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[仕事で疲れた方にお薦め]ただお母さんに受け入れてもらう話

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※シチュエーションCD風に書いています。
主人公気分を味わってみて下さい🎵


(疲れて家に帰ってくる主人公)
母「……どうしたの?疲れた顔して」
(主人公「最近、残業続きで疲れちゃって」)
母「あんまり無理しなくていいんだよ。もし体が辛すぎたら、仕事だって体のために休んだっていいし」
(主人公「お母さん、ありがとう……」)
母「じゃあ、私が少しでも楽になるようにしてあげる。こっちおいで」
(母、腕を広げる)
(主人公、母の腕に包まれる)
母「子供の頃はあんまりしてあげられなかったから……。ごめんね。今ならできるから、遠慮しないで……」
(主人公「私、頑張らなくてもいいのかな?」)
母「お前が苦しいなら、頑張らなくていいよ。お前が笑っててくれることが、私の一番の幸せ。幸せになって欲しいと思って産んだんだよ」
(主人公「でも、子供の頃は怒られてばっかりだったなぁ。怖かったよ」)
母「それは、お前のためを思って……。でも、怖がらせていたなら謝るよ……。ごめんなさい」
(主人公「私は居場所が欲しかったんだ。家に居場所がなかったから」)
母「家が居心地悪くてごめんね……。全然、お前のこと考えてやれなかったね」
(母、強く主人公を抱き締める)
(主人公「私、もっと誉めて欲しかった」)
母「ごめんね……。もっと誉めてあげれば良かった。こんなに大事な娘なのに」
(主人公「私、大切にされてる気がしなかったんだ。ずっと虚しかった)
母「そんな思いさせてごめんね……。そんな風に思ってるなんて、知らなかったよ……」
(主人公「寂しかったんだよ……」)
母「そんな思いさせてごめんね……。本当にごめんなさい」
(主人公「私のこと、可愛いって言って」)
母「お前は本当に可愛い娘だよ。世界で一番大事だよ……」
(主人公「ぎゅーってして」)
(母、主人公をぎゅーっと抱き締める)
(主人公「私のこと大事だよね?」)
母「当たり前だよ、ずっと前から大好きだよ。お前が一番可愛いよ。ずっとずっと大事だよ。これからも大切にするよ」
(主人公「そう言ってくれるなら、私もちょっとは安心して生きれる気がする」)
母「何かあったら、何でも言ってね。お母さんは何があってもお前の味方だし、応援してるよ。何があっても大好きだよ」
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