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[R-15]私だけの秘密のノート

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「今日もお疲れ様。こっちおいで」
(佐藤くん、主人公を抱き寄せる)
「なんか、こうやってくっついてるとホッとするね」
(佐藤くん、主人公の顔を覗き込む)
「あれ?なんか顔赤くなってる……。恥ずかしかった?……いいじゃん。俺は君を癒すためにいるんだから、もっと委ねてよ」
(佐藤くん、主人公のほほにキス)
「あ、もっと赤くなった!可愛いー。もっと、しちゃお」
(佐藤くん、何度もキスを繰り返す。キスの場所が、耳や首筋に移動していく)
(主人公「……くすぐったい」)
(佐藤くん、耳元で囁く)
「……くすぐったい……?それだけ?」
(主人公、体がはねる)
「ふふ……、囁いただけで、体が反応しちゃうなんて……。もしかして、家に帰って来る前から期待してた……?」
(主人公「違うって……!」)
「……違うー?でもさ、実は見ちゃったんだ、オレ。あの棚にあったノート」
(主人公「ま、まさか、あの青いやつ……!?」)
「そ。……な~んか色んな事書いてあって面白かったわ」
(佐藤くん、くすっと笑う)
「結構色んな妄想や願望あるんだなぁと思って」
(主人公「人のノート見るなんて酷い!」)
(佐藤くん、耳元で囁く)
「ごねんね……。でもさ、せっかくなんだから、あのノートに書いてあった願望、実現してみない?」
(主人公「じ、実現って……」)
「例えば……、優しく意地悪されたい、とか。一晩中抱かれたい、とか」
(主人公「いちいち言わないでよ!」)
「ふふ、恥ずかしがってる……。でもさ、全部自分で書いたことだろー?」
(主人公「あれは偶然書いただけで……」)
「偶然ねー……。でも、勝手にノート見ちゃったお詫びに願望叶えてやるよ」
(佐藤くん、ベットに主人公を押し倒す)
「ちょっとSっぽい方が好きなんだよなー……、お前」
(主人公、戸惑う「キャラ変わってるよ……?」)
「うん、お前好みになってみた。さて、これからどうしよっかなー。とりあえず、キスしよ」
(佐藤くん、主人公の手に自分の手を絡めながら、キスを始める。囁く)
「……こうやって、手を重ねて、拘束されるのも、お前やってみたかったんだよな」
(主人公「もう、やめてよー」)
(佐藤くん、耳元で囁く)
「やめてって言ってもやめてもらえない、ちょっと意地悪な感じが好きなんだろ?」
(佐藤くん、耳たぶを噛む)
(主人公の体が跳ねる)
「ふふ……。やっぱり反応がいいな。こういう状況本当に好きなんだな」
(佐藤くん、胸を触り始める)
「胸の先が立ってる。(クスッと笑う)可愛いな」
(主人公「もう、いいって……」)
「遠慮すんなって……。お前はいやいや言いながら、気持ちよくなるのが好きなんだから……。よーし、今日はお前の夢を全部叶えてやろう♪」
(主人公「……夢……?」)
「だーかーら、あのノートに書いてあった恥ずかしいこと全部だよ」
(主人公うろたえる)。
(衣擦れの音)
(主人公「だから、それはいいって……!」)
「ふふ……(耳元で)……覚悟しとけよ♪」
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