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悪魔祓いと魔女
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建屋が音を立てて燃え落ちていくのを、ロアはマリアを抱えたまま、アンジェラは樹に背を預けながら眺めていた。
「ありがとう、使い魔さん。無事妹との約束を果たすことが出来ましたわ」
「あの仕掛けがなければ厳しかったかもしれないね。君たち姉妹の用意周到さには驚かされたよ」
ロアは自らの首元に目線を落した。
アンジェラは申し訳なさげに苦笑いをする。
「その呪いは本当に、あくまで保険だったのですよ。あの柱は妹が自身の死を予知した後、棺代わりにと作ったものです。私も、屋敷の結界で片足を失う予定でしたから、もう片方がなくなっても、大差ないだろうと。
けれどあの悪魔をあの柱に閉じ込めるには、それ相応に弱らせる必要があった。貴女方はやはり、どうしても必要だったのです」
ロアは大したものだと肩をすくめる。
「君の妹にはきっとこの結末も見えていたんだろうね」
「……ええ、本当に。なんだか、私ひとりが感傷に浸って損をした気分ですわ。あの子ったら、ここに閉じこもる最期のときも、涙を見せなかったんですもの」
アンジェラの黒い瞳は揺れる炎を映し、寂しげに目を伏せた。
そうしていると、ロアの腕の中のマリアが目を覚ました。
「……、ロア?」
「おはようマリア。全部終わったよ。腕は大丈夫? 頭は打ってない?」
「? ?」
マリアは栗色の瞳をしばしぱちくりとさせ、それからようやく状況を把握する。
自身が気を失っている間にことが終わっていること、人前でロアに抱きかかえられているという現状にいたたまれなくなったのか、顔を隠すように俯いて、ただ一言。
「……おろしてください」
「えー」
マリアは羞恥で頬を染めたまま、ほんの少し潤んだ瞳で目いっぱいロアを睨む。
「そんな可愛い顔されたら余計に下ろしたくなくなるなあぶッ」
マリアの石頭を顎に食らい、ロアはしぶしぶマリアを地に下ろした。
「やっぱり仲良しさんね」
冷やかすようなアンジェラの言葉がマリアに追い打ちをかけ、マリアはふたりから少し距離をとった。
「?」
轟々と燃え盛る炎の中に、マリアは異物を見つける。
炎に焼かれながらもしっかりと立方体をとどめている箱があるのだ。
「あれ、何だろうね」
マリアの視線に気づいたロアは、危ないですよと言ったマリアの制止を無視して炎に近づく。
ロアはその箱を蹴って転がし炎の外に出した。
「あ、それ……」
アンジェラが何か言いかける前に
「!」
ばん、と箱が勢いよく開き、ロアとマリアは思わず身構える。
しかし、箱から出てきたのは、ばね仕掛けの道化師の人形だった。
「なにこれ、びっくり箱……?」
ロアがあっけにとられている間、アンジェラは道化師の人形が手に持っている紙切れに気付く。
はらりと紙が風に乗り、アンジェラの目の前に舞い降りてきた。
「……」
紙切れには、アンジェラのよく知った字で文章がつづられていた。
『お姉ちゃんへ
びっくり箱、驚いてくれた? 悪魔の討伐成功、おめでとう。
今頃頭の固いお姉ちゃんは私のこと、最期まで薄情で変わった妹なんて思っている頃だろうから弁明しておきます。
私が死を予期しても悲しくなかったのは、来世の未来も視えていたから。
私は生まれ変わってもまた、お姉ちゃんに会いに行きます。
何年かかっても、絶対に絶対に会いに行くから、それまでちゃんと、寂しがらずに待っていてね。
――貴女の可愛い妹、ステラより』
手紙の文字は丁寧だったが、明らかに小刻みに震えていた。
ところどころ、雫がしたたり落ちたようにインクも滲んでいる。
自身の死を予知することが、怖くないはずがない。
それでもステラは最後まで気丈に、奔放な奇人を演じきった。
アトリエに結界を張る姉が罪悪感を覚えぬよう、必死に明るく振る舞ったのだ。
「ああ……。ああ、ばかね、わたし」
扉を閉ざした後、彼女はきっと、ひとりで泣いていたに違いない。
アンジェラの瞳に、熱い涙が一気に溢れた。
「寂しがるな、なんて、無理よ、そんなの。
分かってるくせに」
『お姉ちゃんは私がいなくなっても寂しくないの!』
『寂しいわよ』
即答した。
今でもそう。
