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「桜は綺麗?~あなたは、私の心を動かす、変わってて、どこか魅力的な人……~」
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《あなたは、私の心を動かす、変わってて、どこか魅力的な人……》
(桜並木の中を並んで歩く男女。男は杖をついている)
男「桜の花って綺麗ですね……。この花を見るとあなたを思い出します」
私「……ありがとうございます」
男「このピンクの花びらを見るたびに、あなたの体の部分のどこがピンクなんだろう……と、想いを馳せてしまいますよ……」
私「…………なにを……?」
男「ふふ……、昼間っから刺激の強い話だったかもしれません……。ですが、私は本気で思っているのです。この……美しい桜をみるたびに……ね」
私「桜を……、あなたは見ることが出来ないじゃないですか……」
男「ふふ……、なかなかのことを言いますね、あなたは……。確かに私は目が見えません。
でも、心の目で桜を見ているのです。
……こうして桜の中を歩いて、桜の匂いをかいで、風で枝が揺れている音を聴いていると……。
私の前に桜は現れるのです」
私「…………」
男「つまり、簡単な話です。ボクはあなたに興味がある。好きになるのに、これ以上理由が必要ですか?」
私「あなたのは……、好きというのとは、少し違う気が……」
男「でも、あなただって、あんな風に私が変なことを言ったりするのに、お願いしたら、いつも来てくれるじゃありませんか……?
私に興味あるんでしょう?」
私「……これは……、ただ仕事として……」
男「それでも、あなたの雇い主に事情を言えば他の者を替わりに行かせることも出来るはずでは……?それくらいのことは聞いてもらえるはずです」
私「……私は……、ただ仕事を全うしたいだけで……」
男「仕事……ですか……。(クスクスと笑って)では、そういうことにしておきましょうか……。
そのお陰で、私はあなたに会えるのですからね……」
(桜並木の中を並んで歩く男女。男は杖をついている)
男「桜の花って綺麗ですね……。この花を見るとあなたを思い出します」
私「……ありがとうございます」
男「このピンクの花びらを見るたびに、あなたの体の部分のどこがピンクなんだろう……と、想いを馳せてしまいますよ……」
私「…………なにを……?」
男「ふふ……、昼間っから刺激の強い話だったかもしれません……。ですが、私は本気で思っているのです。この……美しい桜をみるたびに……ね」
私「桜を……、あなたは見ることが出来ないじゃないですか……」
男「ふふ……、なかなかのことを言いますね、あなたは……。確かに私は目が見えません。
でも、心の目で桜を見ているのです。
……こうして桜の中を歩いて、桜の匂いをかいで、風で枝が揺れている音を聴いていると……。
私の前に桜は現れるのです」
私「…………」
男「つまり、簡単な話です。ボクはあなたに興味がある。好きになるのに、これ以上理由が必要ですか?」
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私に興味あるんでしょう?」
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男「仕事……ですか……。(クスクスと笑って)では、そういうことにしておきましょうか……。
そのお陰で、私はあなたに会えるのですからね……」
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