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プロローグ
魔王誕生
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魔王が死んだあの日から350年
とある村の少し変わった家庭に子供が産まれた
「ああ、私の可愛い赤ちゃん…大切に育ててあげますからね」
この女が俺の母親か、感謝しようか
「あ~う~」
ん?声が出ない…そうか!俺今赤ん坊だった!
「あらあら~産んでくれてありがとうって言ってるのかしら~ふふふ」
「あだぶ!」
そうだ!流石だぞ!母よ!…そういえばステータスの確認もしなければな
よし!ステータスオープン!
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
ジルガ・ルシファー
Lv1
HP 9,000,000,000,000/9,000,000,000,000
MP 500,000,000,000/500,000,000,000
力 5,569,288,000
防御6,259,439,000
俊敏5,988,936,000
器用5,425,384,000
精神9,528,428,000
回復10,829,627,000
魔攻17,589,992,000
魔防20,689,889,000
スキル
魔王Lv∞ 不老不死Lv∞ 真実の愛Lv∞ 成長Lv∞
称号
魔王 絶対王者 絶望王 恐怖王 真実を知る者 最強
etc
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦――――
…何だこれ?俺の知っているものの1000倍高いぞ?
「どうしたんですか~?嬉しいことがあったのかな~?」
「あ~」
(不老不死になれた、愛をくれる者がいる、これが喜ばずにいられようか!母よ!)
「そうですか~不老不死に愛ですか~良かったですねー」
(む?聞こえているのか?母よ!)
「聞こえてますよ~それと『お母さん』ですよ!『母』なんで可愛くなぁい~」
(そうか、すまないお母さん!それで質問なのだが今は魔歴何年だ?)
「今は魔歴ではなく新人歴ですよ~新人歴350年です!」
(魔歴ではない?いつから変わったのだ?)
「魔王様が死んだ時に変わったのですよ~」
(やはり魔王は憎まれているのか?)
「聖協会の盲信的信者じゃなければそうでもないし~魔王信者もいるくらいですよ~」
(そうか…む?聖協会?それは元は聖十字協会と言わなかったか?)
「そうですよ~物知りですね~いい子いい子です~」
(そうか、あの馬鹿どもが新しく作り直したというところか、俺が壊してやったのに懲りぬ奴らだ)
「あらあら~物騒ですね~…ゴホッゴホッ」
(む?お母さんよ、よく見ると病と呪いに侵されているではないか)
「そうなんですよ~もう長くないと言われましたね~」
(そうなのか?エリクサーでなんとかなるではないか)
「そんな高価なもの買えませんよ~」
(俺のアイテムボックスの中に沢山あったはずだぞ、それを使ってくれ)
俺はアイテムボックスからエリクサーを取り出した
「あらあら~貰っていいのですか~?」
(産んでくれた恩があるからな、存分に使うといい!)
そう言うと母はエリクサーを飲んだ
「まあまあ、体が軽いわ~ありがとうね~ボクちゃん」
(気にすることではない、そんなもの世界樹の葉と神水があればいくらでも作れるからな、簡単に集まる素材ばかりなのになぜ高価なのだ?)
「今現在その素材を集めることはほぼ不可能ですよ~」
(それは何故?世界樹が枯れたか?神水の泉が蒸発したのか?)
「いえいえ、そのふたつの場所に行くのには途中に凶悪なモンスターがいてそれを倒せないんですよ~」
(モンスター?…ああ!あの犬と鳥であろう?あんな人懐っこくてじゃれて来るモンスターは他にはいないぞ?それをどうして倒そうとするのだ?)
「モンスター達はいきなり噛み付いてきたりするんですよ?攻撃されたのでは無いですか~?」
(はははっ!あ奴らが攻撃するものか、それがじゃれついてきているのだよ)
「そ、そうだったんですね~」
(そういえばお母さんよ、俺の父は何処なのだ?)
「あなたのお父さんはいませんよ」
いきなり目から光が消えた
(う、うむ!そうなのだな、しかしそれだとお母さんの負担が大きいな…よし!あいつを呼ぼう!)
「誰か呼ぶんですか~?」
(うむ!我が配下の古株のひとりで家事等のも出来るやつだぞ!)
(来い!《ベルゼブブ》よ!)
「へ?」
俺が呼んだ瞬間床に魔法陣が浮かび上がり中から一人のハンサムな執事姿の老人が出てきた
『お呼びでしょうか魔王…様?』
(うむ!久しいな!ベルゼブブよ)
『おお!やはり魔王様でしたか、随分とまあお可愛らしい姿になられまして…して、そこの者は何ですかな?』
(俺を産んでくれたお母さんである、このお母さんは俺の育児に忙しいそうなのでお前に家事を頼もうと思ってな!頼んだぞ!)
『なるほど、かしこまりました。貴方様方に最高の暮らしをお届けします』
「あ、あのよろしくお願いします」
(ここは少々ボロいな新しくするか)
『それがよろしいかと』
(ではあいつを呼ばなくてわな!)
