その火遊び危険につき~ガチで惚れたら火傷した模様~

ちろる

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「ねっ! 俺、宇大うたくんとエッチなことするからちゃんとシャワー浴びて待ってた!」

(コイツの明け透けなところは本当に変わらんな……)

 思わず苦笑すると、シャワーに入ってほこほこと温かく清涼なシャンプーの香りがする真夜まやを横抱きに抱え上げてやるとびっくりしたように「宇大くん!?」と瞳をまたたかせた。

「俺たち新婚なんだろ? ベッドまで運ばせろ」

 真夜が嬉しそうに俺の首に腕を絡めてくるから、戯れのようなキスを落としながらそっと寝室のドアを開けて、ふかふかしたベッドの上に身体を横たえてやる。

「ね、もうキスで唇噛まないでよ? 超痛かったんだから」

 唇を尖らせる真夜に「悪かった」と言いながら、優しくそれを塞ぎ、喉奥までもくすぐるように舌を忍ばせると「ぅ、んっ」と鼻にかかった声が聴こえた。

 何度も深さと角度を変え、上唇と下唇を交互にみ、マウントを取ろうと積極的に侵入してくる舌を己の口腔で迎え撃ち、返り討ちにしてやれば、怯んだように退く舌を強引に引きずり出して吸い尽くしてやる。

    唾液を交換しながら、荒い呼吸を本能に忠実に纏わせたまま互いの衣服をやや性急に脱がし合えば、身体がじわじわと熱を帯びていく。

 服を脱がし合う衣擦きぬずれの音、ベッドのスプリングが軋む音、重なった唇から聞こえる濡れた音、かすかに漏れ出る微弱な吐息の音。

 それら全てに性感を煽られて、中途半端に四肢に絡まった衣服を剥ぎ取る時間すら惜しく、露わになった部分から逸るように互いの素肌に手のひらを這わせ合い、情動的に求め合う。

 口接を解かないまま真夜が俺の胸の突起をゆるゆると撫でさするから、一瞬だけ唇を放して「少し我慢しろ」と囁けば、「ちぇっ、ケチ」と呟くから、『うるさい』とばかりに無言で頬まで吸い上げるように唇を覆ってやる。

 刺激に応えるように真夜の水源は溢れ、やがて咥内こうないに留めておけなくなった体液が口端からしたたり始めるので、呼吸も唾液も全て奪うように強く唇をすすり上げてやれば、わずかに聴こえた苦しそうなうめき声に総毛立つほど支配欲が満たされた。
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