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いつの間にかソファに真夜を縫いとめるように覆い被さって、幾度も幾度も唇を食みながら、私服のカットソーの上から一昨日事故的に抓んでしまった胸の粒を親指の腹で潰してやれば、びくんと背を震わせた。
布地の上から揉み潰し続けていたそこが次第に芯を持って硬くなり布地越しでも勃ち上がっているのがわかる。
唇の交接を解いてカットソーごと胸に吸い付いてやれば、たちまち綻んで濡れた唇から「んっ……」と、この間も聴いたやたら腰にクる声を漏らすから。
もっと声が聴きたくて布地の上から尖った突起を歯で甘噛みしながら片手は指でいたずらしてやれば、真夜が堪えきれないみたいに眉根を寄せた。
「っ……宇大くん……も、直接触って……?」
ブラウンの瞳が悦楽で潤んでいる様は酷くそそられるものがあったが、俺にだけは吸い込まれるような黒曜石の瞳を、本当の真夜を見せて欲しくて。
「真夜……コンタクト外せ」
「……ん? 気持ちくて動けない……」
そう呟いた真夜の下腹を見遣ると、キスと胸への愛撫だけで既に反応を示しているのがわかった。
果たして、それを見てしまった時、俺は自身が萎えてしまわないだろうかという不安をまだ拭いきれているわけではない。
だが――。
今は率直に言って、真夜が欲しい。
俺は真夜から身体を起こしてバッグを取って手渡してやると、中からコンタクトケースを取り出した真夜が、まるで人が変わったかのように儚げなブラウンの瞳から漆黒の瞳を曝け出した。
それはまるで手慣れた美青年が初心な美少年へ変化したように稚く濡れていて、先の行為が欲しいのだと目顔で催促してくるから。
首筋に噛みつきながらカットソーの裾をゆっくりまくり上げていけば、白皙の肌からそこだけは別物のように淡く彩られている二つの飾りが露わになった。
ぷくりと主張している粒は布地の上からの刺激で少しだけ粟立っていて、真夜の胸で喘ぐ鼓動に合わせて何か熟した果実のように甘ったるそうな色をしていて。
その甘い香りに誘われるまま唇で吸い付き、片側を揉んでやれば、女性のような膨らみもないはずなのにやけに手のひらに馴染んで、不思議と男だという違和感も覚えなかった。
桜色のアクセントを唇と指で責め立てていけば、真夜はもう言葉を失ったみたいに微かな吐息と喘ぎ声だけを吐き出し続けた。
(やばいな……男だってことを忘れそうだ)
布地の上から揉み潰し続けていたそこが次第に芯を持って硬くなり布地越しでも勃ち上がっているのがわかる。
唇の交接を解いてカットソーごと胸に吸い付いてやれば、たちまち綻んで濡れた唇から「んっ……」と、この間も聴いたやたら腰にクる声を漏らすから。
もっと声が聴きたくて布地の上から尖った突起を歯で甘噛みしながら片手は指でいたずらしてやれば、真夜が堪えきれないみたいに眉根を寄せた。
「っ……宇大くん……も、直接触って……?」
ブラウンの瞳が悦楽で潤んでいる様は酷くそそられるものがあったが、俺にだけは吸い込まれるような黒曜石の瞳を、本当の真夜を見せて欲しくて。
「真夜……コンタクト外せ」
「……ん? 気持ちくて動けない……」
そう呟いた真夜の下腹を見遣ると、キスと胸への愛撫だけで既に反応を示しているのがわかった。
果たして、それを見てしまった時、俺は自身が萎えてしまわないだろうかという不安をまだ拭いきれているわけではない。
だが――。
今は率直に言って、真夜が欲しい。
俺は真夜から身体を起こしてバッグを取って手渡してやると、中からコンタクトケースを取り出した真夜が、まるで人が変わったかのように儚げなブラウンの瞳から漆黒の瞳を曝け出した。
それはまるで手慣れた美青年が初心な美少年へ変化したように稚く濡れていて、先の行為が欲しいのだと目顔で催促してくるから。
首筋に噛みつきながらカットソーの裾をゆっくりまくり上げていけば、白皙の肌からそこだけは別物のように淡く彩られている二つの飾りが露わになった。
ぷくりと主張している粒は布地の上からの刺激で少しだけ粟立っていて、真夜の胸で喘ぐ鼓動に合わせて何か熟した果実のように甘ったるそうな色をしていて。
その甘い香りに誘われるまま唇で吸い付き、片側を揉んでやれば、女性のような膨らみもないはずなのにやけに手のひらに馴染んで、不思議と男だという違和感も覚えなかった。
桜色のアクセントを唇と指で責め立てていけば、真夜はもう言葉を失ったみたいに微かな吐息と喘ぎ声だけを吐き出し続けた。
(やばいな……男だってことを忘れそうだ)
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