『彼奴ですか?』
(そう嫌な顔をするでない、あいつもあいつで面白いやつではないか)
「今度は誰を呼ぶの?」
(マモンだぞ、来い!《マモン》よ!)
先程と同じ魔法陣が浮かび上がりその中から一人の少し眠たそうなラフな格好の少年が現れた
『ん?呼んだー?魔王様~』
(ああ、呼んだぞ!久しいな、マモンよ)
『ぉおー…魔王様ちっちゃ~い、けど前よりも強~い』
(お主には家を建ててもらいたいのだが頼めるか?)
『それなら、昨日完成した家をあげるよ、魔王様の誕生祝い?』
(なんと、どんな家なのだ?)
『えっとね~二階建ての大っきい豪邸みたいな感じ?かな、家の周りにはLv500程度のガーゴイルを設置してみたの、可愛いでしょ?』
(ふむ、俺は良いのだがお母さんが怖がってしまうから他のはないか?)
『だったら外壁をアダマンタイトで、骨ををミスリルで家の中を最高の木材で作った完璧防御の家があるけどそれでいい?』
(おお!それだそれ!お母さんもそれで良いか?)
「お母さん、もう話についていけないからボクちゃんが自由に決めていいわよ~」
(そうであるか、じゃあマモン、それで頼む)
『かしこまり~』
『それじゃあこの隣に設置するけどいい?』
(お母さん、この隣には何も無いな?)
「ええ、大丈夫ですよ~」
(では、頼む)
『おーけ~』
ドンッという音と少しの揺れがあったあと外を見てみると立派な家が建っていた
『魔王様、この大きさを私一人では少々厳しく思います故、彼奴を、レヴィアタンを読んでいただけると嬉しく思います』
(レヴィアタンか?いいぞ、来い!《レヴィアタン》)
三度魔法陣が浮かび上がりその中から一人のメイド姿の女性が出てきた
『お呼びでしょうか魔王様…お可愛らしくなられましたね』
(久しいな、レヴィアタンよ)
『お久しぶりです。で?なぜ私が呼ばれたのでしょうか?貴方様の身の回りのお世話ですね。かしこまりました』
(自問自答してくれてありがとう、そうである、付け加えるなら俺とお母さんの身の回りのお世話だな)
『かしこまりました』
(ベルゼブブと協力して頼むぞ)
『かしこまりました』
「ボクちゃん、そろそろ引っ越すの?それとも家具が揃ってから引っ越すの?」
『家具なら元々ついてるよー』
(では直ぐに引っ越そうではないか)
『『かしこまりました』』
「はーい、お引っ越しですね」
そうして俺たちは引越しを始めたのであった
とある村の少し変わった家庭に子供が産まれた
「ああ、私の可愛い赤ちゃん…大切に育ててあげますからね」
この女が俺の母親か、感謝しようか
「あ~う~」
ん?声が出ない…そうか!俺今赤ん坊だった!
「あらあら~産んでくれてありがとうって言ってるのかしら~ふふふ」
「あだぶ!」
そうだ!流石だぞ!母よ!…そういえばステータスの確認もしなければな
よし!ステータスオープン!
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦
ジルガ・ルシファー
Lv1
HP 9,000,000,000,000/9,000,000,000,000
MP 500,000,000,000/500,000,000,000
力 5,569,288,000
防御6,259,439,000
俊敏5,988,936,000
器用5,425,384,000
精神9,528,428,000
回復10,829,627,000
魔攻17,589,992,000
魔防20,689,889,000
スキル
魔王Lv∞ 不老不死Lv∞ 真実の愛Lv∞ 成長Lv∞
称号
魔王 絶対王者 絶望王 恐怖王 真実を知る者 最強
etc
♦♥♦―――――♦♥♦―――――♦♥♦――――
…何だこれ?俺の知っているものの1000倍高いぞ?
「どうしたんですか~?嬉しいことがあったのかな~?」
「あ~」
(不老不死になれた、愛をくれる者がいる、これが喜ばずにいられようか!母よ!)
「そうですか~不老不死に愛ですか~良かったですねー」
(む?聞こえているのか?母よ!)
「聞こえてますよ~それと『お母さん』ですよ!『母』なんで可愛くなぁい~」
(そうか、すまないお母さん!それで質問なのだが今は魔歴何年だ?)
「今は魔歴ではなく新人歴ですよ~新人歴350年です!」
(魔歴ではない?いつから変わったのだ?)
「魔王様が死んだ時に変わったのですよ~」
(やはり魔王は憎まれているのか?)
「聖協会の盲信的信者じゃなければそうでもないし~魔王信者もいるくらいですよ~」
(そうか…む?聖協会?それは元は聖十字協会と言わなかったか?)
「そうですよ~物知りですね~いい子いい子です~」
(そうか、あの馬鹿どもが新しく作り直したというところか、俺が壊してやったのに懲りぬ奴らだ)
「あらあら~物騒ですね~…ゴホッゴホッ」
(む?お母さんよ、よく見ると病と呪いに侵されているではないか)
「そうなんですよ~もう長くないと言われましたね~」
(そうなのか?エリクサーでなんとかなるではないか)
「そんな高価なもの買えませんよ~」
(俺のアイテムボックスの中に沢山あったはずだぞ、それを使ってくれ)
俺はアイテムボックスからエリクサーを取り出した
「あらあら~貰っていいのですか~?」
(産んでくれた恩があるからな、存分に使うといい!)
そう言うと母はエリクサーを飲んだ
「まあまあ、体が軽いわ~ありがとうね~ボクちゃん」
(気にすることではない、そんなもの世界樹の葉と神水があればいくらでも作れるからな、簡単に集まる素材ばかりなのになぜ高価なのだ?)
「今現在その素材を集めることはほぼ不可能ですよ~」
(それは何故?世界樹が枯れたか?神水の泉が蒸発したのか?)
「いえいえ、そのふたつの場所に行くのには途中に凶悪なモンスターがいてそれを倒せないんですよ~」
(モンスター?…ああ!あの犬と鳥であろう?あんな人懐っこくてじゃれて来るモンスターは他にはいないぞ?それをどうして倒そうとするのだ?)
「モンスター達はいきなり噛み付いてきたりするんですよ?攻撃されたのでは無いですか~?」
(はははっ!あ奴らが攻撃するものか、それがじゃれついてきているのだよ)
「そ、そうだったんですね~」
(そういえばお母さんよ、俺の父は何処なのだ?)
「あなたのお父さんはいませんよ」
いきなり目から光が消えた
(う、うむ!そうなのだな、しかしそれだとお母さんの負担が大きいな…よし!あいつを呼ぼう!)
「誰か呼ぶんですか~?」
(うむ!我が配下の古株のひとりで家事等のも出来るやつだぞ!)
(来い!《ベルゼブブ》よ!)
「へ?」
俺が呼んだ瞬間床に魔法陣が浮かび上がり中から一人のハンサムな執事姿の老人が出てきた
『お呼びでしょうか魔王…様?』
(うむ!久しいな!ベルゼブブよ)
『おお!やはり魔王様でしたか、随分とまあお可愛らしい姿になられまして…して、そこの者は何ですかな?』
(俺を産んでくれたお母さんである、このお母さんは俺の育児に忙しいそうなのでお前に家事を頼もうと思ってな!頼んだぞ!)
『なるほど、かしこまりました。貴方様方に最高の暮らしをお届けします』
「あ、あのよろしくお願いします」
(ここは少々ボロいな新しくするか)
『それがよろしいかと』
(ではあいつを呼ばなくてわな!)
『彼奴ですか?』
(そう嫌な顔をするでない、あいつもあいつで面白いやつではないか)
「今度は誰を呼ぶの?」
(マモンだぞ、来い!《マモン》よ!)
先程と同じ魔法陣が浮かび上がりその中から一人の少し眠たそうなラフな格好の少年が現れた
『ん?呼んだー?魔王様~』
(ああ、呼んだぞ!久しいな、マモンよ)
『ぉおー…魔王様ちっちゃ~い、けど前よりも強~い』
(お主には家を建ててもらいたいのだが頼めるか?)
『それなら、昨日完成した家をあげるよ、魔王様の誕生祝い?』
(なんと、どんな家なのだ?)
『えっとね~二階建ての大っきい豪邸みたいな感じ?かな、家の周りにはLv500程度のガーゴイルを設置してみたの、可愛いでしょ?』
(ふむ、俺は良いのだがお母さんが怖がってしまうから他のはないか?)
『だったら外壁をアダマンタイトで、骨ををミスリルで家の中を最高の木材で作った完璧防御の家があるけどそれでいい?』
(おお!それだそれ!お母さんもそれで良いか?)
「お母さん、もう話についていけないからボクちゃんが自由に決めていいわよ~」
(そうであるか、じゃあマモン、それで頼む)
『かしこまり~』
『それじゃあこの隣に設置するけどいい?』
(お母さん、この隣には何も無いな?)
「ええ、大丈夫ですよ~」
(では、頼む)
『おーけ~』
ドンッという音と少しの揺れがあったあと外を見てみると立派な家が建っていた
『魔王様、この大きさを私一人では少々厳しく思います故、彼奴を、レヴィアタンを読んでいただけると嬉しく思います』
(レヴィアタンか?いいぞ、来い!《レヴィアタン》)
三度魔法陣が浮かび上がりその中から一人のメイド姿の女性が出てきた
『お呼びでしょうか魔王様…お可愛らしくなられましたね』
(久しいな、レヴィアタンよ)
『お久しぶりです。で?なぜ私が呼ばれたのでしょうか?貴方様の身の回りのお世話ですね。かしこまりました』
(自問自答してくれてありがとう、そうである、付け加えるなら俺とお母さんの身の回りのお世話だな)
『かしこまりました』
(ベルゼブブと協力して頼むぞ)
『かしこまりました』
「ボクちゃん、そろそろ引っ越すの?それとも家具が揃ってから引っ越すの?」
『家具なら元々ついてるよー』
(では直ぐに引っ越そうではないか)
『『かしこまりました』』
「はーい、お引っ越しですね」
そうして俺たちは引越しを始めたのであった
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