失ったことを理解してもなお、アンジェラは妹の幻影(かげ)を追い求めている。
「ステラ、さびしい、寂しいの、私をひとりにしないで……! ステラ……!」
大粒の涙をこぼしながら、アンジェラは炎に向かって泣き叫ぶ。
今まで押し殺してきた感情を吐き出すように。
「…………」
ロアとマリアは、そんな彼女をただ見つめていることしかできなかった。
赤い火の粉が、夜空の星になるように散っていく。
星が、綺麗な夜だった。
** *
「……昨夜は、取り乱してしまってごめんなさいね。妹がまさかあんな手紙を残してるなんて知らなかったから。それに、貴女達を騙した形になってしまってごめんなさい」
翌朝。シーラー家の客間にて。
昨夜の一件で割れた窓ガラスから心地よい風が入る中、まだ赤い目元を恥ずかしげに伏せながら、アンジェラが静かに言った。
対面に座るマリアも、頭を下げる。
「いえ。私も早計だったのです。悪魔祓いは本来、見返りを求めてはならないものです。
……アンジェラさんはこれからどうするんですか?」
「ここにいますわ。あんなこと書かれたら、待っていないといけないじゃない? といってもこの脚では不便だから、メイドさんをひとりぐらい、雇わないといけないけれど」
そう言ってから、彼女は悪戯に、にこりと笑った。
「よかったら聖女様、そんな血なまぐさい仕事はやめて、このまま私の屋敷のメイドになってくださらない? 貴女なら大歓迎よ」
マリアが口を開く前に、ロアがぐい、と彼女の肩に手をやって抱き寄せた。
「マリアはうちのメイドですから、駄目です」
「ロア、」
「あ」
マリアに睨まれて、ロアは思わず口を押える。
マリアがロアの女中である、ということはロアの身分を隠すために、あえて言わないでおいたことをすっかり忘れてしまっていたのだ。
アンジェラは黒い瞳を丸くしている。それからぷっと吹き出した。
「立ち居振る舞いから高貴な方とはお見受けしていましたけど、使い魔さんもいろいろと大変ですのね。
私、他人のものを奪うほど愚かではありませんし、口外はいたしません。その代わり……」
「シーラー家の特異能力のことは教会には秘し、本件については最低限の報告にとどめます。
困ったことがあれば私の名前を出してください。力になります」
マリアの言葉に、アンジェラはありがとうと頭を下げた。
「私に予知能力はないけれど、貴女方の幸福な未来を心から祈っていますわ」
「ありがとう、使い魔さん。無事妹との約束を果たすことが出来ましたわ」
「あの仕掛けがなければ厳しかったかもしれないね。君たち姉妹の用意周到さには驚かされたよ」
ロアは自らの首元に目線を落した。
アンジェラは申し訳なさげに苦笑いをする。
「その呪いは本当に、あくまで保険だったのですよ。あの柱は妹が自身の死を予知した後、棺代わりにと作ったものです。私も、屋敷の結界で片足を失う予定でしたから、もう片方がなくなっても、大差ないだろうと。
けれどあの悪魔をあの柱に閉じ込めるには、それ相応に弱らせる必要があった。貴女方はやはり、どうしても必要だったのです」
ロアは大したものだと肩をすくめる。
「君の妹にはきっとこの結末も見えていたんだろうね」
「……ええ、本当に。なんだか、私ひとりが感傷に浸って損をした気分ですわ。あの子ったら、ここに閉じこもる最期のときも、涙を見せなかったんですもの」
アンジェラの黒い瞳は揺れる炎を映し、寂しげに目を伏せた。
そうしていると、ロアの腕の中のマリアが目を覚ました。
「……、ロア?」
「おはようマリア。全部終わったよ。腕は大丈夫? 頭は打ってない?」
「? ?」
マリアは栗色の瞳をしばしぱちくりとさせ、それからようやく状況を把握する。
自身が気を失っている間にことが終わっていること、人前でロアに抱きかかえられているという現状にいたたまれなくなったのか、顔を隠すように俯いて、ただ一言。
「……おろしてください」
「えー」
マリアは羞恥で頬を染めたまま、ほんの少し潤んだ瞳で目いっぱいロアを睨む。
「そんな可愛い顔されたら余計に下ろしたくなくなるなあぶッ」
マリアの石頭を顎に食らい、ロアはしぶしぶマリアを地に下ろした。
「やっぱり仲良しさんね」
冷やかすようなアンジェラの言葉がマリアに追い打ちをかけ、マリアはふたりから少し距離をとった。
「?」
轟々と燃え盛る炎の中に、マリアは異物を見つける。
