アスカニア大陸戦記 英雄の息子たち

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第二章 士官学校

第二章 主要登場人物<アスカニア大陸戦記 第二世代>(※ネタバレ含む)

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(本編:アスカニア大陸戦記 ユニコーンの息子達の主要な登場人物)

 アレキサンダー・ヘーゲル
(アレキサンダー・ヘーゲル・フォン・バレンシュテット)
 騎士ナイト♂ 
 本編の主人公。
 ラインハルトとナナイの次男。バレンシュテット帝国第二皇子。
 女の子のような顔立ちは、ラインハルトよりナナイに似ている。

 金髪で瞳の色はナナイと同じエメラルド。愛称はアレク。
 厳格な父ラインハルトと冷淡な兄ジークフリートが苦手。

 兄妹が多いため、母親からの愛情に飢えており、皇宮のメイドに性的な悪戯を繰り返しては、母ナナイの手を焼かせていた。

 ある日、遂に父親である皇帝ラインハルトからその悪戯を咎められ、罰として士官学校を卒業するまで帝室を示すバレンシュテット姓を名乗ることを禁じられ、平民のアレキサンダー・ヘーゲルとしてバレンシュテット帝国軍 士官学校 平民組へ入学する。

 皇宮に居た頃は気が付いていなかったが、士官学校に入学してからは、常に身の回りの世話を焼き、傍に居てくれる幼馴染のルイーゼに特別な感情を持っている事に気が付き、惹かれていく。

 寂しがり屋の世間知らずだが、仲間想いであり、士官学校での学園生活を通じ、兄ジークフリートを目標として仲間と共に成長していく。



 ルイーゼ・エスターライヒ
 暗殺者アサシン♀ 
 本編のヒロイン。セミロングの亜麻色髪の女の子。
 準貴族である騎士爵家の娘で、アレクと同い年の幼馴染。初恋の人であるアレクに想いを寄せる。
 貴族とは名ばかりで貧しい実家の口減らしのため、幼い頃に皇宮にメイドとして奉公に出された。

 自分を実の娘のように可愛がってくれた皇妃ナナイを慕っている。
 育ての母であるナナイの命により、アレクの護衛 兼 目付役として、士官学校に入学する。

 入学してからは、健気に想い人であるアレクの身の回りの世話をする。
 生真面目な性格のため、小隊の女の子たちから色々とイジられることが多い。

 小隊では、ナタリーと共に率先して炊事を受け持つ。
 アレクの前では可愛い女の子だが、戦闘になると戦士の顔の一面を見せる。



 アルフォンス・オブストラクト
 戦士♂ 
 アレクの相棒。愛称はアル。
 黒い剣士ジカイラと氷の魔女ヒナの長男。黒目黒髪の体躯の良い男。
 伊達と酔狂を信条とする、明るい陽気な厨二病のお調子者。

 両親は革命戦役の英雄で、特に父ジカイラを非常に尊敬しており、
「アルフォンス・オブストラクト・ジカイラ・ジュニア」と名乗っている。

 父ジカイラから「アレキサンダー・ヘーゲルの伴をしろ」と言われ、士官学校に入学する。
 軍用列車でアレクと出会い、以後、アレクと行動を共にする。
 同じ小隊のナタリーに恋心を抱いている。



 ナタリー・チャウデゥリー
 魔法使いメイジ♀ 
 爆炎の大魔導師ハリッシュと大召喚士クリシュナの娘。
 南方出身の褐色の肌をしているプラチナブロンドの髪の琥珀色の美しい瞳した女の子。

 両親は革命戦役の英雄であり、父ハリッシュは帝国魔法科学省長官を務める。
 育ちの良い大人しいお嬢様で、ルイーゼと一緒にいることが多い。

 両親から「アレキサンダー・ヘーゲルの伴をしろ」と言われ、士官学校に入学する。
 軍用列車でアレクと出会い、以後、アレクと行動を共にする。



 エルザ
 剣士♀ 
 獣人ビーストマン三世。
 帝国南部の獣人ビーストマン荒野出身。
 猫のような獣耳と尻尾を持つ獣人ビーストマン三世クォーターの陽気で活発な女の子。
 エルフのナディアとウマが合い、一緒に生真面目な性格のルイーゼをイジることが多い。
 小隊の、お色気&お笑い担当。自称『肉食女子』『子猫のような乙女』。



 トゥルム・ドルジ
 槍術士♂ 
 蜥蜴人リザードマン
 帝国北西部の湖沼地帯出身。一人称は私
 口数は少なく、生魚を食べる。
 戦士の部族であるドルジ一族の出身であり、部族代表として士官学校に招聘されたため、責任感が強く、勉強熱心である。




 ドミトリー・ボグザ
 修道僧♂ 
 ドワーフ 
 帝国北東部の山岳地帯出身。一人称は拙僧。
 スキンヘッドで脳筋の朴念仁。部族代表として士官学校に招聘された。
 悟りを開き、格闘武術を極めるため、日々、研鑽している。



 ナディア・フロレスク
 精霊使い♀
 エルフ
 帝国北東部の森林地帯出身。
 妖精のような美貌と華奢な体格をした女の子。
 獣人ビーストマンのエルザとウマが合い、一緒に生真面目な性格のルイーゼをイジることが多い。
 小隊の、お色気&お笑い担当。自称『ベジタリアンの肉食女子』。




