうな。」
「ははは、そんなのまだ分かるわけないだろ?」
ジルと呼ばれた男は、まだ生まれて1年も経っていない息子にそんな事を言うなど、まさに親バカの鏡であった。
「冗談だ、だが息子というものは可愛いな。今まで娘しかいなかったからな、余計に可愛く感じてしまうようだ。」
「そうだな、だが親バカも程々にしろよ、私のようにあんまりくっ付き過ぎて嫌われないようにな、ハハハ」
「アレはお前がしつこすぎるのがいけないんだよ。」
「うぐっ・・・・・・余計な事は言わんでいい。」
自虐ネタで自分で傷ついている友人を笑う。たまに無茶な事をふっかけてくるこいつだが、何故か憎めないのだ。
笑いが収まると、男は最後に本題についつ話した。
「おっと、肝心な事を聞いていなかったなその子は魔力持ちなのか?」
「あぁ、まだ具体的な数値は測っていないが、結構多いと思う。魔法式があるかはわからないが、おそらくあるだろうな。」
「なら、彼が次期当主で決まりだな。」
「あぁ・・・」
レオルドの知らない裏で、密かに話は進んでいた。大陸の西の端にある中規模国サーマルディア王国に新たな英雄が誕生しようとしていた。
ちなみに、その時レオルドは寝る事が仕事という天国のような日々を過ごしていた。
________________________________________
どうでもいい話
本作は内政、戦略要素強めです。
3
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる