鈴の結ぶ道に夜明けと共に帰ろう

そう言えば！？

「そう言えば皐月あかねとの関係どうなったの？」とラナが聞いた。

皐月は落ち込んでため息をつく

「ど・どうしたの？」ラナは聞いた。

「朱音を・・抱きしめたりすると逃げられてしまうんだよ・・・・」不満そうに皐月は言った。

「・・・・・・・・」ラナは無語になった。

「話をしてくれるけど・・・キスとか抱きしめると人に見られてるからやめて言われるんだよ」

「知り合いの前で見せつけようとしたりするからじゃ無いの？」

「う・・・・何故それを・・・？！」

「それだと普通に嫌がるよ・・・」ラナは言った。

「嫌がるか・・・・」皐月は言われたのを言い返した。

「さすがに貪欲だと思っていたけど相手のことも考えようよ」ラナは言った。

「ラナ人間の事分かりすぎていないかい？」皐月は聞いた。

「僕は神様の使いになったから色々お勉強もしたんだよ」ラナは言った


「ん・・まあ頭のいい猫もいるしなぁ」皐月は納得した。

「まあ・・・正しくは知識の書物を読んだのもあるけどね」ボソッと言った

「何か言ったか？」と皐月は聞き直した。

「何でも無いと」ラナは言ってごまかして

「それよりも電車がきたよ」とラナは言った。