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 ルドルフ・ヘーゲル
 騎士ナイト♂ 

 自分の父親の顔を知らず、未婚の母と母の姉夫婦、祖父の元で育つ。
 周囲から彼の母が『未婚の母』であることをなじられながら育ったため、グレている。

 心無い人達が、ルドルフと彼の母を『淫売』『売女の子』などと罵る度にルドルフは突っ掛かり、頻繁にトラブルを引き起こしていた。

 首席アーク・僧侶プリーストである彼の母は、頑として父親の名前を明かさず『父親は至高にして最強の騎士』とだけルドルフに教えた。
 自分も騎士になって父親を探すため士官学校へ入学。
 
 士官学校に入学してからも、頻繁に周囲とトラブルを起こしている。

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 ジークフリード・ヘーゲル・フォン・バレンシュテット
 上級騎士パラディン♂ 
 ラインハルトとナナイの長男。バレンシュテット帝国 皇太子。愛称はジーク。

 無口でクールだが両極端な性格。愛するものには優しく、敵には冷酷で残忍。
 両親から期待と愛情を一心に受けて育ったため、家族想いで責任感が強い。

 金髪で顔も容姿も性格も父ラインハルトそっくりだが、瞳の色だけが違い、その色は母親のナナイと同じ美しいエメラルドである。

 両親や周囲からの期待に答えるべく禁欲的で、人前では『強者』『支配者』『軍人』として振る舞う一方で、影では必死に懸命に努力している。

 英雄である両親から受け継いだ才能と、懸命な努力の結果、十四歳で帝国最年少の上級騎士パラディンとなり、士官学校では全科目満点で首席。評価は全てA。飛び級で進級した。

 いつまでもナナイに甘えているアレクを冷たく突き放すが、内心では『将来、アレクは自分の右腕に』と考えているため、アレクの成長を目の当たりにすると、本来の優しい顔を見せる。



 ソフィア・ゲキックス
 竜騎士ドラゴンナイト♀ 
 『大陸最強の竜騎士ドラゴンナイト』と名高いアキックス伯爵の孫娘。
 皇太子ジークフリートの正妃候補 兼 護衛。

 燃えているような紅い髪と瞳を持った美少女だが、帝国最年少の竜騎士ドラゴンナイトであり、飛竜ワイバーンに乗って大空を駆り、他の竜騎士ドラゴンナイトを従えて先陣を切るという、その気性は極めて激しく、祖父のアキックス伯爵も手を焼くほどであった。

 皇帝ラインハルトとアキックス伯爵は、アキックス伯爵の孫娘であるソフィアに『護衛という名目で皇太子のジークに引き合わせるので、皇太子妃候補に』と提案すると、気性の激しいソフィアは「女に守られるような、軟弱な男の妃になるつもりはない!」とこれを拒否。

 アキックス伯爵がソフィアをなだめると「私と戦って勝てる男なら、護衛してやる!」と息巻く始末であった。

 アキックス伯爵が直々に剣術の手ほどきをしたソフィアの剣術は相当の腕前で、十四歳で竜騎士ドラゴンナイトになってからは無敗を誇っていた。

 皇帝ラインハルトとアキックス伯爵は、皇太子のジークとソフィアの剣術試合を行い、上級騎士パラディンであるジークが竜騎士ドラゴンナイトのソフィアに勝ち、初めて剣で敗れたソフィアは、自分に勝ったジークに心酔。紳士であり、『強者』『支配者』『軍人』である皇太子ジークの虜になった。

 皇太子のジークと共に飛び級で進級した。
 軟弱なアレクと、卑屈なキャスパーを毛嫌いしている。



 アストリッド・トゥエルブ
 魔法騎士ルーンナイト♀ 
 『神速と速攻の魔法騎士』帝国四魔将ヒマジン伯爵の娘。
 皇太子ジークフリートの第二妃候補 兼 護衛。

 ソフィアとは対照的な、物静かで大人しい澄んだ勿忘草色の髪と瞳の美少女だが、十四才で魔法騎士になった帝国最年少の魔法騎士ルーンナイトである。

 理知的で思慮深く洞察力に優れ、護衛という名目で皇太子妃候補としてジークに引き合わされると、皇太子であるジークが両親と周囲からの期待に応えるため、人前では強者として振る舞いつつ、陰では懸命に努力している事を見抜き、その紳士で禁欲的自己犠牲的な人柄に惚れ込んでジークを深く愛するようになった。

 大人しく優しい性格のため、勝ち気で気性の激しいソフィアに一歩譲っているところがあるが、父親譲りの卓越した剣技と十系統の魔法を使いこなし、皇太子妃候補となったその実力は折り紙付きである。

 皇太子のジークは、ソフィアには『強者』『支配者』として振る舞うが、アストリッドには『弱さ』や『脆さ』を見せる事もある。

 皇太子のジークと共に飛び級で進級した。

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 ヨーイチ・キャスパー三世
 従騎士スクワイヤ ♂ 
 先代キャスパー・ヨーイチ男爵の甥。
 貴族組のボス格。バジリスク小隊隊長。

 オカッパ頭、瓶底眼鏡びんぞこめがね、出っ歯で小柄のネズミのような、神経質な小男で、プライドだけはやたらと高い貴族子弟。

 他の貴族子弟には『自分は皇太子殿下の側近だ』と吹聴し、貴族組のボス格気取りである。

 ヨーイチ男爵家は、革命戦役の際に先代が革命政府側についたため、帝政復活後、『逆賊』として減封処分と転封処分を受けた。

 何とかして『逆賊』の汚名を晴らそうと、皇太子であるジークに腰巾着のように付きまとい、卑屈になって必死に取り入ろうとするが、ジークには、とっくに下心を見透かされ、全く相手にされていない。
 
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