炎に焼かれながらもしっかりと立方体をとどめている箱があるのだ。
「あれ、何だろうね」
マリアの視線に気づいたロアは、危ないですよと言ったマリアの制止を無視して炎に近づく。
ロアはその箱を蹴って転がし炎の外に出した。
「あ、それ……」
アンジェラが何か言いかける前に
「!」
ばん、と箱が勢いよく開き、ロアとマリアは思わず身構える。
しかし、箱から出てきたのは、ばね仕掛けの道化師の人形だった。
「なにこれ、びっくり箱……?」
ロアがあっけにとられている間、アンジェラは道化師の人形が手に持っている紙切れに気付く。
はらりと紙が風に乗り、アンジェラの目の前に舞い降りてきた。
「……」
紙切れには、アンジェラのよく知った字で文章がつづられていた。
『お姉ちゃんへ
びっくり箱、驚いてくれた? 悪魔の討伐成功、おめでとう。
今頃頭の固いお姉ちゃんは私のこと、最期まで薄情で変わった妹なんて思っている頃だろうから弁明しておきます。
私が死を予期しても悲しくなかったのは、来世の未来も視えていたから。
私は生まれ変わってもまた、お姉ちゃんに会いに行きます。
何年かかっても、絶対に絶対に会いに行くから、それまでちゃんと、寂しがらずに待っていてね。
――貴女の可愛い妹、ステラより』
手紙の文字は丁寧だったが、明らかに小刻みに震えていた。
ところどころ、雫がしたたり落ちたようにインクも滲んでいる。
自身の死を予知することが、怖くないはずがない。
それでもステラは最後まで気丈に、奔放な奇人を演じきった。
アトリエに結界を張る姉が罪悪感を覚えぬよう、必死に明るく振る舞ったのだ。
「ああ……。ああ、ばかね、わたし」
扉を閉ざした後、彼女はきっと、ひとりで泣いていたに違いない。
アンジェラの瞳に、熱い涙が一気に溢れた。
「寂しがるな、なんて、無理よ、そんなの。
分かってるくせに」
『お姉ちゃんは私がいなくなっても寂しくないの!』
『寂しいわよ』
即答した。
今でもそう。
失ったことを理解してもなお、アンジェラは妹の幻影(かげ)を追い求めている。
「ステラ、さびしい、寂しいの、私をひとりにしないで……! ステラ……!」
大粒の涙をこぼしながら、アンジェラは炎に向かって泣き叫ぶ。
今まで押し殺してきた感情を吐き出すように。
「…………」
ロアとマリアは、そんな彼女をただ見つめていることしかできなかった。
赤い火の粉が、夜空の星になるように散っていく。
星が、綺麗な夜だった。
** *
「……昨夜は、取り乱してしまってごめんなさいね。妹がまさかあんな手紙を残してるなんて知らなかったから。それに、貴女達を騙した形になってしまってごめんなさい」
翌朝。シーラー家の客間にて。
昨夜の一件で割れた窓ガラスから心地よい風が入る中、まだ赤い目元を恥ずかしげに伏せながら、アンジェラが静かに言った。
対面に座るマリアも、頭を下げる。
「いえ。私も早計だったのです。悪魔祓いは本来、見返りを求めてはならないものです。
……アンジェラさんはこれからどうするんですか?」
「ここにいますわ。あんなこと書かれたら、待っていないといけないじゃない? といってもこの脚では不便だから、メイドさんをひとりぐらい、雇わないといけないけれど」
そう言ってから、彼女は悪戯に、にこりと笑った。
「よかったら聖女様、そんな血なまぐさい仕事はやめて、このまま私の屋敷のメイドになってくださらない? 貴女なら大歓迎よ」
マリアが口を開く前に、ロアがぐい、と彼女の肩に手をやって抱き寄せた。
「マリアはうちのメイドですから、駄目です」
「ロア、」
「あ」
マリアに睨まれて、ロアは思わず口を押える。
マリアがロアの女中である、ということはロアの身分を隠すために、あえて言わないでおいたことをすっかり忘れてしまっていたのだ。
アンジェラは黒い瞳を丸くしている。それからぷっと吹き出した。
「立ち居振る舞いから高貴な方とはお見受けしていましたけど、使い魔さんもいろいろと大変ですのね。
私、他人のものを奪うほど愚かではありませんし、口外はいたしません。その代わり……」
「シーラー家の特異能力のことは教会には秘し、本件については最低限の報告にとどめます。
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