幼馴染みに殺される!?

設楽 件

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三十二話 喋ること無いので黙食になっています

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 いつも通り僕はソファで寝ました。ただ、寝たのが遅かったので、すぐに朝を迎えることになってしまい寝不足です



 僕は、昨日と同じ起こされ方をされて、今日も朝から不機嫌です

「おはよう。花束を急に渡してくるところが、粋でいいわ」

 毎日、好きな所を言うのをやってくれた。ただ、そんなことより首が痛い

「朝、わざわざ起こしてくれてありがとう。早起きな所が、好きです」

 そのまま、話すことがないので黙って食べる朝食を済ませた。食べ終わる時、昨日言われたことを思い出した

「そういえば、社員から、新婚旅行について聞かれた」

「行かなくていいわ。あなたと行くなら、一人で行かせていただきます」

「二人で行ったことにすればいいだろ?」

「そうね。口裏合わせておきましょうか」

「温泉旅行勧められたから、今度行くことで」

「了解」

 新婚旅行を偽装する二人いるだろうか?
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